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一章
五話 始まりの街ブリディシュン王国
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ここから旅立つ!
そう決心してからなんと約…3日。
俺はまだ、森の中をさまよい続けていた。
てか、どんだけ歩いても森とか聞いてないし…。
「これ、完全に迷子になったよね…?」
歩き続けたらなんとかなるでしょ。そう信じて歩き続ける俺。
この三日間いろいろなことがあったよ。本当に。
1日目は、三メートルありそうなウルフ50匹に追いかけた。逃げ続けてたけど俺がキレて漆黒の槍投げたら、一瞬で塵に帰られましたよ。
2日目はこれまたやばい。ゴーレムの大群に追いかけられましたよ。そんなのも前回と同じ様に一発で粉砕してあげましたよ(笑)。
そして3日目!これまでの経験上何か起こるのだが、まだ何も起こっていない!
「ラッキーだな本当に。マジで奇跡だろ」
だが、空腹は正直限界を超えていた。転生して約4日。何にも食べていない。水は昨日の夜に雨が降り確保することはできたが、食べ物が無いのは流石にきつい。
狼は塵になるし、ゴーレムは食えない。
終わってんだろこれ。と思うほどまでになってしまってる。
お金は、ゴーレムから奪ったので、金貨5枚と銀貨3枚持っている。
しかし、本当に街は見つからないものだな。
「ぶっちゃけると、異世界の定番中の定番オーガに会えてないのが悲しすぎるや。」
そんな何もトラブっていない奇跡という今日という日についに本当の奇跡が起きた。
なんと、前方2000メートル弱の所に煙突から出た様な白い煙が浮かんでいたのだ。
「あれって…煙じゃね?ってやった!」
そう言いながら、俺は最後の力を振り絞ってその場所に走り出した。
そして、着いた先はかなり遠くからでも見える程の大きな城がある王国だった。
ここは〈ブリディシュン王国〉。五大権力国と呼ばれる五つのうちの一つの王国。純白の城と言われる白く大きな城を中心とし、その周りには城下町が存在しており人々の活気を伺えることが出来る。
〈国所属戦士組合〉通称〈ギルド〉の配置も行っており、数々の歴戦の戦士を生み出してきた。人々はここを拠点とし、始まりとする者も少なくない。
そう。ここは始まりの国〈ブリディシュン王国〉。
王国の説明。そう書いてあるガイドブックを門の所でもらったのでそれを4日ぶりの飯にありつきながら読んでいた。
「いや!ここの飯は本当にうまい!金の単位分からなかったけど、店の店主が優しくて良かったや!」
金貨が最高単位らしく、銀貨10枚で金貨1枚。銅貨100枚で銀貨一枚らしい。
これを教えてもらい、飯を食っている俺は今後のプランを考えていた。
まず、ギルドの前に図書館に行こう!
「この世界のこと全然知らないし、魔法のこともちょっと知っとかないとな。ご馳走様でした!」
俺はそう言い、店を後にした。
〈ブリディシュン王国国立図書館〉という長い名前の図書館を目指す。この図書館は王国内最大規模の図書館で、純白の城と呼ばれる〈ブリディシュン城〉の中にある。
{1時間後}
「やっと着いたわ!」
かなり迷ってしまったが、なんとか辿り着けることができた。
〈ブリディシュン城〉は〈純白の城〉と言われるのに相応しいぐらい白い城だった。
高さは50メートルほどあるらしく、西洋風だ。
俺は中に入り、城内ガイドを見る。こんなに大きいのに6階までしかない。
「こんなに大きいのにもったいなくないか?」
俺は急ぎ足で、図書館のある二階に向かう。
なんでかって?時間は限られているからさ!
そして、図書館についた俺は早速目当ての本を捜す。
そう、それは…
〈オーガにも分かる!世界の基礎知識〉
「あった!これだ」
俺はこの世界について知らなすぎる。魔法についてもだ。だから、俺は学ぶ。
しかも、RPGではレベルをMAXにしてからボス戦行く方だし。しかし、この世界について知っておいた方が後々楽だ。
こうして俺は、この本を読み始めた。
そう決心してからなんと約…3日。
俺はまだ、森の中をさまよい続けていた。
てか、どんだけ歩いても森とか聞いてないし…。
「これ、完全に迷子になったよね…?」
歩き続けたらなんとかなるでしょ。そう信じて歩き続ける俺。
この三日間いろいろなことがあったよ。本当に。
1日目は、三メートルありそうなウルフ50匹に追いかけた。逃げ続けてたけど俺がキレて漆黒の槍投げたら、一瞬で塵に帰られましたよ。
2日目はこれまたやばい。ゴーレムの大群に追いかけられましたよ。そんなのも前回と同じ様に一発で粉砕してあげましたよ(笑)。
そして3日目!これまでの経験上何か起こるのだが、まだ何も起こっていない!
「ラッキーだな本当に。マジで奇跡だろ」
だが、空腹は正直限界を超えていた。転生して約4日。何にも食べていない。水は昨日の夜に雨が降り確保することはできたが、食べ物が無いのは流石にきつい。
狼は塵になるし、ゴーレムは食えない。
終わってんだろこれ。と思うほどまでになってしまってる。
お金は、ゴーレムから奪ったので、金貨5枚と銀貨3枚持っている。
しかし、本当に街は見つからないものだな。
「ぶっちゃけると、異世界の定番中の定番オーガに会えてないのが悲しすぎるや。」
そんな何もトラブっていない奇跡という今日という日についに本当の奇跡が起きた。
なんと、前方2000メートル弱の所に煙突から出た様な白い煙が浮かんでいたのだ。
「あれって…煙じゃね?ってやった!」
そう言いながら、俺は最後の力を振り絞ってその場所に走り出した。
そして、着いた先はかなり遠くからでも見える程の大きな城がある王国だった。
ここは〈ブリディシュン王国〉。五大権力国と呼ばれる五つのうちの一つの王国。純白の城と言われる白く大きな城を中心とし、その周りには城下町が存在しており人々の活気を伺えることが出来る。
〈国所属戦士組合〉通称〈ギルド〉の配置も行っており、数々の歴戦の戦士を生み出してきた。人々はここを拠点とし、始まりとする者も少なくない。
そう。ここは始まりの国〈ブリディシュン王国〉。
王国の説明。そう書いてあるガイドブックを門の所でもらったのでそれを4日ぶりの飯にありつきながら読んでいた。
「いや!ここの飯は本当にうまい!金の単位分からなかったけど、店の店主が優しくて良かったや!」
金貨が最高単位らしく、銀貨10枚で金貨1枚。銅貨100枚で銀貨一枚らしい。
これを教えてもらい、飯を食っている俺は今後のプランを考えていた。
まず、ギルドの前に図書館に行こう!
「この世界のこと全然知らないし、魔法のこともちょっと知っとかないとな。ご馳走様でした!」
俺はそう言い、店を後にした。
〈ブリディシュン王国国立図書館〉という長い名前の図書館を目指す。この図書館は王国内最大規模の図書館で、純白の城と呼ばれる〈ブリディシュン城〉の中にある。
{1時間後}
「やっと着いたわ!」
かなり迷ってしまったが、なんとか辿り着けることができた。
〈ブリディシュン城〉は〈純白の城〉と言われるのに相応しいぐらい白い城だった。
高さは50メートルほどあるらしく、西洋風だ。
俺は中に入り、城内ガイドを見る。こんなに大きいのに6階までしかない。
「こんなに大きいのにもったいなくないか?」
俺は急ぎ足で、図書館のある二階に向かう。
なんでかって?時間は限られているからさ!
そして、図書館についた俺は早速目当ての本を捜す。
そう、それは…
〈オーガにも分かる!世界の基礎知識〉
「あった!これだ」
俺はこの世界について知らなすぎる。魔法についてもだ。だから、俺は学ぶ。
しかも、RPGではレベルをMAXにしてからボス戦行く方だし。しかし、この世界について知っておいた方が後々楽だ。
こうして俺は、この本を読み始めた。
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