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110 クロアと新装備と狩り
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クロアが長らく愛用していた金の腕輪がついに壊れた。
加重機能がついた拘束具を改造した品であったが、どうやら持ち主の成長スピードに耐えかねたみたい。
仮面女の授業や個人的に激しい訓練もあって、かなり無茶をさせていたから仕方がない。でもすぐに母方の祖母であるアロ・シャープが、見た目がソックリで中身がバージョンアップした品を送って寄越してくれた。腐るほど持っている資産を投入して、孫娘のためだけに密かに開発を続けていたとのこと。これも先見の明といえるのだろうか。
本当に瓜二つの腕輪ながら、機能は格段に進化していた。
加重操作のみならず、魔力を流すことで手甲としての機能を果たすようになったのだ。
これには攻守に渡って活躍が期待できると、クロア大喜び。
腕輪に魔力を込めると形状が変化。拳にはレザーグローブのような保護が発生し、手首から肘の辺りまでを一枚の大きな羽が覆う。更に魔力を込めると羽から光の粒子が噴出、その勢いが増すほどに、攻撃が凶悪さを増していく。
試しに庭の隅に転がっていた石を真上に投げて、落ちてきたところを殴ってみたら粉々になっていた。
ついには速さだけでなく、破壊力まで手に入れてしまった金髪美少女。
どうやら彼女はこのまま徒手空拳を主体とした戦闘スタイルで邁進するようだ。
敵に追い詰められたときに「武器を捨てろ」とか言われて、剣をポイッと捨てたら、実はそっちのほうが全然強かったとか、とんだトラップである。
こうして新たな相棒を手に入れたクロアだが、当然の如く試したくなるのが人情。
そこでメイド長のエメラさんとオレを伴って、領都の外に日帰りのピクニックへと洒落込むことに。なお専従メイドのルーシーさんはお留守番だ。強さは文句ないのだが、なにせ冒険者としての経験がない。森の中で、いざという時に二人は守れないというエメラさんの判断である。
今回は警護の兵も連れては行かない。ゾロゾロと連れ立っての接待狩りはクロアが嫌がった。心配するアンケル爺をよそに「大丈夫、無理はしないから」と約束して、なんとかこの面子に納まった。
「いざとなったら。わかっておろうな」
ドスの効いた声でアンケルから強く強く、もの凄く強く執拗に念を押された。
これにはオレも黙って頷くしかない。
そしてやって来ました森の中。天気も晴れて、絶好の狩り日和。
いやー、久しぶりの野生に触れて、オレもテンションがちょっと上がっちゃうわ。
クロアもやる気充分、エメラさんはいつもと変わらない。なお二人の服装は冒険者スタイルのズボン姿。クロアはともかくエメラさんに関してはメイド姿もいいけれど、脚線美が露わになるこの姿も捨てがたいものがあるな。
猪を大きくしたようなモンスターのパームレストが、真っ直ぐに駆けてくる。
対峙するクロアは両手をだらりとした態勢で、これを迎え撃つ。
肉の塊が眼前に迫る。淡く輝く少女の体が、風を受けて舞う木の葉のようにパームレストの鼻先をひらりと躱す。
光の粒子が走るも、それは瞬きひとつにも満たない、わずかな時間。
すぐ脇を通り過ぎたパームレストが、数メートルほど進んだところで、バタンと倒れた。
すでに事切れている。こめかみの部分がベコンとへこんでいた。
「お見事です。クロアさま」
「うん。なんかいい感じ」
金の腕輪より出現した手甲を嬉しそうに撫でるクロア。
狩ったモンスターはオレがアイテム収納に収めておく。
本日、四体目の獲物だ。
この辺は領都にも近いので、それほど凶悪なモンスターはいない。はっきり言って今のクロアには物足りないことだろう。だからといって油断は禁物、ここはすでに彼らの領域なのだから。その証拠にエメラさんもクロアの手際を誉めつつも、周囲への警戒は緩めていない。もちろんオレもだ。
六体目も順調に狩り終え、そろそろ戻ろうかという時にクロアが言った。
「あれ、なんだかいい匂いがしない?」
エメラさんも鼻をすんすん。「おや、本当ですね」
オレもすんすん。そういえば確かにいい匂いがする。
《でもこの匂いってどこかで……》
そんなことを考えていたら、キュウと可愛らしい音が鳴る。
音のした方を見るとクロアがお腹を押さえていた。
今日は沢山動いたからな。そりゃあ腹も減るってもんだ。
匂いに釣られるようにクロアがふらふら、放っておくわけにもいかないのでエメラさんとオレも後に続く。
そしてアレに遭遇した。
視界にその姿が入った瞬間に、オレは触手を伸ばしクロアとエメラさんを捕獲。
すぐさま後方へと猛ダッシュで遠ざかる。
「えっ? ちょっと、ムーちゃん、どうしたの」
突然のことに驚くクロア。対してエメラさんは動じることなく、子機を通してこっそりと話しかけてきた。オレは逃げながら事情を説明する。
《アイツはダメだ。うっかり近づくとヤバイ》
……あれはオレが死の森でサバイバル生活をしていた頃。
さっき嗅いだのと同じ匂いと遭遇したことがある。
森の中をウロウロしていたら、何やらいい匂いが漂ってくる。
味噌に漬け込んで旨味たっぷりとなった肉を、じゅうじゅうと焼いているかのような、思い出すだけで涎が溢れてくるような、そんな匂い。
スーラとなってからは睡眠どころか、食事すらも必要としていない身だというのに、その匂いにはガツンと惹きつけられるものがある。久しく忘れていた食欲が蘇る。
気がついたときにはフラフラと匂いのする方へと足を運んでいた。
するとそこにはミイラのように干からびた何かが横たわっている。どうやら匂いの元はコイツのよう。ピクリとも動かない、死んでいるみたい。もしかして美味しいお肉のモンスターとかなのかと、オレは思った。
試しにちょっと摘まんでみようか、そんなことを考えていると、横の茂みから飛び出した猿型のモンスターが一体、ソイツに猛然と近寄って手を伸ばした。
モタモタしているうちに獲物を掻っ攫われる。野生の王国ではよくあること。ましてやこっちは森の仲間からことごとく無視される存在。あの猿野郎もオレのことなんて気にも留めてやしないだろう。
だが猿の手がミイラの端っこを掴んだ途端に異変が起きた。
猿野郎の腕になにやら細い管のようなものが、何本も巻き付いている。
その管は肌の上を締め付けるように這いずり、そのままブスリと奴の体の中へ。当然、猿もなんとか逃れようと暴れるも、気がつけば無数の管が体中に纏わりついている。管はすべて地面に転がっていたミイラから伸びていた。
ブスリ、ブスリと管が刺さる。そしてすぐさま猿野郎の体が見る間に干からびていく。対して元のミイラの方はどんどんと肉が盛り上がり、肌が艶を取り戻して精悍さを増していく。ほんのわずかな間で互いの立場が完全に入れ替わる。ミイラが猿野郎の姿へと変じ、さっきまで動いていた猿がミイラとなって死に絶えていた。
管を吐き出していたソイツは、新たに手に入れた猿の姿で転がっているミイラを、頭からバリバリと食べてしまうと、満足したのか何処かへと消えてしまった。
「……つまり匂いで引き寄せて、捕食した相手の姿を乗っ取るモンスターということですか」
《あぁ、強さはともかくあの管はダメだ。喰いつかれたら、アッという間に体液を吸い取られる。それこそ十秒とかからないうちにな》
「それは恐ろしいですね。抵抗することも出来そうにありません」
《たぶん捕食という、ただ一点にのみ特化した奴なんだろう。アレは違った意味で怖い》
「しかしそのような危険なモンスターが、どうしてこのようなところに」
《いや、そこがまたややこしいんだが、確かに危ないんだが、実は危なくないと言うか》
そうアレはヤバい。でも捕食以外には興味がないみたいで普段は極めて大人しい。ミイラ化するまでは、むしろ人畜無害といっても良いぐらいに。体内に栄養を蓄えているうちには捕食行動を一切とらない、他者を襲うこともない。動けなくなるほど腹が減ったら喰う。喰ったらぼけっとする。そしてまた腹が減ってミイラになったら喰うという生活を、ひたすら繰り返しているだけのモンスター。
食べる度にコロコロと姿が変わるので、生態を捕捉するのも難しいから、元S級の冒険者であるエメラさんが知らなくても無理はあるまい。
ある程度、安全が確認できる距離まで遠ざかってから、ようやく二人を解放する。
クロアにはエメラさんが説明してくれたので助かった。
彼女にはまだオレが話せるのを教えてないからな。ややこしいことになるところだった。
「あれってそんなに危険なモンスターだったんだ」
話を聞き終えて、自分が危ないところだったと気づき、ぶるると肩を震わすクロア。
腕に自信も付き、新装備も手に入れて調子に乗りそうだったので、今回の遭遇はむしろいい経験になったみたい。
エメラさんも「貴重な経験を積みましたね」と言っていたしな。
オレたちはそのまま帰路につくことにした。
加重機能がついた拘束具を改造した品であったが、どうやら持ち主の成長スピードに耐えかねたみたい。
仮面女の授業や個人的に激しい訓練もあって、かなり無茶をさせていたから仕方がない。でもすぐに母方の祖母であるアロ・シャープが、見た目がソックリで中身がバージョンアップした品を送って寄越してくれた。腐るほど持っている資産を投入して、孫娘のためだけに密かに開発を続けていたとのこと。これも先見の明といえるのだろうか。
本当に瓜二つの腕輪ながら、機能は格段に進化していた。
加重操作のみならず、魔力を流すことで手甲としての機能を果たすようになったのだ。
これには攻守に渡って活躍が期待できると、クロア大喜び。
腕輪に魔力を込めると形状が変化。拳にはレザーグローブのような保護が発生し、手首から肘の辺りまでを一枚の大きな羽が覆う。更に魔力を込めると羽から光の粒子が噴出、その勢いが増すほどに、攻撃が凶悪さを増していく。
試しに庭の隅に転がっていた石を真上に投げて、落ちてきたところを殴ってみたら粉々になっていた。
ついには速さだけでなく、破壊力まで手に入れてしまった金髪美少女。
どうやら彼女はこのまま徒手空拳を主体とした戦闘スタイルで邁進するようだ。
敵に追い詰められたときに「武器を捨てろ」とか言われて、剣をポイッと捨てたら、実はそっちのほうが全然強かったとか、とんだトラップである。
こうして新たな相棒を手に入れたクロアだが、当然の如く試したくなるのが人情。
そこでメイド長のエメラさんとオレを伴って、領都の外に日帰りのピクニックへと洒落込むことに。なお専従メイドのルーシーさんはお留守番だ。強さは文句ないのだが、なにせ冒険者としての経験がない。森の中で、いざという時に二人は守れないというエメラさんの判断である。
今回は警護の兵も連れては行かない。ゾロゾロと連れ立っての接待狩りはクロアが嫌がった。心配するアンケル爺をよそに「大丈夫、無理はしないから」と約束して、なんとかこの面子に納まった。
「いざとなったら。わかっておろうな」
ドスの効いた声でアンケルから強く強く、もの凄く強く執拗に念を押された。
これにはオレも黙って頷くしかない。
そしてやって来ました森の中。天気も晴れて、絶好の狩り日和。
いやー、久しぶりの野生に触れて、オレもテンションがちょっと上がっちゃうわ。
クロアもやる気充分、エメラさんはいつもと変わらない。なお二人の服装は冒険者スタイルのズボン姿。クロアはともかくエメラさんに関してはメイド姿もいいけれど、脚線美が露わになるこの姿も捨てがたいものがあるな。
猪を大きくしたようなモンスターのパームレストが、真っ直ぐに駆けてくる。
対峙するクロアは両手をだらりとした態勢で、これを迎え撃つ。
肉の塊が眼前に迫る。淡く輝く少女の体が、風を受けて舞う木の葉のようにパームレストの鼻先をひらりと躱す。
光の粒子が走るも、それは瞬きひとつにも満たない、わずかな時間。
すぐ脇を通り過ぎたパームレストが、数メートルほど進んだところで、バタンと倒れた。
すでに事切れている。こめかみの部分がベコンとへこんでいた。
「お見事です。クロアさま」
「うん。なんかいい感じ」
金の腕輪より出現した手甲を嬉しそうに撫でるクロア。
狩ったモンスターはオレがアイテム収納に収めておく。
本日、四体目の獲物だ。
この辺は領都にも近いので、それほど凶悪なモンスターはいない。はっきり言って今のクロアには物足りないことだろう。だからといって油断は禁物、ここはすでに彼らの領域なのだから。その証拠にエメラさんもクロアの手際を誉めつつも、周囲への警戒は緩めていない。もちろんオレもだ。
六体目も順調に狩り終え、そろそろ戻ろうかという時にクロアが言った。
「あれ、なんだかいい匂いがしない?」
エメラさんも鼻をすんすん。「おや、本当ですね」
オレもすんすん。そういえば確かにいい匂いがする。
《でもこの匂いってどこかで……》
そんなことを考えていたら、キュウと可愛らしい音が鳴る。
音のした方を見るとクロアがお腹を押さえていた。
今日は沢山動いたからな。そりゃあ腹も減るってもんだ。
匂いに釣られるようにクロアがふらふら、放っておくわけにもいかないのでエメラさんとオレも後に続く。
そしてアレに遭遇した。
視界にその姿が入った瞬間に、オレは触手を伸ばしクロアとエメラさんを捕獲。
すぐさま後方へと猛ダッシュで遠ざかる。
「えっ? ちょっと、ムーちゃん、どうしたの」
突然のことに驚くクロア。対してエメラさんは動じることなく、子機を通してこっそりと話しかけてきた。オレは逃げながら事情を説明する。
《アイツはダメだ。うっかり近づくとヤバイ》
……あれはオレが死の森でサバイバル生活をしていた頃。
さっき嗅いだのと同じ匂いと遭遇したことがある。
森の中をウロウロしていたら、何やらいい匂いが漂ってくる。
味噌に漬け込んで旨味たっぷりとなった肉を、じゅうじゅうと焼いているかのような、思い出すだけで涎が溢れてくるような、そんな匂い。
スーラとなってからは睡眠どころか、食事すらも必要としていない身だというのに、その匂いにはガツンと惹きつけられるものがある。久しく忘れていた食欲が蘇る。
気がついたときにはフラフラと匂いのする方へと足を運んでいた。
するとそこにはミイラのように干からびた何かが横たわっている。どうやら匂いの元はコイツのよう。ピクリとも動かない、死んでいるみたい。もしかして美味しいお肉のモンスターとかなのかと、オレは思った。
試しにちょっと摘まんでみようか、そんなことを考えていると、横の茂みから飛び出した猿型のモンスターが一体、ソイツに猛然と近寄って手を伸ばした。
モタモタしているうちに獲物を掻っ攫われる。野生の王国ではよくあること。ましてやこっちは森の仲間からことごとく無視される存在。あの猿野郎もオレのことなんて気にも留めてやしないだろう。
だが猿の手がミイラの端っこを掴んだ途端に異変が起きた。
猿野郎の腕になにやら細い管のようなものが、何本も巻き付いている。
その管は肌の上を締め付けるように這いずり、そのままブスリと奴の体の中へ。当然、猿もなんとか逃れようと暴れるも、気がつけば無数の管が体中に纏わりついている。管はすべて地面に転がっていたミイラから伸びていた。
ブスリ、ブスリと管が刺さる。そしてすぐさま猿野郎の体が見る間に干からびていく。対して元のミイラの方はどんどんと肉が盛り上がり、肌が艶を取り戻して精悍さを増していく。ほんのわずかな間で互いの立場が完全に入れ替わる。ミイラが猿野郎の姿へと変じ、さっきまで動いていた猿がミイラとなって死に絶えていた。
管を吐き出していたソイツは、新たに手に入れた猿の姿で転がっているミイラを、頭からバリバリと食べてしまうと、満足したのか何処かへと消えてしまった。
「……つまり匂いで引き寄せて、捕食した相手の姿を乗っ取るモンスターということですか」
《あぁ、強さはともかくあの管はダメだ。喰いつかれたら、アッという間に体液を吸い取られる。それこそ十秒とかからないうちにな》
「それは恐ろしいですね。抵抗することも出来そうにありません」
《たぶん捕食という、ただ一点にのみ特化した奴なんだろう。アレは違った意味で怖い》
「しかしそのような危険なモンスターが、どうしてこのようなところに」
《いや、そこがまたややこしいんだが、確かに危ないんだが、実は危なくないと言うか》
そうアレはヤバい。でも捕食以外には興味がないみたいで普段は極めて大人しい。ミイラ化するまでは、むしろ人畜無害といっても良いぐらいに。体内に栄養を蓄えているうちには捕食行動を一切とらない、他者を襲うこともない。動けなくなるほど腹が減ったら喰う。喰ったらぼけっとする。そしてまた腹が減ってミイラになったら喰うという生活を、ひたすら繰り返しているだけのモンスター。
食べる度にコロコロと姿が変わるので、生態を捕捉するのも難しいから、元S級の冒険者であるエメラさんが知らなくても無理はあるまい。
ある程度、安全が確認できる距離まで遠ざかってから、ようやく二人を解放する。
クロアにはエメラさんが説明してくれたので助かった。
彼女にはまだオレが話せるのを教えてないからな。ややこしいことになるところだった。
「あれってそんなに危険なモンスターだったんだ」
話を聞き終えて、自分が危ないところだったと気づき、ぶるると肩を震わすクロア。
腕に自信も付き、新装備も手に入れて調子に乗りそうだったので、今回の遭遇はむしろいい経験になったみたい。
エメラさんも「貴重な経験を積みましたね」と言っていたしな。
オレたちはそのまま帰路につくことにした。
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