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18話 16歳の戸惑い
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「リース!こんなデカいの獲れたんだよ!」
狩りから帰るとデカくなったイフトが俺にくれる肉の部位を持ってきて、幼い時から変わらない笑顔で報告にきた。
「すごいな。ケガはしなかったか?」
どんなに大きくなってもどんなに強くなっても、俺を見つけるとこうして駆け寄ってくる姿に、1人で生きていこうと思っていた過去の自分を思い返す。
今では1人でいいとは思えないようになっちまった。
「うん。リースのポーションのおかげで楽勝だったよ」
「なら良かった」
色々な薬水は、イフトの前で冗談でポーションとよんだせいでその名が定着してしまった。
俺の黒歴史の1つだ。
今では小売店に何本か置いてあって、狩りに出るヤツの必需品になってるらしい。
飲めば体力や魔力が回復するからな。
美味しい飲み物として卸しただけで、そんな効果があることは一言も言ってないのだが、口伝てに広がったらしい。
効果は種類によって違うんだが、それもどの効果だとは言ってないから、買うのもカケみたいなもんだろう。
なんと言っても1本100カーネもするんだぞ。
まさかのそれが、金持ちの道楽精神を刺激するとは思っていなかったが。
なんでこんなに高いのか、美味えのか?みたいな興味から広まったらしい。
魔術により1年も腐らないし、これもまた魔術により中身は常に冷たさを保っているし、想像以上に美味かったらしい。
その上、狩り場でたまたま飲んだら疲れが取れたとか、怪我が治ったとか。
店主が言うには
「この間のは怪我が治ったのに、今度のは痛みは引いたが怪我は治らなかったぞ」
というクレームもあったらしい。
すかさず
「これはただの美味しい飲み物として売ってるだけだから、そんなことは知らん。毎回違う味を仕入れとるから、味も違えば効果もそりゃあ違うだろ」
と言い返したって。
そのせいで、どの味がどんな効果なのかと議論が始まり、また、検証するために売れているんだとか。
これだけ大きい獣を仕留めたのならば、今日は祝賀会だろうなー。
狩りの成功を祝ってイフトの家の前にみんな集まって食事をする時は、俺がイフトと一緒に食事することはない。
それを寂しいと思ってはいけないとわかっているんだが、なんかイラっとするのも事実だ。
イフトにはイフトの付き合いがあるんだし、イフトが真っ先に俺の好きな部位を持って報告しに来るだけで満足しないといけないんだぞ。
それを少し寂しく思うのは仕方ないとしても。
あー、絆されたなあ。
☆
イフトから貰った肉の下処理をすると、明日イフトと食べるためにそれを仕込んでおいて、俺は適当に1人で食べて早目に寝た……のだが。
身体の重さに目を開けると、いつものようにイフトに抱きこまれて寝ていた。
あ、玄関の魔石外すの忘れてたか。
「イフト、起きろ、重い」
「んー、まだ眠い」
「お前、自分家で寝ろよ」
何歳になったと思ってるんだよ。
「寝るとこ、ない。アイツら、泊まってる、から」
ちょっ、マジで重いって。体重かけんな!この筋肉達磨!!
「それに、リースのベッド、気持ちいいし」
あー、くそっ。
そんなことを言って、普段も家に帰らずに布団に入りこんでくるんだよ、コイツは。
「はあ、わかった、わかった。今度お前にもコレ買ってやる」
高い出費だが仕方ない。神具の寝具だから仕方ない。
俺の安眠のためだからな。
と言った瞬間、ガバリとイフトが起き上がった。
「いらないし!そんなことしたら、リースと寝れなくなっちゃうじゃん!!」
「はあ?なんだよソレ。お前もいい加減自立しろ。ったく!春になったら俺新しいとこに引っ越すから、今度はついてくんなよ」
なんだか昼間っから処理できてない苛立ちがガーッと湧き上がってきて、勢いで引越し宣言してしまった。
いや、言い過ぎだと言いながら思ったわ。
んで、髪をかき上げてイフトの顔を見て言葉を失った。
な、なんでそんなに怒ってんの?
表情の抜け落ちた顔が、震えるほど怒りを伝えてくる。
「な、なにしてんの?重いんだけど」
当のイフトは、無表情のまま俺の服をまくり上げて、手を突っ込んできて、何、してんの?
しかも、退かせたくてもビクともしねえんだけど。
「何って、子作りでもしようかなって」
は?
「おおお俺、男だけど?」
え?お前ホモ なの?ホモ だったの?
だから俺に執着してた、んだ?
あまりにも異常な事態に、思考はついていかないし、異様に喉が渇いてくる。
「そんなの知ってるよー。だいたい、リースだってずっと一緒に寝ても怒んなかったじゃん。そういうつもりがあるって期待するでしょ」
「はあ?なんで一緒に寝るのが、期待させることになんだよっ。俺が男って知ってるだろって、やめろ!」
チンコ触るな!
「リースこそ何言ってんの?男同士でも結婚するだろ?」
「は?」
……男同士でも、結婚できるの?
「何その顔。もしかして、知らなかった?男女で一緒になるより条件は厳しいけど、俺とリースだったらクリアできると思うよ」
「条件?」
「そ、親のいない子供を2人以上引き取って育てるってヤツ。俺ら稼ぎもあるし、できると思うけど?」
そ、なの?
「いや、でも普通に女子との方が良くね?」
「ふーん、そういうこと言うんだ。でも関係ないよね。俺、リースのこと大好きだもん。でもリースが俺から離れてどこか行こうとするとか、許せるわけないよねえ。どうしようかな」
口調は砕けているけど、目がヤバい。
こんなに表情が抜け落ちたイフト、見たこと、ない。
何故か身体が勝手に震えてくるし、人質に取られてるチンコはこんな異常な状態なのに反応し始めてるし、ど、どうやって逃げる?
「ねえ、リース。俺から逃げようとするなら、手も足も切り落として、閉じ込めちゃおうかなあ。でも、そうするとリースが痛いの可哀想だし。うーん、リースの気持ちが他にいかないように、目に映りそうなヤツみんな殺しちゃう方がいいか」
「は?」
何、このサイコ発言。
俺は一瞬、思考も抵抗もやめた。
「うん、こうやって大人しく俺のものになってくれるなら、そんなことしないし、すっごく気持ちよくしてあげるよ」
なんだ、これ?
え、これ、誰だ?
俺の知ってるイフトは、こんなイカレタこと言ったり、しない。
☆
「うぅ、はっ」
「ねえリース、ここにチコの実入れてもいい?」
もうずっと、かれこれどのくらい喘がされてるのか。
もう、イキたく、ないっ。
「チコの、実って、なんだ?」
「……リースってさ、そこらの女よりも純情だよね。汚れてないまっさらなリースを犯すとか、マジで興奮する」
イフトは俺を押し潰していた上体を起こすと、指を突っ込んでかき回しまくっていたところに何かを入れた。
中でグチュッと潰れてなんか出てきてるのが、漏らしてるみたいで気持ち悪い。
「うっわ、えっろ。ぐちゅぐちゅして、はぁ、マジ、ヤバイ。本当は、チコの実が馴染んでからの方が、負担にならなくていいってわかってる、んだけど、ごめんっ、むりっ!!」
直後に、考えられないくらいの衝撃が、考えたくない場所にすごい圧で押し込まれた。
「うっ、そ、だろ?!」
痛ってえって!!
泣きたくないけど、涙が止まらねえ。
「リ、リース、ごめん!でも、良すぎて、止まんない、ごめんっ!!」
お前ええ、ごめんで済むなら、警察はいらねえんだよ!!
ガツガツと動くイフトの腰に、気絶できたらどんなに楽かと歯を食いしばった。
☆
そのまま何度も致して爆睡した、酔っ払いイフトの下からなんとか抜け出した。
風呂場に四つん這いで移動すると、汚れた身体をなんとか洗う。
爆睡しているイフトと違い、俺は痛すぎて目が冴えた。
「くそ~、血ぃ出てんじゃんか」
痔になったらどうしてくれる。
あ、傷用の酒で洗ってみるか?
しみるかな。
薬酒を1本取り出すと酒で尻を洗う。
ついでに薬水飲んで体力も回復させた。
情けなくてまた涙が出てきたわ。
あー、くそっ。
マジでアイツ、どうしてくれようか。
ーーーーーーーーーー
魔術を人に向ける=銃を人に向ける
くらいの忌避感をもっているリースなので、腕力以外を人に向けることはないのでした
狩りから帰るとデカくなったイフトが俺にくれる肉の部位を持ってきて、幼い時から変わらない笑顔で報告にきた。
「すごいな。ケガはしなかったか?」
どんなに大きくなってもどんなに強くなっても、俺を見つけるとこうして駆け寄ってくる姿に、1人で生きていこうと思っていた過去の自分を思い返す。
今では1人でいいとは思えないようになっちまった。
「うん。リースのポーションのおかげで楽勝だったよ」
「なら良かった」
色々な薬水は、イフトの前で冗談でポーションとよんだせいでその名が定着してしまった。
俺の黒歴史の1つだ。
今では小売店に何本か置いてあって、狩りに出るヤツの必需品になってるらしい。
飲めば体力や魔力が回復するからな。
美味しい飲み物として卸しただけで、そんな効果があることは一言も言ってないのだが、口伝てに広がったらしい。
効果は種類によって違うんだが、それもどの効果だとは言ってないから、買うのもカケみたいなもんだろう。
なんと言っても1本100カーネもするんだぞ。
まさかのそれが、金持ちの道楽精神を刺激するとは思っていなかったが。
なんでこんなに高いのか、美味えのか?みたいな興味から広まったらしい。
魔術により1年も腐らないし、これもまた魔術により中身は常に冷たさを保っているし、想像以上に美味かったらしい。
その上、狩り場でたまたま飲んだら疲れが取れたとか、怪我が治ったとか。
店主が言うには
「この間のは怪我が治ったのに、今度のは痛みは引いたが怪我は治らなかったぞ」
というクレームもあったらしい。
すかさず
「これはただの美味しい飲み物として売ってるだけだから、そんなことは知らん。毎回違う味を仕入れとるから、味も違えば効果もそりゃあ違うだろ」
と言い返したって。
そのせいで、どの味がどんな効果なのかと議論が始まり、また、検証するために売れているんだとか。
これだけ大きい獣を仕留めたのならば、今日は祝賀会だろうなー。
狩りの成功を祝ってイフトの家の前にみんな集まって食事をする時は、俺がイフトと一緒に食事することはない。
それを寂しいと思ってはいけないとわかっているんだが、なんかイラっとするのも事実だ。
イフトにはイフトの付き合いがあるんだし、イフトが真っ先に俺の好きな部位を持って報告しに来るだけで満足しないといけないんだぞ。
それを少し寂しく思うのは仕方ないとしても。
あー、絆されたなあ。
☆
イフトから貰った肉の下処理をすると、明日イフトと食べるためにそれを仕込んでおいて、俺は適当に1人で食べて早目に寝た……のだが。
身体の重さに目を開けると、いつものようにイフトに抱きこまれて寝ていた。
あ、玄関の魔石外すの忘れてたか。
「イフト、起きろ、重い」
「んー、まだ眠い」
「お前、自分家で寝ろよ」
何歳になったと思ってるんだよ。
「寝るとこ、ない。アイツら、泊まってる、から」
ちょっ、マジで重いって。体重かけんな!この筋肉達磨!!
「それに、リースのベッド、気持ちいいし」
あー、くそっ。
そんなことを言って、普段も家に帰らずに布団に入りこんでくるんだよ、コイツは。
「はあ、わかった、わかった。今度お前にもコレ買ってやる」
高い出費だが仕方ない。神具の寝具だから仕方ない。
俺の安眠のためだからな。
と言った瞬間、ガバリとイフトが起き上がった。
「いらないし!そんなことしたら、リースと寝れなくなっちゃうじゃん!!」
「はあ?なんだよソレ。お前もいい加減自立しろ。ったく!春になったら俺新しいとこに引っ越すから、今度はついてくんなよ」
なんだか昼間っから処理できてない苛立ちがガーッと湧き上がってきて、勢いで引越し宣言してしまった。
いや、言い過ぎだと言いながら思ったわ。
んで、髪をかき上げてイフトの顔を見て言葉を失った。
な、なんでそんなに怒ってんの?
表情の抜け落ちた顔が、震えるほど怒りを伝えてくる。
「な、なにしてんの?重いんだけど」
当のイフトは、無表情のまま俺の服をまくり上げて、手を突っ込んできて、何、してんの?
しかも、退かせたくてもビクともしねえんだけど。
「何って、子作りでもしようかなって」
は?
「おおお俺、男だけど?」
え?お前ホモ なの?ホモ だったの?
だから俺に執着してた、んだ?
あまりにも異常な事態に、思考はついていかないし、異様に喉が渇いてくる。
「そんなの知ってるよー。だいたい、リースだってずっと一緒に寝ても怒んなかったじゃん。そういうつもりがあるって期待するでしょ」
「はあ?なんで一緒に寝るのが、期待させることになんだよっ。俺が男って知ってるだろって、やめろ!」
チンコ触るな!
「リースこそ何言ってんの?男同士でも結婚するだろ?」
「は?」
……男同士でも、結婚できるの?
「何その顔。もしかして、知らなかった?男女で一緒になるより条件は厳しいけど、俺とリースだったらクリアできると思うよ」
「条件?」
「そ、親のいない子供を2人以上引き取って育てるってヤツ。俺ら稼ぎもあるし、できると思うけど?」
そ、なの?
「いや、でも普通に女子との方が良くね?」
「ふーん、そういうこと言うんだ。でも関係ないよね。俺、リースのこと大好きだもん。でもリースが俺から離れてどこか行こうとするとか、許せるわけないよねえ。どうしようかな」
口調は砕けているけど、目がヤバい。
こんなに表情が抜け落ちたイフト、見たこと、ない。
何故か身体が勝手に震えてくるし、人質に取られてるチンコはこんな異常な状態なのに反応し始めてるし、ど、どうやって逃げる?
「ねえ、リース。俺から逃げようとするなら、手も足も切り落として、閉じ込めちゃおうかなあ。でも、そうするとリースが痛いの可哀想だし。うーん、リースの気持ちが他にいかないように、目に映りそうなヤツみんな殺しちゃう方がいいか」
「は?」
何、このサイコ発言。
俺は一瞬、思考も抵抗もやめた。
「うん、こうやって大人しく俺のものになってくれるなら、そんなことしないし、すっごく気持ちよくしてあげるよ」
なんだ、これ?
え、これ、誰だ?
俺の知ってるイフトは、こんなイカレタこと言ったり、しない。
☆
「うぅ、はっ」
「ねえリース、ここにチコの実入れてもいい?」
もうずっと、かれこれどのくらい喘がされてるのか。
もう、イキたく、ないっ。
「チコの、実って、なんだ?」
「……リースってさ、そこらの女よりも純情だよね。汚れてないまっさらなリースを犯すとか、マジで興奮する」
イフトは俺を押し潰していた上体を起こすと、指を突っ込んでかき回しまくっていたところに何かを入れた。
中でグチュッと潰れてなんか出てきてるのが、漏らしてるみたいで気持ち悪い。
「うっわ、えっろ。ぐちゅぐちゅして、はぁ、マジ、ヤバイ。本当は、チコの実が馴染んでからの方が、負担にならなくていいってわかってる、んだけど、ごめんっ、むりっ!!」
直後に、考えられないくらいの衝撃が、考えたくない場所にすごい圧で押し込まれた。
「うっ、そ、だろ?!」
痛ってえって!!
泣きたくないけど、涙が止まらねえ。
「リ、リース、ごめん!でも、良すぎて、止まんない、ごめんっ!!」
お前ええ、ごめんで済むなら、警察はいらねえんだよ!!
ガツガツと動くイフトの腰に、気絶できたらどんなに楽かと歯を食いしばった。
☆
そのまま何度も致して爆睡した、酔っ払いイフトの下からなんとか抜け出した。
風呂場に四つん這いで移動すると、汚れた身体をなんとか洗う。
爆睡しているイフトと違い、俺は痛すぎて目が冴えた。
「くそ~、血ぃ出てんじゃんか」
痔になったらどうしてくれる。
あ、傷用の酒で洗ってみるか?
しみるかな。
薬酒を1本取り出すと酒で尻を洗う。
ついでに薬水飲んで体力も回復させた。
情けなくてまた涙が出てきたわ。
あー、くそっ。
マジでアイツ、どうしてくれようか。
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魔術を人に向ける=銃を人に向ける
くらいの忌避感をもっているリースなので、腕力以外を人に向けることはないのでした
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