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第三話 新たな仲間はヘビ娘!? ~チャプター5~
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町まで戻ってきて、ギルドまでの道のりをメルがラミアだと気づかれないよう慎重に行く。
ローブを羽織り、手枷がはめられている彼女を伴って歩く様は、さながら容疑者を連行する警察官の気分だ。いや、実際その通りなのだが。
そうこうしながらようやくギルドに戻ることが出来た。
「おつかれさまです。…えーっと、その方は?」
「すみません、そのことでちょっと話したいことが…」
戻ってきて早々、エミリーさんに無茶振りをしてしまうが、
「…わかりました。三階の応接室までご案内します。」
エミリーさんも察してくれたようだ。
応接室に通され、しばらく待っているように言われる。
その後部屋に来たのはギルド長のガゼル、そしてミヤムラさんだ。
「それで、話というのは?」
「その…、この娘の事についてなんですけど…。」
俺はメルが羽織っているローブをおそるおそる取る。
「!?…ラミアか!?」
「依頼主から蛇のモンスターと聞いていましたが、まさかラミアでしたとは…。」
二人は最初こそ驚きはしたが、その後冷静な態度を見せる。
「この娘、奴隷商に捕まってて、そこから逃げてきたんですけど―――」
俺たちはメルの経緯を二人に説明した。
「そうだったか。闇ハンター…闇ギルドの連中には俺たちも手を焼いているところだ。」
闇ギルド。裏ギルドとも呼ばれ、暗殺や人身売買など汚れ仕事を請け負う組織だ。盗賊ともつながっていてかなりの情報網を持ち、なかなか尻尾を掴ませてくれないという。
「それで、君たちはそのラミアをどうしたいんだ?」
「俺たちは、メルを元の場所に帰してあげたいんです。」
「そうか。それで、場所はわかるのか?」
「いや…それが…。」
「君なら何か手掛かりを知っているんじゃないか?」
ガゼルがメルに尋ねる。
「ええと…、人間たちが確か…トーリコ?って呼んでる湖が近くにあったかも…」
「トーリ湖か、かなり遠いな。馬車でも3日はかかるぞ。」
「そういえば、トーリ湖の周辺ではよく男性の方が数日の間行方不明になる事件が起きてますねぇ。」
「え、まさかラミアが!?」
驚きながらメルの方を伺う。
「え、えーっと…、その…、発情期になると…」
メルが頬を赤らめながら口をつぐむ。
「喰っちまうの!?」
「た、食べないよ!ちゃんと帰してるでしょ!?」
どうやらラミアは、発情期になると近くから男性を攫ってはコトに及んでいるらしい。ラミアには『魅了』という特殊能力があり、その力で異性を操ることが出来るという。魅了をかけられている間は記憶が曖昧になってしまうようで、攫われていた男性は皆その間の事を憶えていないそうだ。
ちなみにメルは見た目15、6くらいだが、ラミアとしては未熟らしく魅了はまだ使えないようだ。
「あのー、そろそろ本題に戻らない?」
「そ、そうだな。それで、そのトーリ湖までの馬車は出してもらえるんですか?」
「ああ、申し訳ないが、個人の事情の為にギルドから馬車を出すことは出来ないんだ。」
「そうですか…。自分たちで馬車を手配するとなるとどれくらいかかるんですか?」
「はい、そうですねぇ…」
ミヤムラさんは懐から取り出したそろばんを弾き―――
「ええと、トーリの町までの馬車代が往復二人分に片道一人分、それに経由地での宿泊代を足して…。これくらいですかねぇ~。」
「えっ……。」
「移送をクエストとして依頼することもできるが、それでも同じくらいかかるだろう。」
その料金は俺たちが今やっている薬草採取のクエストを2か月ほど続けてやっと出せるくらいのものだった。
その金額に俺たちは言葉を失ってしまう。
「こうなったら、歩いていくしか……」
「それはやめた方がいい。途中の町まで徒歩で何日もかかる箇所があるから、野宿する必要が出てくる。当然モンスターも出るし、今の君たちだけで野営するのは危険だ。」
だったらどうすれば…。地道に稼いで貯めていくしかないのか?
「…わかった。」
「どうしたんだ、メル?」
「決めた。私、冒険者やる!ギルドに入って自分で里までの旅費を稼ぐわ!」
「えっ!?マジ!?」
メルの発言に驚きを隠せない一同。
「で、ですが、魔獣使いの方が隷属したモンスターを連れていることはありますが、モンスター自体が冒険者になるのは前例が…。」
「いいんじゃないか?」
「ギルド長!?」
「前例がないなら、この娘が前例になればいいではないか。」
確かにラミアはモンスターではあるが、こうやって話が出来るしヒトとなんら変わらない。もしかしたらラミア全体の扱いが変わってくるかもしれない。
「ただし、君たちが一緒についていてやれ。構わないな?」
「それは、もちろん!俺たちも仲間が増えてくれると嬉しいけど…」
「いいかな?メル、私たちと一緒でも。」
「いいの…?ありがとう!」
「決まりだな。ミヤムラさん。」
「はいは~い。」
ミヤムラさんが取り出したのは先が捻じ曲がった針金のついた、いわゆる盗賊の七つ道具だ。針金を枷の鍵穴に差し込みカチャカチャいじると次々と枷が外される。
「あ、ありがとうございます。」
「今日はもう遅い。エミリーには伝えておくから明日また来てくれ。」
「はい!」
ギルドを後にし、メルにまたローブを着せて宿屋まで戻る。一応、女将にもギルドから話を通してあるらしいけど…
「おかえり。話は聞いてるよ。君がメルちゃんかい?」
「は、はい。よろしくお願いします。」
「うんうん、礼儀正しくていいね!野郎どもとは大違いだよ!部屋はリーナちゃんと同室で構わないね?」
「よろしくね、メル。」「うん!」
「これから晩飯に行くんだろ?このカッコウじゃあれだね。メルちゃん、ちょっとこっちおいで。」
女将に奥まで連れてかれて数分後、戻ってきたメルはスカート丈の長い給仕服に着替えさせられていた。
「従業員用の制服だけど、これなら脚の部分は目立たないだろ?」
確かにヘビの部分は隠せるだろうけど…まぁ、何も言うまい。
「よっし、それじゃあメシ行くか!」
「そうだね、何にしよっか?」
「そりゃもちろん…」
「アレ、だね。」
「?」
頭上に疑問符が浮かんだままのメルを連れ、いつもの酒場へ。
「来た来たァ!」「やっぱコレだよね!」
何らかの出来事があるときに必ずと言っていいほど食べる―――
「マンガ肉!」
テーブルの中央で存在感を放つ、肉の塊。
サンドイッチで食べるのもいいが、マンガ肉はやっぱこうでなきゃな。
「さぁメル!どーんといっちゃえ!」
「いいの?じゃあ、いただきマス!」
こうして新たな仲間の歓迎会が始まった。
***
「はい、お疲れ様です。これで登録は完了です。」
翌日。俺たちはギルドに行きメルの冒険者登録を行った。ラミアが来ることはギルド内で周知されていたのであまり騒ぎにはならなかったが、物見遊山な人が多く来ていていつもよりも賑わいを見せていた。
「それと、適性検査は受けられますか?」
「面白そう!やるわ!」
武器適性の方は自前の爪で戦うそうなので魔術適性だけ受けるようだ。
「ええと…?水属性、地属性、風属性が2で、火属性が3!?これはすごいですね!」
「え?そうなの?」
なんでも攻撃魔術の属性は、光と闇、火と水、風と地がそれぞれ相対し、適性には偏りが出るらしいので、ここまで満遍なく適性が出るのは珍しいという。
「ねぇねぇ二人とも~!これ見てよ~!」
喜びながら結果を見せに来るメルだったが―――
「ダメだよ~!ユウヤ~!」
「離してくれリーナ!俺は死ぬ!今すぐこの腹を掻っ捌く!」
メルの魔術適性を見た俺は自分のそれと比べ居た堪れなくなり、切腹を試みようとしリーナが泣きながらそれを止めていた。
「止めてくれるな!役立たずの俺はもう生きる意味がない!誰か介錯を!首を斬り落としてくれぇ!」
「ダメ~~!!」
「……何あれ?」
「えーっと…?」
事あるごとに「しにたい」とつぶやいていた俺だが、さすがにここまで騒ぎ立てる様子に周囲は呆れを通り越した苦笑いを浮かべていた。
ローブを羽織り、手枷がはめられている彼女を伴って歩く様は、さながら容疑者を連行する警察官の気分だ。いや、実際その通りなのだが。
そうこうしながらようやくギルドに戻ることが出来た。
「おつかれさまです。…えーっと、その方は?」
「すみません、そのことでちょっと話したいことが…」
戻ってきて早々、エミリーさんに無茶振りをしてしまうが、
「…わかりました。三階の応接室までご案内します。」
エミリーさんも察してくれたようだ。
応接室に通され、しばらく待っているように言われる。
その後部屋に来たのはギルド長のガゼル、そしてミヤムラさんだ。
「それで、話というのは?」
「その…、この娘の事についてなんですけど…。」
俺はメルが羽織っているローブをおそるおそる取る。
「!?…ラミアか!?」
「依頼主から蛇のモンスターと聞いていましたが、まさかラミアでしたとは…。」
二人は最初こそ驚きはしたが、その後冷静な態度を見せる。
「この娘、奴隷商に捕まってて、そこから逃げてきたんですけど―――」
俺たちはメルの経緯を二人に説明した。
「そうだったか。闇ハンター…闇ギルドの連中には俺たちも手を焼いているところだ。」
闇ギルド。裏ギルドとも呼ばれ、暗殺や人身売買など汚れ仕事を請け負う組織だ。盗賊ともつながっていてかなりの情報網を持ち、なかなか尻尾を掴ませてくれないという。
「それで、君たちはそのラミアをどうしたいんだ?」
「俺たちは、メルを元の場所に帰してあげたいんです。」
「そうか。それで、場所はわかるのか?」
「いや…それが…。」
「君なら何か手掛かりを知っているんじゃないか?」
ガゼルがメルに尋ねる。
「ええと…、人間たちが確か…トーリコ?って呼んでる湖が近くにあったかも…」
「トーリ湖か、かなり遠いな。馬車でも3日はかかるぞ。」
「そういえば、トーリ湖の周辺ではよく男性の方が数日の間行方不明になる事件が起きてますねぇ。」
「え、まさかラミアが!?」
驚きながらメルの方を伺う。
「え、えーっと…、その…、発情期になると…」
メルが頬を赤らめながら口をつぐむ。
「喰っちまうの!?」
「た、食べないよ!ちゃんと帰してるでしょ!?」
どうやらラミアは、発情期になると近くから男性を攫ってはコトに及んでいるらしい。ラミアには『魅了』という特殊能力があり、その力で異性を操ることが出来るという。魅了をかけられている間は記憶が曖昧になってしまうようで、攫われていた男性は皆その間の事を憶えていないそうだ。
ちなみにメルは見た目15、6くらいだが、ラミアとしては未熟らしく魅了はまだ使えないようだ。
「あのー、そろそろ本題に戻らない?」
「そ、そうだな。それで、そのトーリ湖までの馬車は出してもらえるんですか?」
「ああ、申し訳ないが、個人の事情の為にギルドから馬車を出すことは出来ないんだ。」
「そうですか…。自分たちで馬車を手配するとなるとどれくらいかかるんですか?」
「はい、そうですねぇ…」
ミヤムラさんは懐から取り出したそろばんを弾き―――
「ええと、トーリの町までの馬車代が往復二人分に片道一人分、それに経由地での宿泊代を足して…。これくらいですかねぇ~。」
「えっ……。」
「移送をクエストとして依頼することもできるが、それでも同じくらいかかるだろう。」
その料金は俺たちが今やっている薬草採取のクエストを2か月ほど続けてやっと出せるくらいのものだった。
その金額に俺たちは言葉を失ってしまう。
「こうなったら、歩いていくしか……」
「それはやめた方がいい。途中の町まで徒歩で何日もかかる箇所があるから、野宿する必要が出てくる。当然モンスターも出るし、今の君たちだけで野営するのは危険だ。」
だったらどうすれば…。地道に稼いで貯めていくしかないのか?
「…わかった。」
「どうしたんだ、メル?」
「決めた。私、冒険者やる!ギルドに入って自分で里までの旅費を稼ぐわ!」
「えっ!?マジ!?」
メルの発言に驚きを隠せない一同。
「で、ですが、魔獣使いの方が隷属したモンスターを連れていることはありますが、モンスター自体が冒険者になるのは前例が…。」
「いいんじゃないか?」
「ギルド長!?」
「前例がないなら、この娘が前例になればいいではないか。」
確かにラミアはモンスターではあるが、こうやって話が出来るしヒトとなんら変わらない。もしかしたらラミア全体の扱いが変わってくるかもしれない。
「ただし、君たちが一緒についていてやれ。構わないな?」
「それは、もちろん!俺たちも仲間が増えてくれると嬉しいけど…」
「いいかな?メル、私たちと一緒でも。」
「いいの…?ありがとう!」
「決まりだな。ミヤムラさん。」
「はいは~い。」
ミヤムラさんが取り出したのは先が捻じ曲がった針金のついた、いわゆる盗賊の七つ道具だ。針金を枷の鍵穴に差し込みカチャカチャいじると次々と枷が外される。
「あ、ありがとうございます。」
「今日はもう遅い。エミリーには伝えておくから明日また来てくれ。」
「はい!」
ギルドを後にし、メルにまたローブを着せて宿屋まで戻る。一応、女将にもギルドから話を通してあるらしいけど…
「おかえり。話は聞いてるよ。君がメルちゃんかい?」
「は、はい。よろしくお願いします。」
「うんうん、礼儀正しくていいね!野郎どもとは大違いだよ!部屋はリーナちゃんと同室で構わないね?」
「よろしくね、メル。」「うん!」
「これから晩飯に行くんだろ?このカッコウじゃあれだね。メルちゃん、ちょっとこっちおいで。」
女将に奥まで連れてかれて数分後、戻ってきたメルはスカート丈の長い給仕服に着替えさせられていた。
「従業員用の制服だけど、これなら脚の部分は目立たないだろ?」
確かにヘビの部分は隠せるだろうけど…まぁ、何も言うまい。
「よっし、それじゃあメシ行くか!」
「そうだね、何にしよっか?」
「そりゃもちろん…」
「アレ、だね。」
「?」
頭上に疑問符が浮かんだままのメルを連れ、いつもの酒場へ。
「来た来たァ!」「やっぱコレだよね!」
何らかの出来事があるときに必ずと言っていいほど食べる―――
「マンガ肉!」
テーブルの中央で存在感を放つ、肉の塊。
サンドイッチで食べるのもいいが、マンガ肉はやっぱこうでなきゃな。
「さぁメル!どーんといっちゃえ!」
「いいの?じゃあ、いただきマス!」
こうして新たな仲間の歓迎会が始まった。
***
「はい、お疲れ様です。これで登録は完了です。」
翌日。俺たちはギルドに行きメルの冒険者登録を行った。ラミアが来ることはギルド内で周知されていたのであまり騒ぎにはならなかったが、物見遊山な人が多く来ていていつもよりも賑わいを見せていた。
「それと、適性検査は受けられますか?」
「面白そう!やるわ!」
武器適性の方は自前の爪で戦うそうなので魔術適性だけ受けるようだ。
「ええと…?水属性、地属性、風属性が2で、火属性が3!?これはすごいですね!」
「え?そうなの?」
なんでも攻撃魔術の属性は、光と闇、火と水、風と地がそれぞれ相対し、適性には偏りが出るらしいので、ここまで満遍なく適性が出るのは珍しいという。
「ねぇねぇ二人とも~!これ見てよ~!」
喜びながら結果を見せに来るメルだったが―――
「ダメだよ~!ユウヤ~!」
「離してくれリーナ!俺は死ぬ!今すぐこの腹を掻っ捌く!」
メルの魔術適性を見た俺は自分のそれと比べ居た堪れなくなり、切腹を試みようとしリーナが泣きながらそれを止めていた。
「止めてくれるな!役立たずの俺はもう生きる意味がない!誰か介錯を!首を斬り落としてくれぇ!」
「ダメ~~!!」
「……何あれ?」
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