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【第3章 理不尽賢者ローズマリーと魔法科学国オルケイア】
【理不尽賢者とその舎弟Ⅰ】
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ブタストの街を出て次の街ラーベンナに着いたとき問題が起きていた。街を護る機械人形よく見れば視界の端に『対モンスター用ゴーレムOD-105号31番機』と浮かび上がっているのをローズマリーは確認した。
こいつが結構面倒で皆困っていた。こちらがモンスターでないから攻撃してこないのかわからないが、兎に角ついて回ってきて門に入ろうとするときだけかなりの速度で邪魔してくるのだ。
「IDカードヲゴテイジクダサイ」とうざったいほど連呼してきやがる。
「なあ皆このゴーレムぶち壊しても良いか?」
皆首を横にふる。確かに街を護るこいつがいなかったら街の人間は困るだろう。なにせここいらには牙に猛毒を持つヴァイパーファングという2メートル近い大きさの獣型のモンスターが群れをなしてうようよしているのだ。
「なあセレーナこいつはゴーレムだけど珍しいのか?」
「ええ、人造のゴーレムなんて聞いたことがなかったわ。古代の遺跡なんかには稀にいたりするらしいけれどね」
「ふっ、それだけこの国の技術力が高いと言うことだろう」
「しっかし、中から開けてくれないといけないとはどうするんだよ?」
「やっぱりぶち壊す!」ローズマリーは最近溜まっていたストレスをぶつけるようにゴーレムの腹に空中後ろ回し蹴りを食らわせた。魔鉄合金性の硬いボディが真っ二つに折れてしまった。
「テキタイハンノウカンチ……ダメージニヨリキノウテイシ……ホンキハジバクシマス」
「ヤバい皆逃げるぞ」
「10、9、8、7、6……」とカウントダウンが始まっている。4人は全力で疾走した。そしてすぐあと、ドカーンという爆発音がし、小さなクレーターができていた。まったくこの国の連中はデススコーピオンの時もそうだが何故自爆させるのだろうか?
「ローズマリーのせいで死ぬとこだったぜ」
「ふっ、毎回ではないか。もう慣れっこだ」
「ローズマリーあなたね、これでラーベンナに入れてもらえなくても平気なの?」
「そんときは門をこじ開けて入るだけさ」
「あなたは本当に力任せなところが直っていないみたいね?」
「でも立ち往生してるのも嫌だろう?」
「それはそうだけど……」苦い顔をしているセレーナの後ろの門がゆっくりと開いていくのが他の3人には見えた。
「セレーナ後ろ。セレーナ後ろ」
「へっ?!」
開いたドアの先には無数の街の人が出迎えにやって来ていた。衛兵はそれを止めきれないでいる。
「聖女ローズマリー様ようこそ!!!」
街の人々は大声で言った。それはもう完全に偽ローズマリー伝説が蔓延している証左であった。
仕方ないのでローズマリーが手をふると観衆にどよめきがさざ波のように沸き起こった。
「金髪碧眼の美少女って聞いたぞ?」
「暴乳って聞いたけど違うぞ」
「偽物なんじゃねえのか!」
だんだん怪しい雰囲気になってきたなぁ……。逃げるか?とローズマリーが考えていると七三分けの金髪のイケメンが現れた。衛兵が敬礼したあたり、有力者か何かなんだろう。
その男はローズマリーの前に一直線にやって来てひざまづいて言った。
「私の名前はクリフトしがない一介の剣士です。貴女が聖女ローズマリー様ご本人ですか?」
「ああ、そだよ」
「聞いていた風貌とは違いますが本物の方がお美しい」
「あ、あ、あ、あたしがう、う、う、美しいだって⁈」
「私はあなたの愛の奴隷……どうか私を仲間に加えてくれませんか」
「いきなり、そんなこと言われてもな……」
クリフトはローズマリーの手を握りしめ言った。
「せめて、オルケイアにいる間でも良いですから。私はこう見えても顔が広いのです。どうか仲間に……何でもしますから」
「いい加減手を離せよ」
ローズマリーはクリフトの手を無理矢理ほどいた。
「おっと、これはレディーに失礼を……お許しください」
「なあどうする皆……」
「良いのじゃないかしらオルケイアを熟知していて顔が広いならこれから行く首都サザールでも困らずに済むじゃない? どこかの聖女様は物騒な発言や行動が多いし」とセレーナが呑気に言う。
「俺も賛成だぜ。愛の為に身を捧げるとは大した奴だ」馬鹿なエンデュミオンは放っておいて比較的まともな発言の多いルーンベルトは反対してくれるだろうとローズマリーは期待していた。
「ふっ、愛の戦士か……中々にロマンチックではないか」駄目だ、どいつもこいつも人を見る目がない。コイツは大外れだ。あたしを美しいとか聖女だとか言ってる時点で頭のねじがおかしくなっているに決まっている。
しかし愛の戦士クリフトは食い下がる。
「何なら私の剣の鋭さをそこのお仲間さんと試合をし、ご覧になられても良いですよ」よし! これで断ることができる。他の3人は普通の戦士とは一線を画している。あたしから見たら大差はないけれど。
エンデュミオンが予想通り名乗りを上げた。まあエンデュミオンが3人の中で一番強いからな。安心だ。
「よし! クリフト、実力を拝見させてもらうぜ」2人は剣を構えて距離をとった。クリフトはどうやら居合切りを放つつもりらしい。エンデュミオンの【神速】はそんなやわな技では見切れないぞ。
「いくぞ、これが俺の必殺技【神速】だ」一介の剣士風情にエンデュミオンの【神速】は見切れまい。
「ぬるい、せやぁー!」エンデュミオンは剣を叩き落とされた。一瞬の出来事だった。エンデュミオンも仲間たちも茫然としている。何よりローズマリーが愕然としていた。こんな軟派そうな奴と四六時中一緒にいろだと……ふざけるな! よし! 良い考えを思いついた。これならこいつも男ならこの屈辱には耐えられまい。ふっふっふ今に見てろよ。
「わー、凄い流石はクリフト様だ!」
「格好良い、結婚して!」
「よっ!オルケイアの牙の名は伊達じゃないな!」
「あんな早居合切り見たこと無いだろうな」
エンデュミオンが茫然自失としていた。それはそうだろう。自身の粋を極めて作った技が破られたのだから。「俺の【神速】が初見で……?」と一人で呟いている。
「聖女様、これで私の実力もお分かりになったでしょう? どうか私を仲間に……」
「分かった、ついて来ても良い」
「それは嬉しい! 愛する御方の側にいられるのは光栄の至り」
「ただし、1つ条件がある」
「良いでしょうとも、どんな条件でも飲みますとも」
「じゃあ今からお前はあたしの舎弟だ」
「しゃてい? なんですかそれは?」
「あたしの言うことは何でも聞く下っ端って意味だよ」
「おお! つまり奴隷ですか? まさかこのかた生まれて奴隷になど身をやつすとは思いませんでした。でも、考えれば私は既にあなたの虜、愛の奴隷。大した差はない!」
ローズマリーはぐったりとした。こいつ天然ってヤツだ。こういう手合いは何をやっても意味がないと数多くの修羅場をくぐってきたローズマリーは知っていた。
こうして謎の剣士クリフトはローズマリーの舎弟になった。
こいつが結構面倒で皆困っていた。こちらがモンスターでないから攻撃してこないのかわからないが、兎に角ついて回ってきて門に入ろうとするときだけかなりの速度で邪魔してくるのだ。
「IDカードヲゴテイジクダサイ」とうざったいほど連呼してきやがる。
「なあ皆このゴーレムぶち壊しても良いか?」
皆首を横にふる。確かに街を護るこいつがいなかったら街の人間は困るだろう。なにせここいらには牙に猛毒を持つヴァイパーファングという2メートル近い大きさの獣型のモンスターが群れをなしてうようよしているのだ。
「なあセレーナこいつはゴーレムだけど珍しいのか?」
「ええ、人造のゴーレムなんて聞いたことがなかったわ。古代の遺跡なんかには稀にいたりするらしいけれどね」
「ふっ、それだけこの国の技術力が高いと言うことだろう」
「しっかし、中から開けてくれないといけないとはどうするんだよ?」
「やっぱりぶち壊す!」ローズマリーは最近溜まっていたストレスをぶつけるようにゴーレムの腹に空中後ろ回し蹴りを食らわせた。魔鉄合金性の硬いボディが真っ二つに折れてしまった。
「テキタイハンノウカンチ……ダメージニヨリキノウテイシ……ホンキハジバクシマス」
「ヤバい皆逃げるぞ」
「10、9、8、7、6……」とカウントダウンが始まっている。4人は全力で疾走した。そしてすぐあと、ドカーンという爆発音がし、小さなクレーターができていた。まったくこの国の連中はデススコーピオンの時もそうだが何故自爆させるのだろうか?
「ローズマリーのせいで死ぬとこだったぜ」
「ふっ、毎回ではないか。もう慣れっこだ」
「ローズマリーあなたね、これでラーベンナに入れてもらえなくても平気なの?」
「そんときは門をこじ開けて入るだけさ」
「あなたは本当に力任せなところが直っていないみたいね?」
「でも立ち往生してるのも嫌だろう?」
「それはそうだけど……」苦い顔をしているセレーナの後ろの門がゆっくりと開いていくのが他の3人には見えた。
「セレーナ後ろ。セレーナ後ろ」
「へっ?!」
開いたドアの先には無数の街の人が出迎えにやって来ていた。衛兵はそれを止めきれないでいる。
「聖女ローズマリー様ようこそ!!!」
街の人々は大声で言った。それはもう完全に偽ローズマリー伝説が蔓延している証左であった。
仕方ないのでローズマリーが手をふると観衆にどよめきがさざ波のように沸き起こった。
「金髪碧眼の美少女って聞いたぞ?」
「暴乳って聞いたけど違うぞ」
「偽物なんじゃねえのか!」
だんだん怪しい雰囲気になってきたなぁ……。逃げるか?とローズマリーが考えていると七三分けの金髪のイケメンが現れた。衛兵が敬礼したあたり、有力者か何かなんだろう。
その男はローズマリーの前に一直線にやって来てひざまづいて言った。
「私の名前はクリフトしがない一介の剣士です。貴女が聖女ローズマリー様ご本人ですか?」
「ああ、そだよ」
「聞いていた風貌とは違いますが本物の方がお美しい」
「あ、あ、あ、あたしがう、う、う、美しいだって⁈」
「私はあなたの愛の奴隷……どうか私を仲間に加えてくれませんか」
「いきなり、そんなこと言われてもな……」
クリフトはローズマリーの手を握りしめ言った。
「せめて、オルケイアにいる間でも良いですから。私はこう見えても顔が広いのです。どうか仲間に……何でもしますから」
「いい加減手を離せよ」
ローズマリーはクリフトの手を無理矢理ほどいた。
「おっと、これはレディーに失礼を……お許しください」
「なあどうする皆……」
「良いのじゃないかしらオルケイアを熟知していて顔が広いならこれから行く首都サザールでも困らずに済むじゃない? どこかの聖女様は物騒な発言や行動が多いし」とセレーナが呑気に言う。
「俺も賛成だぜ。愛の為に身を捧げるとは大した奴だ」馬鹿なエンデュミオンは放っておいて比較的まともな発言の多いルーンベルトは反対してくれるだろうとローズマリーは期待していた。
「ふっ、愛の戦士か……中々にロマンチックではないか」駄目だ、どいつもこいつも人を見る目がない。コイツは大外れだ。あたしを美しいとか聖女だとか言ってる時点で頭のねじがおかしくなっているに決まっている。
しかし愛の戦士クリフトは食い下がる。
「何なら私の剣の鋭さをそこのお仲間さんと試合をし、ご覧になられても良いですよ」よし! これで断ることができる。他の3人は普通の戦士とは一線を画している。あたしから見たら大差はないけれど。
エンデュミオンが予想通り名乗りを上げた。まあエンデュミオンが3人の中で一番強いからな。安心だ。
「よし! クリフト、実力を拝見させてもらうぜ」2人は剣を構えて距離をとった。クリフトはどうやら居合切りを放つつもりらしい。エンデュミオンの【神速】はそんなやわな技では見切れないぞ。
「いくぞ、これが俺の必殺技【神速】だ」一介の剣士風情にエンデュミオンの【神速】は見切れまい。
「ぬるい、せやぁー!」エンデュミオンは剣を叩き落とされた。一瞬の出来事だった。エンデュミオンも仲間たちも茫然としている。何よりローズマリーが愕然としていた。こんな軟派そうな奴と四六時中一緒にいろだと……ふざけるな! よし! 良い考えを思いついた。これならこいつも男ならこの屈辱には耐えられまい。ふっふっふ今に見てろよ。
「わー、凄い流石はクリフト様だ!」
「格好良い、結婚して!」
「よっ!オルケイアの牙の名は伊達じゃないな!」
「あんな早居合切り見たこと無いだろうな」
エンデュミオンが茫然自失としていた。それはそうだろう。自身の粋を極めて作った技が破られたのだから。「俺の【神速】が初見で……?」と一人で呟いている。
「聖女様、これで私の実力もお分かりになったでしょう? どうか私を仲間に……」
「分かった、ついて来ても良い」
「それは嬉しい! 愛する御方の側にいられるのは光栄の至り」
「ただし、1つ条件がある」
「良いでしょうとも、どんな条件でも飲みますとも」
「じゃあ今からお前はあたしの舎弟だ」
「しゃてい? なんですかそれは?」
「あたしの言うことは何でも聞く下っ端って意味だよ」
「おお! つまり奴隷ですか? まさかこのかた生まれて奴隷になど身をやつすとは思いませんでした。でも、考えれば私は既にあなたの虜、愛の奴隷。大した差はない!」
ローズマリーはぐったりとした。こいつ天然ってヤツだ。こういう手合いは何をやっても意味がないと数多くの修羅場をくぐってきたローズマリーは知っていた。
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