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真夜中の秘め事 おまけ
しおりを挟む【???視点】
ここしばらく主様は機嫌が良い。
どうやら人間界で面白い道具を見つけた様だ。
『道具とは心外な。契約がなければ人の世に干渉できない制約の裏を掻い潜って、我は可愛い花嫁を育てているだけだ』
余りにも影響が強すぎる主様は、透明……姿無き者の様に振る舞う事によって、神の制約を掻い潜っているようだ。
『幼子の時から慣らしていったのだ。我の物を咥えることができる“あれ”がどれほど愛しいことか』
この御方に目をつけられたのは可哀想だが……人ならざる者に道理を説くのは愚か者のする事。
花嫁候補の少年を気の毒に思いながらも、こちら側の世界に招く準備を進めていった。
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