32 / 58
32話 さみしくなくなったアルベルト
しおりを挟む
物心ついた時、僕の近くに母上はいなかった。
母上は父上のことが好きじゃないのに無理矢理結婚させられて、僕を産んだ。
だから僕のことが好きじゃないから、会いたくないんだって誰かから聞いた。
父上は僕にとって遠くから眺める人で、いつも怒鳴ったり誰かを叩いたりしているから、近づきたいとは思わなかった。
母上が父上と結婚したくなかったのは、理解できるなって思った。
僕の側にいてくれた乳母が亡くなった時、さみしくなって、乳母に聞いていた母上が同じっていう兄上に会いに行ったけど、会ってもらえなかった。
僕が会いに行くことは兄上に迷惑をかけることだから、やめるように言われた。
物陰から兄上を見た時、その人が兄上の名前を呼び捨てで呼んでいて、楽しそうで、ああいうのが友人っていうんだと知った。
父上の別の奥さんや母親の違う兄や姉はみんな怖くて近づけなかった。
会えばたくさん僕の悪いところを指摘してくる。
その内には彼らと喋りたくなくなって、姿が見えたら逃げるようになった。
母親の違う弟や妹は、遠くからしか見たことがない。
僕の近くに来る使用人はコロコロ変わるし、なんでも言うことを聞いてくれるけど、次の日には違う場所に行ってしまう。
たまに僕を担当するだけだから、僕の我が儘も耐えられるんだって、誰かが言ってたのを聞いた。
いつだっただろう。
突拍子もないことをすると、構ってもらえると気づいたのは。
急ににこにこして、たくさん話をしてくれる。
変わったこと、極端なこと、びっくりすること。
それらをやってる内に、どんなことをすると人が集まるのかを学んだ。
それが、父上の姿と似てたって気づいたのは、もっとずっと後のことだった。
城から追い出されて、いっぱい痛くて、僕はなんで生まれてきたんだろうとか、なんかさみしい、すっごくさみしい、このまま、さみしいまま死ぬのかなあって。
街に降りて、供を連れて行ったことのあるお店に行ってみても、誰も口を聞いてくれなくて、僕はそこに存在していない人みたいだった。
さみしくて、その辺にいる人に声をかけようとしても、みんな気づかないふりで逃げていって、お腹がすいて、もう走ることもできないんだって、思った。
そんなことを繰り返したら、人を見るのも怖くなって、人のいないところを探して歩いた。
僕はなんで生まれてきたんだろうって思って、それでもお腹はすいて、何かを食べたいって思って。
お腹がすいて、すいて、でも、その辺りにあるものを口に入れると、思わずエズくぐらい、不味かった。
喉が乾いて、水なら不味くないと気づいて、川の水を飲んで、それでもお腹は空いて、食べられるモノが見つからなくて。
僕、本当になんで生まれてきたんだろうって、そこでゴロリと横になった。
ここなら少なくとも、喉を潤す水がある。
なのに、たくさん意地悪をしたはずの人が僕を拾ってくれた。
僕はその人に痛いことをいっぱいしたのに、僕のケガの手当てをしてくれて、いつの間にか、痛いのが無くなっていた。
細くて小柄なその人が近くにいると、さみしくないと、気がついた。
他にも、僕のことを嫌ってるって隠さないのに、話しかけると答えを返してくれる人もいる。
小さな彼にキツイことを言われると、悲しくなることはあるけど、僕はここにいない人じゃないって、思えた。
その人と2人きりでいても、さみしくなくて、不思議と居心地がいいって、思えた。
ご飯を作ってくれる優しい人もいて、ぜんぜん美味しそうな見た目じゃないのに、食べると美味しくて、びっくりした。
小さいのに、外にある食べられる草とか教えてくれる人で、笑うとかわいい。
僕の妹も、こんな風に笑ってくれたら、かわいいって、思えたのかもしれない。
日が昇ると大人の人がやってきて、僕らが困ってないかって、聞いてくれる。
その人はいろんなことを知っていて、よく僕を叱る。
けど、なんで叱られたかわかると、褒めてくれるんだ。
よくわかったなって、偉いぞって、頭を、こうグリグリって撫でてくれて、この人が、僕の父上か兄上だったら、よかったのになあ。
でも、夜になると、僕は部屋に1人だ。
誰もいない。
「さみしいんだ」
けど、そう声に出したら、側にいてくれるって言ってくれる人が、ここにはいた。
今までそんなこと言っても、側に居てくれる人なんか、誰もいなかったのに。
一緒に布団の中に入ったら、僕より先に寝てしまった。
先に寝てしまった彼の顔を見て、疲れて寝てしまった彼の顔を見て、よくわからない幸せな気持ちが僕を満たした。
彼の寝顔を眺めていたら、不意に気づいた。
寝ている間は、僕から離れていけないんだなって。
そして、僕が寝た後で彼が起きて、知らない間に布団から出ていってしまうのはイヤだなあと思った。
彼が布団から出る時に、僕が起きれたら『まだ寝れてない』って引き止められるんじゃ、ないかな。
だから腕の中に抱え込んで寝た。
あったかくて、優しい匂いがする。
僕より年上なのに小さくて、僕のせいで死ぬとこだったのに、笑って許してくれるくらい、心の大きい彼。
この人が側に居てくれたら、ずっとさみしくならない気がする。
どうしたら、ずっと側に居てくれるんだろう。
どうしたら嫌われることなく、僕の側に居てくれるんだろう。
次の日『おやすみなさい』の後、俯きながら彼の服の端を握ると『仕方ないなあ』って、また同じ布団に入ってくれた。
僕はひとつ、賢くなった。
「ベッドを同じ部屋に持っていくか?」って話が出た時に、貴族の大人が『マリカは子供だけど一応女性だから、血の繋がらない異性と同じ部屋で寝ることは、マリカのために賛成できない』とか言ってくれて、表面的には悲しそうな顔をしたけど、心でほくそ笑んだ。
その時、僕が欲しいのは彼だけだって知ったんだ。
彼の弟も妹も好きだけど、彼に対する好きとは違うって。
家族より大切にしてもらえるとは思ってないけど、彼の1番になりたい。
どうやったら、1番になれるんだろう。
彼女が『じゃあ、私が小部屋に移ろうか?』って言ったら、シウムが『この家が絶対安全ってわけでもないから、夜に部屋で女が1人はダメだ』って。
いいぞ、って思った。
それからは僕とアビス、シウムとマリカに分かれて寝ている。
僕はもっといっぱい考えて、すっごく考えて、ずっと、死ぬまでずっと、アビスが側に居てくれるにはどうしたらいいのかって。
考えて、考えて、でもまだ思いついてないから、早く、賢くなりたい。
物知りなシャリオに、たくさん教えてもらえたら、わかるようになる気がする。
教えてもらった、他の人にしていいこと悪いことを覚えると、シャリオにはいっぱい褒めてもらえるし、アビスには、そういう僕は好きって、言ってもらえるんだ。
アビスの好きな僕になりたい。
いっぱい勉強して、そういう僕に、なりたい。
だから、本当に、シャリオが僕の兄上だったらよかったのにって、思う。
母上は父上のことが好きじゃないのに無理矢理結婚させられて、僕を産んだ。
だから僕のことが好きじゃないから、会いたくないんだって誰かから聞いた。
父上は僕にとって遠くから眺める人で、いつも怒鳴ったり誰かを叩いたりしているから、近づきたいとは思わなかった。
母上が父上と結婚したくなかったのは、理解できるなって思った。
僕の側にいてくれた乳母が亡くなった時、さみしくなって、乳母に聞いていた母上が同じっていう兄上に会いに行ったけど、会ってもらえなかった。
僕が会いに行くことは兄上に迷惑をかけることだから、やめるように言われた。
物陰から兄上を見た時、その人が兄上の名前を呼び捨てで呼んでいて、楽しそうで、ああいうのが友人っていうんだと知った。
父上の別の奥さんや母親の違う兄や姉はみんな怖くて近づけなかった。
会えばたくさん僕の悪いところを指摘してくる。
その内には彼らと喋りたくなくなって、姿が見えたら逃げるようになった。
母親の違う弟や妹は、遠くからしか見たことがない。
僕の近くに来る使用人はコロコロ変わるし、なんでも言うことを聞いてくれるけど、次の日には違う場所に行ってしまう。
たまに僕を担当するだけだから、僕の我が儘も耐えられるんだって、誰かが言ってたのを聞いた。
いつだっただろう。
突拍子もないことをすると、構ってもらえると気づいたのは。
急ににこにこして、たくさん話をしてくれる。
変わったこと、極端なこと、びっくりすること。
それらをやってる内に、どんなことをすると人が集まるのかを学んだ。
それが、父上の姿と似てたって気づいたのは、もっとずっと後のことだった。
城から追い出されて、いっぱい痛くて、僕はなんで生まれてきたんだろうとか、なんかさみしい、すっごくさみしい、このまま、さみしいまま死ぬのかなあって。
街に降りて、供を連れて行ったことのあるお店に行ってみても、誰も口を聞いてくれなくて、僕はそこに存在していない人みたいだった。
さみしくて、その辺にいる人に声をかけようとしても、みんな気づかないふりで逃げていって、お腹がすいて、もう走ることもできないんだって、思った。
そんなことを繰り返したら、人を見るのも怖くなって、人のいないところを探して歩いた。
僕はなんで生まれてきたんだろうって思って、それでもお腹はすいて、何かを食べたいって思って。
お腹がすいて、すいて、でも、その辺りにあるものを口に入れると、思わずエズくぐらい、不味かった。
喉が乾いて、水なら不味くないと気づいて、川の水を飲んで、それでもお腹は空いて、食べられるモノが見つからなくて。
僕、本当になんで生まれてきたんだろうって、そこでゴロリと横になった。
ここなら少なくとも、喉を潤す水がある。
なのに、たくさん意地悪をしたはずの人が僕を拾ってくれた。
僕はその人に痛いことをいっぱいしたのに、僕のケガの手当てをしてくれて、いつの間にか、痛いのが無くなっていた。
細くて小柄なその人が近くにいると、さみしくないと、気がついた。
他にも、僕のことを嫌ってるって隠さないのに、話しかけると答えを返してくれる人もいる。
小さな彼にキツイことを言われると、悲しくなることはあるけど、僕はここにいない人じゃないって、思えた。
その人と2人きりでいても、さみしくなくて、不思議と居心地がいいって、思えた。
ご飯を作ってくれる優しい人もいて、ぜんぜん美味しそうな見た目じゃないのに、食べると美味しくて、びっくりした。
小さいのに、外にある食べられる草とか教えてくれる人で、笑うとかわいい。
僕の妹も、こんな風に笑ってくれたら、かわいいって、思えたのかもしれない。
日が昇ると大人の人がやってきて、僕らが困ってないかって、聞いてくれる。
その人はいろんなことを知っていて、よく僕を叱る。
けど、なんで叱られたかわかると、褒めてくれるんだ。
よくわかったなって、偉いぞって、頭を、こうグリグリって撫でてくれて、この人が、僕の父上か兄上だったら、よかったのになあ。
でも、夜になると、僕は部屋に1人だ。
誰もいない。
「さみしいんだ」
けど、そう声に出したら、側にいてくれるって言ってくれる人が、ここにはいた。
今までそんなこと言っても、側に居てくれる人なんか、誰もいなかったのに。
一緒に布団の中に入ったら、僕より先に寝てしまった。
先に寝てしまった彼の顔を見て、疲れて寝てしまった彼の顔を見て、よくわからない幸せな気持ちが僕を満たした。
彼の寝顔を眺めていたら、不意に気づいた。
寝ている間は、僕から離れていけないんだなって。
そして、僕が寝た後で彼が起きて、知らない間に布団から出ていってしまうのはイヤだなあと思った。
彼が布団から出る時に、僕が起きれたら『まだ寝れてない』って引き止められるんじゃ、ないかな。
だから腕の中に抱え込んで寝た。
あったかくて、優しい匂いがする。
僕より年上なのに小さくて、僕のせいで死ぬとこだったのに、笑って許してくれるくらい、心の大きい彼。
この人が側に居てくれたら、ずっとさみしくならない気がする。
どうしたら、ずっと側に居てくれるんだろう。
どうしたら嫌われることなく、僕の側に居てくれるんだろう。
次の日『おやすみなさい』の後、俯きながら彼の服の端を握ると『仕方ないなあ』って、また同じ布団に入ってくれた。
僕はひとつ、賢くなった。
「ベッドを同じ部屋に持っていくか?」って話が出た時に、貴族の大人が『マリカは子供だけど一応女性だから、血の繋がらない異性と同じ部屋で寝ることは、マリカのために賛成できない』とか言ってくれて、表面的には悲しそうな顔をしたけど、心でほくそ笑んだ。
その時、僕が欲しいのは彼だけだって知ったんだ。
彼の弟も妹も好きだけど、彼に対する好きとは違うって。
家族より大切にしてもらえるとは思ってないけど、彼の1番になりたい。
どうやったら、1番になれるんだろう。
彼女が『じゃあ、私が小部屋に移ろうか?』って言ったら、シウムが『この家が絶対安全ってわけでもないから、夜に部屋で女が1人はダメだ』って。
いいぞ、って思った。
それからは僕とアビス、シウムとマリカに分かれて寝ている。
僕はもっといっぱい考えて、すっごく考えて、ずっと、死ぬまでずっと、アビスが側に居てくれるにはどうしたらいいのかって。
考えて、考えて、でもまだ思いついてないから、早く、賢くなりたい。
物知りなシャリオに、たくさん教えてもらえたら、わかるようになる気がする。
教えてもらった、他の人にしていいこと悪いことを覚えると、シャリオにはいっぱい褒めてもらえるし、アビスには、そういう僕は好きって、言ってもらえるんだ。
アビスの好きな僕になりたい。
いっぱい勉強して、そういう僕に、なりたい。
だから、本当に、シャリオが僕の兄上だったらよかったのにって、思う。
4
お気に入りに追加
173
あなたにおすすめの小説
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
【完結】魔王様、溺愛しすぎです!
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
「パパと結婚する!」
8万年近い長きにわたり、最強の名を冠する魔王。勇者を退け続ける彼の居城である『魔王城』の城門に、人族と思われる赤子が捨てられた。その子を拾った魔王は自ら育てると言い出し!? しかも溺愛しすぎて、周囲が大混乱!
拾われた子は幼女となり、やがて育て親を喜ばせる最強の一言を放った。魔王は素直にその言葉を受け止め、嫁にすると宣言する。
シリアスなようでコメディな軽いドタバタ喜劇(?)です。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう
【表紙イラスト】しょうが様(https://www.pixiv.net/users/291264)
挿絵★あり
【完結】2021/12/02
※2022/08/16 第3回HJ小説大賞前期「小説家になろう」部門 一次審査通過
※2021/12/16 第1回 一二三書房WEB小説大賞、一次審査通過
※2021/12/03 「小説家になろう」ハイファンタジー日間94位
※2021/08/16、「HJ小説大賞2021前期『小説家になろう』部門」一次選考通過作品
※2020年8月「エブリスタ」ファンタジーカテゴリー1位(8/20〜24)
※2019年11月「ツギクル」第4回ツギクル大賞、最終選考作品
※2019年10月「ノベルアップ+」第1回小説大賞、一次選考通過作品
※2019年9月「マグネット」ヤンデレ特集掲載作品
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位

失恋して崖から落ちたら、山の主の熊さんの嫁になった
無月陸兎
BL
ホタル祭で夜にホタルを見ながら友達に告白しようと企んでいた俺は、浮かれてムードの欠片もない山道で告白してフラれた。更には足を踏み外して崖から落ちてしまった。
そこで出会った山の主の熊さんと会い俺は熊さんの嫁になった──。
チョロくてちょっぴりおつむが弱い主人公が、ひたすら自分の旦那になった熊さん好き好きしてます。

いつかコントローラーを投げ出して
せんぷう
BL
オメガバース。世界で男女以外に、アルファ・ベータ・オメガと性別が枝分かれした世界で新たにもう一つの性が発見された。
世界的にはレアなオメガ、アルファ以上の神に選別されたと言われる特異種。
バランサー。
アルファ、ベータ、オメガになるかを自らの意思で選択でき、バランサーの状態ならどのようなフェロモンですら影響を受けない、むしろ自身のフェロモンにより周囲を調伏できる最強の性別。
これは、バランサーであることを隠した少年の少し不運で不思議な出会いの物語。
裏社会のトップにして最強のアルファ攻め
×
最強種バランサーであることをそれとなく隠して生活する兄弟想いな受け
※オメガバース特殊設定、追加性別有り
.
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる