58 / 140
2章英雄闘拳地区予選
2章7話争い
しおりを挟む
「あのドラゴンは?」
「S級魔獣のドラゴンのドラグニエルです。炎タイプですから、水魔法が有効です」
「確認だが、全破壊のスキルに属性スキルを付加することはできるか?」
「できます。破壊の拳スキルならば、発展という現象によって、属性スキルを獲得することができます」
「発展か」
「戦闘や修行を重ねることで、発展ポイントが溜まってきますので、指定の得点になったら発展成功です」
「面倒だ」
「え……」
「それと、気になっていたのだが、破壊のスキルは対象範囲が限定的だ。拡大し、また、威力増大もしたい」
「それも発展することで、対象範囲拡大や威力増大という選択肢が出現します。でも、魔王様ならば、すぐに溜められると」
「まだお前は努力すればとか古臭いもんを信じているのか……世界は残酷だぞ」
さて、発展ポイントを創造するか。
全てスキルを最大にしたい場合は幾ら必要だ?
「魔王様ですと……1000億ポイントは必要かと」
「却下だ」
「え? では、どうするのですか?」
「改造に決まってるだろ」
「また、それを使うのですか」
その時、一連の話をしていた時、先客が現れ、先を越された。
黒髪の英雄が穴の上に転がり、負傷し、誰かと言い争いをしている。
それは、木の上で、挑戦的な眼差しで、英雄を断罪している女神、そいつはアカリしかいない。
あいつは一体何をやってるんだ。
「S級魔獣のドラゴンのドラグニエルです。炎タイプですから、水魔法が有効です」
「確認だが、全破壊のスキルに属性スキルを付加することはできるか?」
「できます。破壊の拳スキルならば、発展という現象によって、属性スキルを獲得することができます」
「発展か」
「戦闘や修行を重ねることで、発展ポイントが溜まってきますので、指定の得点になったら発展成功です」
「面倒だ」
「え……」
「それと、気になっていたのだが、破壊のスキルは対象範囲が限定的だ。拡大し、また、威力増大もしたい」
「それも発展することで、対象範囲拡大や威力増大という選択肢が出現します。でも、魔王様ならば、すぐに溜められると」
「まだお前は努力すればとか古臭いもんを信じているのか……世界は残酷だぞ」
さて、発展ポイントを創造するか。
全てスキルを最大にしたい場合は幾ら必要だ?
「魔王様ですと……1000億ポイントは必要かと」
「却下だ」
「え? では、どうするのですか?」
「改造に決まってるだろ」
「また、それを使うのですか」
その時、一連の話をしていた時、先客が現れ、先を越された。
黒髪の英雄が穴の上に転がり、負傷し、誰かと言い争いをしている。
それは、木の上で、挑戦的な眼差しで、英雄を断罪している女神、そいつはアカリしかいない。
あいつは一体何をやってるんだ。
0
お気に入りに追加
46
あなたにおすすめの小説


【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…

ゲームの中に転生したのに、森に捨てられてしまいました
竹桜
ファンタジー
いつもと変わらない日常を過ごしていたが、通り魔に刺され、異世界に転生したのだ。
だが、転生したのはゲームの主人公ではなく、ゲームの舞台となる隣国の伯爵家の長男だった。
そのことを前向きに考えていたが、森に捨てられてしまったのだ。
これは異世界に転生した主人公が生きるために成長する物語だ。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?

伯爵家の三男は冒険者を目指す!
おとうふ
ファンタジー
2024年8月、更新再開しました!
佐藤良太はとある高校に通う極普通の高校生である。いつものように彼女の伶奈と一緒に歩いて下校していたところ、信号無視のトラックが猛スピードで突っ込んで来るのが見えた。良太は咄嗟に彼女を突き飛ばしたが、彼は迫り来るトラックを前に為すすべも無く、あっけなくこの世を去った。
彼が最後に見たものは、驚愕した表情で自分を見る彼女と、完全にキメているとしか思えない、トラックの運転手の異常な目だった...
(...伶奈、ごめん...)
異世界に転生した良太は、とりあえず父の勧める通りに冒険者を目指すこととなる。学校での出会いや、地球では体験したことのない様々な出来事が彼を待っている。
初めて投稿する作品ですので、温かい目で見ていただければ幸いです。
誤字・脱字やおかしな表現や展開など、指摘があれば遠慮なくお願い致します。
1話1話はとても短くなっていますので、サクサク読めるかなと思います。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる