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宝石の錬金術師:アクアマリンのナイト
しおりを挟む[ アクアマリンのナイト ]
ルナ「はっきり覚えているわけではないんだけど・・・」
小さな街に錬金術を使えるエルフの少女がいて
街の守り神とされている石を使って街を守っていました。
たしか11個あったかな・・・
ただ石の精霊を錬成して戦う彼女は無防備だったので
騎士が護衛についていました
その騎士はお守りに黒い石を持っていました。
ある時は紫の石でよその国から攻めてきた兵を
ある時は青い石で・・・なんだったか?
ある時は水色のいしで・・・モンスターを退治して
またある時は緑の石でけが人を治療して
ある時は黄色い石で・・・あれ?
ある時はオレンジの石で・・・わすれた。
ある時は赤い石で・・・ドラゴンだったかな
エルフの少女と騎士は疲れてしまいました
それが普通のことだと街の人が思っていました
できる人がやるそれがとうぜんのことのように
ある日「何か」が現れて
エルフの少女と騎士が街を守ろうとします
7つの石はすべて砕けてしまいました
黄緑色の石も
青緑の石も
ピンクの石も
透明な石もダメでした
もう守り神の石はありません
その「何か」が騎士を傷つけます
倒れた騎士に駆け寄ったエルフの少女
もダメだと思った彼女は助けを求めます
街の人はだれも助けてくれません
エルフの少女は死んでしまいそうな彼に抱き着いて
「お願い助けて」とつぶやきます
彼の持っていたお守りから黒い悪魔が現れて
悪魔「助ければいいの?」
そう問いかけます
エルフの少女は黙って頷きました
その悪魔は「何か」を追い払ったようです
悪魔「さてと・・・どこまで助けたらいい?」
悪魔は不思議な質問をしました
エルフの少女「彼を助けられますか?」
悪魔「まだ死んでいないか・・・君の命を少し分けれは助かるかもね」
悪魔はそういって魔法を使ったようです
悪魔「さてと助けた代わりに何をくれる?」
エルフの少女「私の命でもなんでもあげます」
悪魔「そんなことをしたら私がつまらない」
エルフの少女は首をかしげます
悪魔「私を連れて旅をしていろいろなものを見せて」
エルフの少女はうなずきました
悪魔は黒い石に戻ります
そしてエルフの少女は騎士と旅にでて・・・
ルナ「そんな感じのお話」
イリス「へぇ・・・」
ルナ「少女の名前はなんだったかな・・・忘れた」
シエル「意外とかわいそうなお話なんだね」
ルナ「子供の頃はそうは思わなかったけど・・・大人になってから読むとそうかも」
イリス「子供のころはどう思って読んだの?」
ルナ「絵がきれいだったからな・・・」
イリス「そうなんだ・・・見てみたいきがする」
シエル「大きな街にいけば図書館でみれるかも」
イリス「なるほど」
食事を終えて宿に戻る
イリス「またあした」
そういって別れた
ルナ「あ」
シエル「どうした?」
ルナ「主人公の名前は・・・イーリスだったかな・・・と思って」
シエル「虹の女神かなにかだった?」
ルナ「そうなんだ」
シエル「・・・たぶん」
ルナ「イリス?」
シエル「まぁ、関係はないだろうけれど」
[ 宝石の錬金術師 ]
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