剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?七本目っ!少女の夢見た世界、遠き旅路の果てに。
世に邪悪があふれ災いがはびこるとき、地上へと神がつかわす天剣(アマノツルギ)。
ひょんなことから、それを創り出す「剣の母」なる存在に選ばれてしまったチヨコ。
辺境のド田舎を飛び出し、近隣諸国を巡ってはお役目に奔走するうちに、
神々やそれに準ずる存在の金禍獣、大勢の人たち、国家、世界の秘密と関わることになり、
ついには海を越えて何かと宿縁のあるレイナン帝国へと赴くことになる。
南の大陸に待つは、新たな出会いと数多の陰謀、いにしえに遺棄された双子擬神の片割れ。
本来なら勇者とか英傑のお仕事を押しつけられたチヨコが遠い異国で叫ぶ。
「こんなの聞いてねーよっ!」
天剣と少女の冒険譚。
剣の母シリーズ第七部にして最終章、ここに開幕!
お次の舞台は海を越えた先にあるレイナン帝国。
砂漠に浸蝕され続ける大地にて足掻く超大なケモノ。
遠い異国の地でチヨコが必死にのばした手は、いったい何を掴むのか。
※本作品は単体でも楽しめるようになっておりますが、できればシリーズの第一部~第六部。
「剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?ただいまお相手募集中です!」
「剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?二本目っ!まだまだお相手募集中です!」
「剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?三本目っ!もうあせるのはヤメました。」
「剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?四本目っ!海だ、水着だ、ポロリは……するほど中身がねえ!」
「剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?五本目っ!黄金のランプと毒の華。」
「剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?六本目っ!不帰の嶮、禁忌の台地からの呼び声。」
からお付き合いいただけましたら、よりいっそうの満腹感を得られることまちがいなし。
あわせてどうぞ、ご賞味あれ。
ひょんなことから、それを創り出す「剣の母」なる存在に選ばれてしまったチヨコ。
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「こんなの聞いてねーよっ!」
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剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?二本目っ!まだまだお相手募集中です!
月芝
児童書・童話
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ここぞというところで大仕事の成し遂げてくれたワガハイ。憐れなウノミタマに情けをかけてくれたチヨコ。最後の最後まで手汗握るハラハラドキドキの連続でした。健気なチヨコにようやく春がとずれてホッとしました。
楽しいお話をありがとうございました。月芝さんのますますの活躍を楽しみにしています。
サンタ頑張った!
善き善き♪
かくて、世は事も無し。
めでたや♪
最後まで読ませて頂きました。連載、有難うございました。
しかし、サンタとチヨコがくっついたのか・・・いったいナニがあったのやらw
制御を離れたエントロピー
しかし、本来そこに『存在』するものではないので、破壊は可能ですね。
餓狼
北欧神話のお馴染みフェンリル
日本ならば大口真神
いざ、勝負(^ω^)
ははははは
大地母神の喩えもある。
命を産み出す女神の伝承は世界各国に幾らでもある。
さあ、あとは少女の魂を救うだけだ。
姉道の体現者となれ!
相手がチヨコを観察して力を磨くならば、チヨコも相手を観察して力を産み出せば良い。
破壊と創造は表裏一体なれど、等量では無いのだから。
とは言え、仮にも『神』を冠するウノミタマ
そうそう簡単にはいかないかな?
チヨコ、完全復活!
天剣は所有すべき武人を見つけられなかったのでは無い
最初から、持つべき者の手にあっただけだ。
さあ、お仕置きの時間だ(^ω^)
世界樹なのか、仙桃なのか。
赤ん坊の形してないだけ食べ易いと思いねぇw
チヨコ……散る
立てよ、ワガハイ!
奮い立て!大地の実りを象徴する双葉より出でしもの!
銀も金も飛び越えて、不毛の砂漠を呑み込んで、そそり立つは世界を冠する命の化身。
奪われたなら、取り戻せば良い♪
チヨコという護らねばならない存在が無い以上、人の身の脆弱さを気にしなくても良い。
世界の壁とて打ち破れば良い♪
ふふふ
ネバーギブアップです。
チヨコの強さを見ると良いよ(^ω^)
己の尾を呑み込むウロボロス
世界を喰い尽くした後で、ゆるりと自分を味わうという饕餮
壊れた人格を持ってしまったエントロピー
破壊も再生と同じく必要な事ですが、そこに雑味が多すぎるのが問題ですね。
さて、チヨコを呑み込むつもりかね。
疾うにカラカラな乾いた魂に、ユラ神によって過剰に鍛えられたチヨコの魂は強すぎないかね?
かつてのウノミタマではない。
延々と命を、魂を喰らい続けた分、存在がデカくなっている。
サノミタマがそれを想定出来ているかどうか……
ラクシュの中に残存してないかが気にはなるが、欠片くらいになら負けないでしょう。兎に角命を繋ごう。
トホテ神の力、チヨコの才芽、本人の生きる意志があればなんとかなるでしょう。
頭上の冠に視線/意識を集める仕掛けかね。
本命は別に居る。かつての帝だって、同じ事をやろうとした者は多かったはず。
故に、初手でしくじれば取り返すのは難しい。
ファイトー
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もうちょい具体的なアクションが無いと、どうしたいのかが判らん。剣繋がりでミヤビとかが通訳でも出来ればねぇ……
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相手を見るならば、相手からも見られる。
そして相手がこちらを見る時には、こちらも相手を見られるってものさ。
よいよい(^ω^)
世に隠れなき天剣の母
天剣姉妹も誇らしいでしょう。
石のゴーレム兵器?
帝国の初代皇帝神かよ!w
なるほど、モンゲエw
天剣の特性について、信仰を禁じて久しい帝国の、それも中途半端な上層部クラスでは実感が湧かないだろうね。
下手に呪物研究が進んでしまっているから、結局『ちょっと強めの』類似品みたいに思っているかも。
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