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街の入り口で受付し街に入るとなんだか戻って来たって感じがする。
数日間、街を離れていただけなんだけどさ。
街の中と外では気持ち的な安心感が違うのかね。
外でもフィアの結界があるから安全性はかなり高いんだが。
周囲の雰囲気かね。
リュイル達について歩きまずは冒険者ギルドへ。
冒険者ギルドに到着するとリュイルがカウンターへ向かうので残りの俺達は少し離れた場所で待機。
解体受付の方を見るとルーミアがいてなにやら作業をしている。
眺めていると隣にいたエルフの受付女性が俺の事に気がつき手を振ってくるのでこちらも手を上げて応える。
エルフの女性はルーミアの肩を叩き話しかけている。
たぶん俺が来ている事を話しているのだろう。
ルーミアが顔を上げこちらを見てたので手を振ると手を振り返してくれた。
そんなことをしていると、リュイルがカウンターから戻ってきた。
「ギルドマスターからの返事がきたわ。いくわよ」
そう言うとカウンターの近くに立つ女性の方に歩いていくので、みんなで後についていく。
ルーミアにはギルドを出る時にでも出来たら話しをしよう。
部屋の前で扉を女性が叩くと中から返事があり、女性が扉を開けてくれるのでみんな部屋に入っていき最後に入る俺は扉を空けてくれている女性にお礼を言って入る。
「これも仕事ですから」
そう言って俺が部屋に入ったのを確認すると扉を閉める。
「さて、飲み物がが来るまで座って休むといいわ」
扉が閉まって少ししてからミランナが座る様に進めてくるので座って待つ事に。
座ってからそれ程待たずに扉が叩かれミランナが返事をすると、先ほど案内してくれた女性が飲み物を持って部屋に入ってきて、飲み物を目の前に置いていく。
飲み物を置いていくたびにおっぱいが揺れる。
ギルドの制服の上からでも分かるくらい巨乳だ。
揺れるおっぱいを視線で追っていたら隣にいるフィアとレスティナに脇を突かれた。
見るくらい良くない。
「飲みながらでかまわないわ」
女性が部屋を出て行った後にミランナが口を開く。
ミランナに進められたので俺は飲む。
何かのハーブティーか何かかな。
「さて、全員が無事に戻ってきてくれたことは素直に嬉しいわ。依頼の報告をお願いできるかしら」
「わかりました」
リュイルがミランナに依頼の報告は始める。
時折、リリィやアイシェラが補足を話す。
アイシェラは斥候で先頭を歩いていたから気づくことも多いだろうな。
俺は、話を聞きながらゆっくりしてるだけだけど。
「えっ!」
ミランナの驚く声を聞き視線を向ける。
ぼーっといていて良く聞いてなかったな。
何を話していたんだ。
隣のフィアを見ると俺に寄りかかっているから寝てるのか。
反対のレスティナも似たような感じだ。
何寄りかかって寝てるんだよと言いたいが、俺も意識が無かったからな。
「なぁ、ラムリア。ミランナは何に驚いたんだ?」
レスティナの隣に座っているラムリアに聞いてみる。
「ん、聞いてなかったの?」
「ああ、意識が少し飛んでいてな」
レスティナを見ながら答えると理解したようだ。
「仕方ないわね。本来ならレスティナはこれじゃ駄目なんだけど」
「疲れたんじゃないか」
「私達はなれてるはずなんだけどね。ギルドマスターが驚いたのは群れの大きさの事よ」
確かに最初に相談した数より多いからな。
ミランナの想定していた倍近い数が群れていたし。
はぐれもいれたら数が100近い。
そりゃ驚くわ。
「ヒロ、ブラッドガウルの数は正確にわかる?」
リュイルが尋ねて来るが、俺も正確な数は分からないんだよな。
はぐれの数は数えてなかったし。
「はぐれの数も入れてか?」
「ええ」
「群れの数は確かリーダー含めて73匹、はぐれの数は覚えてないが20ぐらいか、30までは無かった気がする」
「だそうです」
ミランナはなにやら考え込んでいる。
「ちょっと、解体倉庫まで良いかしら」
ミランナの言葉にリュイルが頷き移動する事に。
寄りかかっているフィアとレスティナを起こし解体倉庫へ。
「お邪魔するわよ」
「ギルドマスターと、兄ちゃんか今度は何を持って来たんだよ」
呆れたように言わなくてもいいじゃないか。
ギルドマスターの依頼だぞ。
「それより倉庫の扉は閉めますか?」
「まぁ、特に変わった魔物ではないからいいわ」
おっちゃんがミランナに倉庫の扉に関して尋ねたが、少し思案したが気にしないようだ。
「出してもらっていいかしら」
「どっちを出せば良いんだ?」
ブラッドガウルを出すのは分かるが、リーダーとそうじゃないものどっちだ。
巨体だからな確認したい。
「とりあえずリーダーを出してもらえるかしら。確認したしたいわ」
言われて解体倉庫にブラッドガウルのリーダーの巨体をだす。
「「 ! 」」
「「「「「 ! 」」」」」
ミランナ、おっちゃんが驚き。
リュイル達も驚いている。
改めて見るけど凶悪な顔に角だ、俺は戦おうとは思わん。
「あとは、どうすればいい?」
「え、ああ、普通のほうも隣に出してもらって良いかしら」
リーダーの横に普通のブラッドガウルを出す。
並べると体格の違いが分かりやすい。
それを見てミランナはなにやら考え込み、しばらくするとおっちゃんと話し始める。
しかし、これだけでかいものを100近く解体するのにどれだけ日にちがかかることやら。
数日間、街を離れていただけなんだけどさ。
街の中と外では気持ち的な安心感が違うのかね。
外でもフィアの結界があるから安全性はかなり高いんだが。
周囲の雰囲気かね。
リュイル達について歩きまずは冒険者ギルドへ。
冒険者ギルドに到着するとリュイルがカウンターへ向かうので残りの俺達は少し離れた場所で待機。
解体受付の方を見るとルーミアがいてなにやら作業をしている。
眺めていると隣にいたエルフの受付女性が俺の事に気がつき手を振ってくるのでこちらも手を上げて応える。
エルフの女性はルーミアの肩を叩き話しかけている。
たぶん俺が来ている事を話しているのだろう。
ルーミアが顔を上げこちらを見てたので手を振ると手を振り返してくれた。
そんなことをしていると、リュイルがカウンターから戻ってきた。
「ギルドマスターからの返事がきたわ。いくわよ」
そう言うとカウンターの近くに立つ女性の方に歩いていくので、みんなで後についていく。
ルーミアにはギルドを出る時にでも出来たら話しをしよう。
部屋の前で扉を女性が叩くと中から返事があり、女性が扉を開けてくれるのでみんな部屋に入っていき最後に入る俺は扉を空けてくれている女性にお礼を言って入る。
「これも仕事ですから」
そう言って俺が部屋に入ったのを確認すると扉を閉める。
「さて、飲み物がが来るまで座って休むといいわ」
扉が閉まって少ししてからミランナが座る様に進めてくるので座って待つ事に。
座ってからそれ程待たずに扉が叩かれミランナが返事をすると、先ほど案内してくれた女性が飲み物を持って部屋に入ってきて、飲み物を目の前に置いていく。
飲み物を置いていくたびにおっぱいが揺れる。
ギルドの制服の上からでも分かるくらい巨乳だ。
揺れるおっぱいを視線で追っていたら隣にいるフィアとレスティナに脇を突かれた。
見るくらい良くない。
「飲みながらでかまわないわ」
女性が部屋を出て行った後にミランナが口を開く。
ミランナに進められたので俺は飲む。
何かのハーブティーか何かかな。
「さて、全員が無事に戻ってきてくれたことは素直に嬉しいわ。依頼の報告をお願いできるかしら」
「わかりました」
リュイルがミランナに依頼の報告は始める。
時折、リリィやアイシェラが補足を話す。
アイシェラは斥候で先頭を歩いていたから気づくことも多いだろうな。
俺は、話を聞きながらゆっくりしてるだけだけど。
「えっ!」
ミランナの驚く声を聞き視線を向ける。
ぼーっといていて良く聞いてなかったな。
何を話していたんだ。
隣のフィアを見ると俺に寄りかかっているから寝てるのか。
反対のレスティナも似たような感じだ。
何寄りかかって寝てるんだよと言いたいが、俺も意識が無かったからな。
「なぁ、ラムリア。ミランナは何に驚いたんだ?」
レスティナの隣に座っているラムリアに聞いてみる。
「ん、聞いてなかったの?」
「ああ、意識が少し飛んでいてな」
レスティナを見ながら答えると理解したようだ。
「仕方ないわね。本来ならレスティナはこれじゃ駄目なんだけど」
「疲れたんじゃないか」
「私達はなれてるはずなんだけどね。ギルドマスターが驚いたのは群れの大きさの事よ」
確かに最初に相談した数より多いからな。
ミランナの想定していた倍近い数が群れていたし。
はぐれもいれたら数が100近い。
そりゃ驚くわ。
「ヒロ、ブラッドガウルの数は正確にわかる?」
リュイルが尋ねて来るが、俺も正確な数は分からないんだよな。
はぐれの数は数えてなかったし。
「はぐれの数も入れてか?」
「ええ」
「群れの数は確かリーダー含めて73匹、はぐれの数は覚えてないが20ぐらいか、30までは無かった気がする」
「だそうです」
ミランナはなにやら考え込んでいる。
「ちょっと、解体倉庫まで良いかしら」
ミランナの言葉にリュイルが頷き移動する事に。
寄りかかっているフィアとレスティナを起こし解体倉庫へ。
「お邪魔するわよ」
「ギルドマスターと、兄ちゃんか今度は何を持って来たんだよ」
呆れたように言わなくてもいいじゃないか。
ギルドマスターの依頼だぞ。
「それより倉庫の扉は閉めますか?」
「まぁ、特に変わった魔物ではないからいいわ」
おっちゃんがミランナに倉庫の扉に関して尋ねたが、少し思案したが気にしないようだ。
「出してもらっていいかしら」
「どっちを出せば良いんだ?」
ブラッドガウルを出すのは分かるが、リーダーとそうじゃないものどっちだ。
巨体だからな確認したい。
「とりあえずリーダーを出してもらえるかしら。確認したしたいわ」
言われて解体倉庫にブラッドガウルのリーダーの巨体をだす。
「「 ! 」」
「「「「「 ! 」」」」」
ミランナ、おっちゃんが驚き。
リュイル達も驚いている。
改めて見るけど凶悪な顔に角だ、俺は戦おうとは思わん。
「あとは、どうすればいい?」
「え、ああ、普通のほうも隣に出してもらって良いかしら」
リーダーの横に普通のブラッドガウルを出す。
並べると体格の違いが分かりやすい。
それを見てミランナはなにやら考え込み、しばらくするとおっちゃんと話し始める。
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