悪役令嬢物語…………では無いのかもしれない。

1章

7話

入学式も終わってみんなが自由に教室の席に座るので、私たちも一緒に行動をして座った。

「皆さんこんにちは。Sクラスの担任のルミエと申します。よろしくお願いします。
それでは今後のことですが、まず明日召喚術をしますが、出てくるか出てこないかは運なので分かりません。明後日は精霊を召喚していきますが、これも運なので出てきたら契約をしてもらって下さい。・・・・・・それではこれで終わります。みなさんさようなら。」

「ねぇねぇ明日は召喚術だって～」

「えぇそのようですね。でも明後日はノエルの得意な精霊召喚ですよ？まあ私は出てこない方が高いのだけれど頑張ってみるわ」

((((いやいや絶対出てくるでしょ！むしろ強そうなのでそうだし……))))

「そう言えば皆さんは婚約とかしないのですか？」
  
「「「・・・・・・・・・」」」

「「「うーん私は(僕は)まだいいかな」」」

「そう……ですか…私はライとしてるんですけど…なんならお父様に掛け合ってみましょうか？」

「「「い、いえ間に合ってます！」」」

「そ、それよりさぁ2人は婚約してから6年経つけど好きなったりしてないの？」

「「・・・・ﾁﾗｯ…さぁどうだろう(でしょう)ね～」」

(((無駄に息がぴったり合っててて怖い……)))