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『あなたを明るい所で見ると俺は堪らない気持ちになります』
クロードがハーネットと出て行った後、フォルテナは先ほどクロードが書いた言葉を思い出して胸をドキドキさせていた。
……どういうことかしら……
これってとてもいい事なのでは?
クロードにもらった花束をもう日数が経過してくたびれてしまった花と交換して花瓶に活ける。
活けるといってもフォルテナはそのまま花瓶に差すことしかできないのだけれども。
それをテーブルに置くとぼんやり眺めた。
フォルテナの吐息でジプソフィラがゆらゆらと揺れた。
するとトントントン……と部屋の扉が叩かれてクロードがひょっこりと顔を出した。「あ、旦那様……ハーネットは……?」
クロードはフォルテナの前に手帳を突き出すと『ハーネットには暇を与えました』と書かれていた。
「え……?そ、そうなんですね」なんでなんだろう……先ほどまで普通に働いていたのに……
『明日の朝からはリリーに来てもらう』
「え?リリー?」フォルテナはなぜクロードがリリーを知っているのか不思議に思ったけれど、もしかすると実家での行動や人間関係などは掌握済みなのかもしれない。と思ったので気にしないことにした。
「嬉しいわ」フォルテナがにっこり笑うとクロードは顔を真っ赤にして口元を緩めている。手帳を再び取り出すと『リリーが来るまでは俺が側に』と書いて見せた。
「え?……ふふふ…」
フォルテナはクロードが面白い冗談を言ったのだと笑ったけれど……
「だ……旦那様!私は一人で食事ができます」
フォルテナはクロードが食堂で腰を抱き寄せて口元に食べ物を運ぶ動作をしたので顔を真っ赤にした。
「……」
クロードはフォルテナの手を取ると指先でくすぐる。
「ふふふふ!くすぐったのでやめてください!」
「……」クロードはそうして再び口元に食べ物を運ぶのでフォルテナは渋々と言った様子で口を開けた。
クロードはフォルテナが食事を口に入れると満足気に頬を親指で撫でた。
「……」一方フォルテナは恥ずかしくて堪らなかった。
なぜ急にこのような態度になったのか……
今までの態度のとの差にフォルテナは動揺してしまった……
フォルテナが食事を終えるとクロードは彼女の腰を抱きながら部屋までエスコートした。「だ……旦那様……あの……」
フォルテナが歩きづらいのでやめてください……と告げるためクロードを見上げるとクロードはにっこりと笑ったのでもうそれ以上なにも言えなくなった……
フォルテナが入浴を終えると自室で入浴を済ませたのかタオルを首からかけたクロードが待ち構えていた。
フォルテナの頭をタオルで包むと優しく水気を拭き取る。
「……あ、あ……ありがとうございます」
フォルテナはどうせ聞いて貰えないのだから……と諦めて身を任せることにした。しかしとにかく慣れないことで恥ずかしい……
旦那様って……私にもこんな感じのことをしてくれるのだわ。
フォルテナは明日になればリリーが来る……と頭の中で呪文のように唱えた。
寝室でフォルテナに伸し掛かるクロードがそっとフォルテナの頬に触れた。今まで彼の指にあったハーネットとお揃いの指輪は外されていた。
たまたま今日つけなかったのだろうか……
……それとも……
フォルテナはなんだか胸がじんわりと温かくなる気がした。
クロードはそのままフォルテナの顔に唇を寄せると柔らかくキスをした。フォルテナは無意識に口を薄っすら開ける。
いつも舌を差し込んでくれるからだ。
フォルテナはクロードと舌を合わせるのも好きだった。
背すじがゾクゾクするけれどそれをクロードがキツく抱いてくれるとそのゾクゾクが快感に変わっていく。
「……ふ……」
フォルテナは心地よさに思わず口の端から声を出した。
クロードはもう既にトロトロになったフォルテナの陰部に下着の上から指を這わせた。ズルリ……と下着がズレる。
心なしかクロードの息が荒い。
手馴れた様子で陰核に触れると愛液で湿った下着との摩擦が心地よくてフォルテナは思わず腰を捩った。
(私の身体……もう旦那様はわかっているのだわ)
迷いなく快感を与えてくるクロードの様子にフォルテナはそう思いなんだか子宮がキューッと縮まる気分がした。
クロードがフォルテナの下着を剥ぎ取るとすっかり湿った陰部がひやりと冷える。クロードはハァハァと荒い息を吐くとそこに吸い付いた。
「ん……っ」
フォルテナの硬くなった陰核をクロードが唇で挟む。
もどかしさに腰を捩ると強い快感が与えられていく……
クロードはチュウ……とフォルテナの陰核を吸う。
フォルテナは大きく喘ぐと陰部を愛液でトロトロにして一度絶頂した。
クロードがフォルテナの上に覆いかぶさると二人は目が合う。
暗闇の中、あまりよく見えないけれどクロードの目がギラギラと欲を含んでいるような……しかし優しさを帯びているような……そんな気がした。
クロードはフォルテナを抱き寄せて額にキスをするとゆっくりと侵入してくる。「んんー…………」フォルテナは与えられていく快感に思わず声を上げた。
クロードはこっそり指を唾液で濡らすとフォルテナの陰核に触れる。
「あぁっ……!」フォルテナはここが好きだとクロードは知っていた。特に挿入した後に触れるとフォルテナは乱れてクロードの陰茎をギューギュー締め付けるのだ。
営みが終わるとクロードがフォルテナの腹に精を出したのでフォルテナは思わず聞いてみた。「なんで中に出してくださらないのですか?」と
クロードは顔を真っ赤にすると腹の精を拭き取り、枕元に置いていた手帳にペンを走らせた。
『俺はすぐ子ができるかもしれない』
『子はお互いを』
『もっと知ってからが』
『いいと思うのですが』
「……そうなのですね」フォルテナはクロードの返答になんとなく彼は誰かを妊娠させたことがあるのでは?と思った。
隠し子がいるんだろうか……
フォルテナはハーネットの急な暇に照らし合わせてなんだかモヤモヤしてしまう。
ハーネットはなぜ休んでいるのだろう。
体調が悪いのでは……?それはもしかすると旦那様の子を妊娠したせいなのかもしれない。フォルテナはなんだか胸が苦しくなったので余計な想いを吹き飛ばすように頭を左右に軽く振った。
クロードがハーネットと出て行った後、フォルテナは先ほどクロードが書いた言葉を思い出して胸をドキドキさせていた。
……どういうことかしら……
これってとてもいい事なのでは?
クロードにもらった花束をもう日数が経過してくたびれてしまった花と交換して花瓶に活ける。
活けるといってもフォルテナはそのまま花瓶に差すことしかできないのだけれども。
それをテーブルに置くとぼんやり眺めた。
フォルテナの吐息でジプソフィラがゆらゆらと揺れた。
するとトントントン……と部屋の扉が叩かれてクロードがひょっこりと顔を出した。「あ、旦那様……ハーネットは……?」
クロードはフォルテナの前に手帳を突き出すと『ハーネットには暇を与えました』と書かれていた。
「え……?そ、そうなんですね」なんでなんだろう……先ほどまで普通に働いていたのに……
『明日の朝からはリリーに来てもらう』
「え?リリー?」フォルテナはなぜクロードがリリーを知っているのか不思議に思ったけれど、もしかすると実家での行動や人間関係などは掌握済みなのかもしれない。と思ったので気にしないことにした。
「嬉しいわ」フォルテナがにっこり笑うとクロードは顔を真っ赤にして口元を緩めている。手帳を再び取り出すと『リリーが来るまでは俺が側に』と書いて見せた。
「え?……ふふふ…」
フォルテナはクロードが面白い冗談を言ったのだと笑ったけれど……
「だ……旦那様!私は一人で食事ができます」
フォルテナはクロードが食堂で腰を抱き寄せて口元に食べ物を運ぶ動作をしたので顔を真っ赤にした。
「……」
クロードはフォルテナの手を取ると指先でくすぐる。
「ふふふふ!くすぐったのでやめてください!」
「……」クロードはそうして再び口元に食べ物を運ぶのでフォルテナは渋々と言った様子で口を開けた。
クロードはフォルテナが食事を口に入れると満足気に頬を親指で撫でた。
「……」一方フォルテナは恥ずかしくて堪らなかった。
なぜ急にこのような態度になったのか……
今までの態度のとの差にフォルテナは動揺してしまった……
フォルテナが食事を終えるとクロードは彼女の腰を抱きながら部屋までエスコートした。「だ……旦那様……あの……」
フォルテナが歩きづらいのでやめてください……と告げるためクロードを見上げるとクロードはにっこりと笑ったのでもうそれ以上なにも言えなくなった……
フォルテナが入浴を終えると自室で入浴を済ませたのかタオルを首からかけたクロードが待ち構えていた。
フォルテナの頭をタオルで包むと優しく水気を拭き取る。
「……あ、あ……ありがとうございます」
フォルテナはどうせ聞いて貰えないのだから……と諦めて身を任せることにした。しかしとにかく慣れないことで恥ずかしい……
旦那様って……私にもこんな感じのことをしてくれるのだわ。
フォルテナは明日になればリリーが来る……と頭の中で呪文のように唱えた。
寝室でフォルテナに伸し掛かるクロードがそっとフォルテナの頬に触れた。今まで彼の指にあったハーネットとお揃いの指輪は外されていた。
たまたま今日つけなかったのだろうか……
……それとも……
フォルテナはなんだか胸がじんわりと温かくなる気がした。
クロードはそのままフォルテナの顔に唇を寄せると柔らかくキスをした。フォルテナは無意識に口を薄っすら開ける。
いつも舌を差し込んでくれるからだ。
フォルテナはクロードと舌を合わせるのも好きだった。
背すじがゾクゾクするけれどそれをクロードがキツく抱いてくれるとそのゾクゾクが快感に変わっていく。
「……ふ……」
フォルテナは心地よさに思わず口の端から声を出した。
クロードはもう既にトロトロになったフォルテナの陰部に下着の上から指を這わせた。ズルリ……と下着がズレる。
心なしかクロードの息が荒い。
手馴れた様子で陰核に触れると愛液で湿った下着との摩擦が心地よくてフォルテナは思わず腰を捩った。
(私の身体……もう旦那様はわかっているのだわ)
迷いなく快感を与えてくるクロードの様子にフォルテナはそう思いなんだか子宮がキューッと縮まる気分がした。
クロードがフォルテナの下着を剥ぎ取るとすっかり湿った陰部がひやりと冷える。クロードはハァハァと荒い息を吐くとそこに吸い付いた。
「ん……っ」
フォルテナの硬くなった陰核をクロードが唇で挟む。
もどかしさに腰を捩ると強い快感が与えられていく……
クロードはチュウ……とフォルテナの陰核を吸う。
フォルテナは大きく喘ぐと陰部を愛液でトロトロにして一度絶頂した。
クロードがフォルテナの上に覆いかぶさると二人は目が合う。
暗闇の中、あまりよく見えないけれどクロードの目がギラギラと欲を含んでいるような……しかし優しさを帯びているような……そんな気がした。
クロードはフォルテナを抱き寄せて額にキスをするとゆっくりと侵入してくる。「んんー…………」フォルテナは与えられていく快感に思わず声を上げた。
クロードはこっそり指を唾液で濡らすとフォルテナの陰核に触れる。
「あぁっ……!」フォルテナはここが好きだとクロードは知っていた。特に挿入した後に触れるとフォルテナは乱れてクロードの陰茎をギューギュー締め付けるのだ。
営みが終わるとクロードがフォルテナの腹に精を出したのでフォルテナは思わず聞いてみた。「なんで中に出してくださらないのですか?」と
クロードは顔を真っ赤にすると腹の精を拭き取り、枕元に置いていた手帳にペンを走らせた。
『俺はすぐ子ができるかもしれない』
『子はお互いを』
『もっと知ってからが』
『いいと思うのですが』
「……そうなのですね」フォルテナはクロードの返答になんとなく彼は誰かを妊娠させたことがあるのでは?と思った。
隠し子がいるんだろうか……
フォルテナはハーネットの急な暇に照らし合わせてなんだかモヤモヤしてしまう。
ハーネットはなぜ休んでいるのだろう。
体調が悪いのでは……?それはもしかすると旦那様の子を妊娠したせいなのかもしれない。フォルテナはなんだか胸が苦しくなったので余計な想いを吹き飛ばすように頭を左右に軽く振った。
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