サバ缶異世界争奪戦線

飲杉田楽

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第一部第4缶。激動!ルシルワール王国編

ようこそルシルワールへ!その⑤

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『なんか、不思議ねさっき、、記憶が戻ったばかりだというのに
 家に帰ってきたっていう
  感じがすごくするわ、   
ようこそ、  サカタ!私の家へ』

すっかり 記憶を取り戻したのかカミエは
あきらかに  
これまでとは違う顔立ちをしていた。
全てを悟ったかのよくな落ち着きと
今まで、の  女  とイメージより
女性といえばいいのだろうか
雰囲気そのものが  目元が
目の色が変わった気がした。



淡い桜色の髪もより一層輝きを放ち
周りの装飾品達をきらめかせる。

カミエがつけている  とても細いブレスレットから 髪の色と同じ 淡い桜色が
光沢を放ち始める
その光によって
カミエの顔が 元々可愛らしい顔に
補正がかかる

もうここまでの可愛さを放たれると
ああ、 この子が  ヒロインは。
と理解してしまう。

ツンデレ姫という称号がお似合いだろうか、
いや、すこしばかり
ネーミングセンスがないかもな、、
まあいいや 

そんなに高くはない階段を降りてくる
だれかが降りてくる音がする
コツコツ、カツカツと
ハイヒールか、それとも 革靴か、

数人こっちへ向かってくる。
『お待ちしておりました。
お嬢、そして  勇者さま。』

あごひげを生やした スーツ姿の男が
現れ
後ろから5人ほどの  メイドと呼ばれそうな
ふくそうの女と スーツ姿に  白いナプキンのようなものを腕にかけた男が現れ
お辞儀をした。

『ごゆっくりしていってくださいね
勇者さま。
お嬢様も  命令通り  部屋の方
は手をかけておりませんが、
なにかありましたらお呼びください。』

おそらくこの人たちは執事なのだろう。
それにしてと イケてるおっさんや
お姉様方しかいないな。
やっぱゲーム世界ともなると
全員美男美女ってわけか、、

とはいっても
この世界には例外も多くいるけどな
ドラゴンとか、巨人とか、

まあ  どうやら
俺は  この城に数日滞在出来るらしい。


だが、なにか勘違いをされてるようだった

メイドの  リーム  という  
スタイルのいい女が現れた瞬間




それまで平和だった
ものが崩れる音がした。
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