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番外編5★
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「ハルヴァ殿…エレオスは寝た」
風呂上がり、散々ディオスにお馬をしてもらったエレオスは夕飯後電池が切れたようにスヤスヤと寝息を立て始めた。
それを見届けたディオスはハルヴァをリビングのソファに押し倒すと荒い息を鼻から噴出している。
「ディオス様がエレオスを見てくれたから…ゆっくりお風呂に入れました」
ハルヴァは顔を近づけてくるディオスの目を見つめて嬉しそうに言った。「それはよかった…」
ディオスはそう呟くとハルヴァにキスをする。
濃厚なキスは久しぶりだ。
なかなかゆっくり二人きりの時間を取るタイミングがなかった。
「んん……」
ディオスがハルヴァの舌に自分の舌を絡めると彼女は心地良さそうな声を上げた。
実際にハルヴァの背中は蕩けてしまいそうだった。
激しいけれど優しいディオスの舌使いがハルヴァをうっとりとした心地にさせる。
ハルヴァよりも随分と大柄なディオスは小さな壊れ物を扱うように大切にそっとハルヴァに触れる。
それがハルヴァの心を満たして、与えられる以上の快感を彼女は感じていた。
「ハルヴァ殿……」
ディオスは舌先をハルヴァから少し離して呟くように名前を呼んだ。彼女の舌先から繋がる唾液の糸が二人の興奮が如何ほどなものかを表している。
「ふぅ……うう~ん……」
二人は肩をビクつかせた。
隣の寝室にいる息子が寝言を言ったからだ。
息を殺して様子を伺う。
「…………」
沈黙が続く空間に二人はホッと息を吐いた。
「寝言のようだ」
「驚きましたね」
二人はクスクス笑い合うと二人きりの時とは違いゆっくり交わることが出来ない分、服を着たままハルヴァは下着を脱いだ。
「舐めていい?」
ディオスがハルヴァの陰部に顔を寄せながらそう言うとハルヴァは「はい」と少し頬を染める。
ディオスはハルヴァの陰核に吸い付くとそこをしゃぶるように舐めた。「んん~…」
ハルヴァは内ももでディオスを思わず締めると快感に腰を震わせている。
ディオスはハルヴァが心地よさそうにするのが嬉しくてヌルヌルとそこを舐めた。
元々は少し柔らかさを残していたハルヴァの陰核がディオスが転がすたびに芯から堅くなっていく…
バルディオスはハルヴァの様子を見て上がってくる精をせき止めるために男性器をギュッと握りしめた。
先からあふれ出した愛液が下着を濡らしている。
最近交わるタイミングが減ったのでディオスの性欲は爆発しまくっていた。
それはハルヴァも同じようで…キュ…と陰部が締まるとディオスの口にピュ…と控え目に潮が飛んできた。
彼はそれをゴクリと飲み下すと興奮に目をギラギラさせてハルヴァを抱き寄せた。
「ディオス様…」
「いい…いいんだハルヴァ……ご褒美の女神の雫…」
ディオスは少し戸惑い気味のハルヴァにそう囁くとバッキバキの陰茎をゆっくり彼女に挿し込んでいる。
「あ……」
「しー……ハルヴァ殿…エレオスが起きる……うっ」
声を漏らさないようにハルヴァに注意をした矢先にディオスは強い射精感に襲われて声を上げた。
それを見てハルヴァがクスクス笑うと「エレオスが起きるまでなら…何回でも」とディオスの頬を挟んだ。
「……うん」
ディオスはハルヴァに優しくキスをすると彼女の膣奥にビュービューと勢い良く射精をし、すぐにまた腰を動かした。
クチャクチャとハルヴァの中で愛液と精が混ざり合う音がする。
ディオスは快感と興奮に頭がクラクラした。
「あ……ん……」
ハルヴァは腰を反らすと控えめな声を上げ、キューッとディオスを締め付ける。
腰を動かすたびに、ディオスの陰茎の根元にプシャプシャとハルヴァは潮を噴いた。
「……気持ちいい?」
ディオスはうっとりとした声でハルヴァの耳元でそう囁く。
ハルヴァは快感から下りて来られないようで目をとろりとさせて「……はい……」
と虚ろな様子で答える。
ディオスはハルヴァがもっと心地よくなるように奥をガンガンと突いた。
「あっ……あ……っ!」
ハルヴァの吹く潮の勢いが、ビュ…と強くなった時ディオスも耐えきれず勢い良く射精した。
ハルヴァがまだ潮を吹き上げるのが止まらないのでディオスは彼女をギュッと強く抱き寄せキスをする。
するとハルヴァはビュー…と今日で一番強く潮を吹き上げて心地良さそうに「んん……」と鼻から息を吐いた。
ハルヴァはそれから数回小刻みに潮を吹くと次第に中の痙攣が収まっていき、くったりと力を抜く。
ディオスはその様子が愛おしかったので彼女を抱き上げてベッドに運んだ。
「……ソファをビチャビチャに…」
「…タオルを厚めに敷いておいたから…きっと大丈夫だよ」ディオスはとろりと眠たげにしながらも家具の心配をするハルヴァを優しく撫でた。
最近ハルヴァはよく潮を吹くのでディオスは事前に対策を練っておいたのだ。
「気持ちよかった?」
ディオスは愛おし気にハルヴァにそう囁きながらゆっくりと彼女の頭を撫でた。
ハルヴァは目をゆっくり閉じながら「……すごく……」と呟いた。
ディオスはハルヴァがスースーと寝息を立てるのを眺めてからサイドチェストの上にある、水入れに水を入れようとキッチンに向かった。
風呂上がり、散々ディオスにお馬をしてもらったエレオスは夕飯後電池が切れたようにスヤスヤと寝息を立て始めた。
それを見届けたディオスはハルヴァをリビングのソファに押し倒すと荒い息を鼻から噴出している。
「ディオス様がエレオスを見てくれたから…ゆっくりお風呂に入れました」
ハルヴァは顔を近づけてくるディオスの目を見つめて嬉しそうに言った。「それはよかった…」
ディオスはそう呟くとハルヴァにキスをする。
濃厚なキスは久しぶりだ。
なかなかゆっくり二人きりの時間を取るタイミングがなかった。
「んん……」
ディオスがハルヴァの舌に自分の舌を絡めると彼女は心地良さそうな声を上げた。
実際にハルヴァの背中は蕩けてしまいそうだった。
激しいけれど優しいディオスの舌使いがハルヴァをうっとりとした心地にさせる。
ハルヴァよりも随分と大柄なディオスは小さな壊れ物を扱うように大切にそっとハルヴァに触れる。
それがハルヴァの心を満たして、与えられる以上の快感を彼女は感じていた。
「ハルヴァ殿……」
ディオスは舌先をハルヴァから少し離して呟くように名前を呼んだ。彼女の舌先から繋がる唾液の糸が二人の興奮が如何ほどなものかを表している。
「ふぅ……うう~ん……」
二人は肩をビクつかせた。
隣の寝室にいる息子が寝言を言ったからだ。
息を殺して様子を伺う。
「…………」
沈黙が続く空間に二人はホッと息を吐いた。
「寝言のようだ」
「驚きましたね」
二人はクスクス笑い合うと二人きりの時とは違いゆっくり交わることが出来ない分、服を着たままハルヴァは下着を脱いだ。
「舐めていい?」
ディオスがハルヴァの陰部に顔を寄せながらそう言うとハルヴァは「はい」と少し頬を染める。
ディオスはハルヴァの陰核に吸い付くとそこをしゃぶるように舐めた。「んん~…」
ハルヴァは内ももでディオスを思わず締めると快感に腰を震わせている。
ディオスはハルヴァが心地よさそうにするのが嬉しくてヌルヌルとそこを舐めた。
元々は少し柔らかさを残していたハルヴァの陰核がディオスが転がすたびに芯から堅くなっていく…
バルディオスはハルヴァの様子を見て上がってくる精をせき止めるために男性器をギュッと握りしめた。
先からあふれ出した愛液が下着を濡らしている。
最近交わるタイミングが減ったのでディオスの性欲は爆発しまくっていた。
それはハルヴァも同じようで…キュ…と陰部が締まるとディオスの口にピュ…と控え目に潮が飛んできた。
彼はそれをゴクリと飲み下すと興奮に目をギラギラさせてハルヴァを抱き寄せた。
「ディオス様…」
「いい…いいんだハルヴァ……ご褒美の女神の雫…」
ディオスは少し戸惑い気味のハルヴァにそう囁くとバッキバキの陰茎をゆっくり彼女に挿し込んでいる。
「あ……」
「しー……ハルヴァ殿…エレオスが起きる……うっ」
声を漏らさないようにハルヴァに注意をした矢先にディオスは強い射精感に襲われて声を上げた。
それを見てハルヴァがクスクス笑うと「エレオスが起きるまでなら…何回でも」とディオスの頬を挟んだ。
「……うん」
ディオスはハルヴァに優しくキスをすると彼女の膣奥にビュービューと勢い良く射精をし、すぐにまた腰を動かした。
クチャクチャとハルヴァの中で愛液と精が混ざり合う音がする。
ディオスは快感と興奮に頭がクラクラした。
「あ……ん……」
ハルヴァは腰を反らすと控えめな声を上げ、キューッとディオスを締め付ける。
腰を動かすたびに、ディオスの陰茎の根元にプシャプシャとハルヴァは潮を噴いた。
「……気持ちいい?」
ディオスはうっとりとした声でハルヴァの耳元でそう囁く。
ハルヴァは快感から下りて来られないようで目をとろりとさせて「……はい……」
と虚ろな様子で答える。
ディオスはハルヴァがもっと心地よくなるように奥をガンガンと突いた。
「あっ……あ……っ!」
ハルヴァの吹く潮の勢いが、ビュ…と強くなった時ディオスも耐えきれず勢い良く射精した。
ハルヴァがまだ潮を吹き上げるのが止まらないのでディオスは彼女をギュッと強く抱き寄せキスをする。
するとハルヴァはビュー…と今日で一番強く潮を吹き上げて心地良さそうに「んん……」と鼻から息を吐いた。
ハルヴァはそれから数回小刻みに潮を吹くと次第に中の痙攣が収まっていき、くったりと力を抜く。
ディオスはその様子が愛おしかったので彼女を抱き上げてベッドに運んだ。
「……ソファをビチャビチャに…」
「…タオルを厚めに敷いておいたから…きっと大丈夫だよ」ディオスはとろりと眠たげにしながらも家具の心配をするハルヴァを優しく撫でた。
最近ハルヴァはよく潮を吹くのでディオスは事前に対策を練っておいたのだ。
「気持ちよかった?」
ディオスは愛おし気にハルヴァにそう囁きながらゆっくりと彼女の頭を撫でた。
ハルヴァは目をゆっくり閉じながら「……すごく……」と呟いた。
ディオスはハルヴァがスースーと寝息を立てるのを眺めてからサイドチェストの上にある、水入れに水を入れようとキッチンに向かった。
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