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【第4章理不尽賢者と魔導皇国グリムズガーデン】
【理不尽賢者と魔剣士XIII】
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「あたし……生きて……る?」
リリスは自分がローズマリーに殺されかけた寸前までは覚えていたがそれ以後の記憶がなかった。そして近くでローズマリーが平然とカーヴァインと昼食を食べていることに驚愕した。
「やっと起きやがったか……この小便たれ」
「ワタシが……? きゃっ嘘!」
「そのお漏らしバラされたくなかったら協力するんだね」
「な、何よ! 一度負けたくらいでワタシは屈したりは……」
ローズマリーは拳をゴキッゴキッと鳴らしてリリスにゆっくりと近づきだした。リリスは足が生まれたての小鹿のように痙攣し懇願してきた。
「分かったから、許して! お願いします……つい出来心であなたにちょっかいが出したくなっただけなんです」
「よし、じゃあお前は今からあたしの命令には逆らうんじゃねえぞ!」
「は、はい。……ローズマリー様」
「まず、こいつ……カーヴァインの恋人ミリアの呪いを解け」
「は、はい、今すぐにやりますからその拳を鳴らすのはやめてください」
「次に国中から純度の高いアダマンタイト鉱石を集めさせろ!」
「わ、わかりました!」
「最後にオルケイアに1人で行って国王クリフトに謝罪してこい!」
「えっ⁈ この『原初』たるワタシが? や、やめて貴女に殴られたら死ぬって体中の細胞が言ってるから」
「お前クラスなら時空間を飛び越えてすぐに謝りに行けるだろうが自分の国を見て何をしてきたかじっくり味わって世の中ってヤツを学んで来い。もしまたバカやらかしたら今度こそ脳みそぶちまけさせてやるからな」
「ほれ貴様のその姿ではただの変態だ。その服を着ろ」カーヴァインが古い服を投げた。
「あ、アンタに命令される覚えは、な……い」ローズマリーがリリスの尻を足で小突いた。
「分かりました、全て最速でやらせてもらいます!」
カーヴァインの恋人、リントの街のギルドマスターミリアは意識を取り戻したことが分かった。そしてリリスは国中の宝物庫からアダマンタイト製の武器や防具、鉱石などを大量に集めて見せた。
「じゃあ、それはアダンの村の近くの飛空船に運び入れろ」
「は、はーい。ローズマリーお姉様♡」どうやらリリスは下僕扱いに慣れ、ローズマリーの漢気に惚れたらしい。また厄介なことになりそうだと思いローズマリーは頭が痛くなった。
そしてリリスがクリフト王の元へ旅立つ日がやって来た。
「良いか下僕! まずは掟を復唱しろ」
「パンピーには手を出さない! 困っている人がいたら助けること! 人のことを見下さない! 何があってもキレない」
「よし! じゃあ行け。下僕よ」
「リ、リリスは国を出るまではローズマリーお姉様と一緒にいたいです」
「まるで、子供だな……」カーヴァインが素直な感想を言うとリリスは魔法を使おうとした。軽――い空手チョップを食らわせた。
「こら、言ったそばからキレてるんじゃねえよ」
「ところでカーヴァインお前は200年前何故こんなヤツに会いに行ったんだ」
「魔樹の森の封印の仕方を教えてもらいに来たのだ。お前ほどではないが予言者アダンの言葉でここに導かれた。そして200年後再び足を踏み入れると言われた」
「そか……じゃあお前も早くミリアのところへ行ってやれよ」
「しかしお前は魔力を失った状態で平気なのか?」
「リ、リリスがすぐ戻ってお姉様のことを守ります」
「バカ野郎! お前はこの国をもっとマシな国にする使命があるんだぞ」
ガツンと頭を叩いた。
「はぁ~い」
「良い子にしてたらまた会いに来てやるからな……」
「お姉様、アレやってアレ!」
「「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲~ます♪指切った♪」」
最初はカーヴァインの言う通り善でも悪でもないしょうもない奴だと思っていた。しかしその考えは変わった。コイツと過ごすうちにコイツは『原初』であるが故に崇拝され誰からもその行いを咎められないで生きてきたのだと。だから短い時間ではあったが一ヶ月くらいかけてコイツの教育と国の在り方を変えた。カーヴァインの友人ツァークとその部下ベルフェインに政治を任せ、コイツの教育係にはこれから先はゴブリンの村の村長がなることに決めた。最初は『原初』の存在である自分が何故ゴブリンの爺に教えを乞う必要があるのかとかほざいていたが頭に軽――い拳骨を食らわせたら言うことを聞くようになった。ゴブリンの村はこの国を変える火種になるだろう。そういう確信があった。あそこだけはこの国にかかっていた呪いを感じさせない明るさがあった。多分コイツの未熟さを補ってくれるだろう。
そしてあたしは【未来予知】の力で己の運命を知った。これは誰にも言うつもりはない。ダチ公たちにもだ。
「じゃあな、ダチ公。ミリアによろしく言っておいてくれよ。あとあたしが言った未来守ってくれよ」
「ああ、その……ダチ公よ」カーヴァインははにかみながら言った。そして去っていった。
「お姉様、約束守ってね」リリスが切なげに言う。嘘は良くないが、コイツの為だ。
「死んでも会いに行くよ、リリス」思いっきり抱きしめてやった。お母さんがしてくれたように。
2人と別れた後鞄の中の竜結晶が砕け割れた。久しぶりにあいつらの顔が見られる。あたしは期待を胸にアレイネ山脈の『天の頂』に飛空船を向けた。
リリスは自分がローズマリーに殺されかけた寸前までは覚えていたがそれ以後の記憶がなかった。そして近くでローズマリーが平然とカーヴァインと昼食を食べていることに驚愕した。
「やっと起きやがったか……この小便たれ」
「ワタシが……? きゃっ嘘!」
「そのお漏らしバラされたくなかったら協力するんだね」
「な、何よ! 一度負けたくらいでワタシは屈したりは……」
ローズマリーは拳をゴキッゴキッと鳴らしてリリスにゆっくりと近づきだした。リリスは足が生まれたての小鹿のように痙攣し懇願してきた。
「分かったから、許して! お願いします……つい出来心であなたにちょっかいが出したくなっただけなんです」
「よし、じゃあお前は今からあたしの命令には逆らうんじゃねえぞ!」
「は、はい。……ローズマリー様」
「まず、こいつ……カーヴァインの恋人ミリアの呪いを解け」
「は、はい、今すぐにやりますからその拳を鳴らすのはやめてください」
「次に国中から純度の高いアダマンタイト鉱石を集めさせろ!」
「わ、わかりました!」
「最後にオルケイアに1人で行って国王クリフトに謝罪してこい!」
「えっ⁈ この『原初』たるワタシが? や、やめて貴女に殴られたら死ぬって体中の細胞が言ってるから」
「お前クラスなら時空間を飛び越えてすぐに謝りに行けるだろうが自分の国を見て何をしてきたかじっくり味わって世の中ってヤツを学んで来い。もしまたバカやらかしたら今度こそ脳みそぶちまけさせてやるからな」
「ほれ貴様のその姿ではただの変態だ。その服を着ろ」カーヴァインが古い服を投げた。
「あ、アンタに命令される覚えは、な……い」ローズマリーがリリスの尻を足で小突いた。
「分かりました、全て最速でやらせてもらいます!」
カーヴァインの恋人、リントの街のギルドマスターミリアは意識を取り戻したことが分かった。そしてリリスは国中の宝物庫からアダマンタイト製の武器や防具、鉱石などを大量に集めて見せた。
「じゃあ、それはアダンの村の近くの飛空船に運び入れろ」
「は、はーい。ローズマリーお姉様♡」どうやらリリスは下僕扱いに慣れ、ローズマリーの漢気に惚れたらしい。また厄介なことになりそうだと思いローズマリーは頭が痛くなった。
そしてリリスがクリフト王の元へ旅立つ日がやって来た。
「良いか下僕! まずは掟を復唱しろ」
「パンピーには手を出さない! 困っている人がいたら助けること! 人のことを見下さない! 何があってもキレない」
「よし! じゃあ行け。下僕よ」
「リ、リリスは国を出るまではローズマリーお姉様と一緒にいたいです」
「まるで、子供だな……」カーヴァインが素直な感想を言うとリリスは魔法を使おうとした。軽――い空手チョップを食らわせた。
「こら、言ったそばからキレてるんじゃねえよ」
「ところでカーヴァインお前は200年前何故こんなヤツに会いに行ったんだ」
「魔樹の森の封印の仕方を教えてもらいに来たのだ。お前ほどではないが予言者アダンの言葉でここに導かれた。そして200年後再び足を踏み入れると言われた」
「そか……じゃあお前も早くミリアのところへ行ってやれよ」
「しかしお前は魔力を失った状態で平気なのか?」
「リ、リリスがすぐ戻ってお姉様のことを守ります」
「バカ野郎! お前はこの国をもっとマシな国にする使命があるんだぞ」
ガツンと頭を叩いた。
「はぁ~い」
「良い子にしてたらまた会いに来てやるからな……」
「お姉様、アレやってアレ!」
「「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲~ます♪指切った♪」」
最初はカーヴァインの言う通り善でも悪でもないしょうもない奴だと思っていた。しかしその考えは変わった。コイツと過ごすうちにコイツは『原初』であるが故に崇拝され誰からもその行いを咎められないで生きてきたのだと。だから短い時間ではあったが一ヶ月くらいかけてコイツの教育と国の在り方を変えた。カーヴァインの友人ツァークとその部下ベルフェインに政治を任せ、コイツの教育係にはこれから先はゴブリンの村の村長がなることに決めた。最初は『原初』の存在である自分が何故ゴブリンの爺に教えを乞う必要があるのかとかほざいていたが頭に軽――い拳骨を食らわせたら言うことを聞くようになった。ゴブリンの村はこの国を変える火種になるだろう。そういう確信があった。あそこだけはこの国にかかっていた呪いを感じさせない明るさがあった。多分コイツの未熟さを補ってくれるだろう。
そしてあたしは【未来予知】の力で己の運命を知った。これは誰にも言うつもりはない。ダチ公たちにもだ。
「じゃあな、ダチ公。ミリアによろしく言っておいてくれよ。あとあたしが言った未来守ってくれよ」
「ああ、その……ダチ公よ」カーヴァインははにかみながら言った。そして去っていった。
「お姉様、約束守ってね」リリスが切なげに言う。嘘は良くないが、コイツの為だ。
「死んでも会いに行くよ、リリス」思いっきり抱きしめてやった。お母さんがしてくれたように。
2人と別れた後鞄の中の竜結晶が砕け割れた。久しぶりにあいつらの顔が見られる。あたしは期待を胸にアレイネ山脈の『天の頂』に飛空船を向けた。
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