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21.承認要求 ※
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※R18 ただのドスケベです。
21.承認要求
おっさんになってからも性欲が強いと、頭の髪の毛が寂しくなるのが早いらしい。
との噂を健康ニュースで見た俺は頭を抱えた。
ええと髪に良いのは昆布などの海藻類か。
肝臓を心配している場合じゃないぞ。毛根も心配だ。
どうしよう。
俺の年上の恋人は、最近芸術が爆発する代わりに性欲が爆発してしまったので、毎回大変ねちっこい。
つまり、若い俺ですらギブを出すほどに一回一回が長いのだ。
次の日が休みの夜にイチャイチャしだすのだが、ブツは大きいし、遅漏だし、こちらが出すものなくなっても続くし、第三ラウンドまで行くことがあるし……。
むしろ俺の方が何回もイッてしまうので……こちらのコンドームばかりが新しいものに取り替えられていく。
コンビニに行くついでに俺の大きさのが籠に入れられる瞬間といったら……。
ううう、恥ずかしい。
確かに俺は、出来れば愛し愛されたいし、早く大人と認められて身体ごと結ばれたいなんて思っていた。
思っていたけれど、こんなに愛が大変だなんて思ってもみなかった。
生存戦略! を立てないと不味いくらいに次の日ベッドから起き上がれなくなる。
生殖戦略? いやいや上手くないまったく笑えない。
そんな今宵も明日が休みの日で、恋人のスケジュール的にも忙しくない時期で、ベッドサイドのチェストの二段目のローションは補充済みだとか……作業場の卓上カレンダーに小さく花丸付けていないし、指輪を二連で薬指にはめていないし、身体の隅々まで洗ったりしていない。
全く、性欲の強いおっさんに俺は困っているのだ!
「へぇ、据え膳がどの口を?」
ニヤッと笑ってベッドで小一時間俺のお尻を苛めている悪い大人は、ニヤニヤと笑みを浮かべながら気持ちの良いところを掠めていく。
ふぐぅぅぅ。
性欲強い癖に、まだ自分は余裕そうだとか!!
「おねだりの言葉は教えただろ?」
「変態め……っ!!」
「はいはい、それで?」
「性欲の塊!!」
「据え膳我慢し続けてきたからな。それで?」
「ふぐぅぅぅ、欲しい……です」
「はは、30点。主語が抜けてる」
ぺちっとトロトロになるまで中をローションでぐちゅぐちゅしていた変態の指をどかす。
ぐにっと自分の穴を広げて羞恥を捨てて小さく叫ぶ。
「隼人のが、欲しいです……!!」
隼人は目を細めてニィっと笑うと、ボクサーパンツからぼろんと大きな物を取り出した。
猛獣が獲物を狙うように、ぺろりと唇を舐めると、ゴムの袋を破り、慣れた手付きでペニスに嵌める。
俺はその様子にとろりとする。
あぁくそ、余りにも手慣れた仕草が格好いい。
こんなに格好いい男が、この10年ずっと俺を囲っていたのだ。
俺にだけ見せる大人の雄の仕草なのだ。
……くちゅりと腹の奥が蠢く。
「あっ」
小さく、隼人が声をあげた。
「どうしたの?」
「いや、しくじった」
どうやらコンドームを装着しようとして、裂けてしまった様だ。
隼人はぼろんと息子を飛び出させたまま、替えのコンドームを探してXLの箱をからからと振る。
しかし何もない。
「いや、前みた時にはもう少し替えがあったはずだが」
「あ、隼人が寝ている間に付ける練習してたんだけど」
「あ!?」
「全部破れちゃったんだけど、どれだけ大きいんだあんた」
お前、自分のでさえ満足につけられた試しがねーじゃねーかって隼人が頭を抱える。
「あ、俺のゴム使う?」
「俺の息子が締め付けられ過ぎて紫色になっちまう……」
どれだけでかいんだ……。
「あーくそ、この時間だと薬局閉まってるか。俺の大きさだと通販当日着でも時間的に明日か……」
「あ、生という手が! ほら、俺いつもちゃんと洗ってるし!!」
「腹壊す奴もいるんだよ。そんなの可哀想だろうが!」
いや、思いっきりお尻壊す勢いで挑みかかるおっさんはどこの誰だよ!
だがそう、こんな些細な所でも、年上の恋人は大切にしてくれていると感じてしまう。
くぱぁと、恥ずかしいけれど穴を広げて、言葉を紡ぐ。
「お尻の奥、寂しいから埋めて欲しい。それに……中出ししても、掻き出してくれるでしょ?」
隼人は顔を覆ってあーだの呻いてから、俺の身体に覆い被さって来た。
「どうなってもしらねーからな」
乱暴な口調とは裏腹に、手付きはとても優しかった。
みちりと、縁を広げて入ってくるそれの熱を、直接感じた。
みちりみちりと、いつもの一枚隔てた感触ではない。
腸壁を削ぐように、奥へ奥へと入ってくる。
「ひっあっ……っ」
あ、これは、ヤバイ。
剥き出しの熱が押し入ってくる。
「大丈夫だ。……俺の形は覚えているだろう?」
優しく頭を抱き寄せられながら、みちりと奥まで入ってくる。
とちゅんと奥を突かれる。
ふるりと身が震える。
だって中は何度も何度も捩じ込まれたのだ。
膜越しだってあんなに頭が真っ白になるのに、この灼熱が、肉の感触が、そのまま奥まで入る事になったのなら……。
ぬちっぬちっと怒張が襞を掻き分けて奥まで入る。
「んあっ……はっ……」
「くっ」
俺のペニスは中イキをしているのか、とろとろと自覚なく溢しているみたいだ。
手を恋人繋ぎでシーツに押し付けられる。
ギッギッとベッドのスプリングが音を立てて鳴る。
身体の中はすでにこの男によって余すところなく貪られて、奥をこじ開けて入ってくるその怒張すら愛しくて堪らない。
臀部に打ち付けられる音が激しくなる。
下生えが尻に当たり、ぷるりと大きな睾丸すら尻に打ち付けられる。
腹の奥を何度も貫く生々しい怒張は、その奥すらぐぷんとこじ開けて、ごりゅりごりゅりと打ち込んでいく。
「もう……イク……っ」
耐えられないといった隼人の切羽詰まった声の後、ごぷりごぷりと最奥で精液が吐き出された。
「は……ふ……ぁ……」
ドクドクと心音が煩く鳴り、腹の奥が熱い。
生理的な涙が溢れてくる。
どぷどぷとまだ注がれている。
隼人が奥まで注ごうとぐっぐっと腰を押し付けてくる。
二人で荒い息を吐くなか、隼人がニッと笑った。
「……わりぃな。奥の奥で出しちまった」
全然悪いと思っていない大人はずるりと引き抜くと、まだふにふにしている穴を指で弄る。
「結構奥まで注いじまったから、出てくるのに時間が少しかかるのかもな」
「ん……」
腹を擦る。
お腹の奥に隼人の精液が注がれた。
それが、何となく嬉しい。
隼人は俺を抱き寄せるようにすると……。
ぐぷり。
「……早くない?」
いや、第二ラウンド早くない?
「どうなってもしらねーとは言っておいたからな。……くそ、そんな嬉しそうな顔は狡すぎる」
「え、あっんんぁっ!!」
結論。
お腹たぷたぷになる!
奥いっぱい無理ぃ!!
も、注がないで……赤ちゃんできる!!
は、煽りになるので封印すること。
まじで、俺は今回で学んだ。
くたくたになりながらお風呂で腹の奥の物を掻き出される経験は、わりと羞恥的な出来事の中でも一、二を争う。
隼人が、可愛くおねだりしても3回に1回は断ろう。
いや、たまには……お願いされたら、やぶさかではないけれど、いや、その確かに後処理は大変だけど気持ち良かったし。
……いやいやいや。癖になってない。なってない。
雨が振りだしたのか、窓に雫がパラパラと降り注ぐ。
俺の恋人は風呂場できちんと中まで洗ってくれた後、ぱたりと電池が切れた様に眠りに落ちた。
シーツにくるまりながら、彼の髪を撫でる。
すると彼が眉を寄せ、苦しむようにうなされ始めた。
俺はいつもと同じように、彼の頭をぎゅっと抱き抱えると、小さく囁く。
「大丈夫。貴方の罪を忘れていない。大丈夫。貴方の罰を忘れていない」
優しく囁いて抱きしめ続けると、ふっと呻き声が消えた。
酒に溺れなければ眠れなかったこの男が、やっと夜に囁かれる自身を責める声で眠れる様になったとしても。
不意に失われる事を恐れて、寝るときには後ろから抱き締めないと眠れない夜があったとしても。
……雨が彼からすべてを奪うのではないと、少しだけ思えるようになったように。
こうやってうなされる彼を慰める頻度は、最近では少しずつ減ってきた。
「本当に、どうしようもない男」
駄目でどうしようもなくて、そして堪らなくいとおしい。
“俺たち”はそんな彼を愛している。
……なんてね。
身体はとても甘く痺れていたが、眠るには惜しい雨の夜だ。のそのそとサイドチェストの三段目の……天板に隠したスケッチブックを取り出す。
淡いベッドライトに照らされた、年を重ねていくごとに愛しさが募る男の寝顔をスケッチし始める。
溜まったスケッチは優の冊数を越えた。
……きっと“俺たち”はこの人をどれだけ描いても描き足らないんだろうなぁ。
きっと、その分だけ愛しい気持ちが溢れていくんだ。
【承認欲求】
読み方:しょうにんよっきゅう
他人から肯定的な評価を受けたい、否定的な評価をされたくない、自分を価値のある存在だと思いたい、という欲求。
(デジタル大辞泉より)
21.承認要求
おっさんになってからも性欲が強いと、頭の髪の毛が寂しくなるのが早いらしい。
との噂を健康ニュースで見た俺は頭を抱えた。
ええと髪に良いのは昆布などの海藻類か。
肝臓を心配している場合じゃないぞ。毛根も心配だ。
どうしよう。
俺の年上の恋人は、最近芸術が爆発する代わりに性欲が爆発してしまったので、毎回大変ねちっこい。
つまり、若い俺ですらギブを出すほどに一回一回が長いのだ。
次の日が休みの夜にイチャイチャしだすのだが、ブツは大きいし、遅漏だし、こちらが出すものなくなっても続くし、第三ラウンドまで行くことがあるし……。
むしろ俺の方が何回もイッてしまうので……こちらのコンドームばかりが新しいものに取り替えられていく。
コンビニに行くついでに俺の大きさのが籠に入れられる瞬間といったら……。
ううう、恥ずかしい。
確かに俺は、出来れば愛し愛されたいし、早く大人と認められて身体ごと結ばれたいなんて思っていた。
思っていたけれど、こんなに愛が大変だなんて思ってもみなかった。
生存戦略! を立てないと不味いくらいに次の日ベッドから起き上がれなくなる。
生殖戦略? いやいや上手くないまったく笑えない。
そんな今宵も明日が休みの日で、恋人のスケジュール的にも忙しくない時期で、ベッドサイドのチェストの二段目のローションは補充済みだとか……作業場の卓上カレンダーに小さく花丸付けていないし、指輪を二連で薬指にはめていないし、身体の隅々まで洗ったりしていない。
全く、性欲の強いおっさんに俺は困っているのだ!
「へぇ、据え膳がどの口を?」
ニヤッと笑ってベッドで小一時間俺のお尻を苛めている悪い大人は、ニヤニヤと笑みを浮かべながら気持ちの良いところを掠めていく。
ふぐぅぅぅ。
性欲強い癖に、まだ自分は余裕そうだとか!!
「おねだりの言葉は教えただろ?」
「変態め……っ!!」
「はいはい、それで?」
「性欲の塊!!」
「据え膳我慢し続けてきたからな。それで?」
「ふぐぅぅぅ、欲しい……です」
「はは、30点。主語が抜けてる」
ぺちっとトロトロになるまで中をローションでぐちゅぐちゅしていた変態の指をどかす。
ぐにっと自分の穴を広げて羞恥を捨てて小さく叫ぶ。
「隼人のが、欲しいです……!!」
隼人は目を細めてニィっと笑うと、ボクサーパンツからぼろんと大きな物を取り出した。
猛獣が獲物を狙うように、ぺろりと唇を舐めると、ゴムの袋を破り、慣れた手付きでペニスに嵌める。
俺はその様子にとろりとする。
あぁくそ、余りにも手慣れた仕草が格好いい。
こんなに格好いい男が、この10年ずっと俺を囲っていたのだ。
俺にだけ見せる大人の雄の仕草なのだ。
……くちゅりと腹の奥が蠢く。
「あっ」
小さく、隼人が声をあげた。
「どうしたの?」
「いや、しくじった」
どうやらコンドームを装着しようとして、裂けてしまった様だ。
隼人はぼろんと息子を飛び出させたまま、替えのコンドームを探してXLの箱をからからと振る。
しかし何もない。
「いや、前みた時にはもう少し替えがあったはずだが」
「あ、隼人が寝ている間に付ける練習してたんだけど」
「あ!?」
「全部破れちゃったんだけど、どれだけ大きいんだあんた」
お前、自分のでさえ満足につけられた試しがねーじゃねーかって隼人が頭を抱える。
「あ、俺のゴム使う?」
「俺の息子が締め付けられ過ぎて紫色になっちまう……」
どれだけでかいんだ……。
「あーくそ、この時間だと薬局閉まってるか。俺の大きさだと通販当日着でも時間的に明日か……」
「あ、生という手が! ほら、俺いつもちゃんと洗ってるし!!」
「腹壊す奴もいるんだよ。そんなの可哀想だろうが!」
いや、思いっきりお尻壊す勢いで挑みかかるおっさんはどこの誰だよ!
だがそう、こんな些細な所でも、年上の恋人は大切にしてくれていると感じてしまう。
くぱぁと、恥ずかしいけれど穴を広げて、言葉を紡ぐ。
「お尻の奥、寂しいから埋めて欲しい。それに……中出ししても、掻き出してくれるでしょ?」
隼人は顔を覆ってあーだの呻いてから、俺の身体に覆い被さって来た。
「どうなってもしらねーからな」
乱暴な口調とは裏腹に、手付きはとても優しかった。
みちりと、縁を広げて入ってくるそれの熱を、直接感じた。
みちりみちりと、いつもの一枚隔てた感触ではない。
腸壁を削ぐように、奥へ奥へと入ってくる。
「ひっあっ……っ」
あ、これは、ヤバイ。
剥き出しの熱が押し入ってくる。
「大丈夫だ。……俺の形は覚えているだろう?」
優しく頭を抱き寄せられながら、みちりと奥まで入ってくる。
とちゅんと奥を突かれる。
ふるりと身が震える。
だって中は何度も何度も捩じ込まれたのだ。
膜越しだってあんなに頭が真っ白になるのに、この灼熱が、肉の感触が、そのまま奥まで入る事になったのなら……。
ぬちっぬちっと怒張が襞を掻き分けて奥まで入る。
「んあっ……はっ……」
「くっ」
俺のペニスは中イキをしているのか、とろとろと自覚なく溢しているみたいだ。
手を恋人繋ぎでシーツに押し付けられる。
ギッギッとベッドのスプリングが音を立てて鳴る。
身体の中はすでにこの男によって余すところなく貪られて、奥をこじ開けて入ってくるその怒張すら愛しくて堪らない。
臀部に打ち付けられる音が激しくなる。
下生えが尻に当たり、ぷるりと大きな睾丸すら尻に打ち付けられる。
腹の奥を何度も貫く生々しい怒張は、その奥すらぐぷんとこじ開けて、ごりゅりごりゅりと打ち込んでいく。
「もう……イク……っ」
耐えられないといった隼人の切羽詰まった声の後、ごぷりごぷりと最奥で精液が吐き出された。
「は……ふ……ぁ……」
ドクドクと心音が煩く鳴り、腹の奥が熱い。
生理的な涙が溢れてくる。
どぷどぷとまだ注がれている。
隼人が奥まで注ごうとぐっぐっと腰を押し付けてくる。
二人で荒い息を吐くなか、隼人がニッと笑った。
「……わりぃな。奥の奥で出しちまった」
全然悪いと思っていない大人はずるりと引き抜くと、まだふにふにしている穴を指で弄る。
「結構奥まで注いじまったから、出てくるのに時間が少しかかるのかもな」
「ん……」
腹を擦る。
お腹の奥に隼人の精液が注がれた。
それが、何となく嬉しい。
隼人は俺を抱き寄せるようにすると……。
ぐぷり。
「……早くない?」
いや、第二ラウンド早くない?
「どうなってもしらねーとは言っておいたからな。……くそ、そんな嬉しそうな顔は狡すぎる」
「え、あっんんぁっ!!」
結論。
お腹たぷたぷになる!
奥いっぱい無理ぃ!!
も、注がないで……赤ちゃんできる!!
は、煽りになるので封印すること。
まじで、俺は今回で学んだ。
くたくたになりながらお風呂で腹の奥の物を掻き出される経験は、わりと羞恥的な出来事の中でも一、二を争う。
隼人が、可愛くおねだりしても3回に1回は断ろう。
いや、たまには……お願いされたら、やぶさかではないけれど、いや、その確かに後処理は大変だけど気持ち良かったし。
……いやいやいや。癖になってない。なってない。
雨が振りだしたのか、窓に雫がパラパラと降り注ぐ。
俺の恋人は風呂場できちんと中まで洗ってくれた後、ぱたりと電池が切れた様に眠りに落ちた。
シーツにくるまりながら、彼の髪を撫でる。
すると彼が眉を寄せ、苦しむようにうなされ始めた。
俺はいつもと同じように、彼の頭をぎゅっと抱き抱えると、小さく囁く。
「大丈夫。貴方の罪を忘れていない。大丈夫。貴方の罰を忘れていない」
優しく囁いて抱きしめ続けると、ふっと呻き声が消えた。
酒に溺れなければ眠れなかったこの男が、やっと夜に囁かれる自身を責める声で眠れる様になったとしても。
不意に失われる事を恐れて、寝るときには後ろから抱き締めないと眠れない夜があったとしても。
……雨が彼からすべてを奪うのではないと、少しだけ思えるようになったように。
こうやってうなされる彼を慰める頻度は、最近では少しずつ減ってきた。
「本当に、どうしようもない男」
駄目でどうしようもなくて、そして堪らなくいとおしい。
“俺たち”はそんな彼を愛している。
……なんてね。
身体はとても甘く痺れていたが、眠るには惜しい雨の夜だ。のそのそとサイドチェストの三段目の……天板に隠したスケッチブックを取り出す。
淡いベッドライトに照らされた、年を重ねていくごとに愛しさが募る男の寝顔をスケッチし始める。
溜まったスケッチは優の冊数を越えた。
……きっと“俺たち”はこの人をどれだけ描いても描き足らないんだろうなぁ。
きっと、その分だけ愛しい気持ちが溢れていくんだ。
【承認欲求】
読み方:しょうにんよっきゅう
他人から肯定的な評価を受けたい、否定的な評価をされたくない、自分を価値のある存在だと思いたい、という欲求。
(デジタル大辞泉より)
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