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第二部 魔法少女は、ふたつの世界を天秤にかける
第10話 旅立ち(クエスト) その四
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地図上に示されたカルチェジャポネの場所は、かつて魔族の王都があった場所だった。
白音の記憶に、自然豊かな美しい都の姿が蘇る。
しかしそこは既に、人族との戦争によって攻め滅ぼされている。
焼け落ち、破壊し尽くされた無残な姿も白音の心には刻みつけられていた。
王族の命を守れただけでも奇跡だったと思えるような、酷い戦いを経験した場所だった。
地図によればそのカルチェジャポネのある一帯は、サメ魔法の被害を受けていないらしい。
だから白音の記憶の中にある川や森が、しっかりと現実味を帯びて描かれている。
それは、サメ魔法が人族の仕業だったという間接的な証拠でもあるだろう。
大災害をもたらすその魔法は、人族の支配下にない土地だけを襲ったということだ。
王都が早々に陥落していたからこそ、想い出の風景だけはせめて更地にならずにすんだ。
そんな皮肉な考えが白音の脳裏をよぎった。
「ん? 大丈夫かい? 」
白音の心の中に蘇ってきた悲痛な想いが、表情に現れていたらしい。
店主に心配されてしまった。
一緒に話を聞いていたナンパ師の青年に、飲み物を用意してくるようにと言ってくれる。
「ごめんなさい、平気よ」
いつきとリプリンも、両側から白音の顔を覗き込むようにしている。
白音はふたりの頭をぽんぽんと軽く撫でると、すぐに気を取り直した。
「……でも、人族が落としたはずの都を、どうして今は召喚英雄が治めているのかしら?」
それに関しては店主が、「少し長くなるが」と前置きをして教えてくれた。
「初めは魔族を駆逐するための英雄召喚だったのは、あんたも知ってるんだろう?」
「ええ。そして戦争が終わったら、今度はその力を使って人族同士で争ってるって話も聞いてるわ」
白音たちと戦い、そして敗れた逆巻姉妹。
その妹京香が死の間際にそんなことを言っていたのを想い出した。
「そのせいで、いい加減な英雄召喚の儀式が乱発されるようになったってこともね」
召喚英雄を切り札にする勢力同士が争えば、当然その持ち札の数で競うようになるだろう。
その数比べが原因で今、この異世界ははぐれ召喚者たちで溢れかえってしまっているのだ。
「ああその通りだ。んで、人族の国はくだらない泥仕合の末に淘汰されて、やがて『タイアベル連邦』ってでっかい国になったのさ」
連邦という名称からすると、他の国家を滅ぼした単一国家というよりは、国家同士が手を結ぶことで他を圧倒し、飲み込み、やがてひとつの勢力に収斂していった、という感じだろうか。
そんな風に白音は想像した。
「それでようやく平和になるかと思いきや、ところが人族がそうやって争ってるうちに、はぐれ召喚者をまとめ上げた奴が現れたのさ」
「それがカルチェジャポネ、ということね?」
「ああ。はぐれ召喚者たちは皆、大なり小なり自分を召喚した各国の王侯貴族や支配階級の者たちに対して恨みを持っている。そいつらが『反タイアベル連邦』を掲げて纏まったのさ」
白音にはそれが、なるべくしてなったことのように思えた。
兵士として擦り切れるまでいいように使われたり、いい加減な召喚で喚ばれたまま捨て置かれたり、そんな状態で不満が生まれないはずがないのだ。
「このベースキャンプは見ての通り、よそからの束縛を良しとしない連中が集まってるが、それでも心情的にはカルチェジャポネの傘下に近いだろうな」
そんな風に言う店主も、口ぶりからすると反タイアベル寄りなように思える。
「あいつらは統治の仕方がうまくてな。この世界のお貴族様とはひと味違う。ありゃあ、あんたらの世界の流儀なんだろ?」
見たわけではないが、多分そうなんだろうなと白音は思った。
この異世界の社会システムは現世界で言えば中世レベルに等しい。
現世界人はその時代から、何度も失敗を繰り返し、少しずつ前へ進んできたはずなのだ。
進歩していなくては困る。
「一般の人族に対して、あいつらは決して非道を働かない。自分たちの傘下に付いた人族にはいい暮らしを保証するんだ。そうやって勢力を拡大して、この世界にある既存の支配勢力を突き崩すつもりなんだろう。異世界人の力でいい暮らしを実現して、その魅力で世界征服をしようとしてる。そんな風に見えるな」
「ふーん……」
現世界でもそこまで都合のいい話はない。
ある程度は盛られた話なのだろうと白音は感じた。
しかしこの異世界の暮らしが今より少しでも良くなるのなら、それは悪い話ではないはずだ。
「それだと魔法や科学技術の高さを誇示することが不可欠よね。そのための象徴がカルチェジャポネってことなのかしら……」
白音がそう言うと、店主が「分かってるじゃないか」という顔をして頷いた。
「今じゃあ、人族に重用されてた実力のある召喚英雄たちの中にも、離反者が現れて合流してる。結局そいつらも、いいように道具として使われてただけってことに気づいたんだろうな」
「でもタイアベル連邦? とか人族側はどうしてるの? 静観してるわけじゃないんでしょう?」
「もちろん。だが戦力的にカルチェジャポネに対抗しようとしたら、方法はひとつしか無いだろう?」
「英雄召喚ね…………」
「そう。おかげでまた英雄召喚が活発になってるみたいだが、活発にすれば結局、はぐれ召喚者も増えてカルチェジャポネも勢力を増すことになる。馬鹿な話さ」
エーリュコス王朝の旧都は、人族との戦争で最前線になっていた。
つまり、今カルチェジャポネがそこにあるということは、召喚英雄たちからの挑発的な意思表明なのだろう。
そしてその上で平然と街が栄えているのだから、タイアベル連邦に彼らを阻止するだけの力が無い、ということを露呈してしまっているのだ。
「いずれ、タイアベルとカルチェジャポネがぶつかる日は近いだろうな」
ぶつかる、とは小規模な小競り合いなどではない。全面戦争のことだ。
凄惨な殺し合いが、また起こるだろうと店主は言っているのだ。
カルチェジャポネはこの世界の人族から見れば、「異世界からやって来た異能者が世界征服を目論んでいる」ということになるのだろうか。
白音はふとそんなことを考えた。
しかし目の前の店主のように、それを歓迎している人族も少なくはなさそうだ。
要するに「誰が征服するのか」の違いでしかないのだ。
白音は自身が魔法少女になった時に、善悪の判断基準が随分揺らいだのを思い出していた。
善悪というくくり自体が、そもそも相対的で浮ついた指標に過ぎないのだ。
しかし白音たちの本来の目的は『英雄召喚をやめさせる』ということにある。
このまま召喚競争を続けていけば、勢力争いどころではなくなる。
いずれ現世界、異世界、共に消滅するかもしれないのだ。
善悪がどうであれ、戦争の気運が高まるのはあまりいい兆候とは言えなかった。
◇
話がひと息ついた丁度いいタイミングで、青年が温かいハーブティを人数分淹れてきてくれた。
しっかり自分の分も用意している。
やはり彼は、いい箸休めになってくれるらしい。
柑橘系の香りが心を落ち着かせる、とても美味しいお茶だった。
「ありがとう」
白音が笑顔でそう言うと、青年がウィンクを返してきた。
白音は少し苦笑したのだが、それを見ていたリプリンが、隣で小さく「む」と言うのが聞こえた。
何かしそうだったので、その前に白音はリプリンの膝に手を置いて宥める。
お茶の時間はみんなで愉しめばいいじゃないの、と白音は思う。
「ともあれ、あそこは魔法で作られたすごい街だぜ。人捜しのためじゃなくても、一度見ておいて損はないだろう。まあ、あんたら異世界人からしたら普通の街なのかもしれんがな」
商路沿いの集落に立ち寄って情報を集めつつ、カルチェジャポネを目指すのがいいかなと白音は思った。
それに、この店主が「一度見ておいて損はない」とまで言っている。
白音は、戦争で破壊されて廃墟同然となった王都を召喚英雄たちがどのように復興させたのか、そこにも少し興味が湧いていた。
白音が両隣にいるいつきとリプリンを順に見つめると、こくりと頷いてくれた。
ふたりともカルチェジャポネを目指すことに異存は無かった。
もう三人の間には、あまり言葉が必要なくなっているらしい。
白音の記憶に、自然豊かな美しい都の姿が蘇る。
しかしそこは既に、人族との戦争によって攻め滅ぼされている。
焼け落ち、破壊し尽くされた無残な姿も白音の心には刻みつけられていた。
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地図によればそのカルチェジャポネのある一帯は、サメ魔法の被害を受けていないらしい。
だから白音の記憶の中にある川や森が、しっかりと現実味を帯びて描かれている。
それは、サメ魔法が人族の仕業だったという間接的な証拠でもあるだろう。
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王都が早々に陥落していたからこそ、想い出の風景だけはせめて更地にならずにすんだ。
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「ん? 大丈夫かい? 」
白音の心の中に蘇ってきた悲痛な想いが、表情に現れていたらしい。
店主に心配されてしまった。
一緒に話を聞いていたナンパ師の青年に、飲み物を用意してくるようにと言ってくれる。
「ごめんなさい、平気よ」
いつきとリプリンも、両側から白音の顔を覗き込むようにしている。
白音はふたりの頭をぽんぽんと軽く撫でると、すぐに気を取り直した。
「……でも、人族が落としたはずの都を、どうして今は召喚英雄が治めているのかしら?」
それに関しては店主が、「少し長くなるが」と前置きをして教えてくれた。
「初めは魔族を駆逐するための英雄召喚だったのは、あんたも知ってるんだろう?」
「ええ。そして戦争が終わったら、今度はその力を使って人族同士で争ってるって話も聞いてるわ」
白音たちと戦い、そして敗れた逆巻姉妹。
その妹京香が死の間際にそんなことを言っていたのを想い出した。
「そのせいで、いい加減な英雄召喚の儀式が乱発されるようになったってこともね」
召喚英雄を切り札にする勢力同士が争えば、当然その持ち札の数で競うようになるだろう。
その数比べが原因で今、この異世界ははぐれ召喚者たちで溢れかえってしまっているのだ。
「ああその通りだ。んで、人族の国はくだらない泥仕合の末に淘汰されて、やがて『タイアベル連邦』ってでっかい国になったのさ」
連邦という名称からすると、他の国家を滅ぼした単一国家というよりは、国家同士が手を結ぶことで他を圧倒し、飲み込み、やがてひとつの勢力に収斂していった、という感じだろうか。
そんな風に白音は想像した。
「それでようやく平和になるかと思いきや、ところが人族がそうやって争ってるうちに、はぐれ召喚者をまとめ上げた奴が現れたのさ」
「それがカルチェジャポネ、ということね?」
「ああ。はぐれ召喚者たちは皆、大なり小なり自分を召喚した各国の王侯貴族や支配階級の者たちに対して恨みを持っている。そいつらが『反タイアベル連邦』を掲げて纏まったのさ」
白音にはそれが、なるべくしてなったことのように思えた。
兵士として擦り切れるまでいいように使われたり、いい加減な召喚で喚ばれたまま捨て置かれたり、そんな状態で不満が生まれないはずがないのだ。
「このベースキャンプは見ての通り、よそからの束縛を良しとしない連中が集まってるが、それでも心情的にはカルチェジャポネの傘下に近いだろうな」
そんな風に言う店主も、口ぶりからすると反タイアベル寄りなように思える。
「あいつらは統治の仕方がうまくてな。この世界のお貴族様とはひと味違う。ありゃあ、あんたらの世界の流儀なんだろ?」
見たわけではないが、多分そうなんだろうなと白音は思った。
この異世界の社会システムは現世界で言えば中世レベルに等しい。
現世界人はその時代から、何度も失敗を繰り返し、少しずつ前へ進んできたはずなのだ。
進歩していなくては困る。
「一般の人族に対して、あいつらは決して非道を働かない。自分たちの傘下に付いた人族にはいい暮らしを保証するんだ。そうやって勢力を拡大して、この世界にある既存の支配勢力を突き崩すつもりなんだろう。異世界人の力でいい暮らしを実現して、その魅力で世界征服をしようとしてる。そんな風に見えるな」
「ふーん……」
現世界でもそこまで都合のいい話はない。
ある程度は盛られた話なのだろうと白音は感じた。
しかしこの異世界の暮らしが今より少しでも良くなるのなら、それは悪い話ではないはずだ。
「それだと魔法や科学技術の高さを誇示することが不可欠よね。そのための象徴がカルチェジャポネってことなのかしら……」
白音がそう言うと、店主が「分かってるじゃないか」という顔をして頷いた。
「今じゃあ、人族に重用されてた実力のある召喚英雄たちの中にも、離反者が現れて合流してる。結局そいつらも、いいように道具として使われてただけってことに気づいたんだろうな」
「でもタイアベル連邦? とか人族側はどうしてるの? 静観してるわけじゃないんでしょう?」
「もちろん。だが戦力的にカルチェジャポネに対抗しようとしたら、方法はひとつしか無いだろう?」
「英雄召喚ね…………」
「そう。おかげでまた英雄召喚が活発になってるみたいだが、活発にすれば結局、はぐれ召喚者も増えてカルチェジャポネも勢力を増すことになる。馬鹿な話さ」
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そしてその上で平然と街が栄えているのだから、タイアベル連邦に彼らを阻止するだけの力が無い、ということを露呈してしまっているのだ。
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しかし白音たちの本来の目的は『英雄召喚をやめさせる』ということにある。
このまま召喚競争を続けていけば、勢力争いどころではなくなる。
いずれ現世界、異世界、共に消滅するかもしれないのだ。
善悪がどうであれ、戦争の気運が高まるのはあまりいい兆候とは言えなかった。
◇
話がひと息ついた丁度いいタイミングで、青年が温かいハーブティを人数分淹れてきてくれた。
しっかり自分の分も用意している。
やはり彼は、いい箸休めになってくれるらしい。
柑橘系の香りが心を落ち着かせる、とても美味しいお茶だった。
「ありがとう」
白音が笑顔でそう言うと、青年がウィンクを返してきた。
白音は少し苦笑したのだが、それを見ていたリプリンが、隣で小さく「む」と言うのが聞こえた。
何かしそうだったので、その前に白音はリプリンの膝に手を置いて宥める。
お茶の時間はみんなで愉しめばいいじゃないの、と白音は思う。
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それに、この店主が「一度見ておいて損はない」とまで言っている。
白音は、戦争で破壊されて廃墟同然となった王都を召喚英雄たちがどのように復興させたのか、そこにも少し興味が湧いていた。
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