106 / 226
105 いい女とヘタレ男
しおりを挟む
ウチには多くの人間が出入りをしている。主に爺の仕事関係なのだが、中にはまったく関係のない人物もいる。彼はそんな人達のうちの希少な一人。
青年の職業は画家だ。
貴族らは大概、親しくしている絵描きがいる。自分の肖像画を描かせたり、家族の絵を描かせたり、娘や息子の見合い用の姿絵を描かせたり、領地の資料や文献の挿絵を描かせたりと、需要はかなり多い。
この世界、魔法技術の発展のおかげで、本などの文字や絵は簡単に転写出来るくせに、写真のような技術はまだないようだ。もしかしたら探せばどこかにあるのかもしれないが、少なくともオレは知らない。
そんなワケで彼もちょくちょくウチに顔を出している。もっとも主に任されているのはクロアの成長記録代わりの肖像画の作成。
領内には他にも腕のいい画家はいたのに、若い彼が選ばれたのには理由がある。それは彼の制作に対する姿勢。大多数の画家はモデルに、じっとしていることを強要して、目の前で筆を握る。しかし青年の場合は、モデルに自由にしてもらって、その姿を観察しスケッチにまとめて、後から仕上げる方法をとっている。どっちが優れているとかいないとかは関係なしに、これがクロアには最適な方法であったから、彼が選ばれたのである。もちろん絵の腕も鑑みての爺の判断だ。
そんな青年だが、この頃ちょっと溜息が多い。
座ってはふぅ、立ち上がってはふぅ、ペンを握ってはふぅ、といった具合に一時間で六十回は溜息をついている。これはさすがに異常だ。
ちょっと心配になったオレは屋敷から出る彼の後をつけてみた。
街へと戻り、馴染みの雑貨屋に立ち寄って画材を仕入れ、自宅へと帰る。
取り立てておかしな点は見当たらない。
しばらく自宅も見張ったが、ほとんど出てくることもない。
気の回し過ぎかと、この日は帰った。だが彼の様子がいっこうに改善されないので、二度三度とつけてみるが、やはりいつもと変わらない日々。
必ず雑貨屋に寄り道しては帰るぐらいで、夜に飲み歩くようなこともない。恐ろしく不健全な若者である。
《いや、まてよ……。どこにも立ち寄らない男が必ず立ち寄る場所。そこにこそヒントが隠されているのでは?》
そう考えたオレは若者を先回りして雑貨屋に潜入。
屋根裏にへばりつき店内の様子を伺う。
店内にいるのは赤髪の妙齢の女性。
商品の棚をいじったり、ささっと吹き掃除をしたり、実に機敏な動きだ。でも決してせかせかしていない。どこか落ち着いた雰囲気がある。何というか腰が据わっている? それとも芯があると言ったほうが相応しいか、とにかくそんな素敵な人だ。
店の品揃えは豊富。女性が喜びそうな可愛いらしい小物類から、絵具などまで扱っている。他の従業員の姿はない。どうやら彼女が一人でお店を切り盛りしているよう。
そうこうしている間に、扉が開いて絵描きの青年が来店する。
「いらっしゃい。またいつもの?」
「うん。あと筆を一本」
「わかった。ちょっと待っててね」
ハキハキと喋る女性と、ちょっとオドオドとした感じの青年。
手慣れた様子で商品を用意しては、紙袋に詰めて手渡す女性。
黙って受け取り代金を渡す青年。
「いつもありがとう。あんまり根を詰めちゃダメよ」
「うん……、じゃあ」
五分にも満たない短いやりとりを終えて、彼は早々に店を後にした。
うーん。これはオレの勘違いだったか。だが……いや、ちょっと待てよ。アイツ、あんなにウジウジした奴だったか? 少なくとも爺と話しているときは、わりとハキハキしていたぞ。若いながらも意気盛んな芸術家といった感じで、作品に対して熱く語っていたじゃないか。となるとありきたりだが、彼女が彼の溜息の原因なのか……。
考えごとをしていると新たな客が来店。
今度は恰幅のいい男性だ。ちょうど働き盛りの四十ぐらいの男。ただし態度がどうにもオカシイ。キョロキョロとして落ち着かない。しきりに店の外を気にしている。しばらく店内をウロウロとしていたのだが、どうにも悩んでいる様子。ついに意を決したのか店主の女性に声をかける。
「済まないが少し相談に乗って欲しい」
「はい。構いませんよ」
「実は女性に贈り物をと考えているのだが、その、あの」
そこまで言ったところで男が急に口ごもり、ごにょごにょとハッキリしない。
この様子にオレはすぐにピンと来た。
あー、これって奥さんとかお子さんにとかいう話じゃないな。たぶん愛人とか浮気相手とか、その辺の話だ。
すると一人で店を切り盛りしている彼女も、客の態度からすぐに察したらしい。
「奥様ですか、それともお嬢様でしょうか、もしもお嬢様でしたらお歳を教えて頂ければ、色々とご用意できますが?」
「そうそう娘なんだよ。二十三になるんだが、何か気の利いたモノがあったらと思って」
「それでしたら……」
店内より目ぼしい品を集めては、カウンターに並べてみせる女店主。
高すぎず、かといって安すぎもしない価格帯の中から、見栄えの良いモノを選んでいる。
一連のやり取りを見ていて、オレは巧いもんだなぁと感心しきり。
わざと「お嬢様」という言葉を使って、客から情報を引き出したんだ。もしも贈り物をするのがまっとうな相手ならば、客も言い淀んだりしないから。それを理解しての状況判断、分かっていてもなかなか咄嗟に出来ることじゃない。
こうして客の男は、彼女に選んでもらった小ぶりの可愛らしい宝石箱に、アクセサリーを数点セットで購入して、ホクホク顔で帰って行った。
大きいモノでドンというのもいいが、数で勝負するのも悪くない。福袋的な要素もあって、きっと贈られた相手も喜ぶことであろう。
たぶん男性客の態度から、まだそこまでは進展していないと女店主は判断したのかな。
《なんか良いモノ見れたな》
お客の機微を察するプロの接客術。その神髄を垣間見たオレは大満足、当初の目的もすっかり忘れて機嫌よく屋敷に戻っていった。
数日ほどたったある日のこと。
相も変わらぬ青年の後をつけて、またぞろこの店を覗いてみたら、何やら女性客と揉めていた。
「ここで買ったことはわかってるんだよ。いい加減に白状おしよっ!」
恰幅のいいおかみさんが吼えている。手にはあの時の男性客が買っていったアクセサリーのひとつが握られていた。どうやらあの旦那さん、ヘマをやらかしたようだ。でも奥さんも店まで押しかけているということは、浮気相手の情報まではまだ掴んじゃいない。あくまでも疑惑の域に留まっている。そんなところだろう。
「存じ上げません。どこか他店でお求めになったのでは?」
知らぬ存ぜぬを決め込む女店主。顧客の情報は一切秘匿するつもりのようだ。きっと彼女もあの男性客のお相手までは知らないのだろう。しかしこの奥さんならば旦那がどんな品を購入したのかを教えただけでも、そこから相手に辿り着きそうな気がする。それぐらいの剣幕と勢いだ。
教えろ、知りませんの問答は結局、奥さんが諦めて引き下がるまで延々と続いた。
その間中、画家の青年が何をしていたのかというと、彼は店の片隅でずっとビクビクしていた。
《うん……。たとえ惚れていても、コレは無理だな》
せめて嘘でも間に入る素振りぐらい見せろよ。
大変な時に素知らぬ顔をしているってのが一番ダメなんだ。ほんのちょっとでも自分の為に動いてくれた。たとえ無理でも、その心意気が嬉しいもんなんだよ。
「ごめんなさいね。お待たせしてしまって。いつものでいいの?」
「あ‥…はい。それで」
スパッと気持ちを切り替えて微笑んでみせる女店主。いい女である。
そしていつものように絵具を購入して、トボトボと去っていく青年。
遠ざかる丸まった背中が「今日もダメだったかぁー」と語っているようだ。
《せっかく腕の良い画家なんだから、僕の絵のモデルになってくれませんか? とでも誘えばいいのに。このヘタレめ》
などと色々と偉そうなことを言っているが、前世で独りだったオレには、彼の気持ちが痛いほどわかっちゃう。だからどうしても彼には頑張って欲しいところ。
まぁ、頭ではわかっていても上手に動けないのが、恋なんだろうなぁ。
おっさんはそんな事を考えつつ、愛すべきヘタレ男を見送った。
青年の職業は画家だ。
貴族らは大概、親しくしている絵描きがいる。自分の肖像画を描かせたり、家族の絵を描かせたり、娘や息子の見合い用の姿絵を描かせたり、領地の資料や文献の挿絵を描かせたりと、需要はかなり多い。
この世界、魔法技術の発展のおかげで、本などの文字や絵は簡単に転写出来るくせに、写真のような技術はまだないようだ。もしかしたら探せばどこかにあるのかもしれないが、少なくともオレは知らない。
そんなワケで彼もちょくちょくウチに顔を出している。もっとも主に任されているのはクロアの成長記録代わりの肖像画の作成。
領内には他にも腕のいい画家はいたのに、若い彼が選ばれたのには理由がある。それは彼の制作に対する姿勢。大多数の画家はモデルに、じっとしていることを強要して、目の前で筆を握る。しかし青年の場合は、モデルに自由にしてもらって、その姿を観察しスケッチにまとめて、後から仕上げる方法をとっている。どっちが優れているとかいないとかは関係なしに、これがクロアには最適な方法であったから、彼が選ばれたのである。もちろん絵の腕も鑑みての爺の判断だ。
そんな青年だが、この頃ちょっと溜息が多い。
座ってはふぅ、立ち上がってはふぅ、ペンを握ってはふぅ、といった具合に一時間で六十回は溜息をついている。これはさすがに異常だ。
ちょっと心配になったオレは屋敷から出る彼の後をつけてみた。
街へと戻り、馴染みの雑貨屋に立ち寄って画材を仕入れ、自宅へと帰る。
取り立てておかしな点は見当たらない。
しばらく自宅も見張ったが、ほとんど出てくることもない。
気の回し過ぎかと、この日は帰った。だが彼の様子がいっこうに改善されないので、二度三度とつけてみるが、やはりいつもと変わらない日々。
必ず雑貨屋に寄り道しては帰るぐらいで、夜に飲み歩くようなこともない。恐ろしく不健全な若者である。
《いや、まてよ……。どこにも立ち寄らない男が必ず立ち寄る場所。そこにこそヒントが隠されているのでは?》
そう考えたオレは若者を先回りして雑貨屋に潜入。
屋根裏にへばりつき店内の様子を伺う。
店内にいるのは赤髪の妙齢の女性。
商品の棚をいじったり、ささっと吹き掃除をしたり、実に機敏な動きだ。でも決してせかせかしていない。どこか落ち着いた雰囲気がある。何というか腰が据わっている? それとも芯があると言ったほうが相応しいか、とにかくそんな素敵な人だ。
店の品揃えは豊富。女性が喜びそうな可愛いらしい小物類から、絵具などまで扱っている。他の従業員の姿はない。どうやら彼女が一人でお店を切り盛りしているよう。
そうこうしている間に、扉が開いて絵描きの青年が来店する。
「いらっしゃい。またいつもの?」
「うん。あと筆を一本」
「わかった。ちょっと待っててね」
ハキハキと喋る女性と、ちょっとオドオドとした感じの青年。
手慣れた様子で商品を用意しては、紙袋に詰めて手渡す女性。
黙って受け取り代金を渡す青年。
「いつもありがとう。あんまり根を詰めちゃダメよ」
「うん……、じゃあ」
五分にも満たない短いやりとりを終えて、彼は早々に店を後にした。
うーん。これはオレの勘違いだったか。だが……いや、ちょっと待てよ。アイツ、あんなにウジウジした奴だったか? 少なくとも爺と話しているときは、わりとハキハキしていたぞ。若いながらも意気盛んな芸術家といった感じで、作品に対して熱く語っていたじゃないか。となるとありきたりだが、彼女が彼の溜息の原因なのか……。
考えごとをしていると新たな客が来店。
今度は恰幅のいい男性だ。ちょうど働き盛りの四十ぐらいの男。ただし態度がどうにもオカシイ。キョロキョロとして落ち着かない。しきりに店の外を気にしている。しばらく店内をウロウロとしていたのだが、どうにも悩んでいる様子。ついに意を決したのか店主の女性に声をかける。
「済まないが少し相談に乗って欲しい」
「はい。構いませんよ」
「実は女性に贈り物をと考えているのだが、その、あの」
そこまで言ったところで男が急に口ごもり、ごにょごにょとハッキリしない。
この様子にオレはすぐにピンと来た。
あー、これって奥さんとかお子さんにとかいう話じゃないな。たぶん愛人とか浮気相手とか、その辺の話だ。
すると一人で店を切り盛りしている彼女も、客の態度からすぐに察したらしい。
「奥様ですか、それともお嬢様でしょうか、もしもお嬢様でしたらお歳を教えて頂ければ、色々とご用意できますが?」
「そうそう娘なんだよ。二十三になるんだが、何か気の利いたモノがあったらと思って」
「それでしたら……」
店内より目ぼしい品を集めては、カウンターに並べてみせる女店主。
高すぎず、かといって安すぎもしない価格帯の中から、見栄えの良いモノを選んでいる。
一連のやり取りを見ていて、オレは巧いもんだなぁと感心しきり。
わざと「お嬢様」という言葉を使って、客から情報を引き出したんだ。もしも贈り物をするのがまっとうな相手ならば、客も言い淀んだりしないから。それを理解しての状況判断、分かっていてもなかなか咄嗟に出来ることじゃない。
こうして客の男は、彼女に選んでもらった小ぶりの可愛らしい宝石箱に、アクセサリーを数点セットで購入して、ホクホク顔で帰って行った。
大きいモノでドンというのもいいが、数で勝負するのも悪くない。福袋的な要素もあって、きっと贈られた相手も喜ぶことであろう。
たぶん男性客の態度から、まだそこまでは進展していないと女店主は判断したのかな。
《なんか良いモノ見れたな》
お客の機微を察するプロの接客術。その神髄を垣間見たオレは大満足、当初の目的もすっかり忘れて機嫌よく屋敷に戻っていった。
数日ほどたったある日のこと。
相も変わらぬ青年の後をつけて、またぞろこの店を覗いてみたら、何やら女性客と揉めていた。
「ここで買ったことはわかってるんだよ。いい加減に白状おしよっ!」
恰幅のいいおかみさんが吼えている。手にはあの時の男性客が買っていったアクセサリーのひとつが握られていた。どうやらあの旦那さん、ヘマをやらかしたようだ。でも奥さんも店まで押しかけているということは、浮気相手の情報まではまだ掴んじゃいない。あくまでも疑惑の域に留まっている。そんなところだろう。
「存じ上げません。どこか他店でお求めになったのでは?」
知らぬ存ぜぬを決め込む女店主。顧客の情報は一切秘匿するつもりのようだ。きっと彼女もあの男性客のお相手までは知らないのだろう。しかしこの奥さんならば旦那がどんな品を購入したのかを教えただけでも、そこから相手に辿り着きそうな気がする。それぐらいの剣幕と勢いだ。
教えろ、知りませんの問答は結局、奥さんが諦めて引き下がるまで延々と続いた。
その間中、画家の青年が何をしていたのかというと、彼は店の片隅でずっとビクビクしていた。
《うん……。たとえ惚れていても、コレは無理だな》
せめて嘘でも間に入る素振りぐらい見せろよ。
大変な時に素知らぬ顔をしているってのが一番ダメなんだ。ほんのちょっとでも自分の為に動いてくれた。たとえ無理でも、その心意気が嬉しいもんなんだよ。
「ごめんなさいね。お待たせしてしまって。いつものでいいの?」
「あ‥…はい。それで」
スパッと気持ちを切り替えて微笑んでみせる女店主。いい女である。
そしていつものように絵具を購入して、トボトボと去っていく青年。
遠ざかる丸まった背中が「今日もダメだったかぁー」と語っているようだ。
《せっかく腕の良い画家なんだから、僕の絵のモデルになってくれませんか? とでも誘えばいいのに。このヘタレめ》
などと色々と偉そうなことを言っているが、前世で独りだったオレには、彼の気持ちが痛いほどわかっちゃう。だからどうしても彼には頑張って欲しいところ。
まぁ、頭ではわかっていても上手に動けないのが、恋なんだろうなぁ。
おっさんはそんな事を考えつつ、愛すべきヘタレ男を見送った。
1
お気に入りに追加
359
あなたにおすすめの小説
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
御者のお仕事。
月芝
ファンタジー
大陸中を巻き込んだ戦争がようやく終わった。
十三あった国のうち四つが地図より消えた。
大地のいたるところに戦争の傷跡が深く刻まれ、人心は荒廃し、文明もずいぶんと退化する。
狂った環境に乱れた生態系。戦時中にバラ撒かれた生体兵器「慮骸」の脅威がそこいらに充ち、
問題山積につき夢にまでみた平和とはほど遠いのが実情。
それでも人々はたくましく、復興へと向けて歩き出す。
これはそんな歪んだ世界で人流と物流の担い手として奮闘する御者の男の物語である。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
元天才貴族、今やリモートで最強冒険者!
しらかめこう
ファンタジー
魔法技術が発展した異世界。
そんな世界にあるシャルトルーズ王国という国に冒険者ギルドがあった。
強者ぞろいの冒険者が数多く所属するそのギルドで現在唯一、最高ランクであるSSランクに到達している冒険者がいた。
───彼の名は「オルタナ」
漆黒のコートに仮面をつけた謎多き冒険者である。彼の素顔を見た者は誰もおらず、どういった人物なのかも知る者は少ない。
だがしかし彼は誰もが認める圧倒的な力を有しており、冒険者になって僅か4年で勇者や英雄レベルのSSランクに到達していた。
そんな彼だが、実は・・・
『前世の知識を持っている元貴族だった?!」
とある事情で貴族の地位を失い、母親とともに命を狙われることとなった彼。そんな彼は生活費と魔法の研究開発資金を稼ぐため冒険者をしようとするが、自分の正体が周囲に知られてはいけないので自身で開発した特殊な遠隔操作が出来るゴーレムを使って自宅からリモートで冒険者をすることに!
そんな最強リモート冒険者が行く、異世界でのリモート冒険物語!!
毎日20時30分更新予定です!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる