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買い物(またも地獄)
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雪視点
数日前に事件に巻き込まれたのにまた買い物に来た俺たちは隣町のデパートに来ていた。
「とりあえず普段着と部屋着を5着ずつ下着を10着買いましょう。」
「いいよそんなに買わなくても。それに下着買いに行くの!?」
「当たり前じゃない。今は女の子なんだしブラとパンツを買わないと生活するの大変よ?それとも学校でスカートの下にトランクスでも履くつもり?」
「うっ確かにわかったすぐに買って帰ろう、そうしよう!」
すると朱音がツッコミを入れてきた。
「何言ってるの?1日買い物するんだからすぐ終わるわけないじゃない。服以外にも買うものはたくさんあるんだから!」
「まず先に制服の方から終わらせていきましょう。確か2階に受付があったはずよ。」
その後俺たちはエスカレーターで2階に上がって制服を試着した。が、
「ねぇ、ズボンじゃダメなの?スカートとか履き慣れないしなんかスースーするんだけど女子ってこんな防御力低そうな服しかないのか!?」
「無いのよ。上は若干違うけど同じもの、だけど下はスカートのみよ!」
珍しく母さんが力強く伝えてきた。
「え、でも最近は女子でもズボンの制服を着れる学校が、、、
「スカートの、み、よ。」
「、、、、、はい。」
圧に負けた。こんなに押しが強い母さん初めてだ。その後普段着を買うために女性服売り場にやってきていた。
「まず、トップスから選びましょうか。春物と夏物を買っておきましょう。朱音、雪に似合いそうなものを何着か持ってきてね。」
「わかった!あそこにあるブラウスとか良さそうなんだよねー」
「いや、私はTシャツとズボンでいいから!」
「ダメよ?こんなに可愛くなったんだからオシャレしましょ?このカーディガンとズボンを着てみましょ。」
そう言って俺は試着室に連れ込まれた。この部屋に入ったが最後地獄に足を突っ込むとは知らずに。
「うんうん、似合ってるわ!それじゃあ今度はこのブラウスとスカートを着てみましょう。あとこのワンピースも良いわね。」
「お母さん、これも着て貰おう!きっと似合うと思う!」
「待って、こんなにたくさん着るの?」
「「当たり前よ」」
「まだ一軒めなんだからこれだけで疲れるようじゃ保たないよ?」
「えっこの店だけじゃ無いの!?この服の山着たら終わりだと思ったのに。」
「そりゃそうでしょ、他のブランドの服もあるんだから色々見て回るんだよ。」
「そんな~」
「諦めて。それじゃあ今度はこのスカートとTシャツを着てみて。」
それからヒラヒラしたスカートやワンピース、ジャケットなどいろんな服を着せ替え人形のように着させられた。
「よし、普段着はこのくらいにして部屋着を買おう。」
「え、まだ買うの。」
「そりゃそうでしょ今日買った服で寝るつもり?」
「う、確かに」
「まぁ、外用の服と違って雪姉も自分が楽だと思う服を選べば良いよ。ただし!ジャージとかは無しだからね!」
「わかったよ、、、」
(危ねぇジャージ持ってこようとしてた。持ってきたら今日の俺の選ぶ権利無くなってたかな。)
そうして、適当にズボンと少し大きめのTシャツを何着か買った。途中朱音がふわふわしたピンク色の部屋着を持ってきた時は全力で却下したりしたけど、、、
「よし、ある程度服も買えたしお昼にしましょう。」
気づけばもう12時過ぎだった。
フードコートまできた俺たちは各々の好きなものを注文した。
「色々きて疲れたしガッツリ食うよりあっさりしたもの食いたいよな。あ、あそこのうどん屋美味しそうだな。すみませーん大盛りで一つください。」
お店の人は少しビックリした様子の後お盆にうどんを乗せてくれた。
「さて、2人はどんなものを食べるのかな、朱音はハンバーガーかな?」
2人が待つ席まで行くと考えてた通りハンバーガーを食べる朱音がいた。
「雪姉うどんにしたんだ、にしてもその量食べれるの?」
「いつもこれくらい食べてただろ?いけるよ。」
「なら良いけど」
そうやって話していると
「はい、お水持ってきたわよ。雪その量食べれるの?」
母さんが水を持ってきた。
「大丈夫だって。それより母さんは何か食べないの?私はいいわ。たぶん食べない方が良いと思うから。」
何か意味深なことを言っていたが構わず俺はうどんを食うことにした。
その後少しして母さんの言葉の意味を知る羽目になったが。
「なんで、いつも食べれるのに、、、うぷもう食べれない。」
「だと思ったのよね、女の子になってあの大きさも変わってるはずだもの。残った分は食べるわ。」
「ありがと母さん。食べれると思ったんだけど」
そんなこともありながら俺たちは昼ごはんを済ませた。
数日前に事件に巻き込まれたのにまた買い物に来た俺たちは隣町のデパートに来ていた。
「とりあえず普段着と部屋着を5着ずつ下着を10着買いましょう。」
「いいよそんなに買わなくても。それに下着買いに行くの!?」
「当たり前じゃない。今は女の子なんだしブラとパンツを買わないと生活するの大変よ?それとも学校でスカートの下にトランクスでも履くつもり?」
「うっ確かにわかったすぐに買って帰ろう、そうしよう!」
すると朱音がツッコミを入れてきた。
「何言ってるの?1日買い物するんだからすぐ終わるわけないじゃない。服以外にも買うものはたくさんあるんだから!」
「まず先に制服の方から終わらせていきましょう。確か2階に受付があったはずよ。」
その後俺たちはエスカレーターで2階に上がって制服を試着した。が、
「ねぇ、ズボンじゃダメなの?スカートとか履き慣れないしなんかスースーするんだけど女子ってこんな防御力低そうな服しかないのか!?」
「無いのよ。上は若干違うけど同じもの、だけど下はスカートのみよ!」
珍しく母さんが力強く伝えてきた。
「え、でも最近は女子でもズボンの制服を着れる学校が、、、
「スカートの、み、よ。」
「、、、、、はい。」
圧に負けた。こんなに押しが強い母さん初めてだ。その後普段着を買うために女性服売り場にやってきていた。
「まず、トップスから選びましょうか。春物と夏物を買っておきましょう。朱音、雪に似合いそうなものを何着か持ってきてね。」
「わかった!あそこにあるブラウスとか良さそうなんだよねー」
「いや、私はTシャツとズボンでいいから!」
「ダメよ?こんなに可愛くなったんだからオシャレしましょ?このカーディガンとズボンを着てみましょ。」
そう言って俺は試着室に連れ込まれた。この部屋に入ったが最後地獄に足を突っ込むとは知らずに。
「うんうん、似合ってるわ!それじゃあ今度はこのブラウスとスカートを着てみましょう。あとこのワンピースも良いわね。」
「お母さん、これも着て貰おう!きっと似合うと思う!」
「待って、こんなにたくさん着るの?」
「「当たり前よ」」
「まだ一軒めなんだからこれだけで疲れるようじゃ保たないよ?」
「えっこの店だけじゃ無いの!?この服の山着たら終わりだと思ったのに。」
「そりゃそうでしょ、他のブランドの服もあるんだから色々見て回るんだよ。」
「そんな~」
「諦めて。それじゃあ今度はこのスカートとTシャツを着てみて。」
それからヒラヒラしたスカートやワンピース、ジャケットなどいろんな服を着せ替え人形のように着させられた。
「よし、普段着はこのくらいにして部屋着を買おう。」
「え、まだ買うの。」
「そりゃそうでしょ今日買った服で寝るつもり?」
「う、確かに」
「まぁ、外用の服と違って雪姉も自分が楽だと思う服を選べば良いよ。ただし!ジャージとかは無しだからね!」
「わかったよ、、、」
(危ねぇジャージ持ってこようとしてた。持ってきたら今日の俺の選ぶ権利無くなってたかな。)
そうして、適当にズボンと少し大きめのTシャツを何着か買った。途中朱音がふわふわしたピンク色の部屋着を持ってきた時は全力で却下したりしたけど、、、
「よし、ある程度服も買えたしお昼にしましょう。」
気づけばもう12時過ぎだった。
フードコートまできた俺たちは各々の好きなものを注文した。
「色々きて疲れたしガッツリ食うよりあっさりしたもの食いたいよな。あ、あそこのうどん屋美味しそうだな。すみませーん大盛りで一つください。」
お店の人は少しビックリした様子の後お盆にうどんを乗せてくれた。
「さて、2人はどんなものを食べるのかな、朱音はハンバーガーかな?」
2人が待つ席まで行くと考えてた通りハンバーガーを食べる朱音がいた。
「雪姉うどんにしたんだ、にしてもその量食べれるの?」
「いつもこれくらい食べてただろ?いけるよ。」
「なら良いけど」
そうやって話していると
「はい、お水持ってきたわよ。雪その量食べれるの?」
母さんが水を持ってきた。
「大丈夫だって。それより母さんは何か食べないの?私はいいわ。たぶん食べない方が良いと思うから。」
何か意味深なことを言っていたが構わず俺はうどんを食うことにした。
その後少しして母さんの言葉の意味を知る羽目になったが。
「なんで、いつも食べれるのに、、、うぷもう食べれない。」
「だと思ったのよね、女の子になってあの大きさも変わってるはずだもの。残った分は食べるわ。」
「ありがと母さん。食べれると思ったんだけど」
そんなこともありながら俺たちは昼ごはんを済ませた。
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