ねぇ…勝負をしない?

雪華

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1章

1話

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「私は天野 千尋。鬼宮 優斗!どちらが先に惚れるか勝負をしない?面白そうでしょ?」
と言って私は鬼宮に話しかけた。なぜかというと鬼宮は、学校で私とどちらが美しいか1・2を争うイケメンだから……
とゆうのは建前で本当は私にはあと1年の命しかないから…まぁ原因は分からずじまいだけど私の体は1年しか持たないらしい…せめて誰かに恋をしてみたい…けど私は並大抵の人じゃ惚れられないむしろ惚れられてしまう。だから私と学校で1・2を争う美貌の持ち主に話しかけたのだ…

「へ~別にいいよ~」
あっ!返事が返ってきた!よし、乗ってくれた。じゃあやりやすいように付き合わなきゃね…

「じゃあやりやすいように付き合いましょ」

「OK。じゃあ今から付き合ったということで期限はいつごろぐらいまで?」

「うーんそうね…(1年じゃ最後の方は行けなくなる可能性があるから…)10ヶ月は?」

「10ヶ月…か「あら?10ヶ月じゃあ私を落とせないの?」いいや落とせるよ。10ヶ月でいこう」

「じゃあまずは手を繋いで帰りましょうか…」

「じゃあついでにどっか寄ってかね?」

「…まぁいいよ。どっか寄ってどこに行くの?」

「じゃあ…………」

「で、ゲームセンターとゆう所で合ってる?私来たことないや…初めてきた」

「えっ!マジで?その年で来たことねぇの?」

「うん。まあとりあえず中に入ろうよ」

「おう…」

「やっぱり中は結構うるさいんだね~でもクレーンゲーム、太鼓の凡人、マリネカート、コインゲームいっぱいあるね~どれやるの?」

「どれやりたい?俺はどれでもいいよ」

「じゃあ…あの犬のぬいぐるみが欲しいからあれやろう!」

「お前犬好きなのか?」

「うん。可愛いじゃん!ほらほらそんな事いいからあれやるから行くよ!」

「ほーいわかったよ」
………
「うーん5回ぐらいやったのに全然取れない…ねぇ鬼宮はできる?」

「俺?まぁできるけどやってやろうか?」

「お願いしてもいい?」

「おう」
………
「うわーおすごい!1発で取っちゃうなんてほんとにすごい!ありがとう」

「いや……別に///どうってことねぇよ…てかさいくら偽物でも名字呼びはまずいでしょだから下の名前で呼んで」

「うん。いいよー優斗でいいんでしょ?私の方も下の名前で呼ぶんだよ!」

「千尋でいいんだよな?」

「OKあってるよそろそろ暗くなってきたから帰らなきゃね帰ろう?」

「送ってくよ」





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