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番外編9★
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「最近、天気がいい日が続くねえ」
ハルヴァが野菜を買いに市場へ向かうと店主にそう語りかけられた。
「確かに…魔女が活動している時は…快晴なんてほとんどありませんでしたよね」
ハルヴァはニッコリ笑ってそう言った。
かつてハルヴァがまだ若かった頃…その時はわからなかったけれど、今と比べるとどんよりした天気が多かった記憶がある。
「代わりに暑くなっちゃったけどねぇ」
店主はニコニコ笑うと額の汗を拭った。
ここ最近、北の街を覆っていた分厚い氷が溶けて、今まで足りなかった水が増えた。
魔女が活動していない間、氷はどうするのか?と一部住民から非難が上がったこともあったが人間の力で氷を作ったり、物を冷やす装置が開発された。
「時代が変わりましたね」
ハルヴァは微笑んで店を後にした。
今日はサラと会う予定があるのだ。
「ごめんサラ…りんごと一緒に来ちゃった」
ハルヴァは紙袋に入ったりんごを掲げると少し戯けた様子で言った。
カフェに先に着いていたサラはケラケラと笑い「いいよ別に」とサバサバした様子で言う。
「でも、ついにサラも結婚か…!よかったね。イケオジ?」
「ふふふ…まあ、ちょっと若いけどね」
サラは不敵に笑いながら1枚の写真をハルヴァに見せた。
そこにはダンディなイケオジが写っていて(……若い?)とハルヴァはまたしても年齢の概念が何処かに行ってしまうのだった。
「結婚式しないの?」
「うん、私…まあ立場的には後妻だからね」サラはカップを傾けるとなんでもないことのように言った。
「それに…結婚式とか私無理!お金もかかるし…結婚式にかかるお金でイケオジパラダイスしたい!」
ハルヴァは一瞬サラが無理しているのでは…と思ったけれどそれは幻想だったことを知り、あははと笑った。
「ハルヴァは?最近どう?また子ども増えた?」
サラは少しからかうような調子でそう言った。
「ふふ…流石に5人でやめておいた。今はもう一番下も中等部に上がったよ」
確かに際限なく増やしそう…自分たちもそう思っていた時があったっけ…
「このままでは無限に増えていくな…」
時間さえあれば夫婦の時間を共にしてしまう二人にとって…正しい家族計画は最大の課題だった。
「私は構いませんが…」
「うーん…子はかわいいが…これでは何時までたってもハルヴァ殿と二人きりの時間が来ない…」
ディオスはうんうん唸った後、ポツリとそう言った。
ハルヴァは彼の頭を撫で撫ですると「…避妊するのはいかがでしょう?」と一つ彼に提案したのだ。
「出そうになったら教えてください」
ハルヴァはバッキバキになったディオスの頬を挟むとそう小首を傾げた。
「わかった」
にゅる…とディオスが中に入ってくる。
彼は少し腰を揺らして動きを止めると顔を真っ赤に染めながらしょんぼりしつつ「…出そう」と言った。
ハルヴァはディオスをギュッと抱き締めて「たくさん前戯をしてくれるから…ディオス様」と彼を慰めると自分の中からディオスを抜いて彼の陰茎を扱いた。
「……う……」
ビュービューと勢い良くハルヴァの腹に精がぶち撒けられる。
ヘソの周りで精がとっぷりと小さな池のようになっているのを見て…ハルヴァは(こんなにたくさん…これは子どもがドンドン増えたのも納得だわ!)とぼんやり思いながらタオルで腹を拭った。
「中に出さなければ今までよりは子ができる可能性が低くなるのです!」
「おー!確かに!」
ハルヴァが力強くそう言うとディオスはパチパチと拍手をした。
それから二人は気兼ねなく夫婦の時間を楽しむようになったのだ。ディオスはまだ萎えることのない男性器を持って「もう1回してもいい?」とハルヴァに甘えるような声を出した。
ハルヴァも勿論それに頷いて二人は何度も交わった。
それから時間さえあれば二人はコソコソとイチャイチャしているが…子どもは5人から増えなくなった。
「ハルヴァ殿…この角度?」
ディオスがハルヴァの腰を少し持ち上げて腰を揺らすと彼女は目を蕩けさせたので「……もっと激しくする?」と様子を伺った。
ハルヴァはこうしてゆるゆると刺激されるのが堪らなかったので「優しくして…」とディオスに言うと彼は「うんうん」頷きながら激しく動きたい欲を抑えて優しく腰を揺らした。
ハルヴァの中はだいぶ快感を拾うようになって二人の交わりはより楽しいものとなった。
ディオスは自分が最も快感を得ることができるこの動作で、ハルヴァが同じように快感を覚えていることが嬉しくて満たされた。
「ハルヴァ殿…愛してる」
「私も…ディオス様」
(昨日もとてもよかった……)
ハルヴァが昨夜を思い出し、ぼんやりしているとサラがコツコツとテーブルを叩いた。
「…は…!ごめん!」
「いや、もう一生戻ってこないかと思ったよ」サラはケラケラ笑うと「仲良くしてるみたいでよかった」と言った。
「サラがいてくれなかったら…こんな未来はなかったかも」ハルヴァは心の底からそう思った。
サラがいてくれたから…こうして色んなことを乗り越えて、今ディオスと幸せになっている。
「それはこっちのセリフだよ…ハルヴァ…友だちでいてくれてありがとうね」
「……ふふ、サラ…結婚おめでとう」
ハルヴァはサラにささやかなプレゼントと友人として心からの祝福を贈った。
「これからもずっとよろしくね」
ハルヴァが野菜を買いに市場へ向かうと店主にそう語りかけられた。
「確かに…魔女が活動している時は…快晴なんてほとんどありませんでしたよね」
ハルヴァはニッコリ笑ってそう言った。
かつてハルヴァがまだ若かった頃…その時はわからなかったけれど、今と比べるとどんよりした天気が多かった記憶がある。
「代わりに暑くなっちゃったけどねぇ」
店主はニコニコ笑うと額の汗を拭った。
ここ最近、北の街を覆っていた分厚い氷が溶けて、今まで足りなかった水が増えた。
魔女が活動していない間、氷はどうするのか?と一部住民から非難が上がったこともあったが人間の力で氷を作ったり、物を冷やす装置が開発された。
「時代が変わりましたね」
ハルヴァは微笑んで店を後にした。
今日はサラと会う予定があるのだ。
「ごめんサラ…りんごと一緒に来ちゃった」
ハルヴァは紙袋に入ったりんごを掲げると少し戯けた様子で言った。
カフェに先に着いていたサラはケラケラと笑い「いいよ別に」とサバサバした様子で言う。
「でも、ついにサラも結婚か…!よかったね。イケオジ?」
「ふふふ…まあ、ちょっと若いけどね」
サラは不敵に笑いながら1枚の写真をハルヴァに見せた。
そこにはダンディなイケオジが写っていて(……若い?)とハルヴァはまたしても年齢の概念が何処かに行ってしまうのだった。
「結婚式しないの?」
「うん、私…まあ立場的には後妻だからね」サラはカップを傾けるとなんでもないことのように言った。
「それに…結婚式とか私無理!お金もかかるし…結婚式にかかるお金でイケオジパラダイスしたい!」
ハルヴァは一瞬サラが無理しているのでは…と思ったけれどそれは幻想だったことを知り、あははと笑った。
「ハルヴァは?最近どう?また子ども増えた?」
サラは少しからかうような調子でそう言った。
「ふふ…流石に5人でやめておいた。今はもう一番下も中等部に上がったよ」
確かに際限なく増やしそう…自分たちもそう思っていた時があったっけ…
「このままでは無限に増えていくな…」
時間さえあれば夫婦の時間を共にしてしまう二人にとって…正しい家族計画は最大の課題だった。
「私は構いませんが…」
「うーん…子はかわいいが…これでは何時までたってもハルヴァ殿と二人きりの時間が来ない…」
ディオスはうんうん唸った後、ポツリとそう言った。
ハルヴァは彼の頭を撫で撫ですると「…避妊するのはいかがでしょう?」と一つ彼に提案したのだ。
「出そうになったら教えてください」
ハルヴァはバッキバキになったディオスの頬を挟むとそう小首を傾げた。
「わかった」
にゅる…とディオスが中に入ってくる。
彼は少し腰を揺らして動きを止めると顔を真っ赤に染めながらしょんぼりしつつ「…出そう」と言った。
ハルヴァはディオスをギュッと抱き締めて「たくさん前戯をしてくれるから…ディオス様」と彼を慰めると自分の中からディオスを抜いて彼の陰茎を扱いた。
「……う……」
ビュービューと勢い良くハルヴァの腹に精がぶち撒けられる。
ヘソの周りで精がとっぷりと小さな池のようになっているのを見て…ハルヴァは(こんなにたくさん…これは子どもがドンドン増えたのも納得だわ!)とぼんやり思いながらタオルで腹を拭った。
「中に出さなければ今までよりは子ができる可能性が低くなるのです!」
「おー!確かに!」
ハルヴァが力強くそう言うとディオスはパチパチと拍手をした。
それから二人は気兼ねなく夫婦の時間を楽しむようになったのだ。ディオスはまだ萎えることのない男性器を持って「もう1回してもいい?」とハルヴァに甘えるような声を出した。
ハルヴァも勿論それに頷いて二人は何度も交わった。
それから時間さえあれば二人はコソコソとイチャイチャしているが…子どもは5人から増えなくなった。
「ハルヴァ殿…この角度?」
ディオスがハルヴァの腰を少し持ち上げて腰を揺らすと彼女は目を蕩けさせたので「……もっと激しくする?」と様子を伺った。
ハルヴァはこうしてゆるゆると刺激されるのが堪らなかったので「優しくして…」とディオスに言うと彼は「うんうん」頷きながら激しく動きたい欲を抑えて優しく腰を揺らした。
ハルヴァの中はだいぶ快感を拾うようになって二人の交わりはより楽しいものとなった。
ディオスは自分が最も快感を得ることができるこの動作で、ハルヴァが同じように快感を覚えていることが嬉しくて満たされた。
「ハルヴァ殿…愛してる」
「私も…ディオス様」
(昨日もとてもよかった……)
ハルヴァが昨夜を思い出し、ぼんやりしているとサラがコツコツとテーブルを叩いた。
「…は…!ごめん!」
「いや、もう一生戻ってこないかと思ったよ」サラはケラケラ笑うと「仲良くしてるみたいでよかった」と言った。
「サラがいてくれなかったら…こんな未来はなかったかも」ハルヴァは心の底からそう思った。
サラがいてくれたから…こうして色んなことを乗り越えて、今ディオスと幸せになっている。
「それはこっちのセリフだよ…ハルヴァ…友だちでいてくれてありがとうね」
「……ふふ、サラ…結婚おめでとう」
ハルヴァはサラにささやかなプレゼントと友人として心からの祝福を贈った。
「これからもずっとよろしくね」
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