私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
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無知というのは恐ろしいことですね。
判断基準が浅く狭く低くなる。
今まで助力してくれてた事を棚上げして糾弾とか………
国を出るってのには賛成ですな
リシアさんが男前過ぎてお父上より当主ぽい件。
まぁとっととずらかったほうがいいよね。
へたするとないことないこと言われて、命まで取りに来られかねないもんね。
楽しみにしてます。
どういうざまぁなんだろう。こうなったらいいな、っていうのは、誰かの予知や地震感知システムでこれから大地震来るって分かってアタフタしてるけど主人公はもう国にいないとかかな。
災害への備えを非難(馬鹿にされるより面倒)する人達って、災害が起きると俺を私を助けろと騒ぐ。
どこにでもいる馬鹿者達。
さて、お父様達はどちら側なのか?
(ざまぁ対象か、否か。)
地震をはじめ、所謂災害って奴は、別名天災ですもんね。そのメカニズムは未だに謎も多く、予測できない。だからこそ、神々の怒り、天の怒りとして恐れ、敬ったわけですからね…
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