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提案:ターコイズのナイト
しおりを挟む[ グリーントルマリンのナイト ]
酔ったクラリスは楽しそうに話す。
話し相手が欲しかったのかもしれない。
同じ能力を持った人と会話ができることがうれしかったのかもしれない。
どうやら彼女のいた国はイリスの国から北側にある国らしい。
イリス「この国には何をしに?」
クラリス「探し物を頼まれて」
イリス「そう」
たぶんイリスとクラリスの目的は同じなのかもしれない
ルナ「他にはどんな石を持ってるの?」
クラリス「ん?今日のはターフェアイトで、あとは・・・ターコイズとグリーンのトルマリンかな」
ルナ「ターコイズ?」
イリス「トルコ石でわかる?水色の石なんだけどね」
ルナ「へぇ・・・」
シエル「ここらでは見ないかな・・・アクセサリーでみかけるくらい」
ルナ「トルマリンってこのまえシエルも使ったやつ?」
シエル「私のはパライバで少し水色っぽい感じかな・・・」
クラリス「水色?」
シエル「ライトブルーだね、この国だとウォーターブルーっていうんだけどね・・・」
イリス「水の色か・・・透明?」
ルナ「透明だね」
クラリス「ははは」
なんとなく楽しそうだ
クラリス「イリスは強い石は何かある?」
イリス「強い石?・・・なんだろう?トパーズかスフェーンかな・・・」
クラリス「明日私の子達と勝負しない?」
イリス「勝負?」
クラリス「賭けとかはなしで他の人がレフリーでトレーニング的な・・・」
イリス「はぁ」
クラリス「え?」
シエル「え?」
クラリス「しないのこっちの人って」
シエル「初めて聞いたかも」
イリス「私も」
クラリス「魔法の錬成の耐久力と石の子達のトレーニング・・・しないんだ?」
シエル「こっちの国だと召喚と錬金術は機密扱いなんだよね・・・」
クラリス「え?」
イリス「まぁ、この街の人のいないところがあれば・・・かな」
シエル「そうだね・・・見たいきはするし、そういわれると自分もやってみたいかな・・・ね」
ルナ「うん」
クラリス「じゃ、そういうことで」
嬉しそうだ
4人で宿に戻る
「おやすみ」
ルナ「どう思う?」
シエル「どうかな・・・どこまで信用していいのか」
ルナ「だよね・・・」
シエル「トレーニングすると何か変わるのかな?」
ルナ「どうかな・・・ターフェアイトの子は強そうだった?」
シエル「召喚と錬金術だと魔力のタイプが違うからな・・・」
ルナ「そうなんだ」
シエル「まぁ、いい勉強にはなるかもね・・・」
[ ターコイズのナイト ]
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