152 / 214
第一部 魔法少女は、ふたつの世界を天翔る
第49話 Graveyard Orbit――墓場軌道―― その一
しおりを挟む
何事も勢いというものは大事であろう。
大事ではあろうが、本当にそれで良かったのかと後で悩むこともある。
佳奈、莉美、一恵はともかく、いやともかくということもないのだが、そらを異世界へ連れて行ってしまって本当にいいのだろうかと白音は悩んでいた。
前にも同じようなことで悩んでいた気がするが、やはりそらはまだ十三歳なのである。
彼女の両親はなんと言うだろうか。
「私の両親はね、時間も空間も、私の心の赴くままに探求して欲しいって考えて、それで宇宙って名付けてくれたの。お父さんは宇宙物理学者、ママは天文学者なのは話したよね。自分たちの見果てぬ夢を、私に託してくれてるの」
そらが白音の考えを察したのか、それともマインドリンクで心の声が漏れていたのか、思いの丈を語ってくれた。
「人によってはそんなことされても重荷に感じるかも知れない。けど、私は真理の探究が好き。このきらきらネーム以外は、両親がくれたものすべてに感謝してる。だから旅立つって決めた時も『ちょっと早いとは思うけど』とだけ言って賛成してくれたの」
白音は「おや?」と思った。
いつから旅立つと決めていたのだろうか。
そしてよくよく聞いてみれば、佳奈も莉美も同じようなことだったらしい。
ずっと「いつかどこかへ行ってしまう」と、ふたりの親たちは感じていたのだそうだ。
まだ早いとは思うけれどもし今止めたら、次の機会がやって来た時に、今度はひとりでふらりとどこかへ行ってしまうかも知れない。
そう感じるのだそうだ。
白音が一緒に行ってくれる方が安心できるのだという。
なるほど、それでずっと謎の信頼を寄せられていたのかと、白音は少し理解できた。
自分たちの子供が『制御不能』だと、みんなよくよく分かっているのだ。
三人とも、両親と旅立ちの挨拶は既に済ませているらしい。
そして当然、一恵も初めから一緒に行く気満々だった。
むしろ、置いていくと言ったら何をするか分からないだろう。
いやもちろん、一緒に来て欲しいのだけれど。
そこまで考えてもう一度、白音は「おや?」と思った。
置いて行かれてるの、自分の方じゃないかなと白音は思った。
お母さんに挨拶できていないのは自分だけだ。
◇
そんなチーム白音たちのやり取りを、少し離れたところで見ている者があった。
橙色のアイドルコスチュームを身に纏った魔法少女、火浦いつきである。
チーム白音は、魔法少女ギルドのトップであるギルドマスターや鬼軍曹たちと対等に、そして親密にやり取りしている。
そんな姿を見ていると、やはり遠い存在なんだと改めて感じる。
「ちょっと、聞いてる? いつきは怪我とかしてない?」
アイドル魔法少女チーム『エレメントスケイプ』のリーダー、緑色コスチュームの土屋千咲に聞かれていつきははっと我に返った。
千咲はアイドル活動はそろそろ引退かなと言っていたのだが、こうして大ごとが起こるとしっかりリーダーとして一緒に戦ってくれる。
「あ、うん。大丈夫っす。ちびそらちゃんも大活躍っすね」
「おーー」
ちびそらは、いつきが肩から提げたポシェットに収まって手を振っている。
随分この場所が気に入ったようだ。
エレスケたちもちびそらも、戦闘力は低い。
戦場にあって非常に有用な能力を持っているのだが、戦闘に巻き込まれてしまうと弱点になりかねないので、いつも慎重に立ち回る必要がある。
青色コスチュームのアイドル魔法少女、水尾紗那がちびそらの頭を撫でる。
人差し指で撫でるとちょうどいいサイズ感だ。
「白音さんたち、異世界に行っちゃうみたいね。なんというか…………すごいよね」
「…………。ほんとにそっすね……」
「鬼軍曹たちとお別れの挨拶ってとこかな?」
「そう……なんすね」
「いつきちゃんもご挨拶、してきたら? いろいろよくしてもらってたでしょ?」
「え、あ、その……」
こんな風にはっきりしない、優柔不断ないつきは珍しい。
「あれ、でもちびそらちゃん、こんなところにいていいの?」
当然ちびそらは白音たちと一緒に行くものだと紗那は思っていたが、何故か不敵な笑いだけ浮かべて慌てる様子もない。
やっぱり噂どおり謎生物だわぁと紗那は思う。
「もう…………」
そう言ってエレメントスケイプのメインボーカル、白色のアイドル魔法少女風見詩緒がいつきの襟首を掴んで白音の下へと連れて行く。
「白音さん、いつきが一緒に行きたいんですって」
「え? え?…………」
ぽいと放り出されたいつきは、チーム白音の五人の視線が集まるのを感じて、珍しくその真っ直ぐな視線を逸らした。
ちょっと体が縮こまる。
白音たちは多分戦闘に参加した魔法少女たちの中でも一番の重傷だったはずだが、既にある程度の回復を見せている。
それはやはり、同じく魔法少女であるいつきの目から見ても驚異的に映った
「ほんとに? 一緒に、異世界へ?」
白音が真剣な顔をしていつきに問いただす。
いつもと違ってちょっと雰囲気が怖い。
逸らしたままだったいつきの視線を真正面から捉えようとして、頬を両手で挟み込む。
「いひゃっ、そにょっ…………」
「迷ってるなら、よした方がいいよ? あっちにはスマホもカフェもない。戦争や犯罪だらけ、そんな世界よ?」
少しきつめにそう言う。
白音はちらりといつきのポシェットに収まったままのちびそらを見る。
目が合うとちびそらは「フフン」と笑った。
なんでだ…………。
そういえばポシェットに収まったまま動く気配がない。
こっちにのこる気でいるとはちょっと考えられないから、ということはそこにいれば一緒に異世界に行けることになる、と予測しているのではないだろうか。
「いひぇ、僕が迷ってたにょはしょこじゃないしゅ。ご一緒しゅたいんしゅけど、姐しゃんたちのお邪魔じゃないきゃと……しょれに莉美の姐しゃんにゅは……いろいろちょ、そにょ…………」
莉美がぱっと笑顔をはじけさせる。
「今更なに言ってんの。全然邪魔じゃないよっ!」
莉美も一緒になって、無抵抗ないつきの鼻をつまんでみる。
「あたしちょっとだけだったけど、アイドルできたの本当に楽しかったんだよね」
いつきが「ふがっ」と返事をしたので、手を離して、目も綾な黄金色のスカートを翻し、その場でターンしてポーズを決める。
「あっちで一緒にまたアイドルやんない?」
「莉美姐しゃん…………僕たちゅしゅどいことしたにょに…………」。
さすがにちゃんと喋らせてやんなよ、と佳奈が白音を小突く。
「ほんとにごめんなさいっす!!」
「んーーー、んーー? うん、気にしてないよ、あたし」
筋金入りの『気にしない人』莉美は、正直なところいつきがなんでそこまで気にしているのかがむしろよく分からない。
「この前一回謝ってくれたよね?」で終わった話だ。
莉美がいつきに新しいユニット名の案を出している。さすがに早すぎると思う。
「おい、白音」
佳奈が、いつもコスチュームのどこにしまっているのだろうかと不思議だったのだが、ごそごそとハンカチを取り出すと白音に差し出す。
「もう顔に傷、無くなってきただろ? 綺麗にして、録画してもらえば?」
先ほどの、コスプレ少女たちの持っているスマホを指さしている。
「敬子先生に挨拶しときたいだろ?」
大事ではあろうが、本当にそれで良かったのかと後で悩むこともある。
佳奈、莉美、一恵はともかく、いやともかくということもないのだが、そらを異世界へ連れて行ってしまって本当にいいのだろうかと白音は悩んでいた。
前にも同じようなことで悩んでいた気がするが、やはりそらはまだ十三歳なのである。
彼女の両親はなんと言うだろうか。
「私の両親はね、時間も空間も、私の心の赴くままに探求して欲しいって考えて、それで宇宙って名付けてくれたの。お父さんは宇宙物理学者、ママは天文学者なのは話したよね。自分たちの見果てぬ夢を、私に託してくれてるの」
そらが白音の考えを察したのか、それともマインドリンクで心の声が漏れていたのか、思いの丈を語ってくれた。
「人によってはそんなことされても重荷に感じるかも知れない。けど、私は真理の探究が好き。このきらきらネーム以外は、両親がくれたものすべてに感謝してる。だから旅立つって決めた時も『ちょっと早いとは思うけど』とだけ言って賛成してくれたの」
白音は「おや?」と思った。
いつから旅立つと決めていたのだろうか。
そしてよくよく聞いてみれば、佳奈も莉美も同じようなことだったらしい。
ずっと「いつかどこかへ行ってしまう」と、ふたりの親たちは感じていたのだそうだ。
まだ早いとは思うけれどもし今止めたら、次の機会がやって来た時に、今度はひとりでふらりとどこかへ行ってしまうかも知れない。
そう感じるのだそうだ。
白音が一緒に行ってくれる方が安心できるのだという。
なるほど、それでずっと謎の信頼を寄せられていたのかと、白音は少し理解できた。
自分たちの子供が『制御不能』だと、みんなよくよく分かっているのだ。
三人とも、両親と旅立ちの挨拶は既に済ませているらしい。
そして当然、一恵も初めから一緒に行く気満々だった。
むしろ、置いていくと言ったら何をするか分からないだろう。
いやもちろん、一緒に来て欲しいのだけれど。
そこまで考えてもう一度、白音は「おや?」と思った。
置いて行かれてるの、自分の方じゃないかなと白音は思った。
お母さんに挨拶できていないのは自分だけだ。
◇
そんなチーム白音たちのやり取りを、少し離れたところで見ている者があった。
橙色のアイドルコスチュームを身に纏った魔法少女、火浦いつきである。
チーム白音は、魔法少女ギルドのトップであるギルドマスターや鬼軍曹たちと対等に、そして親密にやり取りしている。
そんな姿を見ていると、やはり遠い存在なんだと改めて感じる。
「ちょっと、聞いてる? いつきは怪我とかしてない?」
アイドル魔法少女チーム『エレメントスケイプ』のリーダー、緑色コスチュームの土屋千咲に聞かれていつきははっと我に返った。
千咲はアイドル活動はそろそろ引退かなと言っていたのだが、こうして大ごとが起こるとしっかりリーダーとして一緒に戦ってくれる。
「あ、うん。大丈夫っす。ちびそらちゃんも大活躍っすね」
「おーー」
ちびそらは、いつきが肩から提げたポシェットに収まって手を振っている。
随分この場所が気に入ったようだ。
エレスケたちもちびそらも、戦闘力は低い。
戦場にあって非常に有用な能力を持っているのだが、戦闘に巻き込まれてしまうと弱点になりかねないので、いつも慎重に立ち回る必要がある。
青色コスチュームのアイドル魔法少女、水尾紗那がちびそらの頭を撫でる。
人差し指で撫でるとちょうどいいサイズ感だ。
「白音さんたち、異世界に行っちゃうみたいね。なんというか…………すごいよね」
「…………。ほんとにそっすね……」
「鬼軍曹たちとお別れの挨拶ってとこかな?」
「そう……なんすね」
「いつきちゃんもご挨拶、してきたら? いろいろよくしてもらってたでしょ?」
「え、あ、その……」
こんな風にはっきりしない、優柔不断ないつきは珍しい。
「あれ、でもちびそらちゃん、こんなところにいていいの?」
当然ちびそらは白音たちと一緒に行くものだと紗那は思っていたが、何故か不敵な笑いだけ浮かべて慌てる様子もない。
やっぱり噂どおり謎生物だわぁと紗那は思う。
「もう…………」
そう言ってエレメントスケイプのメインボーカル、白色のアイドル魔法少女風見詩緒がいつきの襟首を掴んで白音の下へと連れて行く。
「白音さん、いつきが一緒に行きたいんですって」
「え? え?…………」
ぽいと放り出されたいつきは、チーム白音の五人の視線が集まるのを感じて、珍しくその真っ直ぐな視線を逸らした。
ちょっと体が縮こまる。
白音たちは多分戦闘に参加した魔法少女たちの中でも一番の重傷だったはずだが、既にある程度の回復を見せている。
それはやはり、同じく魔法少女であるいつきの目から見ても驚異的に映った
「ほんとに? 一緒に、異世界へ?」
白音が真剣な顔をしていつきに問いただす。
いつもと違ってちょっと雰囲気が怖い。
逸らしたままだったいつきの視線を真正面から捉えようとして、頬を両手で挟み込む。
「いひゃっ、そにょっ…………」
「迷ってるなら、よした方がいいよ? あっちにはスマホもカフェもない。戦争や犯罪だらけ、そんな世界よ?」
少しきつめにそう言う。
白音はちらりといつきのポシェットに収まったままのちびそらを見る。
目が合うとちびそらは「フフン」と笑った。
なんでだ…………。
そういえばポシェットに収まったまま動く気配がない。
こっちにのこる気でいるとはちょっと考えられないから、ということはそこにいれば一緒に異世界に行けることになる、と予測しているのではないだろうか。
「いひぇ、僕が迷ってたにょはしょこじゃないしゅ。ご一緒しゅたいんしゅけど、姐しゃんたちのお邪魔じゃないきゃと……しょれに莉美の姐しゃんにゅは……いろいろちょ、そにょ…………」
莉美がぱっと笑顔をはじけさせる。
「今更なに言ってんの。全然邪魔じゃないよっ!」
莉美も一緒になって、無抵抗ないつきの鼻をつまんでみる。
「あたしちょっとだけだったけど、アイドルできたの本当に楽しかったんだよね」
いつきが「ふがっ」と返事をしたので、手を離して、目も綾な黄金色のスカートを翻し、その場でターンしてポーズを決める。
「あっちで一緒にまたアイドルやんない?」
「莉美姐しゃん…………僕たちゅしゅどいことしたにょに…………」。
さすがにちゃんと喋らせてやんなよ、と佳奈が白音を小突く。
「ほんとにごめんなさいっす!!」
「んーーー、んーー? うん、気にしてないよ、あたし」
筋金入りの『気にしない人』莉美は、正直なところいつきがなんでそこまで気にしているのかがむしろよく分からない。
「この前一回謝ってくれたよね?」で終わった話だ。
莉美がいつきに新しいユニット名の案を出している。さすがに早すぎると思う。
「おい、白音」
佳奈が、いつもコスチュームのどこにしまっているのだろうかと不思議だったのだが、ごそごそとハンカチを取り出すと白音に差し出す。
「もう顔に傷、無くなってきただろ? 綺麗にして、録画してもらえば?」
先ほどの、コスプレ少女たちの持っているスマホを指さしている。
「敬子先生に挨拶しときたいだろ?」
10
お気に入りに追加
121
あなたにおすすめの小説


悪役令嬢、資産運用で学園を掌握する 〜王太子?興味ない、私は経済で無双する〜
言諮 アイ
ファンタジー
異世界貴族社会の名門・ローデリア学園。そこに通う公爵令嬢リリアーナは、婚約者である王太子エドワルドから一方的に婚約破棄を宣言される。理由は「平民の聖女をいじめた悪役だから」?——はっ、笑わせないで。
しかし、リリアーナには王太子も知らない"切り札"があった。
それは、前世の知識を活かした「資産運用」。株式、事業投資、不動産売買……全てを駆使し、わずか数日で貴族社会の経済を掌握する。
「王太子?聖女?その程度の茶番に構っている暇はないわ。私は"資産"でこの学園を支配するのだから。」
破滅フラグ?なら経済で粉砕するだけ。
気づけば、学園も貴族もすべてが彼女の手中に——。
「お前は……一体何者だ?」と動揺する王太子に、リリアーナは微笑む。
「私はただの投資家よ。負けたくないなら……資本主義のルールを学びなさい。」
学園を舞台に繰り広げられる異世界経済バトルロマンス!
"悪役令嬢"、ここに爆誕!

転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
フェル 森で助けた女性騎士に一目惚れして、その後イチャイチャしながらずっと一緒に暮らす話
カトウ
ファンタジー
こんな人とずっと一緒にいられたらいいのにな。
チートなんてない。
日本で生きてきたという曖昧な記憶を持って、少年は育った。
自分にも何かすごい力があるんじゃないか。そう思っていたけれど全くパッとしない。
魔法?生活魔法しか使えませんけど。
物作り?こんな田舎で何ができるんだ。
狩り?僕が狙えば獲物が逃げていくよ。
そんな僕も15歳。成人の年になる。
何もない田舎から都会に出て仕事を探そうと考えていた矢先、森で倒れている美しい女性騎士をみつける。
こんな人とずっと一緒にいられたらいいのにな。
女性騎士に一目惚れしてしまった、少し人と変わった考えを方を持つ青年が、いろいろな人と関わりながら、ゆっくりと成長していく物語。
になればいいと思っています。
皆様の感想。いただけたら嬉しいです。
面白い。少しでも思っていただけたらお気に入りに登録をぜひお願いいたします。
よろしくお願いします!
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しております。
続きが気になる!もしそう思っていただけたのならこちらでもお読みいただけます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる