人形の夢 ~幼馴染みから託された人形と、部活の後輩が入れ替わっているんだけど?~

《短縮版》
 処分予定の人形と部活の後輩が、魔鏡の力で入れ替わったから、元に戻そうと悪戦苦闘する。魔鏡と人形の真意に気付くまでは。


《通常版》
 部活動の一環で和歌山の加太に滞在している大阪の大学生、春平(しゅんぺい)が、大きな紙袋を持ってホテルから出た。

 向かった先は淡島神社。

 実は幼馴染みの母親から、加太へ行くなら供養してきてほしいと強くお願いされ、日本人形を託されたのだ。

 ところが時間外だったために供養できず、翌日に持ち越しとなってしまう。

 その翌日の朝。

 突然、姿を消した後輩の女性を捜すことになり、捜していると、淡島神社で彼女の後ろ姿を見つける。

 どことなく雰囲気がおかしいと思った春平が、意を決して話し掛けると、そこにいたのは秋恵の姿をした別の誰かであった。


 ひと夏の短い出会いと別れと、少々の怪異が入り混じった、人形の夢物語。


【本作への諸注意】
 1:人によってはホラー要素が強いと感じる可能性があります。

 2:ホラー要素はかなり『軽い』です。そちらを期待して読むと『絶対にガッカリ』しますので、身の毛もよだつ怖さを求める方はご遠慮ください。

 3:個人的にはハッピーエンドですが、人によっては『ビターエンド』に感じるかもしれません。

 4:本作は、過去にWeb上で同人小説として公開し、頒布していたもので、それを加筆修正したものとなります。(都度、修正して投稿するので『一括公開は不可能』です)

 5:『関西弁』を使っています。ネイティブな方はご注意ください。
   また、一般的な文法と必ずしも一致しない言葉遣いですので、気になる方は読まない方が賢明です。(例:助詞の省略過多、ら抜き言葉の混在など)

 6:登場している地理や俗称、店名などは『執筆時点のもの』となります。
   また、過去の旅行で立ち寄っただけですので、描写は正確とは言えません。

 7:相当な暴言、暴力の描写が含まれています。

 8:作風や文体が合わないと感じたらブラウザバック推奨です。


 ※ 本作はフィクション(作り話)です。
   作中に存在する全ての名称、事象、考えなどは架空のモノであり、現実の物理世界とは一切、何も関係がありません。なお、当然ながら作者とも無関係です。


 ・本作は、小説家になろうにも投稿しております。
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