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退院決定
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雪視点
(魔防隊に父さんが所属してるなんて初耳だぞ!?あんな体でどうやって戦うんだか。)
すると父さんがこちらを向いて話しかけてきた。
「ということだから安心してほしい。もしこの話が嫌でも学校には通えるようにしてあげるから後は、雪が決めてね。」
「正直混乱しすぎてよく分からないけど学校に通えるなら通いたい。それに自分の体がどうなっているのかも知りたいからこの提案を受けようと思う。」
「わかった、そういうことなので娘をよろしくお願いします。」
「はい、了解しました。雪さんはもう健康体そのものなので明日には退院できますよ。」
「それなら、、、雪、明明後日に僕と紅さんと魔防隊の能力訓練場で能力の確認をしようか。」
「分かった、でもなんで明明後日?明日とか、明後日じゃダメなの?」
すると母さんが見たことないくらいの笑顔で
「だって雪、着れる服ないでしょー?それに退院したら朱音にも説明しなきゃなんだからすぐには無理よ♪」
とても機嫌の良さそうな声で答えた。
「い、嫌だァァァー!なんで服を買わないといけないんだ!?私の服あるでしょ!?それに朱音になんで説明するんだよ!ワイバーンに襲われて女になりましたってか?無理でしょ!」
「だって雪見る限り10センチは縮んだみたいだし、丈が合わないでしょ?それに事件に巻き込まれて買い物できてないもの。仕事着じゃなくて普段着と制服になったけどね。」
「が、ぐぬぬ、言い返せない。わかった!!分かったよ、しょうがないなんとでもなれ!」
「そうそう、諦めも肝心よ?じゃ私は仕事に戻るわね。また明日会いましょう。」
「じゃあな雪、明日8時にまた来るから支度しといてな、あ、ベットの横に紅さんが着替え置いといたらしいからそれに着替えておけよ?」
そう言って2人は出て行った。
「なんでこんな体になったんだよー!!」
誰もいなくなったと思い叫ぶと
「雪さん、個室とはいえあまり大きな声は出さないでください。」
すでに出て行ったと思っていた先生がいた。
「先生いたからそこに?」
「ずっといましたよ、お話が終わって退院の日時を確認する為に待ってましたから。ご両親は8時に来るとのことなので9時には退院の手続きをしてください。、では」
そういうと先生も病室を出て行った。
「影薄すぎないか?2人とも忘れて帰っちゃったけど」
少し医師の謎を残しながらも怒涛の1日が終わった。
???視点
病院の前を、雪の変化にまだ気が付かない者が
「なんか雪君に会える気がする!」
「そんな訳ないだろ、もう寮に入ったんだから夏休みまで会えないって」
少し遠くから二つの声をこぼしながら歩いていた。
(魔防隊に父さんが所属してるなんて初耳だぞ!?あんな体でどうやって戦うんだか。)
すると父さんがこちらを向いて話しかけてきた。
「ということだから安心してほしい。もしこの話が嫌でも学校には通えるようにしてあげるから後は、雪が決めてね。」
「正直混乱しすぎてよく分からないけど学校に通えるなら通いたい。それに自分の体がどうなっているのかも知りたいからこの提案を受けようと思う。」
「わかった、そういうことなので娘をよろしくお願いします。」
「はい、了解しました。雪さんはもう健康体そのものなので明日には退院できますよ。」
「それなら、、、雪、明明後日に僕と紅さんと魔防隊の能力訓練場で能力の確認をしようか。」
「分かった、でもなんで明明後日?明日とか、明後日じゃダメなの?」
すると母さんが見たことないくらいの笑顔で
「だって雪、着れる服ないでしょー?それに退院したら朱音にも説明しなきゃなんだからすぐには無理よ♪」
とても機嫌の良さそうな声で答えた。
「い、嫌だァァァー!なんで服を買わないといけないんだ!?私の服あるでしょ!?それに朱音になんで説明するんだよ!ワイバーンに襲われて女になりましたってか?無理でしょ!」
「だって雪見る限り10センチは縮んだみたいだし、丈が合わないでしょ?それに事件に巻き込まれて買い物できてないもの。仕事着じゃなくて普段着と制服になったけどね。」
「が、ぐぬぬ、言い返せない。わかった!!分かったよ、しょうがないなんとでもなれ!」
「そうそう、諦めも肝心よ?じゃ私は仕事に戻るわね。また明日会いましょう。」
「じゃあな雪、明日8時にまた来るから支度しといてな、あ、ベットの横に紅さんが着替え置いといたらしいからそれに着替えておけよ?」
そう言って2人は出て行った。
「なんでこんな体になったんだよー!!」
誰もいなくなったと思い叫ぶと
「雪さん、個室とはいえあまり大きな声は出さないでください。」
すでに出て行ったと思っていた先生がいた。
「先生いたからそこに?」
「ずっといましたよ、お話が終わって退院の日時を確認する為に待ってましたから。ご両親は8時に来るとのことなので9時には退院の手続きをしてください。、では」
そういうと先生も病室を出て行った。
「影薄すぎないか?2人とも忘れて帰っちゃったけど」
少し医師の謎を残しながらも怒涛の1日が終わった。
???視点
病院の前を、雪の変化にまだ気が付かない者が
「なんか雪君に会える気がする!」
「そんな訳ないだろ、もう寮に入ったんだから夏休みまで会えないって」
少し遠くから二つの声をこぼしながら歩いていた。
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