10 / 61
1章
グリフォン陥落作戦
しおりを挟む
「キャー!この猫さん、可愛いですね!」
「ニャ!?」
「グリフォンか。グリフォンはないが…低レベルのワイバーンと交戦したことならある。ギリギリの戦いだったが、なんとか勝つことができた」
ハリムが青髪に隠れた耳を掻きながらそう言った。ブライガーと戯れてるアリサさんについては触れないでおこう。いやちょっと待って
「マジか!?ハリムさんすげぇ!」
俺はグリフォン討伐作戦のために強力な助っ人としてハリムとアリサを呼んできた。そしてその助っ人はかなりの腕前だったようで、なんとこの2人だけでワイバーンと戦って勝ったことがあるらしい。強すぎるだろ!!
そしてそのハリムさんが戦っても倒せなかったのが…
「ファラク、お前ってやばかったんだな!」
「ゴォォー!」
かつて俺たちを苦しめたファラクだ。敵のときだとどいつもこいつも凶暴で恐ろしい存在にしか見えないが、仲間になるととてもかわいい。性格も丸くなってる気がする。
「それにしてもこの短期間で逃げちゃった砂漠鰐を見つけて仲間にしたんですねー凄いです!」
ポニーテールを揺らしながらそう褒めてくれるのはいいんだけど、嘘をついてることに対しての罪悪感が凄いからやめて欲しい。
「敵対してるときは恐ろしかったのに今は従順で素直な奴だよ。ねぇ?」
「ゴォ!ゴォ!」
ファラクが嬉しそうに肯定する。
さて、話を戻そう。グリフォンとワイバーンは今までのヒトクイチョウ、カイリキホークと違って陸上の魔物ではほとんど太刀打ちできない。
グリフォンが陸上に降り立つことはほとんどない。グリフォンは寝るときですら飛行しながら寝ているのだ。ごく稀に陸上を歩いていることもあるが、グリフォンは嗅覚も敏感だ。生物が近寄ればすぐに飛行を始める。
ワイバーンは寝る時などは普通に陸上に降り立つ。しかし、彼らの巣に、だが。
巣は渓谷にあることが多く、基本的に複数体のワイバーンがいる。ワイバーンが寝ているときを奇襲しようにも一撃で倒さなければ飛んで逃げられるし、たとえ一撃で倒せたとしても他のワイバーンが目覚めてしまうだろう。
陸上生物でも工夫しまくれば勝てないことはないが、それをするより対空戦力を用意した方が楽だし確実なのだ。
「そのためにこの2人を呼んできたんだけどな」
ハリムは凄腕の弓の使い手だ。彼は5本同時に矢を飛ばす【スキル:ブレイクボウ】をよく使う。ブレイクボウは1本1本が絶大な威力を誇っているそうだ。基本的に陸上生物と比べて体力の少ない飛行生物には効果抜群なのだ。
「はいはい、私です!」
アリサはほぼ全ての属性の魔法を使えるそうだがその中でも岩を飛ばす投石魔法の技術が優れているらしい。他には、火球を飛ばしたり凍てつく氷の射線を放つこともできるんだとか。ちなみに、この2人に報酬の話をしようとしたら速攻でいらないと拒否された。なんてお人好しなんだろうか、どこぞのホームレスにも見習って欲しいところである。
そして俺たちの仲間の…
「ツク!」 「ヒュロロー!」
キジクジャクとアルタイルだ。キジクジャクは攻撃力は低いが体力が高く、動きも素早い。この前のファラク戦ではファラクにとどめを刺した活躍を見せている。頼れる仲間の一人だ。アルタイルはまだ新入りで実戦経験はほとんどない…しかし、その攻撃力の高さは折り紙つきだ。そして本人曰く自分の持っているウルトラダイアを使った攻撃もできるらしい。すご。
この4人の仲間をメインにグリフォンと戦うことにする。護衛として陸上生物のみなさんも出しておくので他の魔物に邪魔されることもないだろう。
俺たちは、アオの熱探知レーダーをもとにグリフォンの元に向かう。すると…
「レベル41か」
オアシスのすぐそばに、グリフォンはいた。
本当はレベル30代がよかったのだが、妥協範囲ではある。こいつにしよう。
「ハリムさんとアリサさん、そしてキジクジャクとアルタイルは戦闘の準備をしてくれ、俺に一つやりたいことがある」
「何をするつもりなのだミナト殿?」
「ヒュロ?」
ハリムとアルタイルが2人同時疑問を投げかけてくる。まあ、声に出さないだけで他の2人も同じく疑問に思っているとは思うが…
「ファラクの飛びかかりで奇襲攻撃ができないか確かめてみたいんだ」
そう、いくらグリフォンがずっと飛行することができるからといって遥か上空にいるわけではない。グリフォンだって餌を探すために陸上付近まで寄って来る。それなら、ファラクの飛びかかり攻撃でも届くかもしれない。
「ブライガーなら確実に届くんだけど、それだと匂いでバレちゃうからね」
地面に潜って獲物に飛びかかる砂漠鰐は、決して自分の匂いを出さない。それは、ファラクも同じだ。
「確かにそれが成功したらかなり楽になりますね、試してみる価値はありそうです!」
「ツクツク!」
俺はグリフォンにバレないようにこっそりファラクを出し、地面に潜ってグリフォンの元まで移動し、飛びかかり攻撃をするように指示した。ファラクはそれを了承し、地面を移動しながら少しずつグリフォンに向かっていった。
「クァ!?クァー!!」
グリフォンが異変に気づいて空へと逃げようとする、だがそれより先に
「ゴォォー!!!!」
ファラクの飛びかかり攻撃がグリフォンを襲う!
グリフォンは飛びかかり攻撃を喰らった。だが幸い、直前に空へと少し上昇していたため、致命傷は免れたようだ。それでも数値で例えると3割くらいは奴の体力を削れたはずだ。
「今だ!総攻撃!」
2羽のハンターがグリフォンの元へと飛んでいき、魔法と矢がどんどん放たれていく。
「クェ!クェー!」
グリフォンの攻撃手段は3つある。1つは、噛みつき攻撃。2つ目は、蹴り飛ばし攻撃。そして3つ目は、風の刃である。
グリフォンは羽ばたくことで風の刃を生成することができ、それを相手にぶつけるのだ。
風の刃にはある程度の防御力貫通効果がある。そこまで威力が高いわけではないが、連射してくるので何発も当たると危険だ。
「キジクジャクが良い感じに相手の注意を引けているな」
素早さが、体力が高い代わりに攻撃力が低いキジクジャクがグリフォンを挑発し、グリフォンの怒りを買っている。そのため、攻撃力は高いが体力と素早さが低いカイリキホークに全く攻撃が届いていない。
「ハリムとアリサも流石だな」
味方に1発も攻撃を当てないという神業をさっきから見せているのだ。フレンドリーファイアしないかと思って相談したが大丈夫だと自信満々に言われたが、まさか本当だったとは。
「この調子なら勝てる…!」
野次馬の魔物たちをオリオンやブライガーで蹴散らしながら、そう確信したときだった。アオとファラクが突然、
「シャアアアア!!!!」
「ゴォォー!!!!」
「ぐふ!」
「痛いです!」
無理矢理俺とハリム、アリサを伏せさせたのだ。何が起こったんだ?アオとファラクはかなり焦っている様子だった。この2体に当てはまることは砂漠出身の魔物であること。その魔物たちだけが知っている、"脅威"?
その問いに答えを出す前に飛んできたのは、火球だった。
「ガァァァァァァァ!!!」
この騒ぎに乗じて、ワイバーンがやってきたのである。
「ニャ!?」
「グリフォンか。グリフォンはないが…低レベルのワイバーンと交戦したことならある。ギリギリの戦いだったが、なんとか勝つことができた」
ハリムが青髪に隠れた耳を掻きながらそう言った。ブライガーと戯れてるアリサさんについては触れないでおこう。いやちょっと待って
「マジか!?ハリムさんすげぇ!」
俺はグリフォン討伐作戦のために強力な助っ人としてハリムとアリサを呼んできた。そしてその助っ人はかなりの腕前だったようで、なんとこの2人だけでワイバーンと戦って勝ったことがあるらしい。強すぎるだろ!!
そしてそのハリムさんが戦っても倒せなかったのが…
「ファラク、お前ってやばかったんだな!」
「ゴォォー!」
かつて俺たちを苦しめたファラクだ。敵のときだとどいつもこいつも凶暴で恐ろしい存在にしか見えないが、仲間になるととてもかわいい。性格も丸くなってる気がする。
「それにしてもこの短期間で逃げちゃった砂漠鰐を見つけて仲間にしたんですねー凄いです!」
ポニーテールを揺らしながらそう褒めてくれるのはいいんだけど、嘘をついてることに対しての罪悪感が凄いからやめて欲しい。
「敵対してるときは恐ろしかったのに今は従順で素直な奴だよ。ねぇ?」
「ゴォ!ゴォ!」
ファラクが嬉しそうに肯定する。
さて、話を戻そう。グリフォンとワイバーンは今までのヒトクイチョウ、カイリキホークと違って陸上の魔物ではほとんど太刀打ちできない。
グリフォンが陸上に降り立つことはほとんどない。グリフォンは寝るときですら飛行しながら寝ているのだ。ごく稀に陸上を歩いていることもあるが、グリフォンは嗅覚も敏感だ。生物が近寄ればすぐに飛行を始める。
ワイバーンは寝る時などは普通に陸上に降り立つ。しかし、彼らの巣に、だが。
巣は渓谷にあることが多く、基本的に複数体のワイバーンがいる。ワイバーンが寝ているときを奇襲しようにも一撃で倒さなければ飛んで逃げられるし、たとえ一撃で倒せたとしても他のワイバーンが目覚めてしまうだろう。
陸上生物でも工夫しまくれば勝てないことはないが、それをするより対空戦力を用意した方が楽だし確実なのだ。
「そのためにこの2人を呼んできたんだけどな」
ハリムは凄腕の弓の使い手だ。彼は5本同時に矢を飛ばす【スキル:ブレイクボウ】をよく使う。ブレイクボウは1本1本が絶大な威力を誇っているそうだ。基本的に陸上生物と比べて体力の少ない飛行生物には効果抜群なのだ。
「はいはい、私です!」
アリサはほぼ全ての属性の魔法を使えるそうだがその中でも岩を飛ばす投石魔法の技術が優れているらしい。他には、火球を飛ばしたり凍てつく氷の射線を放つこともできるんだとか。ちなみに、この2人に報酬の話をしようとしたら速攻でいらないと拒否された。なんてお人好しなんだろうか、どこぞのホームレスにも見習って欲しいところである。
そして俺たちの仲間の…
「ツク!」 「ヒュロロー!」
キジクジャクとアルタイルだ。キジクジャクは攻撃力は低いが体力が高く、動きも素早い。この前のファラク戦ではファラクにとどめを刺した活躍を見せている。頼れる仲間の一人だ。アルタイルはまだ新入りで実戦経験はほとんどない…しかし、その攻撃力の高さは折り紙つきだ。そして本人曰く自分の持っているウルトラダイアを使った攻撃もできるらしい。すご。
この4人の仲間をメインにグリフォンと戦うことにする。護衛として陸上生物のみなさんも出しておくので他の魔物に邪魔されることもないだろう。
俺たちは、アオの熱探知レーダーをもとにグリフォンの元に向かう。すると…
「レベル41か」
オアシスのすぐそばに、グリフォンはいた。
本当はレベル30代がよかったのだが、妥協範囲ではある。こいつにしよう。
「ハリムさんとアリサさん、そしてキジクジャクとアルタイルは戦闘の準備をしてくれ、俺に一つやりたいことがある」
「何をするつもりなのだミナト殿?」
「ヒュロ?」
ハリムとアルタイルが2人同時疑問を投げかけてくる。まあ、声に出さないだけで他の2人も同じく疑問に思っているとは思うが…
「ファラクの飛びかかりで奇襲攻撃ができないか確かめてみたいんだ」
そう、いくらグリフォンがずっと飛行することができるからといって遥か上空にいるわけではない。グリフォンだって餌を探すために陸上付近まで寄って来る。それなら、ファラクの飛びかかり攻撃でも届くかもしれない。
「ブライガーなら確実に届くんだけど、それだと匂いでバレちゃうからね」
地面に潜って獲物に飛びかかる砂漠鰐は、決して自分の匂いを出さない。それは、ファラクも同じだ。
「確かにそれが成功したらかなり楽になりますね、試してみる価値はありそうです!」
「ツクツク!」
俺はグリフォンにバレないようにこっそりファラクを出し、地面に潜ってグリフォンの元まで移動し、飛びかかり攻撃をするように指示した。ファラクはそれを了承し、地面を移動しながら少しずつグリフォンに向かっていった。
「クァ!?クァー!!」
グリフォンが異変に気づいて空へと逃げようとする、だがそれより先に
「ゴォォー!!!!」
ファラクの飛びかかり攻撃がグリフォンを襲う!
グリフォンは飛びかかり攻撃を喰らった。だが幸い、直前に空へと少し上昇していたため、致命傷は免れたようだ。それでも数値で例えると3割くらいは奴の体力を削れたはずだ。
「今だ!総攻撃!」
2羽のハンターがグリフォンの元へと飛んでいき、魔法と矢がどんどん放たれていく。
「クェ!クェー!」
グリフォンの攻撃手段は3つある。1つは、噛みつき攻撃。2つ目は、蹴り飛ばし攻撃。そして3つ目は、風の刃である。
グリフォンは羽ばたくことで風の刃を生成することができ、それを相手にぶつけるのだ。
風の刃にはある程度の防御力貫通効果がある。そこまで威力が高いわけではないが、連射してくるので何発も当たると危険だ。
「キジクジャクが良い感じに相手の注意を引けているな」
素早さが、体力が高い代わりに攻撃力が低いキジクジャクがグリフォンを挑発し、グリフォンの怒りを買っている。そのため、攻撃力は高いが体力と素早さが低いカイリキホークに全く攻撃が届いていない。
「ハリムとアリサも流石だな」
味方に1発も攻撃を当てないという神業をさっきから見せているのだ。フレンドリーファイアしないかと思って相談したが大丈夫だと自信満々に言われたが、まさか本当だったとは。
「この調子なら勝てる…!」
野次馬の魔物たちをオリオンやブライガーで蹴散らしながら、そう確信したときだった。アオとファラクが突然、
「シャアアアア!!!!」
「ゴォォー!!!!」
「ぐふ!」
「痛いです!」
無理矢理俺とハリム、アリサを伏せさせたのだ。何が起こったんだ?アオとファラクはかなり焦っている様子だった。この2体に当てはまることは砂漠出身の魔物であること。その魔物たちだけが知っている、"脅威"?
その問いに答えを出す前に飛んできたのは、火球だった。
「ガァァァァァァァ!!!」
この騒ぎに乗じて、ワイバーンがやってきたのである。
0
お気に入りに追加
89
あなたにおすすめの小説
転移想像 ~理想郷を再現するために頑張ります~
すなる
ファンタジー
ゼネコン勤務のサラリーマンが祖父の遺品を整理している中で突如異世界に転移してしまう。
若き日の祖父が言い残した言葉に導かれ、未知の世界で奮闘する物語。
魔法が存在する異世界で常識にとらわれず想像力を武器に無双する。
人間はもちろん、獣人や亜人、エルフ、神、魔族など10以上の種族と魔物も存在する世界で
出会った仲間達とともにどんな種族でも平和に暮らせる街づくりを目指し奮闘する。
その中で図らずも世界の真実を解き明かしていく。
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。
俺だけ成長限界を突破して強くなる~『成長率鈍化』は外れスキルだと馬鹿にされてきたけど、実は成長限界を突破できるチートスキルでした~
つくも
ファンタジー
Fランク冒険者エルクは外れスキルと言われる固有スキル『成長率鈍化』を持っていた。
このスキルはレベルもスキルレベルも成長効率が鈍化してしまう、ただの外れスキルだと馬鹿にされてきた。
しかし、このスキルには可能性があったのだ。成長効率が悪い代わりに、上限とされてきたレベル『99』スキルレベル『50』の上限を超える事ができた。
地道に剣技のスキルを鍛え続けてきたエルクが、上限である『50』を突破した時。
今まで馬鹿にされてきたエルクの快進撃が始まるのであった。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる