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10.調達人、白妃の依頼を受ける 結 前編
しおりを挟む茶屋を出ると馬を借り、軽々と乗りこなす月の前にちょこんと座る。
なんというか、月は体幹というか、勘が良い。方向感覚にも優れているのか、地図と方位磁石を片手に方角を示すだけで馬を走らせることができた。
以前軍医に付き添ったときに馬に乗る機会があったとは言っていたけれど、直ぐに借りた馬の性質を見抜き、上手く駈けている。
それに、馬に乗っていても安定性が抜群なので、後ろから抱えられるように乗ると落馬の不安などは一切感じない。……長時間乗っていると少々尻が痛いぐらいだ。
「良し、このまま行けば数刻で海まで出るな」
「……月、わりと役立つわね」
「そうだろう、そうだろう! 俺はわりと役に立つんだ!」
誉められて嬉しいのか、ニカッと笑う。
街道を馬で駆け抜ければ、風に潮の香りが混ざってきた。
少しペタペタする風の中、小さな集落を見つけたので、少しだけ聞き込みをする。
何年も前に馴れぬ漁師の仕事にありついた男の話は直ぐに出てきた。今も熱心に働いているらしい。
聞き込みしている間に馬に水を飲ませている月に、土産として海産物の干物などを買っていく。
喜んだ月は烏賊の干物をガジガジと囓りながら道を急いだ。
隣家と少し離れた海沿いの家屋。
漁から上がった男が、水分を含んだ網を丁寧に乾かしていた。
細面に苦労の跡が見えるが、真面目そうなその姿はおそらく……。
「流鄭陳ね」
「おや? 買い付けの客か? すまないが今日の分はもう市場に運んでしまったんだ。明日の朝ならまた漁に出るが……」
「いえ、貴方の腕を買いにきたの」
「…………もう細工師としての腕はないが」
元職人の男は警戒したように手を止める。
「今さら貴方の所業をどうとは言わないわ。この簪に見覚えはある? 壊れてしまって困っていたの。直す事って出来るかしら」
懐から壊れた簪を取り出す。
「懐かしい……白家のお嬢様が入内される時に作った簪だ……」
男は懐かしそうに目を細めて簪を左手で受けとる。
「白妃様がね、同じ職人の簪を所望されたの。難しいかしら……?」
「白、妃……様が……。あの方には大恩がある。返しても、返しきれない程に。どうにかしてやりたいが、この腕では……」
男が右手を差し出す。
親指と人差し指に古傷だが潰された跡が残されていた。
「潰されたって……」
「職人の中には、指が欠けても技を磨いた者もいた。……だが俺は責任をとって……技を捨てろと言われた時……生きるために夢を捨てた。暮らしていくには金がいる。あんなに迷惑をかけたのに、師匠は金を得る為にこの道を示してくれた。俺にはもう綺麗な細工は出来ないが、家族を養うぐらいの食い扶持はこの網で取ることができる。……すまないな、直すことは出来ないが、昔簪を卸した店などを思いだそう。もしかしたら個別で作った客の事も思い出せるかもしれない」
男は簪を酷く寂しそうに見ていたが、夢を諦めた事を後悔している様子はなかった。
狭い家ですまないが……と言いながら、男が家を案内する。
すきま風が入るような古びた家屋を、所々修理して使っている様だ。
キョロキョロと珍しそうに見回している月を引き連れて中に入る。
「あら、お客様ですか~?」
家の中には男の妻がいた。
大層ころころと丸くなった女性だ。腰には5才くらいの子どもを纏い、乳飲み子を背負う。腹にも一人いるようだ。
「あぁ。昔の仕事を見て、訪ねてくれたようだ」
「まぁ~そうでしたの」
ふくふくとした女性はにこにこと微笑みながら、魚の骨をパリパリになるまで焼いた骨煎餅と茶を出してくれた。
月が嬉しそうにバリバリと音を立てて骨を砕く。
「都からいらしたのねぇ」
「お前も身重なんだから、茶ぐらいは俺が出そう」
「あらあら、私だってお茶くらい出せますわ。ごめんなさいね、この人ったら心配性で」
女性は健康的に日に焼けており、仕事を手伝っている為か、手は皹などもしている様子だった。
「この人はね、本当に腕の良い職人さんだったの。なのに私が惚れてしまったから……」
「な、何を言っているんだ。天女のようなお前に惚れちまったのは俺の方だ……一介の職人には勿体ないほどの女だ。俺がお前を拐った時……外聞を気にして公には出来ないと……白家の方がこのぐらいで済ましてくださった。貧乏暮らしで苦労は掛けているが、妻がいて、子もいる。これほどの幸せはない」
「んふふ、私も同じですよぅ。貴方は本当に何も出来なかった私を御姫様の様に大事にしてくださって。子どもにも恵まれて幸せですよぅ。あら、そうだわ。良いことを思い付いたわ」
女性はおっとりと手をぽんとついて、小さな足でちょこちょこと歩き出す。
身重であるその身を案じてか、男は立ち上がりかけたが、踏みとどまった様だった。
女が丸くなった指で大切そうに持ってきたのは小さな桐箱のようだ。
少し経年変化してはいるようだが、中は定期的に磨いていたのか、それはそれは見事な桃色の蝶が舞う美しい簪が納められていた。
「ほう……」
月が思わず唸る。
飾りに疎い彼でも見惚れるほどの美しい簪であった。
「後宮に、この人の簪を納めたいのよね? よろしければこちらをお持ちくださいな」
「お前、それは……」
「あなたが私のためにと作ってくださった桃園の簪。あまりにも美しいものだから大事に大事に取っておいたのだけれど、もう私には必要無いものだわ。私は一介の漁師の妻で、この子たちの母だもの。分相応のもので十分だわ」
小さな子が貝殻を集めて作ったのだろう。大きさがまちまちな貝の首飾りを優しく撫でる。
男は照れたようにぽりぽりと頭を掻いた。
「……確かに、流鄭陳の簪、お受け取りさせていただきました」
「もし叶うなら、後宮のあの方に……私はとても幸せですと伝えて頂戴な」
「畏まりました。……こちらが簪の代金にと預かっているものです」
「こ、こんなに……っ。これは、貰いすぎでは……」
ずしりと重い貨幣が詰まった袋に、男が驚きの声を出す。
「希少価値、というものです。この匠の生み出した簪はもう現存するのは極僅か。中でも最高傑作と呼べるほどに美しいこちらなら、このぐらいが妥当かと」
「あぁ、蝶が舞い華が咲き誇る美しい簪だ!」
「お付きの者も頷いております」
月がうんうんと頷いているので補足を入れる。
男は袋を受けとると、そっと女性に目を向ける。
おっとりとした女性の衣は海に生きる者が纏う、質素な麻で出来たものであり、日に焼けた鼻にはそばかすが浮いていた。
けれども男は天女を見るような瞳で愛しい妻を見ていた。
「有り難く頂戴致します。……このことは……」
「後宮にいらっしゃる白妃様は大層お喜びになられるでしょう。白家の方には……今さらのことでしょう」
言外に伝えるのは白妃だけと知らせる。
深々と頭を下げる男と、ニコニコと見送る女性と子どもに見送られ海辺の家屋を立ち去った。
「まさか、ここでこんなに品の良い簪が得られるなんて」
「あぁ、骨煎餅もうまかったし、奥方は美人だったな!」
「……お前、ああいう方が好みなの?」
「ああ!! 一杯食べて一杯働く健康な女の手をしていた! それに旦那に子どもに愛されて、幸せそうにしているのはとても美しいと感じる!」
なるほど、顔や体格ではなくて、幸せそうかどうかが判断基準になるのか。
「まぁ、これで依頼達成ね」
上機嫌な月が馬を飛ばしまくったお陰で、帰りは予想よりも早くついた。
……私のお尻は死んだけど。
翌日、下半身が無事死亡している私を振り回して筋肉鍛練に使うほど元気が有り余っている月に揺られて宮廷に向かう。
依頼の品を管理者に渡して去ろうかと思ったらこんな時に限っていないんですよね。
よたよたと歩きながら後宮の白妃の住まう宮殿に向かい、深く拝礼して簪を渡す。
「……この……簪は……」
「はい、ご依頼にありました流鄭陳の簪をお届けに参りました」
「そう……これを……」
白妃は女官の手ではなく自らの手で、美しい桃園の簪を受けとる。
その手は震えていた。
「それで……持ち主は何と……」
「とても幸せです、と」
白妃は静かに泣きながら崩れ落ちる。
「白妃様!」
「如何なされました!」
慌てて女官たちは白妃を支える。
「いいえ、何でもないの。何でもないのよ」
私は白妃が落ち着きを取り戻してその場を去るまで頭を垂れ続けていた。
なんとか後宮を辞する事ができ、再び馬留めのある辺りまで戻ってくる事ができた。
「月ー?」
藁山ががさごそと大きく左右に揺れる。
……これ知らなければ相当に珍妙な様子よね?
「それで、白妃はどうだった? 簪を渡したんだろう?」
「泣き崩れていらっしゃったわ」
「そうだろうそうだろう!」
月はニコニコと藁を叩き落としながら私を抱える。
「きっと白妃殿は安堵と歓びのあまりに涙をこぼしていらっしゃったはずだ!」
「……へぇ、なんでそう思うの?」
月はニマッと笑うと声を落として己が推測を語った。
「依頼の本当の目的が知れたからだ」
「……へぇ、もっと詳しく聞こうじゃないの」
念のためにと、人のいない場所に移動して話を聞く。
「この依頼、最初から何か引っ掛かるものがあったんだ。ただ簪を直したり、新しくするならば他の方法があっただろう。あの職人に固執することはない。だが、あの職人でなければならないとなった時に、依頼はただ簪を新調するだけではない別の目的があった事に気づいたんだ」
「……ふぅん、続けて?」
「そもそも男が職人としての地位を失い、腕を潰された理由ってのは、妃と一緒に後宮に上がるはずだった女官を拐かした事だろう? 女官を手篭めにしたというだけならば、男も女官も殺して無かった事にすれば良い。それほどまでに、入内ってのは神経を使う一大事なのだからな。だが、そうしなかったのは……そうできなかったのには、理由があるんじゃないのか?」
「へぇ……どんな理由?」
目をすっと細めて月に続きを促す。
「白妃は色白で華奢な纏足の女性だと言う。位の高い家柄なのに、家からの支援はあまりない。そして、職人に手篭めにされたと言う女官はその白妃の従姉で非情に良く似ていたとも言う。なんとも気になる符号だ。だが、紅、お前は最初から“職人の居場所”だけに関心を持っていたな。……白妃の入内時の事には一切触れず。……お前の目的は簪ではなく、職人の生存確認と、もしも生きているのならその連れ合いがどうなっているのか……そこが一番知りたかったんじゃないのか?」
「……へぇ」
「そして、男と女官が殺せなかった理由と、白妃の依頼の真意……それは……海辺で会った女も纏足だった事を加味すれば……」
そこで月は一度言葉を区切る。
「男が本当に拐かしたのは、白妃になるはずの白家の娘だったから……ではないのか?」
私はなにも言わずにただ口の端を上げる。
「白家も、慌てたことだろう。大事に大事に育てた娘が一介の職人に拐かされた……なんて事になったのだから。その当時、何があったかまでは推測するしかないが、おそらく白家の娘は入内できないと判断されたのだろう。……だから良く似た女官の方を白妃の代わりとして入内させた。……娘を拐かした職人を殺すこともせず手打ちで済ませたのは、娘の懇願があったからだろう。海辺でひっそりと生活する代わりに白家に見逃されていたんじゃないのか? あの二人は。貧しい暮らしと言えども妻はふくよかに食べることが出来ていたみたいだしな。きっと白家が影から支えていたのだろう」
「……」
「後宮の外に出ることのできない白妃代わりの女には、その後の二人の行く末を知る術がなかった。白家からの支援が打ち切られていたしな。……だから今回の依頼を通して遠回りに二人のその後を知りたかったんじゃないのか? そして、幸せに暮らしていると知って涙を流したんじゃないのか?」
あはっ。
「月、お前は本当に聡いねぇ」
「ははっもっと誉めていいぞ!」
お見事……の一歩手前。
「お前は、本当に物事の善の部分しか見えていないねぇ」
白家の隠したい事は言い当てた。
けれども、少し足りない。
後宮の、煮詰まるような暗い部分がほんの少しだけ足りない。
「はははっもっと誉めていい……いや、なんだその妙に引っ掛かる言い方は」
「それが真実で良いと言っているんだよ。よく断片から紡ぎ出せたね。良い子良い子。美味しいものを馳走してあげよう」
「それは嬉しい! 旨いものをたらふく食べたい! だがその言い方は気になるぞ」
帰りに汁物にたっぷりと肉団子を入れたものを食べさせたが、私の口振りが気になったのか、家に帰ってからねぇねぇと駄々を捏ねる童のように肩を揺さぶった。
……揺さり方がえげつなくて先に根を上げたのは私のほうだけど。
「もーー! なにさ、それで幸せな結末だろ!? それで良いよ!」
「良くない! 気になるから言ってくれ! 俺の推理の何処が違っているんだ!」
「だいたいあってるよ!」
「だいたいってなんだよ! 紅の推測を教えてくれよ!」
「私のは胸くそ悪いから嫌だよ!」
「余計気になるだろ!?」
寝る直前までごねられるから、もう面倒臭くなった。
「聞かなきゃ良かったってなるよ」
「いいから聞かせてくれ!」
「まぁ、これも推測だけどね」
私は暗い笑みを浮かべて、月に問うた。
「そもそも、大事に大事にされていた白家の御姫様が、なんで職人に会うことが出来たと思う?」
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