百色学園高等部

shine

文字の大きさ
上 下
5 / 101
入寮イベント

入寮歓迎ってこんなもん?

しおりを挟む
ひゃっほーい、皆楽しんでるぅ~


俺はめっちゃ楽しんでる~!!


入寮説明会兼、歓迎会だったらしい!






↓入寮説明会の案内。

・基本自由
・門限は実質なし。(あるけど、先生に怒られることはするな。見つからないように帰ってこい)
・寮内服装自由。



あとは食堂の使用時間とか、共同のスペースの掃除とかそんな感じ。




寮内規則ってこんなに緩いもんなのって、驚いたけど、更に驚いたの次。



↓入寮歓迎会。


1部屋真っ暗に
2ステージにスポットライト
3歓迎会開催宣言


4新入生の自己紹介ターイム!!!!



この自己紹介はね、すっごく面白かった!普通の自己紹介の時に一人一つはアピールをしたりいったり!!

例えば、「サッカーヘディング10回以上できます!」って言ったら、ボール渡されて実際やってみたり!!

それがね、先輩たちの掛け声がすごくて、いーち、にー、さーん、ってめっちゃのりがいいの!!

そしたら、10回以上は平気でその子やってて、時間がないからって司会者さんにとめられてた笑笑



その他に「野球部入りたいです」って言ったら、先輩達が「野球部~」って野太い声が!!
野太いww
あれは笑える笑笑



俺は、「フランス語が話せま~す!!」って自己紹介!!そしたら先輩たちからボンジュール~!!ってコールが!!!


雰囲気が、とにかっく、楽しい!!

それが終わったらゲームとか、夕食パーティーみたいな?


あ、ちなみに国際学校で日本語以外の言語を話せる人はその国の国旗のステッカーを渡されて、服の見えるところに貼るの。
だから、そのステッカーを見てフランス語話せるの~って聞かれたり、自分以外にフランス語話せる人を探したり。

ちなみに同室の天音くんもフランス語話せるみたい。クオーターだから、話せるといっても若干なんだって。確かに、俺と違って日本人に近いような見た目だ。


先輩に聞いたら、言葉や国の基準で同室者を選ぶらしい。

確かに、国によっては反日とかじゃないけど文化の違いとかでいざこざが起きそうだし、問題発生防止のためなんだろう。それに、留学生だったら同じ国の人の方が安心だもんね



夕食はね、バイキングみたいな??


デザートのフルーツポンチがおいしかった😋🍴💕舌がビリビリして、ほかほかする感じ!!
美味しいからたくさんおかわりしちゃった( ̄▽ ̄;)アハ



そして今。夕食後のフリートークタイム
だから数人グループになって食後休憩中って感じかな。


あ、この歓迎パーティーって深夜までやるらしい。べつに部屋に帰って寝てもいいけれど……、先輩たちや同学年と騒いだりゲームしたり、ってして仲良くなれるチャンスだから、帰える人はいない……
あ、でも天音くんは「明日は入学式だから早めに寝る」って帰った。

「真面目だな~」
って言ったら、


「この雰囲気苦手だったのでしょうか……。いろいろなタイプの人がいるから、しょうがないですが……」

って先輩達がしょぼんってしてしまった
だから、
「そんなことないっすよ」って三藤君がフォロー。
(流石陽キャ!!すでに先輩に好かれてるし、いいなぁ~)


俺も俺も❗

「そうですよ~少なくとも俺たちはたのしんでますぅ~(* ´ ▽ ` *)ノトロン」
あ、なんかしゃべったらふわってきて、先輩の肩に寄りかかるっていうか、抱きつく感じに……





うん。スキンシップはしたいけど、くっつきすぎるのはよくないからな、離れよう。

あれ、なんか先輩の耳赤くない?


「そうですか。ならよかったです////」


なんか近づいたから先輩の匂いがする……スンスン

「あ、先輩シャンプー、パ◯テーン使ってます?俺も同じのつかってますよ~( ≧∀≦)ノ」

この時、桜河唯利からエッロい雰囲気がむんむん流れ出してるのだが……本人は気づいてない

「えっ。あ、……そう……なんですね、同じですね(そんなに顔を近づけないでください////)」




ちなみに、この瞬間、周囲の人は同じシャンプーを使うと心にメモった。



「桜河。なんか顔赤いぞ。」


え??俺??あ、ほんとだ……ほっぺたちょっと熱いかも

なんでだろ……

ってぼんやりしてたら

三藤君の顔がアップに。
うおぉー体育会系イケメンw



「お前、なんか酒でも入ってるのか?さっきから言動がおかしいし……」

「えー俺達未成年だよ?夕食に酒なんか入ってるわけないじゃん~」

「そういや、フルーツポンチに酒入ってたぞ」


……。
「まじ??」
……。

「まじ」

えっそんなぁ!!

「結構酒きつかった気がするが……」
「そうですね、隠し味だと思いますが、食堂の人が分量間違えて多めに入れてしまったのでしょうね」




ええー。お酒入ってたの。
たくさんおかわりしちゃったよ。口当たりよくっていっぱい食べちゃった恥ずかしい( ̄▽ ̄;)あはは

「気分は大丈夫ですか?」


「全然大丈夫だよぉ~」
むしろなんかいい感じ~

「ああ~もう。寄りかかって(かわいいけど///)……。気分は大丈夫でも、今日はもう部屋に戻った方が……」

「桜河君だけじゃないみたいですね。他のグループの人も若干名ふらついてる人もいますね」

そうなの??

良かったー俺だけじゃないんだ!
仲間いるんだー

「私は今から寮長に報告して、もう解散したほうがいいと提案してきますね」

えーー。別にこのまま続けてもいいのに。酔ってる人だけが部屋に帰ればいいじゃん
まあ、明日の用意するか……。




……
って

感じに


ここで俺の記憶は消えた。

途中で壁にぶつかりそうになった記憶と、

天音くんの呆れた顔をみた気がした。











しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

ある少年の体調不良について

雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。 BLもしくはブロマンス小説。 体調不良描写があります。

全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話

みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。 数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい

椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。 その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。 婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!! 婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。 攻めズ ノーマルなクール王子 ドMぶりっ子 ドS従者 × Sムーブに悩むツッコミぼっち受け 作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。

眠りに落ちると、俺にキスをする男がいる

ぽぽ
BL
就寝後、毎日のように自分にキスをする男がいる事に気付いた男。容疑者は同室の相手である三人。誰が犯人なのか。平凡な男は悩むのだった。 総受けです。

親衛隊総隊長殿は今日も大忙しっ!

BL
人は山の奥深くに存在する閉鎖的な彼の学園を――‥ 『‡Arcanalia‡-ア ル カ ナ リ ア-』と呼ぶ。 人里からも離れ、街からも遠く離れた閉鎖的全寮制の男子校。その一部のノーマルを除いたほとんどの者が教師も生徒も関係なく、同性愛者。バイなどが多い。 そんな学園だが、幼等部から大学部まであるこの学園を卒業すれば安定した未来が約束されている――。そう、この学園は大企業の御曹司や金持ちの坊ちゃんを教育する学園である。しかし、それが仇となり‥ 権力を振りかざす者もまた多い。生徒や教師から崇拝されている美形集団、生徒会。しかし、今回の主人公は――‥ 彼らの親衛隊である親衛隊総隊長、小柳 千春(コヤナギ チハル)。彼の話である。 ――…さてさて、本題はここからである。‡Arcanalia‡学園には他校にはない珍しい校則がいくつかある。その中でも重要な三大原則の一つが、 『耳鳴りすれば来た道引き返せ』

俺の義兄弟が凄いんだが

kogyoku
BL
母親の再婚で俺に兄弟ができたんだがそれがどいつもこいつもハイスペックで、その上転校することになって俺の平凡な日常はいったいどこへ・・・ 初投稿です。感想などお待ちしています。

とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~

無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。 自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。

処理中です...