祝　1000回

野性動物にとって、捕食者と被捕食者の関係は絶対的なものであるが、それはその場での生死を一方的に決め付けるものではない。
窮鼠猫を噛むと言われる様に、時にマングースを蛇が噛み殺し、ヌーが獅子を、鹿が熊を突き殺す様に、生き延びようとする野生の本能は恐ろしい一手となる事もある。

泰造はここで散ってもと考えているかも知れないが、八海山白雪の身柄を確保出来ない内は死んではならない。
己が死ねば、誰が白雪を護るというのか。

確かに、強い。
それは間違いない。
だが、死兵が恐ろしくも対処が簡単なのと同じく、本来なら踏み込むべきでないDEAD ZONEに迷いなく踏み込んでくる危うさは諸刃の剣でもある。
負けは死？
違うね。
死んだら、負けなのです。

所詮『生物(なまもの)』
自己再生で死にゃしないだろうし、筋繊維やら内臓ダメージは回復出来るだろうが、前述してあるとおりそれも限界はある。
何より気絶しちゃえばそれっきり。
オコジョくノ一ほどの強か(したたか)さと経験があれば別だが、こいつらでは死んだフリなんて出来る筈もない。
しばらく寝てなさい。

激突！
とはいえ、初手で痛撃を与えられたのは僥倖。
テンションが上がっている間は感じにくいが、少し長引けばその分のダメージは確実に効いてくる。

再生改造動物達の強みは自己再生。
実力はそこそこ腕が立つ程度。
弱点は再生の為にカロリーその他を消費する事。
戦闘時にほぼほぼ理性を失う事。
あとは視覚、嗅覚、聴覚が強化されている事かな。
動体視力はともかく、鋭敏な感覚というのは、ときに弱点にもなり得る。
鼻っ面にテーブル胡椒でもかけてやれば、戦う所じゃなくなるよ。トウガラシスプレーでも可。

我欲に溺れ、殺人衝動ににやけた性根が勝負を決めた。
所詮、その程度の愚物であるのだよ。
惰猫めざし、完全敗北。

化けるなら、こんにゃくの方が……
なんちて。

カタパルト射出ww

いまだ！
友情合身だ！

不動明王に失礼

所詮、堕落した剣士気取りの堕猫と悪鬼を滅する仏法守護の明王とでは格が違いすぎる。
単純に炎の悪魔なり、火炎餓鬼あたりで上等でしょう。

うん。
逃げよう！

絶対者の託宣だもの。

撥～ねて～♪
飛んだぞ～♪
そ～ら～高～く♪

レッツ！メガクラッシュ!!

おそらくシリウスが出てこない辺りは、まだ救いかな。

大丈夫。
非常に複雑だが高月の誇る変態共の地力はこんなものではない。

混乱は奇術師の味方だねぇ。
高月変態のNo.1
尾白探偵の永遠の好敵手
その腕の見せ所だ。

第一関門突破。
ねじ込め！

そして、抗争は地下だけではない。
ここに居ない面々は、地上にて綾ちゃん奪還を試みている。
こちらも豪華メンバーだが、阿呆共はまだ主力を出してきていない。
地上も地下も、まだまだこれからという所だねぇ……

うむ。(*-ω-)

飛び込んだのは、尾白探偵社一党だけでは無いのです。

カチコミじゃ～!!

享楽者一名リタイヤ。

ただ、オコジョに戻らない程度の力は残っているので油断は禁物。
薬で眠らせて、オコジョ化するまでは危なっかしい。
オコジョサイズの頑丈な捕獲器に突っ込んで、どうにか一安心かな。

足を踏まれても空蝉
そこいらは流石だねぇ。
そして迷いなく範囲攻撃に踏み切るあたり、幼なじみは伊達じゃない。
剣呑、剣呑

面白い……かねえ？
懐古主義者が過ぎさった時を、それも己の中で美化した妄想を追い求め、他者の才能に嫉妬し勝手に劣等感を抱いた負け犬主義者やら、狭い見識で世界を見切った気になっている間抜け共がくっついて、無駄な事に心血注いでいるだけ。

まあ、無様で滑稽ではあるか。
┐(´∀｀)┌

前倒し、多いに結構。
オールスターでレッツパーティー♪

阿呆が居るね。

回顧主義者はアルバムでも見て、独りでニヤけていれば良いんだよ。

外の被害は、まあ気分次第だが鬼とか天狗の上の方が収めるだろうし、ここは行くしかないねぇ。