1001部隊 ~幻の最強部隊、異世界にて~

鮪鱚鰈

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第1章 新世界へ

エルフの驚愕

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「お兄様・・・からの具合はいかがですか」
エリンが俺の顔を除く

「ああ・・大丈夫・・・!」
エリンの後ろには人間が二人 あのものすごい速さで木々を飛び移りながら弓主を次々と落とし地上のリリパット族だけならず、エルフ族の戦士10人もあっという間に沈めた二人・・・・

「お!気が付いたか・・エリンちゃんよこったな!」

男は気軽にエリンに話しかける

「おお気が付いたみたいだな!」

人間の中でも一際大きな男・・あの豪鬼さんを一撃で倒した男

武器は・・・腰に短剣が・・・ない・・・
くそ・・・

「お兄様、この方隊は敵ではありませぬ・・・私を助けてくれました、この方がいなければ私たちはみんなダークゴブリン共に・・・」
エリンは泣きそうな顔をする両親の事を思い出しそうになったのであろう

「エリン・・・」
俺はエリンを抱きしめ起き上がる
例を言おうと立ち上がる

さらに俺は驚愕の表情を見せることになる
あの豪鬼さんが膝をつき人間にひれ伏している

「あなた方は一体何者なんだ・・・」

「俺たちか?」

五平はにやりと笑い

「俺たちは天下無敵の1001部隊、遠い世界からやってきたのさ!」
キザったらしく答える

「ぷっ・・遠い世界からやってきたのさって・・・五平さんかっこよすぎ」
若林が噴き出す

「それよりエリンちゃ~ん・・エルフには女性はいないのかい?・・子供と男だけじゃなあ・・・お兄ちゃんやる気がなあ」
小森がカーラジオをいじっている 当然ラジオからは雑音しか聞こえない
「くそ!やっぱ異世界ってやつだなあ」

「女エルフはいます・・・公国には数十人の女エルフが奉公で出ています・・お姉さまのサリンも」

「おっと!やっぱりエリンちゃんを大きくしたような美人さんかい?」

「私など・・・足下に及びませぬサリンお姉さまは世界一の美エルフです」

「うひょ~この世界の楽しみが増えた・・・にひひひ」

そのとき瀬能と話していた赤鬼が若林に女には気を付けろといった
公告には沢山の美女がいると・・・

小耳に聞こえた情報に若林はいてもたってもいられず赤鬼のほうに向かっていった

「やれやれ・・・で、お兄ちゃんよ・・・あの曲がる弓のやり方教えてくれないか?」
五平が俺のもとにやってくる

「ああ!あれは使えるな・・・ぜひ教えてほしい」
六郎も追従する

念矢スピリチュアルアローのことか・・・そう簡単にできるものでもないが」

「頼むよ!お兄ちゃん!」

なれなれしく肩を組んでくる五平

なんなんだこの人間たちは・・・亜人部隊の精鋭を数分で全滅させたってのに・・・

エルフの戦士キーウェイの額から冷汗がしたたり落ちるのを感じた
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