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1章
あれから5年
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あの日から5年経ち今は10歳になりました。
私とフレイクは護身術が達人級になったので免許皆伝になりました。魔法もやり始めて、すごく使うことができます。
なのでこれから冒険者登録しに行こうと思うんだよね。フレイクと一緒にお忍びで!
「ねぇフレイクこの街にはいろんなものがあるね!」
「そうだね、姉さん。ほらこっちだよ。」
「あぁ…うん。楽しみじゃないの?冒険者になるの。」
「まぁ楽しみだけどその前に何か姉さんがやらかしそうで怖い。」
「失礼しちゃうわね。何もやってないじゃない。」
「何言ってんの。
今まで散々やらかした口が何をほざえやがる。」
「いや~何もやってませんけど~。」
「へーそうなんだー。ある時は王子と友達になったり?ある時は神獣様連れてきたり?
またある時は魔法で山を消し炭にしたり?他にもいろいろしてるよね?」
「あーそんなことも…あったね…あの時はごめんごめん。」
「はーもう終わったことだからいいけどさ今度は何もしないでよね。」
「別に私からしてるわけじゃないし。」
「ほら、もう着くよ。」
「あ、ほんとだでかいギルドだね。」
「うん」
でかい両開きのドアを開けたらそこはうるさく多くの冒険者で溢れかえっていた。私たちはすぐに受付の場所を見つけ、受付嬢の方へ歩いた。
「こんにちは」
「こんにちは。本日はどのような御用件でしょうか?」
「えーと、2人とも冒険者になりたいんですけど。出来ますか?」
一斉に冒険者たちが私たちの方へ視線を向け「え?マジで?」みたいな雰囲気が漂った。
受付嬢もえ?ほんとに?みたいな顔をして
「えーとご依頼ではなく、冒険者登録の方で宜しいでしょうか?」
と言った
私達は
「「はい」」
と応えた。
「では、冒険者になるためにこちらの紙にご記入してください。」
と受付嬢が言うので私たちは書いた。
内容は名前と役職、性別、適正魔法の欄があり、フレイクと事前に打ち合わせをした通り、ほんの少し嘘を書くことにした。
私は
名前 スウ
性別 女
適正魔法 火 風 光
にして、
フレイクは
名前 レイ
性別 男
適正魔法 水 土 闇
と申請した。
受付嬢は私たちの紙を見て目を見開き少し吃りながら、
「こ、こちらに手を当ててください」
と魔水晶を出した。
まず先に私から手を出し、魔水晶が光った。
どうやら魔水晶は過去に犯罪があるかないかを調べるためのようだ。フレイクも私の後に続き手を差し出した。もちろん私たちは犯罪など犯していないので、大丈夫だ。この確認が終わったら受付嬢からギルドカードが渡された。
「こちらがギルドカードになります。こちらのギルドカードを無くされますと、銀貨3枚で再発行となりますのでご注意ください。それと、冒険者についてご説明をなさいますか?」
「ではお願いします。」
「はい。わかりました。冒険者とは薬草採取から魔物の討伐まで全ての仕事を任されます。冒険者のランクは1番上から、S、A、B、C、D、F、Gと、なりGが一番最初に配られるカードとなります。現在Sランクはこの王国で3人となっています。
1人目はセイ様、2人目はレオ様、3人目はカーレ様です。どの方もSランク冒険者特有の気品のある方たちです。お会いした時はくれぐれも気をつけてくださいね。お会いする時はないと思いますが……
そしてAランクは現在15人ですね。Bランクは2倍くらいの32人ですね。Cランクから下は沢山います。えーとDランクから1人前と認められるので頑張ってくださいね。
そして、Gランクのお仕事は薬草採取からで、10ポイント溜まったらFランクにあがれます。
FランクからDランクへは30ポイント溜まったら上がれます。
ちなみに依頼1件終了する事に1ポイント貯まります。とりあえずこれで説明を終わります。」
「ご丁寧にどうもありがとうございました。」
私たちはギルドで説明を受けたあと早々に家に帰った。なぜなら気になることがあったからだ…
*****************
ちなみに本当のステータスはこちら
↓
名前 スノウ・アリウム (10)
種族 人間
適正魔法 (火・水・土・風・光・闇)の6魔法と聖魔法や空間魔法など全ての魔法が使える。
魔力量 ⁇⁇?/99999
武術・体術 達人級
スキル 神眼、隠術、倉庫、探索 、創造
称号 異世界転生者、神の愛子、世界から愛されし者、フレイクと繋がりし者
名前 フレイク・アリウム (10)
種族 人間
適正魔法 (火・水・土・風・光・闇)の6魔法に空間魔法が使える。
魔力量 99999/99999
武術・体術 達人級
スキル 心眼、隠術、倉庫、探索、複製
称号 神から恩恵を受けし者、世界から祝福されし者、スノウと繋がりし者
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
スノウの神眼とフレイクの心眼は変換ミスではありません。
鑑定<心眼<神眼
のようにスキルupしていきます。
鑑定
ものの情報がわかる。ただし見えないも
のもある。
心眼
全てのものが嘘偽りなく見える。
ただし、自分より強い人は見えない。
神眼
そのままの通り、神の眼であるため全て
のものが見え、嘘偽りなく本当のことが
分かる。このスキルによって見えないも
のなど存在しない。
○○と繋がりし者
その人物の恩恵を受けることができます。
雪華
私とフレイクは護身術が達人級になったので免許皆伝になりました。魔法もやり始めて、すごく使うことができます。
なのでこれから冒険者登録しに行こうと思うんだよね。フレイクと一緒にお忍びで!
「ねぇフレイクこの街にはいろんなものがあるね!」
「そうだね、姉さん。ほらこっちだよ。」
「あぁ…うん。楽しみじゃないの?冒険者になるの。」
「まぁ楽しみだけどその前に何か姉さんがやらかしそうで怖い。」
「失礼しちゃうわね。何もやってないじゃない。」
「何言ってんの。
今まで散々やらかした口が何をほざえやがる。」
「いや~何もやってませんけど~。」
「へーそうなんだー。ある時は王子と友達になったり?ある時は神獣様連れてきたり?
またある時は魔法で山を消し炭にしたり?他にもいろいろしてるよね?」
「あーそんなことも…あったね…あの時はごめんごめん。」
「はーもう終わったことだからいいけどさ今度は何もしないでよね。」
「別に私からしてるわけじゃないし。」
「ほら、もう着くよ。」
「あ、ほんとだでかいギルドだね。」
「うん」
でかい両開きのドアを開けたらそこはうるさく多くの冒険者で溢れかえっていた。私たちはすぐに受付の場所を見つけ、受付嬢の方へ歩いた。
「こんにちは」
「こんにちは。本日はどのような御用件でしょうか?」
「えーと、2人とも冒険者になりたいんですけど。出来ますか?」
一斉に冒険者たちが私たちの方へ視線を向け「え?マジで?」みたいな雰囲気が漂った。
受付嬢もえ?ほんとに?みたいな顔をして
「えーとご依頼ではなく、冒険者登録の方で宜しいでしょうか?」
と言った
私達は
「「はい」」
と応えた。
「では、冒険者になるためにこちらの紙にご記入してください。」
と受付嬢が言うので私たちは書いた。
内容は名前と役職、性別、適正魔法の欄があり、フレイクと事前に打ち合わせをした通り、ほんの少し嘘を書くことにした。
私は
名前 スウ
性別 女
適正魔法 火 風 光
にして、
フレイクは
名前 レイ
性別 男
適正魔法 水 土 闇
と申請した。
受付嬢は私たちの紙を見て目を見開き少し吃りながら、
「こ、こちらに手を当ててください」
と魔水晶を出した。
まず先に私から手を出し、魔水晶が光った。
どうやら魔水晶は過去に犯罪があるかないかを調べるためのようだ。フレイクも私の後に続き手を差し出した。もちろん私たちは犯罪など犯していないので、大丈夫だ。この確認が終わったら受付嬢からギルドカードが渡された。
「こちらがギルドカードになります。こちらのギルドカードを無くされますと、銀貨3枚で再発行となりますのでご注意ください。それと、冒険者についてご説明をなさいますか?」
「ではお願いします。」
「はい。わかりました。冒険者とは薬草採取から魔物の討伐まで全ての仕事を任されます。冒険者のランクは1番上から、S、A、B、C、D、F、Gと、なりGが一番最初に配られるカードとなります。現在Sランクはこの王国で3人となっています。
1人目はセイ様、2人目はレオ様、3人目はカーレ様です。どの方もSランク冒険者特有の気品のある方たちです。お会いした時はくれぐれも気をつけてくださいね。お会いする時はないと思いますが……
そしてAランクは現在15人ですね。Bランクは2倍くらいの32人ですね。Cランクから下は沢山います。えーとDランクから1人前と認められるので頑張ってくださいね。
そして、Gランクのお仕事は薬草採取からで、10ポイント溜まったらFランクにあがれます。
FランクからDランクへは30ポイント溜まったら上がれます。
ちなみに依頼1件終了する事に1ポイント貯まります。とりあえずこれで説明を終わります。」
「ご丁寧にどうもありがとうございました。」
私たちはギルドで説明を受けたあと早々に家に帰った。なぜなら気になることがあったからだ…
*****************
ちなみに本当のステータスはこちら
↓
名前 スノウ・アリウム (10)
種族 人間
適正魔法 (火・水・土・風・光・闇)の6魔法と聖魔法や空間魔法など全ての魔法が使える。
魔力量 ⁇⁇?/99999
武術・体術 達人級
スキル 神眼、隠術、倉庫、探索 、創造
称号 異世界転生者、神の愛子、世界から愛されし者、フレイクと繋がりし者
名前 フレイク・アリウム (10)
種族 人間
適正魔法 (火・水・土・風・光・闇)の6魔法に空間魔法が使える。
魔力量 99999/99999
武術・体術 達人級
スキル 心眼、隠術、倉庫、探索、複製
称号 神から恩恵を受けし者、世界から祝福されし者、スノウと繋がりし者
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
スノウの神眼とフレイクの心眼は変換ミスではありません。
鑑定<心眼<神眼
のようにスキルupしていきます。
鑑定
ものの情報がわかる。ただし見えないも
のもある。
心眼
全てのものが嘘偽りなく見える。
ただし、自分より強い人は見えない。
神眼
そのままの通り、神の眼であるため全て
のものが見え、嘘偽りなく本当のことが
分かる。このスキルによって見えないも
のなど存在しない。
○○と繋がりし者
その人物の恩恵を受けることができます。
雪華
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