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『妻が元気になってよかった』
クロードはメイソンから報告を聞くとメモを掴んだ手をパタリと下ろした。
ゼーゼーと呼吸がおかしい。
話せないのに呼吸はおかしくなるのか。とクロードは自嘲気味に考えた。それともこの音は声帯から出ているわけではないのか。
ハーネットが「看病を」と申し出てきたが妻以外の女性と使用人とは言え同室にいるのは憚れたため『気持ちだけいただきます』と断った。
クロードがハァハァと辛そうに息を吐くとメイソンが額に乗ったタオルを再び湿らせ乗せてくれた。
懐かしい気分になる。
自分が子どもの頃、よく風邪をひいていた。
身体が弱いのもあったが部屋が寒かったから。
その度にこっそり夜中にメイソンがこうして布団を持ってきてくれたり、額にタオルを乗せてくれた。
年を重ねるごとに少しずつ身体が強くなってあまり体調を崩さなくなったがこうして看病されると昔のことを思い出す。
「メイソンごめんね」
「しー……ぼっちゃま。大丈夫でございますからあまり声を出さぬよう……」
「そうだね。ごめん……」
いつも平気な寝床が背中にチクチクと刺さる。
クロードは泣きたい気持ちになった。
でも泣いても変わらないのでそれを飲み込む。
熱で敏感になった皮膚に刺激が強い……
「ぼっちゃま痛いですか?私の上着を」
メイソンは執事服を脱ぐとクロードの背中に敷いてくれた。
「メイソン……怒られちゃうよ」
「大丈夫、大丈夫でございますよ。後でスープを持ってきましょう。料理長にお願いしてこっそり裏口から」
「……うん、うん」
「大丈夫……大丈夫でございますよ。ぼっちゃま。メイソンが付いていますからね」
クロードは目を覚ました。
なんだか心細い気分になっていた。
向かいのソファで口を開けて眠るメイソンを眺めてクロードは口の端を上げた。なんだか心が満たされていく気がしてクロードは口を開いた。「…………」ありがとうメイソン。そう囁いた声はカサカサとした吐息に変わる。
クロードは使用人を呼びつけるとメイソンを寝かせておくように指示を出し、クロードが把握していない分の彼の仕事を代わりにこなすように言いつけた。
できなかった分は報告するように。と
クロードはメイソンに毛布を掛けると自分は執務室へ向かった。
クロードは興奮していた。
妻に久しぶりに会えるからだ。
寝室で待っていてくれてるだろうか……それとも嫌気が指してソファに寝ているだろうか。
もしフォルテナ殿がソファに寝ているのなら、もう自分は寝室に来ないことを約束してフォルテナ殿を寝室で寝かせてあげよう。
自分側の扉は板を貼ってドアノブを外して開けられないようにすればいい。
とにかく妻が元気になってよかった。
クロードはニコニコと寝室に向かった。
ガチャリと戸を開けるとフォルテナが横たわっているのかベッドの端がふっくらと膨らんでいた。
クロードはフォルテナが寝室で休んでいることにホッと息を吐いた。
クロードはそっとフォルテナの横に寝転がると起こさないように……と首すじにキスをしようとした。しかし久しぶりのフォルテナにクロードは非常に興奮していた。
フォルテナに触れることのできた喜びでクロードは気が遠くなりそうだった。思わず彼女の首すじに縋り付くようにキツく抱きしめた。
(フォルテナ殿……元気になって……またこうしてあなたに触れることができるなんて……)
フォルテナの匂いに包まれて彼女に触れてクロードはガチガチと股間を硬くした。フォルテナは起きているのか寝息は聞こえない。
フォルテナが抵抗しない様子にクロードは今日も営んで平気なのだろうか……と思う。確認するのがベストだが、いかんせん自分は声が出ない……
クロードは探るようにゆっくりとフォルテナの夜着の裾から手を入れた。嫌だったら拒否してくれて構わない。
「……」
「……」
クロッチに指を添わせるとそこにはまだ柔らかさを少し残した陰核があった。それをクニュリと優しく押しつぶす。「……あっ……」フォルテナが声を漏らした。
「……」
「……」
クロードは堪らなくなって下着をビチャビチャに濡らした。
なんてかわいらしい声を上げるんだろう。
荒くなった息を誤魔化すために口を閉じた。
ハァハァと息を荒らげる俺はすごく気持ち悪く感じられてしまうだろう。一人で興奮してバカみたいだ。
クロードは先ほど触れた陰核を下着の上からクニュリクニュリと何度も押しつぶすと少しずつ硬さを帯びていくのを感じた。自分が指を動かすたびにフォルテナのそこが反応してクロードは嬉しくて口元が思わず緩む。
フォルテナ殿が……俺の愛撫に反応している……
クロードはフォルテナに直接触れたくて下着の隙間から指を差し込みフォルテナの中にゆっくりと指を沈めた。溢れ出たラブジュースがクロードの侵入によりトロリと外へ漏れる。
自分の骨張った指では中を傷つけてしまいそうでクロードは極力優しくそっとそれを出し入れした。
「……っ」フォルテナは押さえた指の隙間から吐息を漏らした。
クロードはフォルテナのかわいらしい声に興奮してハァハァと野犬のような呼吸を繰り返した。指に吸い付いてくるその動きにクロードは欲望のまま己を挿入したい気分に襲われて咳払いをした。フォルテナの中はグニュグニュと蠢いて指を締め付けてくる。
クロードは自分の男性器がフォルテナに包まれることを想像してしまい思わずズボンの上からそれを握りしめた。
……危ない……
フォルテナの陰核にコリコリと触れているとクロードは自分の欲望を抑えきれなくなってきてしまった。フォルテナ殿のそこに吸い付きたい……
クロードは指を中に入れたまま彼女の脚を抱え上げた。
下着を抜き取るとそこに吸い付いた。下着が腕に引っ掛かったままだが良い。
今まで指で触れていて舐めたくて舐めたくてたまらなかったそれが今自分の口の中にある。
クロードは舌全体で陰核を舐めて揺らした。
「……あっ……!」
中がキュウ……と縮まり指が締め付けられる。
クロードは手を伸ばすとフォルテナの腹に文字を書いた。『いやじゃない?』
フォルテナはクスクスと笑い声を漏らしている。
かわいい。フォルテナ殿……しかし、伝わっていない!
でもきっと嫌がってはいないだろう。
クロードは更に舌の動きを速めると中からはとぷ……とラブジュースが溢れ出してきた。
この中に挿入するのは大層心地よいに違いない……
は!いかん……いかん……
「あ……ん、んーっ!!」フォルテナがクロードの腕をギューッと握ると中を脈打つように締め付けた。
目を虚ろにさせて肩で息をするフォルテナは美しくかわいらしかった。クロードは月明かりに照らされた彼女から目が離せなくて下着からのぞかせた男性器をギュッと握りしめ続けた。
先からは我慢汁なのかなんなのかよくわからないものがタラタラと絶えず垂れているが、今はもうどうでもよかった。
フォルテナがこちらを見て一瞬目が合った。
それはすぐそらされてしまったがクロードは震えるほど嬉しかった。フォルテナ殿がこちらを見た。俺を……
クロードはモゾモゾと身を捩らせると暫く射精感が落ち着くまで男性器を握りしめた。フォルテナの中に入る想像だけで射精してしまいそうだ。
陰部に当てるとフォルテナが腰を動かしてそれがつぷ…と中に少しだけ入る。
「……っ」
声が出なくてよかった。
初めてそう思った。
声帯が正常ならば自分は今情けない声を上げていただろう。
先がほんの少し入っただけなのにあまりの心地良さに目がチカチカした。
クロードは果てないように気をつけながらゆっくりと腰を進めた。「……」フォルテナが腰を捩らせるたびに刺激になって中に放ちそうになるのを息を止めて耐えた。ようやく奥まで届いた時、クロードは息も絶え絶えだった。
一ミリでも動けばすぐに精を吐き出してしまいそう……
しかしフォルテナの中の蠢きに耐えられず腰を思わず動かすとあっという間に射精感がこみ上げてきてクロードはフォルテナの腹に精を豪快に出した。
とっぷりとフォルテナのへそに溜まった精が呼吸のたびに溢れ出てしまいそうだ。慌てて布で拭き取る。
その時フォルテナがクロードを見た。
また暗闇で目が合ってクロードはもう我慢ができなくなってしまい二人は初めてキスをした。
柔らかい……
フォルテナの唇は想像よりずっと柔らかかった。
クロードは営みとは別の心地よさに包まれてまた男性器を硬くした。
クロードはメイソンから報告を聞くとメモを掴んだ手をパタリと下ろした。
ゼーゼーと呼吸がおかしい。
話せないのに呼吸はおかしくなるのか。とクロードは自嘲気味に考えた。それともこの音は声帯から出ているわけではないのか。
ハーネットが「看病を」と申し出てきたが妻以外の女性と使用人とは言え同室にいるのは憚れたため『気持ちだけいただきます』と断った。
クロードがハァハァと辛そうに息を吐くとメイソンが額に乗ったタオルを再び湿らせ乗せてくれた。
懐かしい気分になる。
自分が子どもの頃、よく風邪をひいていた。
身体が弱いのもあったが部屋が寒かったから。
その度にこっそり夜中にメイソンがこうして布団を持ってきてくれたり、額にタオルを乗せてくれた。
年を重ねるごとに少しずつ身体が強くなってあまり体調を崩さなくなったがこうして看病されると昔のことを思い出す。
「メイソンごめんね」
「しー……ぼっちゃま。大丈夫でございますからあまり声を出さぬよう……」
「そうだね。ごめん……」
いつも平気な寝床が背中にチクチクと刺さる。
クロードは泣きたい気持ちになった。
でも泣いても変わらないのでそれを飲み込む。
熱で敏感になった皮膚に刺激が強い……
「ぼっちゃま痛いですか?私の上着を」
メイソンは執事服を脱ぐとクロードの背中に敷いてくれた。
「メイソン……怒られちゃうよ」
「大丈夫、大丈夫でございますよ。後でスープを持ってきましょう。料理長にお願いしてこっそり裏口から」
「……うん、うん」
「大丈夫……大丈夫でございますよ。ぼっちゃま。メイソンが付いていますからね」
クロードは目を覚ました。
なんだか心細い気分になっていた。
向かいのソファで口を開けて眠るメイソンを眺めてクロードは口の端を上げた。なんだか心が満たされていく気がしてクロードは口を開いた。「…………」ありがとうメイソン。そう囁いた声はカサカサとした吐息に変わる。
クロードは使用人を呼びつけるとメイソンを寝かせておくように指示を出し、クロードが把握していない分の彼の仕事を代わりにこなすように言いつけた。
できなかった分は報告するように。と
クロードはメイソンに毛布を掛けると自分は執務室へ向かった。
クロードは興奮していた。
妻に久しぶりに会えるからだ。
寝室で待っていてくれてるだろうか……それとも嫌気が指してソファに寝ているだろうか。
もしフォルテナ殿がソファに寝ているのなら、もう自分は寝室に来ないことを約束してフォルテナ殿を寝室で寝かせてあげよう。
自分側の扉は板を貼ってドアノブを外して開けられないようにすればいい。
とにかく妻が元気になってよかった。
クロードはニコニコと寝室に向かった。
ガチャリと戸を開けるとフォルテナが横たわっているのかベッドの端がふっくらと膨らんでいた。
クロードはフォルテナが寝室で休んでいることにホッと息を吐いた。
クロードはそっとフォルテナの横に寝転がると起こさないように……と首すじにキスをしようとした。しかし久しぶりのフォルテナにクロードは非常に興奮していた。
フォルテナに触れることのできた喜びでクロードは気が遠くなりそうだった。思わず彼女の首すじに縋り付くようにキツく抱きしめた。
(フォルテナ殿……元気になって……またこうしてあなたに触れることができるなんて……)
フォルテナの匂いに包まれて彼女に触れてクロードはガチガチと股間を硬くした。フォルテナは起きているのか寝息は聞こえない。
フォルテナが抵抗しない様子にクロードは今日も営んで平気なのだろうか……と思う。確認するのがベストだが、いかんせん自分は声が出ない……
クロードは探るようにゆっくりとフォルテナの夜着の裾から手を入れた。嫌だったら拒否してくれて構わない。
「……」
「……」
クロッチに指を添わせるとそこにはまだ柔らかさを少し残した陰核があった。それをクニュリと優しく押しつぶす。「……あっ……」フォルテナが声を漏らした。
「……」
「……」
クロードは堪らなくなって下着をビチャビチャに濡らした。
なんてかわいらしい声を上げるんだろう。
荒くなった息を誤魔化すために口を閉じた。
ハァハァと息を荒らげる俺はすごく気持ち悪く感じられてしまうだろう。一人で興奮してバカみたいだ。
クロードは先ほど触れた陰核を下着の上からクニュリクニュリと何度も押しつぶすと少しずつ硬さを帯びていくのを感じた。自分が指を動かすたびにフォルテナのそこが反応してクロードは嬉しくて口元が思わず緩む。
フォルテナ殿が……俺の愛撫に反応している……
クロードはフォルテナに直接触れたくて下着の隙間から指を差し込みフォルテナの中にゆっくりと指を沈めた。溢れ出たラブジュースがクロードの侵入によりトロリと外へ漏れる。
自分の骨張った指では中を傷つけてしまいそうでクロードは極力優しくそっとそれを出し入れした。
「……っ」フォルテナは押さえた指の隙間から吐息を漏らした。
クロードはフォルテナのかわいらしい声に興奮してハァハァと野犬のような呼吸を繰り返した。指に吸い付いてくるその動きにクロードは欲望のまま己を挿入したい気分に襲われて咳払いをした。フォルテナの中はグニュグニュと蠢いて指を締め付けてくる。
クロードは自分の男性器がフォルテナに包まれることを想像してしまい思わずズボンの上からそれを握りしめた。
……危ない……
フォルテナの陰核にコリコリと触れているとクロードは自分の欲望を抑えきれなくなってきてしまった。フォルテナ殿のそこに吸い付きたい……
クロードは指を中に入れたまま彼女の脚を抱え上げた。
下着を抜き取るとそこに吸い付いた。下着が腕に引っ掛かったままだが良い。
今まで指で触れていて舐めたくて舐めたくてたまらなかったそれが今自分の口の中にある。
クロードは舌全体で陰核を舐めて揺らした。
「……あっ……!」
中がキュウ……と縮まり指が締め付けられる。
クロードは手を伸ばすとフォルテナの腹に文字を書いた。『いやじゃない?』
フォルテナはクスクスと笑い声を漏らしている。
かわいい。フォルテナ殿……しかし、伝わっていない!
でもきっと嫌がってはいないだろう。
クロードは更に舌の動きを速めると中からはとぷ……とラブジュースが溢れ出してきた。
この中に挿入するのは大層心地よいに違いない……
は!いかん……いかん……
「あ……ん、んーっ!!」フォルテナがクロードの腕をギューッと握ると中を脈打つように締め付けた。
目を虚ろにさせて肩で息をするフォルテナは美しくかわいらしかった。クロードは月明かりに照らされた彼女から目が離せなくて下着からのぞかせた男性器をギュッと握りしめ続けた。
先からは我慢汁なのかなんなのかよくわからないものがタラタラと絶えず垂れているが、今はもうどうでもよかった。
フォルテナがこちらを見て一瞬目が合った。
それはすぐそらされてしまったがクロードは震えるほど嬉しかった。フォルテナ殿がこちらを見た。俺を……
クロードはモゾモゾと身を捩らせると暫く射精感が落ち着くまで男性器を握りしめた。フォルテナの中に入る想像だけで射精してしまいそうだ。
陰部に当てるとフォルテナが腰を動かしてそれがつぷ…と中に少しだけ入る。
「……っ」
声が出なくてよかった。
初めてそう思った。
声帯が正常ならば自分は今情けない声を上げていただろう。
先がほんの少し入っただけなのにあまりの心地良さに目がチカチカした。
クロードは果てないように気をつけながらゆっくりと腰を進めた。「……」フォルテナが腰を捩らせるたびに刺激になって中に放ちそうになるのを息を止めて耐えた。ようやく奥まで届いた時、クロードは息も絶え絶えだった。
一ミリでも動けばすぐに精を吐き出してしまいそう……
しかしフォルテナの中の蠢きに耐えられず腰を思わず動かすとあっという間に射精感がこみ上げてきてクロードはフォルテナの腹に精を豪快に出した。
とっぷりとフォルテナのへそに溜まった精が呼吸のたびに溢れ出てしまいそうだ。慌てて布で拭き取る。
その時フォルテナがクロードを見た。
また暗闇で目が合ってクロードはもう我慢ができなくなってしまい二人は初めてキスをした。
柔らかい……
フォルテナの唇は想像よりずっと柔らかかった。
クロードは営みとは別の心地よさに包まれてまた男性器を硬くした。
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