74 / 101
夏イベ
それはやめてぇ~!!!
しおりを挟む「かわいかった、ゆいりー、焦るの。おもらしかと思てね、12歳の時」
「ちょっ、」
「あの時、私なんだよ、始末してあげて」
「そのあと、私が教えてあげたんだ、扱い方も。真っ赤になっててね、膝にのせて~」
ぬぁ~!!!!!
ストップぅ~!!!!!
終わり、終わりだからぁ~!!!!!!
俺はあわててリュカの口を押さえて、
「ねぇ!!今日会ったばっかりなのに、なんでそこまで仲良くなってるの!!!」
リュカに文句言う。
こっちは本気で言ってるのに、
リュカってば、
「だって、ゆいりー、が、かわいいの、意気投合したから」
皆も、うんうんうなずいてる。
顔若干赤くしながら!!!!
はい~!?!?
「可愛いってなに!!??そんな昔の話しなくていいから!!」
もぅ!!
ぷんぷんだよ、俺!!
あのね、
俺がちょぉ~っとお風呂入ってた隙に、
リュカってば、俺の恥ずかしい話しててさ…………
うぅぅぅ…………涙
リュカだって、さっきお風呂の入りかたわからなくて焦ってたじゃん!
あのね、
「ゆいりー、お風呂、行く~、一緒!!!」
ってリュカに言われて、
最初、
『誰が高校生なってまでも一緒にお風呂入りたがるかぁ~!!』
って心の中で突っ込んだけど、
理解した。気づいた。思い当たった。
お風呂の入りかたわからないからそういうこと言ったんだと思う
「あ、うん、そうだねぇ…………」
って返事して、一緒についていってあげたんだよ。
「う~と、ここで脱いで、一回シャワーで身体洗ってからバスタブに入るんだよ。じゃないとお風呂汚れちゃうからね」
えへん。
よく知ってるでしょ。俺。
実は小さい頃はお風呂入ってたからね。
おじさんに引き取られる前だけど。
リュカに説明して、お風呂場離れようと振り替えったら、
「あれ、皆どうしたの…………???」
「…………え、……と…」
「.......いや…………。」
「「…………そういうこと…」」
「なんだ、使い方の説明か…………」
「マジで入るなら俺も、もう一回って思って……」
って生徒会メンバーいた
なんか歯切れが悪い。
失礼な。
俺だってリュカと一緒にお風呂入るの、もう恥ずかしく感じる年だよ!!!
って胸はって言ったら、
「え、一緒に入らないの……。ゆいりーの、背中流す、したかった……」
ってリュカが泣きそうな声出して背中に抱きついてきた。
から、
肘鉄くらわして、
「リュカは高校二年生だろ~」
ってぶっ飛ばしてドアを閉めてあげたよ♡
ドアの向こう側でメソメソ鳴き声らしきものが聞こえるが気にしない(゚ε゚)
どーせ、5分後には、お湯に浸かるの最高~とかなんとか言ってるだろうし。
そんなかんじでリュカ入り終わって、
俺が最後お風呂一人で入って出てきたら、
皆で俺の恥ずかしい話してるの!!!!
ひどいよ!俺がいない間に!!
…………いても、しちゃダメだけど!
「ゆいりー、学校行かない、小さな時。ので、世間知らずのところ…………あるねぇ」
俺の怒ってたの、フォローしてくれるのかリュカが説明してくれる。
「そうなのか?!」
皆で一斉にこっち見てくるからうろたえちゃうよ、
「まあねぇ~。ちょっと行ったけど、ほとんど行かなかったなぁ~」
う~ん、ちょっと俺のブラック歴史っていうか、色々あったからねぇ…………
学校行ったら女顔ってからかわれたり、身体能力抜群の黒人さん見て、俺が自身なくしちゃったり…………はぁ…………日本はどうだか知らないけどね、欧米では、男らしい感じのがモテるんだよ!だから俺、筋トレ頑張った!
けど、
…………うん、学校行かなかったから、友達できないねぇ…………。
でも、高校では、友達作りたいって、思った、から、高校行けるように頑張ったよ!
条件は、フランス語か日本語話せる学校、うっかりどっちの言語使っても違和感ないとこがいいなーって思っておじさんのおすすめでこの百色学園に入学!!イエーイ♪
「え、じゃあ、勉強は??」
「どうしてたの?」
「私達、家で、してた。ね~、ゆいりー!!」
「そうそう、オンラインでね~。ホームスクリーングって言うのかな。」
「カリキュラムが、一貫しない、から、オンラインが、良いね~」
「そうだね。国によって勉強の進みかたとかも違うしね…………。」
おじさんの職業柄、世界飛び回ってるでしょ?
現地の学校行っても、言葉よくわかんなくて勉強になんないし、言葉わかったとしてもその学校の勉強内容が進んでるとついていけないしでさ…………
現地の学校だと言葉わかんなかったり、勉強の進度とか内容とか違ってたりしたからねぇ~。
例えば、
フランスの学校で掛け算勉強していたとして、
日本に急に行く事になったら、日本の学校では割り算を勉強しなきゃいけない、
みたいになるんだよ。ちょっとこれは大袈裟だけど。
だからさ。
オンラインでずーっと同じ学校のカリキュラムの授業受けた方が、勉強できるでしょ??
でもねぇ…
デメリットもあってさぁ…
俺が友達いないの、そういうの理由だったりする。
つまり、俺、学校いってなかったからさぁ…
そりゃねぇ……
知り合いすらできないよねぇ……
「でも、リュカは現地の学校も行ってたよね」
「そうね」
基本はオンラインで授業受けてたけど、その国の滞在が長かったら現地の学校行ってたね。
リュカはすごいよね、英語も話せるから、現地の学校行けるんだよ…………。スペイン語とか、ドイツ語も会話ぐらいはわかるみたい。
(なぜか日本語は、リュカはカタコトなんだけどね笑笑。リュカのお母さん日本語話せるのに)
基本はオンラインで授業受けてたけど、その国の滞在が長かったら現地の学校も行ってたね。
でも、ほとんど現地の友達作るために学校行ってただけみたいで、しっかりとした勉強は家でやってたな~。
つまり、午前中は現地の学校で半分遊びに行くみたいな?
午後家に帰ってきたら、俺と一緒にしんけ○ゼミみたいなので勉強してた。
俺も英語わかるから…………ちょっと行ったことあるけど、………授業意味わかんないからって言い訳して…ひきこもってたかなぁ…………笑笑
「え、待って、リュカと一緒にすんでるの!?」
うん。
あれ、いまさら???
生徒会メンバーの皆に行ってなかったっけ、ごめんごめん。
なんか、みんなの目がめらめらしてるよ、そんなに怒んないで笑笑
待って、リュカも離れて、抱きつかなくていいから笑笑
なんか生徒会の皆の視線が痛いんだよ。
小さい頃は俺は父親と母親とで3人一緒に過ごしてたけど、
色々あって施設に預けられて、
そっからリュカの所にひきとられたんだよね~
って、待って、リュカ、
俺にいいこいいこしなくていいから!!
頭なでるの小学生で終わりにしてってば!!
っていう…………
まぁ……うん。
そんな感じの話して、
日本と海外の違いとか話して、
次の日寝不足決定だなぁ……………
21
お気に入りに追加
678
あなたにおすすめの小説
とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
BLゲーに転生!!やったーーー!しかし......
∞輪廻∞
BL
BLゲーの悪役に転生した!!!よっしゃーーーー!!!やったーーー!! けど、、なんで、、、
ヒロイン含めてなんで攻略対象達から俺、好かれてるんだ?!?
ヒロイン!!
通常ルートに戻れ!!!
ちゃんとヒロインもヒロイン(?)しろーー!!!
攻略対象も!
ヒロインに行っとけ!!!
俺は、観セ(ゴホッ!!ゴホッ!ゴホゴホッ!!
俺はエロのスチルを見てグフグフ言うのが好きなんだよぉーー!!!( ̄^ ̄゜)
誰かーーー!!へるぷみぃー!!!
この、悪役令息
無自覚・天然!!
風紀“副”委員長はギリギリモブです
柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。
俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。
そう、“副”だ。あくまでも“副”。
だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに!
BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。
生徒会会長と会計は王道から逃げたい
玲翔
BL
生徒会長 皇晴舞(すめらぎはるま)
生徒会会計 如月莉琉(きさらぎりる)
王道学園に入学した2人…
晴舞と莉琉は昔からの幼馴染、そして腐男子。
慣れ行きで生徒会に入ってしまったため、王道学園で必要な俺様とチャラ男を演じることにしたのだが…
アンチ転校生がやってきて!?
風紀委員長×生徒会長
親衛隊隊長×生徒会会計
投稿ゆったり進めていきます!
生徒会補佐様は平凡を望む
慎
BL
※《副会長様は平凡を望む…》 の転校する前の学園、四大不良校の一つ、東条自由ヶ丘学園でのお話。
♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢
『───私に喧嘩売ってるのでしょうか?』
南が前の学園で、副会長として君臨するまでの諸々、武勇伝のお話。
本人の主張する平凡とは言い難い非日常を歩む… そんな副会長サマもとい南が副会長になるまでの過程と副会長として学園を支配… 否、天下の副会長様となって学園に降臨する話である──。
転生したら乙女ゲームの攻略対象者!?攻略されるのが嫌なので女装をしたら、ヒロインそっちのけで口説かれてるんですけど…
リンゴリラ
BL
病弱だった男子高校生。
乙女ゲームあと一歩でクリアというところで寿命が尽きた。
(あぁ、死ぬんだ、自分。……せめて…ハッピーエンドを迎えたかった…)
次に目を開けたとき、そこにあるのは自分のではない体があり…
前世やっていた乙女ゲームの攻略対象者、『ジュン・テイジャー』に転生していた…
そうして…攻略対象者=女の子口説く側という、前世入院ばかりしていた自分があの甘い言葉を吐けるわけもなく。
それならば、ただのモブになるために!!この顔面を隠すために女装をしちゃいましょう。
じゃあ、ヒロインは王子や暗殺者やらまぁ他の攻略対象者にお任せしちゃいましょう。
ん…?いや待って!!ヒロインは自分じゃないからね!?
※ただいま修正につき、全てを非公開にしてから1話ずつ投稿をしております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる