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商業ギルドに向かう途中、テーブルを頼んだ店に。
店内に入るとドワーフの巨乳少女は作業を終えたのか待っていた。
店の奥で待っていなかったのは、受け取りに来るって言ったからかな。
「出来上がってる?」
「ええ、これよ。兄さんが選んだ天板に、希望通りの高さの脚をつけてあるわ」
大きさも高さも問題なさそうだ。
見た目は巨乳少女だけど、ドワーフだからかテーブルのつくりはしっかりしている。
「料金はいくらぐらい?」
「そうね、このくらいでどうかしら?」
隣で腕を抱えているラルフィナさんが提示された金額について何も言わないから、適正価格なんだろう。
職人の手作りだしな。
お金はフィアのおかげでそれなりというか、かなりある。
ドワーフの巨乳少女に提示された金額を渡す。
「はい、確かに。兄さん、ありがとね」
受け取ったお金を確認して微笑むドワーフの巨乳少女。
ドワーフの巨乳少女がお金を確認するのを待ってから、テーブルをアイテムボックスへ入れる。
「それにしても、兄さん。そんなにコレが気になる?」
ドワーフの巨乳少女は胸を上下に揺らし微笑みながら見上げてくる。
胸元が大きに開いたシャツを押し上げる、大きなおっぱいが目の前に見えていればねぇ。
目線はそこにいくよ。
先ほどそこに手を差し入れたんだし。
「色々なお客を相手にしてきたけど、私を食い入るように見つめてきたのは兄さんが初めてだよ。私っていうよりおっぱいだけど」
「っ、それは」
「兄さんに見られるのが嫌ってわけじゃないよ、種族が異なる私を見てくれるのは嬉しい。今まで、私を見ないようにするか、不快な表情をするお客だったから」
「種族がとか言われてもなぁ、俺は気にならないし」
「でしょうね。そうじゃなければ獣人の姉さんが兄さんの腕を抱きかかえるなんてないだろうし、一緒に行動してる女性をみれば納得ね」
隣にいるフィアにラルフィナさん、店内を見ているリュイル達に視線を向けるドワーフの巨乳少女。
しかし、客もそこまでしてこの店に買いに来なくてもいいと思うが。
家具を作っているのはここだけじゃないだろうし。
「ヒロくん、ドワーフが作る物は総じて質が良いのよ~」
ラルフィナさんが思っていた疑問の答えをくれる。
俺の表情を読み取ったようだ。
「獣人の姉さんの言う事もあって、ドワーフである私が作った物を欲しがる相手がいるから私も商売が出来るんだけどね」
質が良い物を欲しがる人はいるって事ね。
確かに店内に飾ってある家具は良さそうだもんな。
「しかし、話をしている間も兄さんの視線が、私のおっぱいから動かないね。そんなに気になるなら、また揉んでみる?」
「えっ、いいのか?」
「兄さんには直接揉まれてるし、いまさらだよ」
笑顔でいまさらって。
そういえば、メリアも似たような事を言っていたけど、ドワーフ特有の感性か?
いや、そうでもなさそうだな。
リュイル達や借りた家に泊まりに来ていたみんなも同じ様な気がする。
こっちの女性ならではの感性か気質か。
みんなの雰囲気からすると、それなりに気心が知れた仲ってのはあると思うが。
「それでどうする?」
目の前でおっぱいを持ち上げながら聞かれたらねぇ。
返事は決まっている。
「ヒロくん、ダメよ~。この後にまだ用事が残っているよね~」
隣で腕を抱えているラルフィナさんから制止がかかった。
少しくらいって言いたいけど、言える感じじゃないな。
「何か用事あるの?」
「商業ギルドにちょっとばかりな。残念だけど魅力的なお誘いは、また今度な」
はぁ、残念だけど目の前にあるドワーフの巨乳少女のおっぱいは諦めよう。
「兄さん、見て分かるくらい残念って表情にでてるよ」
えっ、そんなつもりはなかったんだが、それほど表情に出ていたか。
両隣を見ると、フィアとラルフィナさんが呆れていた。
「ははっ。次があるかは分からないけど、兄さんが私に何かを頼む事があったらその時には色々とサービスするよ。もちろん、コレもね」
「楽しみにしてるよ」
微笑むドワーフの巨乳少女の店から、ラルフィナさんに引っ張られるように連れ出された。
店内に入るとドワーフの巨乳少女は作業を終えたのか待っていた。
店の奥で待っていなかったのは、受け取りに来るって言ったからかな。
「出来上がってる?」
「ええ、これよ。兄さんが選んだ天板に、希望通りの高さの脚をつけてあるわ」
大きさも高さも問題なさそうだ。
見た目は巨乳少女だけど、ドワーフだからかテーブルのつくりはしっかりしている。
「料金はいくらぐらい?」
「そうね、このくらいでどうかしら?」
隣で腕を抱えているラルフィナさんが提示された金額について何も言わないから、適正価格なんだろう。
職人の手作りだしな。
お金はフィアのおかげでそれなりというか、かなりある。
ドワーフの巨乳少女に提示された金額を渡す。
「はい、確かに。兄さん、ありがとね」
受け取ったお金を確認して微笑むドワーフの巨乳少女。
ドワーフの巨乳少女がお金を確認するのを待ってから、テーブルをアイテムボックスへ入れる。
「それにしても、兄さん。そんなにコレが気になる?」
ドワーフの巨乳少女は胸を上下に揺らし微笑みながら見上げてくる。
胸元が大きに開いたシャツを押し上げる、大きなおっぱいが目の前に見えていればねぇ。
目線はそこにいくよ。
先ほどそこに手を差し入れたんだし。
「色々なお客を相手にしてきたけど、私を食い入るように見つめてきたのは兄さんが初めてだよ。私っていうよりおっぱいだけど」
「っ、それは」
「兄さんに見られるのが嫌ってわけじゃないよ、種族が異なる私を見てくれるのは嬉しい。今まで、私を見ないようにするか、不快な表情をするお客だったから」
「種族がとか言われてもなぁ、俺は気にならないし」
「でしょうね。そうじゃなければ獣人の姉さんが兄さんの腕を抱きかかえるなんてないだろうし、一緒に行動してる女性をみれば納得ね」
隣にいるフィアにラルフィナさん、店内を見ているリュイル達に視線を向けるドワーフの巨乳少女。
しかし、客もそこまでしてこの店に買いに来なくてもいいと思うが。
家具を作っているのはここだけじゃないだろうし。
「ヒロくん、ドワーフが作る物は総じて質が良いのよ~」
ラルフィナさんが思っていた疑問の答えをくれる。
俺の表情を読み取ったようだ。
「獣人の姉さんの言う事もあって、ドワーフである私が作った物を欲しがる相手がいるから私も商売が出来るんだけどね」
質が良い物を欲しがる人はいるって事ね。
確かに店内に飾ってある家具は良さそうだもんな。
「しかし、話をしている間も兄さんの視線が、私のおっぱいから動かないね。そんなに気になるなら、また揉んでみる?」
「えっ、いいのか?」
「兄さんには直接揉まれてるし、いまさらだよ」
笑顔でいまさらって。
そういえば、メリアも似たような事を言っていたけど、ドワーフ特有の感性か?
いや、そうでもなさそうだな。
リュイル達や借りた家に泊まりに来ていたみんなも同じ様な気がする。
こっちの女性ならではの感性か気質か。
みんなの雰囲気からすると、それなりに気心が知れた仲ってのはあると思うが。
「それでどうする?」
目の前でおっぱいを持ち上げながら聞かれたらねぇ。
返事は決まっている。
「ヒロくん、ダメよ~。この後にまだ用事が残っているよね~」
隣で腕を抱えているラルフィナさんから制止がかかった。
少しくらいって言いたいけど、言える感じじゃないな。
「何か用事あるの?」
「商業ギルドにちょっとばかりな。残念だけど魅力的なお誘いは、また今度な」
はぁ、残念だけど目の前にあるドワーフの巨乳少女のおっぱいは諦めよう。
「兄さん、見て分かるくらい残念って表情にでてるよ」
えっ、そんなつもりはなかったんだが、それほど表情に出ていたか。
両隣を見ると、フィアとラルフィナさんが呆れていた。
「ははっ。次があるかは分からないけど、兄さんが私に何かを頼む事があったらその時には色々とサービスするよ。もちろん、コレもね」
「楽しみにしてるよ」
微笑むドワーフの巨乳少女の店から、ラルフィナさんに引っ張られるように連れ出された。
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