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生徒会
戻った
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やっと俺の部屋だー安心する~
蓮先輩の部屋じゃなくて、天音くんと同室の寮に帰ってきた!
昨日と今日は疲れた~!!
昨日は蓮先輩の部屋に留まって、そのまま今日は学校へ直行だから、もう自分の部屋が懐かしく感じる!
自分のベッドに向かってダイブして、ふかふかクッションに癒されてる。
正直今日はもう寝ちゃいたい。天音くんはまだ勉強してるみたいだけど。
なんか邪魔しちゃ悪いなーって思ってたんだけど、意外にも天音くんから声をかけてきた
「お前は昨日はどこに行ってたんだ?」
「生徒会の先輩の部屋にお泊まりにしてたんだー」
めっちゃ疲れたんだよー。
「…あ、そう。(朝帰りと思ったらそういうことか)」
ありゃ、聞いたわりにはそっけない…………笑笑
「そういや、天音くんのお兄さんって青蓮寮だったんだ~」
「まあな」
「一緒の寮じゃないんだね」
さっきも思ったんだけど、なぜ?
「まあ、あいつと一緒のことはしたくなかったからな…」
「あ、わかる気がする。誰かに比べられるのやだしね」
「あぁ…」
「天音くんもてっきり生徒会になるかと思ってたけど、風紀委員になったのってもしかして…………」
「まあな。一緒のところで活動なんかするもんかって思ってな…」
「ふーん…………」
確かに、お兄さんが色々な優秀だと、弟はくらべられちゃうもんね。
俺はベッドの上から、
天音くんは勉強机の所から、
ぼそぼそ会話してるうちに、昨日からの疲れで徐々に睡魔が襲ってくる。
なんか天音くんの話し声が聞こえるけど、ごめん……。眠い💤寝るね…………。すまん…………
ーーーーーー
俺は不機嫌だった。
「めっちゃ待ったされるんだけど、なんで??え、抜かされてる気がするけど」
口を尖らせて隣のみーたんの脇腹突っついて、せーだいにブーイング。
でも、できるだけ小声ね。皆に聞かれると申し訳ないから。
今ね、病院の待合室。
朝ね、起きたら寮の部屋に保健室のホスト先生ことみーたんが来ていて、勉強道具もって病院に行くからこいって。
みーたんが見張ってる中急いで準備して、
(天音くん起こさないように静かに)
そんで
なんか病院で採血されて朝食とらされて、もうすぐ10時だよ??
ちょっと前にやっと呼ばれたと思ったら、ま~ぁた採血されたり、体重測られたりされただけなんだけど。
え、身体検査?
え、普通の診察だよね?
え、早く来たのになんでこんなに待たされるの?
「いや、もうすぐ呼ばれると思うけどな。ま、勉強時間ができたと思え」
「え~もう歴史の勉強飽きた~こんなに待たされるなんて知ってたら、他の教科書とかも持ってきたのに~」
もう。大切なテスト期間の勉強時間奪わないでよー
みーたんはちょくちょくタバコ吸いに外に行って時間潰してるけど、俺は飽きたんだよー
よし、
テスト勉強を放棄して、病院の漫画を読も!!なにがいいかなー
お。これ面白そう…………
ポーン
「桜河唯利さん、桜河唯利さん。二番にお入りください~」
え、待って、今漫画読もうと思ったばっかなのに!
うぅぅ…………。
手に取ったばっかの漫画をおいて、
待合室のソファーで大口あけて居眠りしかけてたみーたん引きずって、診察室に入る。
久しぶりの診察室にいたのは、この前担当してもらった、あの、イケボのドクター
「唯利くん。久しぶりですね。あれから変わったことはありますか?」
「いや、特には…………」
変わった、って、なにが??体調?
いつも通り………
挨拶みたいなもんかな。
「じゃあ、この前階段で転んだところのアザ確認するので上脱いで下さい」
え、脱ぐの?もう治ったと思うけどな。後ろだから見えないけど
ま、いいや、
がばっ。
「う~ん、だいたい治ってますね、ちょっと治りが遅いな…………あれ、こんなところにアザありましたっけ?」
「そこはこの間転んだから……」
最近色々新聞部とか写真部とかから逃げてて転んだ…とは言いにくい…し、何よりドジったのを他人に伝えるのが恥ずかしい///
「転んだ??よく転びますか?」
「いや、今月は…多分三回くらいです」
「どんな時にどんなところで?」
え、転んだだけなのに、そんなに詳しく聞くの?雑談が好きなのかなー。でも、なんかメモってるけど、なぜ?
「走ってて、ちょっとつまずいたり、段差があったときに………」
「ふむ…………最近疲れたな、とか、だるいとかはないですか?」
「う~ん体力が少し落ちたけど、特には……勉強ばっかしてたので筋肉落ちただけだと……」
「なるほど。唯利くんは筋トレとかしてますよね?いい筋肉ですね」
「そーですか??まあ、一応やってますケド……」
勉強しながらな。
「一日どのくらいですか??他に運動とかは?」
「1日三十分くらいとか、全然やらないときもありますけど。部活とかは入ってないからやってないです」
「なるほど…いい習慣ですね。………食事はどのくらいとってます?朝食は少なめですか?逆にがっつり??」
「軽め…………食べたくないときはあんまり食べないです」
って感じに、なんか診察と関係あるのって感じの話を永遠と三十分くらいして、
「三食、食事はしなくても、処方されたものはしっかり飲んでくださいね。朝昼晩、薬の量が違うので気をつけてください」
って感じに、診察室からかえされた。
処方箋がでるまで、まだ待ち時間。
何故かみーたんだけ診察室に呼ばれたけど…………ドクターとお喋りしてるのかな?なんか知り合いみたいだし。
その後みーたんが戻ってきて、
なんか疲れた顔してるけど、なにしてたんだろ、ナニとか??笑笑なわけないか笑笑
その後、貰った薬がまたいっぱい。
複雑すぎて意味わかんない……。
でも、ドクターに
「今日の採血の結果から見て、唯利くんは重度の貧血です。自分でも自覚あるでしょ??しっかり飲んでれば貧血も軽くなるんでしっかり飲んでくださいね」
って、
すっごい念押しされちゃった。
それで、あ、俺の病気って貧血なの??
って聞いたら、ドクターはにっこり笑って、そうですよ。だって。
みーたんはなんか渋い顔してたけど…
そんなんで病院連れてこないでよー。
確かに最近、目の前が暗くなる事が増えたような気がしたけど、
まぁ、貧血持ちっていうのは俺、前から知ってたよぉ~
あー。でも、前、病気進行したら内蔵が破裂とかなんとか…貧血ってそんなに怖い病気なのかな?
蓮先輩の部屋じゃなくて、天音くんと同室の寮に帰ってきた!
昨日と今日は疲れた~!!
昨日は蓮先輩の部屋に留まって、そのまま今日は学校へ直行だから、もう自分の部屋が懐かしく感じる!
自分のベッドに向かってダイブして、ふかふかクッションに癒されてる。
正直今日はもう寝ちゃいたい。天音くんはまだ勉強してるみたいだけど。
なんか邪魔しちゃ悪いなーって思ってたんだけど、意外にも天音くんから声をかけてきた
「お前は昨日はどこに行ってたんだ?」
「生徒会の先輩の部屋にお泊まりにしてたんだー」
めっちゃ疲れたんだよー。
「…あ、そう。(朝帰りと思ったらそういうことか)」
ありゃ、聞いたわりにはそっけない…………笑笑
「そういや、天音くんのお兄さんって青蓮寮だったんだ~」
「まあな」
「一緒の寮じゃないんだね」
さっきも思ったんだけど、なぜ?
「まあ、あいつと一緒のことはしたくなかったからな…」
「あ、わかる気がする。誰かに比べられるのやだしね」
「あぁ…」
「天音くんもてっきり生徒会になるかと思ってたけど、風紀委員になったのってもしかして…………」
「まあな。一緒のところで活動なんかするもんかって思ってな…」
「ふーん…………」
確かに、お兄さんが色々な優秀だと、弟はくらべられちゃうもんね。
俺はベッドの上から、
天音くんは勉強机の所から、
ぼそぼそ会話してるうちに、昨日からの疲れで徐々に睡魔が襲ってくる。
なんか天音くんの話し声が聞こえるけど、ごめん……。眠い💤寝るね…………。すまん…………
ーーーーーー
俺は不機嫌だった。
「めっちゃ待ったされるんだけど、なんで??え、抜かされてる気がするけど」
口を尖らせて隣のみーたんの脇腹突っついて、せーだいにブーイング。
でも、できるだけ小声ね。皆に聞かれると申し訳ないから。
今ね、病院の待合室。
朝ね、起きたら寮の部屋に保健室のホスト先生ことみーたんが来ていて、勉強道具もって病院に行くからこいって。
みーたんが見張ってる中急いで準備して、
(天音くん起こさないように静かに)
そんで
なんか病院で採血されて朝食とらされて、もうすぐ10時だよ??
ちょっと前にやっと呼ばれたと思ったら、ま~ぁた採血されたり、体重測られたりされただけなんだけど。
え、身体検査?
え、普通の診察だよね?
え、早く来たのになんでこんなに待たされるの?
「いや、もうすぐ呼ばれると思うけどな。ま、勉強時間ができたと思え」
「え~もう歴史の勉強飽きた~こんなに待たされるなんて知ってたら、他の教科書とかも持ってきたのに~」
もう。大切なテスト期間の勉強時間奪わないでよー
みーたんはちょくちょくタバコ吸いに外に行って時間潰してるけど、俺は飽きたんだよー
よし、
テスト勉強を放棄して、病院の漫画を読も!!なにがいいかなー
お。これ面白そう…………
ポーン
「桜河唯利さん、桜河唯利さん。二番にお入りください~」
え、待って、今漫画読もうと思ったばっかなのに!
うぅぅ…………。
手に取ったばっかの漫画をおいて、
待合室のソファーで大口あけて居眠りしかけてたみーたん引きずって、診察室に入る。
久しぶりの診察室にいたのは、この前担当してもらった、あの、イケボのドクター
「唯利くん。久しぶりですね。あれから変わったことはありますか?」
「いや、特には…………」
変わった、って、なにが??体調?
いつも通り………
挨拶みたいなもんかな。
「じゃあ、この前階段で転んだところのアザ確認するので上脱いで下さい」
え、脱ぐの?もう治ったと思うけどな。後ろだから見えないけど
ま、いいや、
がばっ。
「う~ん、だいたい治ってますね、ちょっと治りが遅いな…………あれ、こんなところにアザありましたっけ?」
「そこはこの間転んだから……」
最近色々新聞部とか写真部とかから逃げてて転んだ…とは言いにくい…し、何よりドジったのを他人に伝えるのが恥ずかしい///
「転んだ??よく転びますか?」
「いや、今月は…多分三回くらいです」
「どんな時にどんなところで?」
え、転んだだけなのに、そんなに詳しく聞くの?雑談が好きなのかなー。でも、なんかメモってるけど、なぜ?
「走ってて、ちょっとつまずいたり、段差があったときに………」
「ふむ…………最近疲れたな、とか、だるいとかはないですか?」
「う~ん体力が少し落ちたけど、特には……勉強ばっかしてたので筋肉落ちただけだと……」
「なるほど。唯利くんは筋トレとかしてますよね?いい筋肉ですね」
「そーですか??まあ、一応やってますケド……」
勉強しながらな。
「一日どのくらいですか??他に運動とかは?」
「1日三十分くらいとか、全然やらないときもありますけど。部活とかは入ってないからやってないです」
「なるほど…いい習慣ですね。………食事はどのくらいとってます?朝食は少なめですか?逆にがっつり??」
「軽め…………食べたくないときはあんまり食べないです」
って感じに、なんか診察と関係あるのって感じの話を永遠と三十分くらいして、
「三食、食事はしなくても、処方されたものはしっかり飲んでくださいね。朝昼晩、薬の量が違うので気をつけてください」
って感じに、診察室からかえされた。
処方箋がでるまで、まだ待ち時間。
何故かみーたんだけ診察室に呼ばれたけど…………ドクターとお喋りしてるのかな?なんか知り合いみたいだし。
その後みーたんが戻ってきて、
なんか疲れた顔してるけど、なにしてたんだろ、ナニとか??笑笑なわけないか笑笑
その後、貰った薬がまたいっぱい。
複雑すぎて意味わかんない……。
でも、ドクターに
「今日の採血の結果から見て、唯利くんは重度の貧血です。自分でも自覚あるでしょ??しっかり飲んでれば貧血も軽くなるんでしっかり飲んでくださいね」
って、
すっごい念押しされちゃった。
それで、あ、俺の病気って貧血なの??
って聞いたら、ドクターはにっこり笑って、そうですよ。だって。
みーたんはなんか渋い顔してたけど…
そんなんで病院連れてこないでよー。
確かに最近、目の前が暗くなる事が増えたような気がしたけど、
まぁ、貧血持ちっていうのは俺、前から知ってたよぉ~
あー。でも、前、病気進行したら内蔵が破裂とかなんとか…貧血ってそんなに怖い病気なのかな?
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