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ゲルマン皇帝ヨハイネバルグ
絶望の中で
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ドズル達戦車営舎から逃れた5人の元に届く話は信じられない話ばかりである
ドズルが営舎を出た後に親衛隊が営舎に来てまだ残っていた恭順していない者、いずれも剣士レベルの強者たちであるが
こぞって粛清されたと噂を聞く
戦士団だけではない騎士団、魔法士団共に反乱因子が粛清された
ドズルは仲間たちと集合場所を決めいったん別れる、この国を離れるためである
ドズルは弓兵士団の宿舎の一角にいく
恋人のミーシャを連れていくためだ
しかし弓兵士団の宿舎は静まり返っていた
「あらドズルどうしたの?」
聞きなれた声がするミーシャの声だ
「ミーシャ逃げよう!この国はもう駄目だ!ヨハイネによって支配されている」
「あら、何おかしい事を言っているの?ヨハイネ様によってさらなる高みに向かっているのに」
「ミーシャ?」
「ドズル?あなたはどうするの?私を悲しませないで?」
周りには弓兵士団たちが取り囲む
「ミーシャどうしたんだ!」
「弓兵士たちは弓をドズルに向ける」
「仕方ないわね、ドズルあなたは私達の糧としてここで死んで、一緒にヨハイネ様の元で戦いたかったのに」
「くそ!」
ドズルは剣を抜く 一斉に弓が飛んでくる
戦士団No2の腕前のドズルだ弓ごときはよけ切るし、剣で叩き落としもする
ドズルの判断は正解である、弓には毒が塗ってあり、少しでも刺されば動けなくなる
ドズルは弓兵士の一角に切りかかり退路を造り逃げ出す、狂信者たちが襲い掛かるが難なく切り捨てる
その先にいたのは魔法士団のカメラ・・・一瞬助かったと思った!常識者のカメラが洗脳にかかる筈もない、自分より意思は何倍も強い女だ。
しかしカメラの後ろにいるのは親衛隊だ、その状況を理解が出来なかった。
「いけない子ね」
カメラは風の矢を放つ、その威力はドズルの剣を吹き飛ばした
「美味しい魂は頂かないとね、よろしくて?ミーシャ」
「はい、カメラ様の糧になるならドズルも浮かばれましょう」
カメラは丸腰となったドズルに向けてゆっくりと歩き出す
動けない・・・なんだこれは
ドズルはユックリと近づくカメラをただ見ているだけである
くそ!なんでだ、魔法ごときで動けなくなるなど・・・俺は戦士だぞ!
カメラが欠けた魔法は「影縫い」闇属性の魔法だ、本来、風と光の属性が強いカメラだったが魔人化したことにより急激に闇の力が増した、今まで苦手にしていた魔法だったが、非常に使い勝手がいいので多用している
「やめろ!カメラ!おまえは魔法士団のカメラであろう!」
「いいわ!もっと叫んで!絶望の淵を味わって、そうだ!ミーシャ私と一緒にならない」
「喜んで」
ミーシャは前に出る
カメラはドズルが落とした剣を拾い
ミーシャの心臓に向けて突き刺した
ミーシャの胸から大量の血が噴き出る
「ああ、カメラ様と共に」
そう言い残して絶命していった
「貴様!ミーシャ!ミーシャ!ああああ!なぜこんなことを」
「いいわ、ドズル!言い喚きだわ、嘆き絶望は私たちの快楽なのよ!」
そういってドズルの右腕を風の刃で切り落とす
「うわ~殺せ!早く殺せ!」
「何を言っているの、こんな高能力者、美味しく頂かないと、味付けは大事ですのよ」
そういって今度はドズルの左腕を落とした
「うぉ~」
カメラは亡骸となったミーシャの首を落とし風を喉から送りこみ操る
「もっと喚いてドズル、もっといい声で喚いて」
首だけとなったミーシャはカメラが操るままに喋り出す
「やめろ!死者にまで冒涜を・・・」
「ふふふ最高に美味しい・・・さすが力はバッカスの上を行くといわれるドズル、美味しいわ」
そういってカメラはドズルの首を刎ねた
「ふふふ、美味しかったわ、それにこの魔力なら洗礼が出来そうね」
カメラは親衛隊を引き連れて道を歩いて行った
******************
戦士たちの集合場所にはカールただ一人がいた
彼は身内がいない、孤独な身である、宿舎に戻らず先に来てみんなを待っていた
しかし時間になってもだれ一人現れない、一方で首都ベルドアから逃れる人は後を絶たない
まだある良心だ、ベルドアにいる恭順しない高能力者達から粛清を行っているため、逃げる余裕ができた幸運なものたちでもある
カールも自身の逃亡を考えたがこの集団に混ざるのをやめた、目立つからである、腰に付けた剣のみにし、鎧などはみなその場に捨てた、身軽になった彼は西側ではなく東側に逃げ出し始めた
すべて人々の流れの逆を行った、それがカールが考えた最善の策であった
西側にはすぐに三つ目族のヴァルハラがある、軍事力ではベルドアの上をいくだろう、三つ目という亜人に属する彼らはヨハイネに属することもあるまい、だから逃げる人々はヴァルハラを目指す
東は小国シハがあってその隣にリザートの国ゲブラがあるさらに行くと広大な森があり森を抜けるとモリアーティ公国が存在する、軍事力ではベルドアの半分ぐらいだがその背後に大国ユニオンがある
シハはともかくとしてゲブラの国は天然要塞ともいえる、湿地帯ではリザードは最強だ
遠いがそこを超えるのを目標にするべきである。
こうしてベルドア戦士団のうち唯一の生き残りのカールはのちに1001部隊の新興国「和」に入国する
**************
「戦士さん!早く逃げないと狂信者どもがやってくるぞ」
丘の上にポツンと一人でいる戦士カールに町を脱出する集団は警告する
彼らは商人である、一応用心棒もいてそれなりの戦力をもつ、確かに狂信者くらいなら彼らだけで防げそうである。
ベルドアの豪商キメイは変わりゆく町の気配に町の脱出を早くから準備していた、商人職であるキメイは上位商人である故にその危機をいち早く感じたのであった。
キメイ達集団は西に向かっていたヴァルハラに向けて
ヴァルハラは亜人国家であるが、人間を区別しない、見た目も第3の目は通常時は閉じているため人間と変わらない
またヴァルハラ国内には人間も多く住んでおり、要職にもついている
だがこのままいけばヴァルハラとベルドアは戦争になる、ベルドアの亜人奴隷化宣言はすぐに諸国に伝わった、ベルドアの周りは小国シハ、クモンを除きすべてが亜人国家だ、自ら滅びに向かっているようであった
急がなくてはいけない
首都から逃げる隊列は500人を超えている
キメイ率いる商人の他に職人や兵士もいる、兵士などはいわば生き残りである、自身が経験した絶望感を隠すことはできなかった
各町はすでに狂信者共が多数存在している、中にはまだ洗脳されていない物もいるが、従わなき者に待つ物は死である。
非難の行列も町を避けていた
先頭の方で歓声が聞こえた
「リン様だ!魔法士団のリン様だ」
リンは休憩している避難民に近寄り言い放つ。
「これより狩りをします、みんな逃げ回ってね、いい声で泣いてね」
リンの言葉を理解できなかった避難民達、前にいた兵士が近づいた
「リン様?どういうことですか?リン様もあの地獄から逃げてきたのではないのですか?」
「逃げる?なんで?これから素晴らしい世界になるのに」
リンの目は赤く輝き妖気が漂い出す
「ま・・まさか・・魔人!」
兵士がつぶやくと兵士は赤黒く燃え始めた
「うぁあああ~」
兵士は断末魔と共に絶命する
「うん、いい絶望感だね、美味しかったよ」
リンは群衆に目を向ける
「ううううあああああ」
一斉に逃げ始める
「いくよ!」
次々と人々は炎にくるまれ断末魔と共に絶命していく
その様子を遠目に見ていたキメイであった、彼はすぐに逃げれる体制をとっていた
しかしそれ以上に500名以上いた避難民は次々と焼き殺され消えていく
雇った用心棒も逃げだそうとする傍から焼き殺された
残ったのはキメイのみであった
「キメイこんなところにいたのね」
「リン様・・・あなたほどの方がなぜ魔人なんかに」
「そお?素晴らしい世界よ、みてみて、沢山殺したから力があふれているの、うふふふ、本当は高い能力のあなたも殺したいのだけど、あなたはヨハイネ様の役に立ってもらうの!喜んでね、私が行う初めての洗礼よ」
「洗礼?」
そう聞き返したキメイだが目の前がリンの手によってふさがれる、頭の中がかき混ぜられる
自分の愛する者がすべてその中から消えていく、そして意識は消えた
消えたはずの意識がよみがえる、今までの価値観がおかしく思える、弱きものを殺すなんていいことだろう。
「キメイ、あなたはヨハイネ様のために新設軍の武器を揃えなさい、人間に交じることもできるでしょう、でも高い能力者に見つかったら、まあ殺すか逃げるかしなさい」
「リン様・・わかりましたこのキメイに新しい幸せをありがとうございます」
「ふふふ、では、がんばってねキメイ」
そう言い残しリンは消えていった
キメイは人間の姿に戻り西から東に向かう
ドズルが営舎を出た後に親衛隊が営舎に来てまだ残っていた恭順していない者、いずれも剣士レベルの強者たちであるが
こぞって粛清されたと噂を聞く
戦士団だけではない騎士団、魔法士団共に反乱因子が粛清された
ドズルは仲間たちと集合場所を決めいったん別れる、この国を離れるためである
ドズルは弓兵士団の宿舎の一角にいく
恋人のミーシャを連れていくためだ
しかし弓兵士団の宿舎は静まり返っていた
「あらドズルどうしたの?」
聞きなれた声がするミーシャの声だ
「ミーシャ逃げよう!この国はもう駄目だ!ヨハイネによって支配されている」
「あら、何おかしい事を言っているの?ヨハイネ様によってさらなる高みに向かっているのに」
「ミーシャ?」
「ドズル?あなたはどうするの?私を悲しませないで?」
周りには弓兵士団たちが取り囲む
「ミーシャどうしたんだ!」
「弓兵士たちは弓をドズルに向ける」
「仕方ないわね、ドズルあなたは私達の糧としてここで死んで、一緒にヨハイネ様の元で戦いたかったのに」
「くそ!」
ドズルは剣を抜く 一斉に弓が飛んでくる
戦士団No2の腕前のドズルだ弓ごときはよけ切るし、剣で叩き落としもする
ドズルの判断は正解である、弓には毒が塗ってあり、少しでも刺されば動けなくなる
ドズルは弓兵士の一角に切りかかり退路を造り逃げ出す、狂信者たちが襲い掛かるが難なく切り捨てる
その先にいたのは魔法士団のカメラ・・・一瞬助かったと思った!常識者のカメラが洗脳にかかる筈もない、自分より意思は何倍も強い女だ。
しかしカメラの後ろにいるのは親衛隊だ、その状況を理解が出来なかった。
「いけない子ね」
カメラは風の矢を放つ、その威力はドズルの剣を吹き飛ばした
「美味しい魂は頂かないとね、よろしくて?ミーシャ」
「はい、カメラ様の糧になるならドズルも浮かばれましょう」
カメラは丸腰となったドズルに向けてゆっくりと歩き出す
動けない・・・なんだこれは
ドズルはユックリと近づくカメラをただ見ているだけである
くそ!なんでだ、魔法ごときで動けなくなるなど・・・俺は戦士だぞ!
カメラが欠けた魔法は「影縫い」闇属性の魔法だ、本来、風と光の属性が強いカメラだったが魔人化したことにより急激に闇の力が増した、今まで苦手にしていた魔法だったが、非常に使い勝手がいいので多用している
「やめろ!カメラ!おまえは魔法士団のカメラであろう!」
「いいわ!もっと叫んで!絶望の淵を味わって、そうだ!ミーシャ私と一緒にならない」
「喜んで」
ミーシャは前に出る
カメラはドズルが落とした剣を拾い
ミーシャの心臓に向けて突き刺した
ミーシャの胸から大量の血が噴き出る
「ああ、カメラ様と共に」
そう言い残して絶命していった
「貴様!ミーシャ!ミーシャ!ああああ!なぜこんなことを」
「いいわ、ドズル!言い喚きだわ、嘆き絶望は私たちの快楽なのよ!」
そういってドズルの右腕を風の刃で切り落とす
「うわ~殺せ!早く殺せ!」
「何を言っているの、こんな高能力者、美味しく頂かないと、味付けは大事ですのよ」
そういって今度はドズルの左腕を落とした
「うぉ~」
カメラは亡骸となったミーシャの首を落とし風を喉から送りこみ操る
「もっと喚いてドズル、もっといい声で喚いて」
首だけとなったミーシャはカメラが操るままに喋り出す
「やめろ!死者にまで冒涜を・・・」
「ふふふ最高に美味しい・・・さすが力はバッカスの上を行くといわれるドズル、美味しいわ」
そういってカメラはドズルの首を刎ねた
「ふふふ、美味しかったわ、それにこの魔力なら洗礼が出来そうね」
カメラは親衛隊を引き連れて道を歩いて行った
******************
戦士たちの集合場所にはカールただ一人がいた
彼は身内がいない、孤独な身である、宿舎に戻らず先に来てみんなを待っていた
しかし時間になってもだれ一人現れない、一方で首都ベルドアから逃れる人は後を絶たない
まだある良心だ、ベルドアにいる恭順しない高能力者達から粛清を行っているため、逃げる余裕ができた幸運なものたちでもある
カールも自身の逃亡を考えたがこの集団に混ざるのをやめた、目立つからである、腰に付けた剣のみにし、鎧などはみなその場に捨てた、身軽になった彼は西側ではなく東側に逃げ出し始めた
すべて人々の流れの逆を行った、それがカールが考えた最善の策であった
西側にはすぐに三つ目族のヴァルハラがある、軍事力ではベルドアの上をいくだろう、三つ目という亜人に属する彼らはヨハイネに属することもあるまい、だから逃げる人々はヴァルハラを目指す
東は小国シハがあってその隣にリザートの国ゲブラがあるさらに行くと広大な森があり森を抜けるとモリアーティ公国が存在する、軍事力ではベルドアの半分ぐらいだがその背後に大国ユニオンがある
シハはともかくとしてゲブラの国は天然要塞ともいえる、湿地帯ではリザードは最強だ
遠いがそこを超えるのを目標にするべきである。
こうしてベルドア戦士団のうち唯一の生き残りのカールはのちに1001部隊の新興国「和」に入国する
**************
「戦士さん!早く逃げないと狂信者どもがやってくるぞ」
丘の上にポツンと一人でいる戦士カールに町を脱出する集団は警告する
彼らは商人である、一応用心棒もいてそれなりの戦力をもつ、確かに狂信者くらいなら彼らだけで防げそうである。
ベルドアの豪商キメイは変わりゆく町の気配に町の脱出を早くから準備していた、商人職であるキメイは上位商人である故にその危機をいち早く感じたのであった。
キメイ達集団は西に向かっていたヴァルハラに向けて
ヴァルハラは亜人国家であるが、人間を区別しない、見た目も第3の目は通常時は閉じているため人間と変わらない
またヴァルハラ国内には人間も多く住んでおり、要職にもついている
だがこのままいけばヴァルハラとベルドアは戦争になる、ベルドアの亜人奴隷化宣言はすぐに諸国に伝わった、ベルドアの周りは小国シハ、クモンを除きすべてが亜人国家だ、自ら滅びに向かっているようであった
急がなくてはいけない
首都から逃げる隊列は500人を超えている
キメイ率いる商人の他に職人や兵士もいる、兵士などはいわば生き残りである、自身が経験した絶望感を隠すことはできなかった
各町はすでに狂信者共が多数存在している、中にはまだ洗脳されていない物もいるが、従わなき者に待つ物は死である。
非難の行列も町を避けていた
先頭の方で歓声が聞こえた
「リン様だ!魔法士団のリン様だ」
リンは休憩している避難民に近寄り言い放つ。
「これより狩りをします、みんな逃げ回ってね、いい声で泣いてね」
リンの言葉を理解できなかった避難民達、前にいた兵士が近づいた
「リン様?どういうことですか?リン様もあの地獄から逃げてきたのではないのですか?」
「逃げる?なんで?これから素晴らしい世界になるのに」
リンの目は赤く輝き妖気が漂い出す
「ま・・まさか・・魔人!」
兵士がつぶやくと兵士は赤黒く燃え始めた
「うぁあああ~」
兵士は断末魔と共に絶命する
「うん、いい絶望感だね、美味しかったよ」
リンは群衆に目を向ける
「ううううあああああ」
一斉に逃げ始める
「いくよ!」
次々と人々は炎にくるまれ断末魔と共に絶命していく
その様子を遠目に見ていたキメイであった、彼はすぐに逃げれる体制をとっていた
しかしそれ以上に500名以上いた避難民は次々と焼き殺され消えていく
雇った用心棒も逃げだそうとする傍から焼き殺された
残ったのはキメイのみであった
「キメイこんなところにいたのね」
「リン様・・・あなたほどの方がなぜ魔人なんかに」
「そお?素晴らしい世界よ、みてみて、沢山殺したから力があふれているの、うふふふ、本当は高い能力のあなたも殺したいのだけど、あなたはヨハイネ様の役に立ってもらうの!喜んでね、私が行う初めての洗礼よ」
「洗礼?」
そう聞き返したキメイだが目の前がリンの手によってふさがれる、頭の中がかき混ぜられる
自分の愛する者がすべてその中から消えていく、そして意識は消えた
消えたはずの意識がよみがえる、今までの価値観がおかしく思える、弱きものを殺すなんていいことだろう。
「キメイ、あなたはヨハイネ様のために新設軍の武器を揃えなさい、人間に交じることもできるでしょう、でも高い能力者に見つかったら、まあ殺すか逃げるかしなさい」
「リン様・・わかりましたこのキメイに新しい幸せをありがとうございます」
「ふふふ、では、がんばってねキメイ」
そう言い残しリンは消えていった
キメイは人間の姿に戻り西から東に向かう
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