百色学園高等部

普段の学校生活に戻りま～す

夏休み開けの生徒会室

始業式。


が終わって、


連絡として、
新生徒会メンバーが正式発表されて、引き継がれたことが全校生徒に報告された。

そして、役員としての抱負等も。

ほら、
俺たちは
抱きたい、抱かれたいランキングで
ほぼ強制的に役員になっちゃうからさ、



こういう学園にしたいのでよろしくお願いしますっていうのがなかったのね。

それを緊張しながら、スピーチしたよ。

拍手貰ったけど、ひぇ～俺、そんなたいそうな人じゃないよ!?皆の視線が痛いぃ～
ほんとすごいよね、
隣にたってる生徒会長は、
俺様的な存在で(いつもだけど)堂々としてる。

そして実は
副寮長も兼任してるから、それも一応……。
まぁ、白蓮寮の皆はもう俺の事副寮長って、呼んでくれる人もいるけど……知らない人もいるし……関係ない人もいるかもしれないけど、一応挨拶…………
でも、三藤君の方が人気者だよね、仕事とかはほとんど三藤君がやってくれちゃってて、三藤君、生徒会の仕事がいそがしいだろって言ってくれて、なんて優しいんだ！勿論、夏休みあけはしばらく忙しくないから、手伝うよ！




でも、面白いのが、風紀委員会ね。
風紀委員会は、一応委員会だから、夏休みからの引き継ぎっていうことはしないで、３月の終わりまで今までいるメンバーはかわらないみたいよ。追加される、風紀委員だけ挨拶してた、勿論、天音くんもね!!





そんな感じで

学校がが始まって、当然ながら生徒会の活動もまた始まった。


でも寂しい
そりゃ当たり前でしょ!?

明美先輩と蓮先輩がいなくなったんだもん

総勢７人からの５人。

たった２人だけしかいなくなってないのに、
その二人が……いないだけですごく寂しい。



生徒会長も、双子先輩方もその寂しさを感じてるようで。

ため息が聞こえる

明美先輩がさりげなく出してくれるコーヒーとか、
蓮先輩が言ってくれる冗談とか、


そんな賑やかな生徒会室が

俺達5人になった途端


少し静かになった。


ぽっかり、心に空洞ができたようで。
寂しい。




でも、これから僕たちの生徒会が始まるということなんだと思う。

今までの生徒会の雰囲気は
先輩達が作ってくれた雰囲気。



俺と累くんはただの補助員だった。

でも、
それが正式に役員になった今。



俺たちが生徒会をつくっていくんだ


仕事も覚えきれていない、まだまだ慣れないところもあるけれども。


これからは蓮先輩や明美先輩を頼っちゃダメだ。


会計の仕事は、ほとんど俺が任される。
責任も重くて、正直心配だけど、


がんばる。



頑張ろう!!皆で。