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第二部 魔法少女は、ふたつの世界を天秤にかける
第9話 奪う魔法、与える魔法 その一
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「それで、あの、思い出したくないかもしれないんですが、ここがこんな荒野になったのって、何があったんですか?」
白音、いつき、リプリン、それにアレイセス、リビアラの魔族夫婦、そして夫婦の一人娘アーリア。六人で肉づくしの夕食会を開いていた。
そこで白音が、ずっと知りたかったことを切り出した。
よほど大規模な魔法でなければ、緑豊かだった大地を真っ平らな荒野に変えてしまうなんてことはできない。
おそらくは召喚英雄がやったのだろう。
戦争で故郷を何も無い荒野に変えられてしまう。
間違いなくそれは当事者にとって辛い記憶になっているはずだ。
心的外傷になっていてもおかしくはない。
だからそれを聞き出すことにはかなりの躊躇いがあった。
しかしやはり、知っておかなければならないことだろうと白音は考えていた。
人族との戦争は、元々魔族軍が数においては圧倒的に不利だった。
しかし魔族には『魔核』を持つ生物特有の屈強さがある。
少数精鋭による圧倒的な戦闘力で、むしろ開戦当初は人族を劣勢に追い込んでいた。
しかし人族は『英雄召喚』という魔術儀式を行うようになった。
それは、魔族と同じように『魔核』を持った人間、すなわち『召喚英雄』を異世界より喚び寄せる儀式だった。
『召喚英雄』を兵士に仕立てることによって、人族は質的にも魔族軍を凌駕する兵力を手にした。
その結果、人族はあっという間に劣勢を挽回し、逆に魔族を追い詰めていった。
白音が魔族軍にいた頃には、既に魔族の王であるオルディアス・エーリュコスは討たれ、魔族の敗北は確定していた。
白音が知っているエーリュコス王朝の最期の姿は、敗戦後の形をなんとか模索しているような状態だった。
そして当時兵士として戦っていたアレイセスがその後の話――白音が転生して異世界を去った後のこと――を聞かせてくれた。
いつきとリプリンにも知っておいてもらうべきだと思ったので、白音がしっかりと通訳をしてふたりに伝える。
当時の魔族の王国は国家としては完全に崩壊し、継戦能力も失ってしまっていた。
敗残兵は森や山に潜伏して、散発的に弱々しい抵抗を繰り返すのがせいぜいだった。
人族が『魔族狩り』と称して魔族の非戦闘員を襲うので、アレイセスたちはそれらから民間人を守るのに必死だったらしい。
連日のようにならず者同然の召喚英雄たちが『魔族狩り』を続けていた。
だがある時、まるで潮が引くように人族がいなくなったのだという。
不審に思っているとその数日後、突如として魔族領一帯を覆い尽くすような大規模な破壊魔法が襲ってきた。
あまりに唐突で、あまりに巨大なその規模に、逃げる以外のことはできなかったのだそうだ。
「リビアラとふたり、生き延びるだけで精一杯でした」
そう言ってアレイセスは悔しさを滲ませる。
「あの……、それは、どんな魔法だったんですか?」
ふたりからは、故郷が破壊魔法に呑み込まれた恐怖よりも、何もできなかったという無念の感情の方が強く伝わってきた。
だから白音も、もう一歩踏み込んで訊くことができた。
そんなもの、二度と使わせてはならないのだ
「大量の巨大な魔法生物が襲ってきたのです。そいつらが、すべてを喰い尽くしました。人も家も、城や町、山や川さえも」
「その魔法生物……怪物がたちが通り過ぎた後には、本当にただの荒野しか残っていませんでした……」
アレイセスの言葉をリビアラが補うようにする。
しかし本当に山や川を食べたのだとしたら、相当な数と大きさが必要になるだろう。
「それは…………。それは、どんな魔法生物でした?」
白音が尋ねると、ふたりは顔を見合わせて首を振った。
「見たことのない姿でした。魚のようだ、とは思いましたが」
「わたしも初めて見る姿でした。魚が空中を泳いでいるように見えました」
「魚?!」
魔法少女や召喚英雄の持つ固有魔法は、使い手の心の有り様を現していることが多い。
しかし魚型の魔法生物が山を食べる、とは白音も驚いた。
いったいどんな使い手なのだろうか。
「こんな姿でした」
アレイセスが基礎魔法を使って、空中に光でその魔法生物の形を描いて見せた。
「ん……?」
白音が首を傾げる。
召喚英雄が作った魔法生物なら、地球の魚を模っていそうな気がする。
しかし正直なところ、その光の絵は魚類にすら見えなかった。
「……私が不器用なせいです。あまり上手く作れませんでした。申し訳ありません……」
恐縮してしまったアレイセスを見て、リビアラが思わずくすっと笑った。
多分まったく似ていないし、アレイセスにはこれ以上上手くは作れないのだろう。
「こんな感じ?」
白音に通訳してもらったリプリンが、その魔法のスケッチをじっと見つめる。
そして指先からにゅにゅにゅと触手を伸ばして、その作画崩壊したイラストと寸分違わぬものを立体化して見せた。
リプリンの模倣能力には感嘆するが、しかしじっくり見たところで、やはりアレイセスのスケッチは子供の落書きレベルである。
ますますアレイセスが小さくなる。
「あ、サメ!!」
触手で作った落書きをひとしきり弄んでいたリプリンが、突然叫んだ。
するといつきも呼応する。
「ほんとっすね。ちょっと角度を変えると、確かにサメに見えるっす」
いや、絶対見えないと白音は思った。
落書きは落書きである。
しかし幻覚、立体の違いはあれど、ものを形作る魔法の使い手には何か共通のセンスでもあるのかも知れない。
分かりやすいように、いつきがリアルなサメの映像を幻覚魔法で作ってみんなに見せる。
すると、アレイセスが反応した。
「形はこれです。間違いありません」
さらにリビアラがそれを補足してくれる。
「この魚を、輪郭だけ魔法で形作ったような感じでした。実体のない光の粒子でできているといった感じです」
白音がそれを日本語で説明すると、いつきが言われたとおりの調整を幻覚に施してくれる。
「ちょっと待ってっすよ」
サメの輪郭部分を強調してイラスト風にし、体全体が魔力のオーラで構成されているように光り輝かせる。
「これです!! なあ、リビィ?」
「ええ。間違いありません。こんな姿でした」
光り輝くサメが空中を漂う。
幻想的な光景だったが、しかしそれを見ていた夫婦が小刻みに震え始めた。
やはりふたりの心の奥底には、深く恐怖が刻みつけられているのだろう。
いつきが慌てて幻覚を消した。
「ごめんなさいっす」
いつきが頭を下げて謝罪の意を示す。
「いえ平気です。確かに襲ってきたのはこんな形の魔法生物でした。ね、レイ?」
「ああ、そうだな。……今の生物で間違いないと思います」
大きさは1、2メートルくらいのものから数十メートルくらいのものまで様々だったそうだ。
それが深夜、皆が寝静まった頃に襲いかかってきたらしい。
「大量の魔法サメを発生させて何でもかんでも食べる魔法、ということ?」
でたらめな魔法だった。そして無慈悲な魔法だと白音は思う。
勝ちは決まっていても、個々の能力が高くゲリラ戦に秀でた魔族と戦い続ければ、人族側にも犠牲者が出るだろう。
その犠牲者を出さないために、大規模な攻撃魔法で何もかも破壊し尽くすことを選んだのではないだろうか。
白音にはそう思えた。
しかも周到に準備されて、夜遅い時間帯を狙っている。
建物や土地を破壊するだけでなく、寝込みを襲うことで翼のある魔族に飛んで逃げる暇を与えないようにしている。
強い殺意を感じるやり方だった。
白音、いつき、リプリン、それにアレイセス、リビアラの魔族夫婦、そして夫婦の一人娘アーリア。六人で肉づくしの夕食会を開いていた。
そこで白音が、ずっと知りたかったことを切り出した。
よほど大規模な魔法でなければ、緑豊かだった大地を真っ平らな荒野に変えてしまうなんてことはできない。
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間違いなくそれは当事者にとって辛い記憶になっているはずだ。
心的外傷になっていてもおかしくはない。
だからそれを聞き出すことにはかなりの躊躇いがあった。
しかしやはり、知っておかなければならないことだろうと白音は考えていた。
人族との戦争は、元々魔族軍が数においては圧倒的に不利だった。
しかし魔族には『魔核』を持つ生物特有の屈強さがある。
少数精鋭による圧倒的な戦闘力で、むしろ開戦当初は人族を劣勢に追い込んでいた。
しかし人族は『英雄召喚』という魔術儀式を行うようになった。
それは、魔族と同じように『魔核』を持った人間、すなわち『召喚英雄』を異世界より喚び寄せる儀式だった。
『召喚英雄』を兵士に仕立てることによって、人族は質的にも魔族軍を凌駕する兵力を手にした。
その結果、人族はあっという間に劣勢を挽回し、逆に魔族を追い詰めていった。
白音が魔族軍にいた頃には、既に魔族の王であるオルディアス・エーリュコスは討たれ、魔族の敗北は確定していた。
白音が知っているエーリュコス王朝の最期の姿は、敗戦後の形をなんとか模索しているような状態だった。
そして当時兵士として戦っていたアレイセスがその後の話――白音が転生して異世界を去った後のこと――を聞かせてくれた。
いつきとリプリンにも知っておいてもらうべきだと思ったので、白音がしっかりと通訳をしてふたりに伝える。
当時の魔族の王国は国家としては完全に崩壊し、継戦能力も失ってしまっていた。
敗残兵は森や山に潜伏して、散発的に弱々しい抵抗を繰り返すのがせいぜいだった。
人族が『魔族狩り』と称して魔族の非戦闘員を襲うので、アレイセスたちはそれらから民間人を守るのに必死だったらしい。
連日のようにならず者同然の召喚英雄たちが『魔族狩り』を続けていた。
だがある時、まるで潮が引くように人族がいなくなったのだという。
不審に思っているとその数日後、突如として魔族領一帯を覆い尽くすような大規模な破壊魔法が襲ってきた。
あまりに唐突で、あまりに巨大なその規模に、逃げる以外のことはできなかったのだそうだ。
「リビアラとふたり、生き延びるだけで精一杯でした」
そう言ってアレイセスは悔しさを滲ませる。
「あの……、それは、どんな魔法だったんですか?」
ふたりからは、故郷が破壊魔法に呑み込まれた恐怖よりも、何もできなかったという無念の感情の方が強く伝わってきた。
だから白音も、もう一歩踏み込んで訊くことができた。
そんなもの、二度と使わせてはならないのだ
「大量の巨大な魔法生物が襲ってきたのです。そいつらが、すべてを喰い尽くしました。人も家も、城や町、山や川さえも」
「その魔法生物……怪物がたちが通り過ぎた後には、本当にただの荒野しか残っていませんでした……」
アレイセスの言葉をリビアラが補うようにする。
しかし本当に山や川を食べたのだとしたら、相当な数と大きさが必要になるだろう。
「それは…………。それは、どんな魔法生物でした?」
白音が尋ねると、ふたりは顔を見合わせて首を振った。
「見たことのない姿でした。魚のようだ、とは思いましたが」
「わたしも初めて見る姿でした。魚が空中を泳いでいるように見えました」
「魚?!」
魔法少女や召喚英雄の持つ固有魔法は、使い手の心の有り様を現していることが多い。
しかし魚型の魔法生物が山を食べる、とは白音も驚いた。
いったいどんな使い手なのだろうか。
「こんな姿でした」
アレイセスが基礎魔法を使って、空中に光でその魔法生物の形を描いて見せた。
「ん……?」
白音が首を傾げる。
召喚英雄が作った魔法生物なら、地球の魚を模っていそうな気がする。
しかし正直なところ、その光の絵は魚類にすら見えなかった。
「……私が不器用なせいです。あまり上手く作れませんでした。申し訳ありません……」
恐縮してしまったアレイセスを見て、リビアラが思わずくすっと笑った。
多分まったく似ていないし、アレイセスにはこれ以上上手くは作れないのだろう。
「こんな感じ?」
白音に通訳してもらったリプリンが、その魔法のスケッチをじっと見つめる。
そして指先からにゅにゅにゅと触手を伸ばして、その作画崩壊したイラストと寸分違わぬものを立体化して見せた。
リプリンの模倣能力には感嘆するが、しかしじっくり見たところで、やはりアレイセスのスケッチは子供の落書きレベルである。
ますますアレイセスが小さくなる。
「あ、サメ!!」
触手で作った落書きをひとしきり弄んでいたリプリンが、突然叫んだ。
するといつきも呼応する。
「ほんとっすね。ちょっと角度を変えると、確かにサメに見えるっす」
いや、絶対見えないと白音は思った。
落書きは落書きである。
しかし幻覚、立体の違いはあれど、ものを形作る魔法の使い手には何か共通のセンスでもあるのかも知れない。
分かりやすいように、いつきがリアルなサメの映像を幻覚魔法で作ってみんなに見せる。
すると、アレイセスが反応した。
「形はこれです。間違いありません」
さらにリビアラがそれを補足してくれる。
「この魚を、輪郭だけ魔法で形作ったような感じでした。実体のない光の粒子でできているといった感じです」
白音がそれを日本語で説明すると、いつきが言われたとおりの調整を幻覚に施してくれる。
「ちょっと待ってっすよ」
サメの輪郭部分を強調してイラスト風にし、体全体が魔力のオーラで構成されているように光り輝かせる。
「これです!! なあ、リビィ?」
「ええ。間違いありません。こんな姿でした」
光り輝くサメが空中を漂う。
幻想的な光景だったが、しかしそれを見ていた夫婦が小刻みに震え始めた。
やはりふたりの心の奥底には、深く恐怖が刻みつけられているのだろう。
いつきが慌てて幻覚を消した。
「ごめんなさいっす」
いつきが頭を下げて謝罪の意を示す。
「いえ平気です。確かに襲ってきたのはこんな形の魔法生物でした。ね、レイ?」
「ああ、そうだな。……今の生物で間違いないと思います」
大きさは1、2メートルくらいのものから数十メートルくらいのものまで様々だったそうだ。
それが深夜、皆が寝静まった頃に襲いかかってきたらしい。
「大量の魔法サメを発生させて何でもかんでも食べる魔法、ということ?」
でたらめな魔法だった。そして無慈悲な魔法だと白音は思う。
勝ちは決まっていても、個々の能力が高くゲリラ戦に秀でた魔族と戦い続ければ、人族側にも犠牲者が出るだろう。
その犠牲者を出さないために、大規模な攻撃魔法で何もかも破壊し尽くすことを選んだのではないだろうか。
白音にはそう思えた。
しかも周到に準備されて、夜遅い時間帯を狙っている。
建物や土地を破壊するだけでなく、寝込みを襲うことで翼のある魔族に飛んで逃げる暇を与えないようにしている。
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