67 / 266
第一部 魔法少女は、ふたつの世界を天翔る
第21話 魔法少女狩り、再び その二
しおりを挟む
桃澤千尋と連絡が取れなくなった。
そしてどうやら千尋は、救難信号を発振できるチップを持った状態でいるらしい。
「俺たちは救難信号を見つけてくれ、というのが千尋君からのメッセージではないかと考えている」
リンクスがそう言った。
救難信号と言っても魔力を信号として発するものなので、それは魔法を扱う者にしか感じ取れない。
ギルドから特に魔力感度の高い魔法少女たちを各地に派遣して信号を探っているが、今のところそのような信号は拾えていないとのことだった。
「敵ならスマホは最初に取り上げるでしょうから、その前にチップだけにして隠して所持しているということでしょうか?」
わざわざくり抜いた意味は「救難信号を発信できる」と知らせる意味と「小さくして隠しやすくする」というふたつの意味があるのではないかと白音は考えた。
「所持品を奪われるような、自由のない状態にあると考えるべきか…………」
リンクスが蔵間と視線を交わす。
だとすれば状況は良くないだろう。
「魔力信号を拾えるのは半径10キロくらいが今のところ限界なんだ。スマホが発見された場所を中心に捜索してるんだけど、まだ拾えてない。千尋君の転移距離は最大で5キロくらいだから、移動していないならもう拾えているはずなんだ」
「信号が出ているのならもう付近にはいないということだろうな」
つまり自由のない状態で移動させられている、ということだ。
かなり深刻な事態だと白音も思う。
「信号を出せば、相手にも気づかれるだろうから、今は出していない、という可能性もあるの」
そらが指摘する。
相手も魔法が扱えるのならば、救難信号だとは判らなくとも『何かした』ということは察知される可能性が高い。
であれば千尋も簡単には発信できない、ということになる。
「まずはスマホの解析が先だろうね。ミッターマイヤー君、協力をお願いするよ」
蔵間はそらに、スマホの解析班に合流してくれるよう頼んだ。
そらが力強く頷く。
「ギルドは捜索の範囲を拡げていこう」
リンクスの言葉に橘香が頷いてタブレット端末を操作する。
ギルドの依頼内容を書き換えているのだろう。
「それともうひとつ、気になる事件があるんだ。関東圏内で児童養護施設を狙っていると思われる誘拐事件が、現在判明している限りで三件起こっている。手口、痕跡から魔法が絡んでいるんだろうと思う」
「なんで……」
蔵間の言葉を聞いて白音が絶句してしまった。
「政府との取り決めで異世界事案が絡んでいそうな事件は、情報が共有される約束になってるんだよ」
「………………どうして……、どうして、養護施設なんですか………………」
白音がようやく絞り出したその言葉には、静かな怒りが込められていた。
チームの皆は僅かに震えるその声を聞いて、我が身を切られるような痛みを感じる。
「星石の適合者は、自分の居場所がない、と感じている人間に多いんだ。つまり社会との繋がりが心許なく、帰属意識の低い者の中に現れる可能性が高いと考えられている。だから……」
「そう…………ですか。それでわたしも…………」
蔵間は素直に問われたことに答えようとしていたが、隣に座った橘香が最後まで言わせなかった。
机の下で、蔵間のすねを思いっきり蹴りつける。
「いっ!! …………いやっ、白音君! すまない!! また僕は思慮を欠いた言い方を。君は…………」
「…………いえ、気にしないで下さい。わたしは平気です。みんながいてくれますから。そうじゃなくて、妹や弟たちと同じような思いをしてきた子たちから、さらになけなしの幸せを取り上げようだなんて……。それが、許せないんです」
「そうか…………。うん、そうだね」
「魔法少女を直接確保できなくなった奴らが、今度は適合する可能性のある者をさらって魔法少女に仕立てよう、ということなんでしょうか?」
白音の言葉にリンクスも同意する。
「黒幕が根来衆だとしたら、その線が濃厚だろうね」
ひとつ打つ手を封じれば、今度はよりこちらの嫌がる手を新たに打ってくる。
そんな手合いを相手に神経をすり減らされるのは、あまりいいことではない。
こういう時はチーム白音の明るさが頼もしいと思うのだが、さすがに被害者が自分に近い身の上の子供たちとあっては、冷静ではいられないかもしれない。
リンクスは、白音が思い詰めてしまわないか精神面が少し心配になった。
しかしその時彼は、莉美と一恵が意味ありげな目配せをしたことに気がついた。
「犯人は根来衆だと仮定して動こうか。それ以外だと想定のしようがないし、守りに徹するしかないからね。守るには少し数が多いけど、施設側でも警戒してもらうよう通達を出そう」
「通達?」
蔵間は『通達』と言ったが、公的な機関でもないのにそんな権利があるのだろうか。
橘香が白音のその疑問に答えてくれる。
「蔵間はね、少し前から各地の児童養護施設の理事に名を連ねているのよ」
それを聞いて莉美がにやりと笑った。いいネタを見つけた時の顔をしている。
「魔法少女になりそうな子にツバを付けとこうとか?」
莉美の笑みの意味を悟った橘香が、それを受けて少し芝居がかって蔵間を睨んだ。
「まあ?!」
「違う違う、橘香! 違うよっ? 白音君を見ててね、ちょっと思ったんだ。白音君は多分どんなところにいたって自分の力で世に出てくる人だよ。でもね、チャンスさえあればっていう埋もれた才能が、世の中にはいったいどのくらいいるんだろうって、考えたら怖くなっちゃってね。何か手助けができればと思ったんだ。白音君はうちの社に欲しいくらいの優秀な人材だしね」
「引き抜きはやめてくれよ。白音君には代わりがいない」
焦る蔵間にリンクスが冗談めかして応じる。
彼も莉美の企みに乗ることにしたらしい。
「いやいやうちの舎に欲しいです」
すかさず一恵が手を挙げたが、どうも邪な意味に聞こえる。
多分うちの事務所に欲しいとかそういう意味ではなさそうだ。
「うちのなのしゃ」
いたってまじめな顔で莉美が張り合って手を挙げた。
一恵と狙い澄ましていたようなあうんの呼吸を見せる。
「うちのだ、っしゃあぁぁぁぁ!!」
一恵が猫みたいに莉美を威嚇した。
「ちょっと!! そんなことやってる場合じゃないでしょっ!!」
養護施設が狙われていると聞いてやはり内心焦りを感じていた白音が、腰に手を当てて眉を吊り上げている。
そして人差し指を立てて怒りを表現しようとしたその腕を、今ここぞというタイミングで一恵がさっと取る。
「大丈夫、わたしたち五人が揃えばできないことなんてないから。焦らないで。きっとみんな助かるし、あいつらは絶対止める、ね?」
みんなが白音の方を見ている。
白音は爪が食い込むほど握っていた手を少し緩める。
この自称『人じゃない偽物の魂』の人はチーム白音の皆に揉まれて、着実に白音のトリセツを身につけているようだった。
「ん…………。一恵ちゃん……ありがと。蔵間さん、範囲が広くて大変だと思いますが、警護はお願いします」
白音は今すぐ飛んでいきたいほど若葉学園の弟妹たちのことが心配で堪らなかった。
しかしひとりで抱え込んでもうまくはいかない。
それをチームの皆から教えられた。
「わたしたちは……チーム白音はその間に、最優先で大本を叩き潰すべきだと考えます。もし根来衆が絡んでるとしたら、逆巻姉妹が出てくる可能性もありますよね。そうなったらわたしたちが対処した方がいいと思いますし、させて下さい」
蔵間は今でも白音たちに逆巻姉妹の相手をさせることには反対している。
しかしその最強最悪の姉妹がギルドの魔法少女たちを害するというのなら、いずれ対決せざるを得なくなるのも確かだろう。
しかし…………。
「しかし、現状さらわれた者がどこにいるのかすら…………」
「ええ、そうですね。だから……、そらちゃん」
白音が名を呼ぶと、そらが手を挙げる。
「はい! 白音ちゃん」
「お願いそらちゃん。どうにかして千尋さんの居場所を突き止めて。同一犯なら、そこからさらわれた子たちのことも辿れると思う。無理は承知なんだけど、どうかよろしく」
白音がそらに頭を下げた。
現状分かっていることが少なすぎる。
スマホの解析が進んだとしても有効な手がかりが得られるとは考えにくい。
そらがほぼ人智を越えた頭脳を持っているのは皆よく知っている。
しかしいくら頭を下げたところで、それはさすがに無茶な頼み事だろうと大人たちは思った。
そしてどうやら千尋は、救難信号を発振できるチップを持った状態でいるらしい。
「俺たちは救難信号を見つけてくれ、というのが千尋君からのメッセージではないかと考えている」
リンクスがそう言った。
救難信号と言っても魔力を信号として発するものなので、それは魔法を扱う者にしか感じ取れない。
ギルドから特に魔力感度の高い魔法少女たちを各地に派遣して信号を探っているが、今のところそのような信号は拾えていないとのことだった。
「敵ならスマホは最初に取り上げるでしょうから、その前にチップだけにして隠して所持しているということでしょうか?」
わざわざくり抜いた意味は「救難信号を発信できる」と知らせる意味と「小さくして隠しやすくする」というふたつの意味があるのではないかと白音は考えた。
「所持品を奪われるような、自由のない状態にあると考えるべきか…………」
リンクスが蔵間と視線を交わす。
だとすれば状況は良くないだろう。
「魔力信号を拾えるのは半径10キロくらいが今のところ限界なんだ。スマホが発見された場所を中心に捜索してるんだけど、まだ拾えてない。千尋君の転移距離は最大で5キロくらいだから、移動していないならもう拾えているはずなんだ」
「信号が出ているのならもう付近にはいないということだろうな」
つまり自由のない状態で移動させられている、ということだ。
かなり深刻な事態だと白音も思う。
「信号を出せば、相手にも気づかれるだろうから、今は出していない、という可能性もあるの」
そらが指摘する。
相手も魔法が扱えるのならば、救難信号だとは判らなくとも『何かした』ということは察知される可能性が高い。
であれば千尋も簡単には発信できない、ということになる。
「まずはスマホの解析が先だろうね。ミッターマイヤー君、協力をお願いするよ」
蔵間はそらに、スマホの解析班に合流してくれるよう頼んだ。
そらが力強く頷く。
「ギルドは捜索の範囲を拡げていこう」
リンクスの言葉に橘香が頷いてタブレット端末を操作する。
ギルドの依頼内容を書き換えているのだろう。
「それともうひとつ、気になる事件があるんだ。関東圏内で児童養護施設を狙っていると思われる誘拐事件が、現在判明している限りで三件起こっている。手口、痕跡から魔法が絡んでいるんだろうと思う」
「なんで……」
蔵間の言葉を聞いて白音が絶句してしまった。
「政府との取り決めで異世界事案が絡んでいそうな事件は、情報が共有される約束になってるんだよ」
「………………どうして……、どうして、養護施設なんですか………………」
白音がようやく絞り出したその言葉には、静かな怒りが込められていた。
チームの皆は僅かに震えるその声を聞いて、我が身を切られるような痛みを感じる。
「星石の適合者は、自分の居場所がない、と感じている人間に多いんだ。つまり社会との繋がりが心許なく、帰属意識の低い者の中に現れる可能性が高いと考えられている。だから……」
「そう…………ですか。それでわたしも…………」
蔵間は素直に問われたことに答えようとしていたが、隣に座った橘香が最後まで言わせなかった。
机の下で、蔵間のすねを思いっきり蹴りつける。
「いっ!! …………いやっ、白音君! すまない!! また僕は思慮を欠いた言い方を。君は…………」
「…………いえ、気にしないで下さい。わたしは平気です。みんながいてくれますから。そうじゃなくて、妹や弟たちと同じような思いをしてきた子たちから、さらになけなしの幸せを取り上げようだなんて……。それが、許せないんです」
「そうか…………。うん、そうだね」
「魔法少女を直接確保できなくなった奴らが、今度は適合する可能性のある者をさらって魔法少女に仕立てよう、ということなんでしょうか?」
白音の言葉にリンクスも同意する。
「黒幕が根来衆だとしたら、その線が濃厚だろうね」
ひとつ打つ手を封じれば、今度はよりこちらの嫌がる手を新たに打ってくる。
そんな手合いを相手に神経をすり減らされるのは、あまりいいことではない。
こういう時はチーム白音の明るさが頼もしいと思うのだが、さすがに被害者が自分に近い身の上の子供たちとあっては、冷静ではいられないかもしれない。
リンクスは、白音が思い詰めてしまわないか精神面が少し心配になった。
しかしその時彼は、莉美と一恵が意味ありげな目配せをしたことに気がついた。
「犯人は根来衆だと仮定して動こうか。それ以外だと想定のしようがないし、守りに徹するしかないからね。守るには少し数が多いけど、施設側でも警戒してもらうよう通達を出そう」
「通達?」
蔵間は『通達』と言ったが、公的な機関でもないのにそんな権利があるのだろうか。
橘香が白音のその疑問に答えてくれる。
「蔵間はね、少し前から各地の児童養護施設の理事に名を連ねているのよ」
それを聞いて莉美がにやりと笑った。いいネタを見つけた時の顔をしている。
「魔法少女になりそうな子にツバを付けとこうとか?」
莉美の笑みの意味を悟った橘香が、それを受けて少し芝居がかって蔵間を睨んだ。
「まあ?!」
「違う違う、橘香! 違うよっ? 白音君を見ててね、ちょっと思ったんだ。白音君は多分どんなところにいたって自分の力で世に出てくる人だよ。でもね、チャンスさえあればっていう埋もれた才能が、世の中にはいったいどのくらいいるんだろうって、考えたら怖くなっちゃってね。何か手助けができればと思ったんだ。白音君はうちの社に欲しいくらいの優秀な人材だしね」
「引き抜きはやめてくれよ。白音君には代わりがいない」
焦る蔵間にリンクスが冗談めかして応じる。
彼も莉美の企みに乗ることにしたらしい。
「いやいやうちの舎に欲しいです」
すかさず一恵が手を挙げたが、どうも邪な意味に聞こえる。
多分うちの事務所に欲しいとかそういう意味ではなさそうだ。
「うちのなのしゃ」
いたってまじめな顔で莉美が張り合って手を挙げた。
一恵と狙い澄ましていたようなあうんの呼吸を見せる。
「うちのだ、っしゃあぁぁぁぁ!!」
一恵が猫みたいに莉美を威嚇した。
「ちょっと!! そんなことやってる場合じゃないでしょっ!!」
養護施設が狙われていると聞いてやはり内心焦りを感じていた白音が、腰に手を当てて眉を吊り上げている。
そして人差し指を立てて怒りを表現しようとしたその腕を、今ここぞというタイミングで一恵がさっと取る。
「大丈夫、わたしたち五人が揃えばできないことなんてないから。焦らないで。きっとみんな助かるし、あいつらは絶対止める、ね?」
みんなが白音の方を見ている。
白音は爪が食い込むほど握っていた手を少し緩める。
この自称『人じゃない偽物の魂』の人はチーム白音の皆に揉まれて、着実に白音のトリセツを身につけているようだった。
「ん…………。一恵ちゃん……ありがと。蔵間さん、範囲が広くて大変だと思いますが、警護はお願いします」
白音は今すぐ飛んでいきたいほど若葉学園の弟妹たちのことが心配で堪らなかった。
しかしひとりで抱え込んでもうまくはいかない。
それをチームの皆から教えられた。
「わたしたちは……チーム白音はその間に、最優先で大本を叩き潰すべきだと考えます。もし根来衆が絡んでるとしたら、逆巻姉妹が出てくる可能性もありますよね。そうなったらわたしたちが対処した方がいいと思いますし、させて下さい」
蔵間は今でも白音たちに逆巻姉妹の相手をさせることには反対している。
しかしその最強最悪の姉妹がギルドの魔法少女たちを害するというのなら、いずれ対決せざるを得なくなるのも確かだろう。
しかし…………。
「しかし、現状さらわれた者がどこにいるのかすら…………」
「ええ、そうですね。だから……、そらちゃん」
白音が名を呼ぶと、そらが手を挙げる。
「はい! 白音ちゃん」
「お願いそらちゃん。どうにかして千尋さんの居場所を突き止めて。同一犯なら、そこからさらわれた子たちのことも辿れると思う。無理は承知なんだけど、どうかよろしく」
白音がそらに頭を下げた。
現状分かっていることが少なすぎる。
スマホの解析が進んだとしても有効な手がかりが得られるとは考えにくい。
そらがほぼ人智を越えた頭脳を持っているのは皆よく知っている。
しかしいくら頭を下げたところで、それはさすがに無茶な頼み事だろうと大人たちは思った。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
戦国転生・内政英雄譚 ― 豊臣秀長の息子として天下を創る
丸三(まるぞう)
ファンタジー
戦国時代に転生した先は、豊臣秀吉の弟にして名宰相――豊臣秀長の息子だった。
現代では中世近世史を研究する大学講師。
史実では、秀長は早逝し、豊臣政権は崩壊、徳川の時代と鎖国が訪れる。
ならば変える。
剣でも戦でもない。
政治と制度、国家設計によって。
秀長を生かし、秀吉を支え、徳川の台頭を防ぎ、
戦国の終わりを「戦勝」ではなく「国家の完成」にする。
これは、武将ではなく制度設計者として天下を取る男の物語。
戦国転生×内政改革×豊臣政権完成譚。
(2月15日記)
連載をより良い形で続けるため、更新頻度を週5回とさせていただきます。
一話ごとの完成度を高めてお届けしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(当面、月、水、金、土、日の更新)
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる