宝石の召喚師

Kanzashi

文字の大きさ
上 下
16 / 19

エルフの錬金術師:ターフェアイトのナイト

しおりを挟む

[ エルフの錬金術師:クラリス ]


大きな街の図書館で複雑な顔をしながら

イリスが「宝石の錬金術師」を読むのはもう少し先の話。

朝、イリスと合流して朝食を食べる。

街を散歩しながら服を買った

馬車に乗って移動を始める

馬車にはほかにもう一人女の子が乗っていた

フードをかぶっている

イリスに東の国のことをきいてみた

街のこととか食事のこと

この国とは少しだけ文化が違うらしい

言葉はほとんど同じだけど・・・方言のような不思議な言葉はお互いにあるらしい

会話をしているともう一人の乗客がこちらを向くような気がした

馬車が止まる

外を見るとモンスターが2匹

道をふさいでいた

フードをかぶった女の子がため息をつきながら馬車をおりる

薄い紫色の石を取り出して魔法陣を発動させる

錬金術師だろうか?

槍を持った少女が合われてモンスターを追い払う

アメジストではなさそう・・・ターフェアイトだろうか?

横でイリスがつぶやいていた

シエル「ありがとう」

少女「・・・あぁ、まぁ・・・」

不愛想なんだな・・・

馬車が走りだす

イリス「いまの子はターフェアイト?」

少女「うん」

会話はそれで終わってしまう。

イリス「あなたも錬金術師?」

少女「あなたも?」

イリス「そう」

フードを外してこちらを見る

耳が長い・・・エルフだろうか?

イリスが名乗ると少女はクラリスと名乗った

行先は同じらいし

エルフだと・・・少女に見えるだけ・・・か

あまり会話するつもりはないらしい

小さな町に着いた

宿に向かう

部屋を取って散歩する

少し肌寒い気がした

店に入って食事をする

ルナ「あの子エルフかな?」

イリス「この国だと珍しい?」

シエル「そうだね・・・」

ルナ「ルビーのエルフで初めて見たかな・・・」

イリス「そうなんだ」

お見せにクラリスが入ってくる

イリスが手を振る

クラリスが首をかしげている

イリス「一緒にどう?、モンスターを追い払ってくれたお礼に」

クラリス「そう」

1つ開いていたイスに座る

シエル「ビールでいい?」

クラリス「うん」

見た目には合わない気がする

4人で乾杯する

一緒に食事をしながら1杯目をあけると

2杯目を注文した

クラリスの顔が赤い

酔ったのだろうか?

昼間の彼女とは打って変わって話だした

酔っているらしい

酔っ払いのエルフ・・・見た目が子供だから不思議な感じがする。


[ ターフェアイトのナイト ]
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

天境のナイチンゲール

秋澤えで
児童書・童話
兄さん、兄さん、こんな天国の島と地上の境で何してるんだい?兄さんみたいないい人そうなのは天国の島へと行けるだろう?……なるほど、泣くことができないのか、それはよくない。涙は神様からの贈り物だ。それじゃあ一つこのナイチンゲールが兄さんから涙をいただこう。可哀想で滑稽で憐れな話だ。どんな人でなしでも咽び泣く!まあ誰にもまだ話したことのないことだけど。まあいいや、一つ聞いてくれないか。たった一人で墓地にいる、幼い墓守の話さ――――

知ったかぶりのヤマネコと森の落としもの

あしたてレナ
児童書・童話
ある日、森で見つけた落としもの。 動物たちはそれがだれの落としものなのか話し合います。 さまざまな意見が出ましたが、きっとそれはお星さまの落としもの。 知ったかぶりのヤマネコとこわがりのネズミ、食いしんぼうのイノシシが、困難に立ち向かいながら星の元へと落としものをとどける旅に出ます。 全9話。 ※初めての児童文学となりますゆえ、温かく見守っていただけましたら幸いです。

フラワーキャッチャー

東山未怜
児童書・童話
春、中学1年生の恵梨は登校中、車に轢かれそうになったところを転校生・咲也(さくや)に突き飛ばされて助けられる。 実は咲也は花が絶滅した魔法界に花を甦らせるため、人の心に咲く花を集めに人間界にやってきた、「フラワーキャッチャー」だった。 けれど助けられたときに、咲也の力は恵梨に移ってしまった。 これからは恵梨が咲也の代わりに、人の心の花を集めることが使命だと告げられる。   恵梨は魔法のペンダントを預けられ、戸惑いながらもフラワーキャッチャーとしてがんばりはじめる。 お目付け役のハチドリ・ブルーベルと、ケンカしつつも共に行動しながら。 クラスメートの女子・真希は、恵梨の親友だったものの、なぜか小学4年生のあるときから恵梨に冷たくなった。さらには、咲也と親しげな恵梨をライバル視する。 合唱祭のピアノ伴奏に決まった恵梨の友人・奏子(そうこ)は、飼い猫が死んだ悲しみからピアノが弾けなくなってしまって……。 児童向けのドキワクな現代ファンタジーを、お楽しみいただけたら♪

しずかのうみで

村井なお
児童書・童話
小学五年生の双子姉弟がつむぐ神道系ファンタジー。 春休みの始まる前の日、息長しずかは神気を見る力に目覚めた。 しずかは双子の弟・のどかと二人、琵琶湖のほとりに立つ姫神神社へと連れて行かれる。 そして叔母・息長みちるのもと、二人は神仕えとしての修行を始めることになるのだった。

トウシューズにはキャラメルひとつぶ

白妙スイ@書籍&電子書籍発刊!
児童書・童話
白鳥 莉瀬(しらとり りぜ)はバレエが大好きな中学一年生。 小学四年生からバレエを習いはじめたのでほかの子よりずいぶん遅いスタートであったが、持ち前の前向きさと努力で同い年の子たちより下のクラスであるものの、着実に実力をつけていっている。 あるとき、ひょんなことからバレエ教室の先生である、乙津(おつ)先生の息子で中学二年生の乙津 隼斗(おつ はやと)と知り合いになる。 隼斗は陸上部に所属しており、一位を取ることより自分の実力を磨くことのほうが好きな性格。 莉瀬は自分と似ている部分を見いだして、隼斗と仲良くなると共に、だんだん惹かれていく。 バレエと陸上、打ちこむことは違っても、頑張る姿が好きだから。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ホントのキモチ!

望月くらげ
児童書・童話
中学二年生の凜の学校には人気者の双子、樹と蒼がいる。 樹は女子に、蒼は男子に大人気。凜も樹に片思いをしていた。 けれど、大人しい凜は樹に挨拶すら自分からはできずにいた。 放課後の教室で一人きりでいる樹と出会った凜は勢いから告白してしまう。 樹からの返事は「俺も好きだった」というものだった。 けれど、凜が樹だと思って告白したのは、蒼だった……! 今さら間違いだったと言えず蒼と付き合うことになるが――。 ホントのキモチを伝えることができないふたり(さんにん?)の ドキドキもだもだ学園ラブストーリー。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

処理中です...