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妖精の鎧と盾の行方は
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「おい、どうなんだ?お前の同僚だろ」
『確かに鎧も盾も実在しますが、なにせ大昔のことですから今どこにあるかまでは分かりません』
「何で剣だけ有名なんだ?」
「妖精の剣が強すぎたせいでそもそも敵からの攻撃を受けなかったのでは?」
『その通り!』
あ、こいつ今調子乗ったな。
つまりは性能だけで言うと妖精の剣並みのチートスペックの鎧と盾ってことか。
一体どこにあるのだろう?
「妖精の鎧と盾の場所の見当はつかないのか?」
「うーん、人目のつかない場所、秘境?後は妖精王様が持っているとかですかね」
「妖精王?」
「妖精族の頂点に立たれる御方です。種族は問わず妖精族の神に認められた方がなる称号のようなものですが妖精王は全ての妖精族から愛されその命令に妖精族は逆らえません」
凄まじくカリスマ性があるってことか?
「もしお前に俺と妖精王が同時に命令したらどちらに従う?」
「もちろんユースケ様ですよ。ダンジョンマスターになった時点で種族の枷は無くなりますから」
そうなのか。ともかく妖精王を敵に回したら世界中の妖精族が敵に回るのと同じことなんだな。
恐ろしやー。絶対関わらんとこ。
「まだ代替わりしたって話は聞いてないので今の王はフェアリーのロメイア様だと思います」
ロメイア?女性か。女性でも妖精王なんだな。
「気難しい方か?」
「いいえ、誰にでも優しく慈愛女王と呼ばれています」
セランの姫と聖女交代してもらえないかなぁ。
妖精王の話は分かったが結局鎧と盾が何処にあるのかは不明だった。
まあ、一番厄介なやかましの……妖精の剣が手元にあるから良しとしよう。
「ん?そういえば鎧と盾も喋れるのか?」
『もちろん。我らは同じ者に作り出されたので兄弟と言っても過言ではありません。私と同じく喋れます』
こんなのがまだ二つもあるのか……ストレスで胃に穴が空きそうだ。
うんざりした俺の顔を見てみんなが可笑しそうに笑った。
『確かに鎧も盾も実在しますが、なにせ大昔のことですから今どこにあるかまでは分かりません』
「何で剣だけ有名なんだ?」
「妖精の剣が強すぎたせいでそもそも敵からの攻撃を受けなかったのでは?」
『その通り!』
あ、こいつ今調子乗ったな。
つまりは性能だけで言うと妖精の剣並みのチートスペックの鎧と盾ってことか。
一体どこにあるのだろう?
「妖精の鎧と盾の場所の見当はつかないのか?」
「うーん、人目のつかない場所、秘境?後は妖精王様が持っているとかですかね」
「妖精王?」
「妖精族の頂点に立たれる御方です。種族は問わず妖精族の神に認められた方がなる称号のようなものですが妖精王は全ての妖精族から愛されその命令に妖精族は逆らえません」
凄まじくカリスマ性があるってことか?
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「もちろんユースケ様ですよ。ダンジョンマスターになった時点で種族の枷は無くなりますから」
そうなのか。ともかく妖精王を敵に回したら世界中の妖精族が敵に回るのと同じことなんだな。
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