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みんなの所に来たけど俺の席というかイスはない。
フィアが一緒になったので6席現状では決まっている。
食事を作っている間は座ってないしな。
なので途中で適度な太さの木をラムリアに魔法でカットしてもらいイスにしている。
持ち運ぶには重いのだがアイテムボックスがあるので問題ない。
日によってなぜか開いているスペースがなぜか違う。
今日はラムリアとレスティナの間が空いているようだ。
そこにイスを出しテーブルの上に料理と頼まれたワインを6本だし食事を始める。
夕食は特に問題も無くいつも通りに好評だった。
特にラムリアはワインを喜んでいた。
「フィアって見た感じ人と変わらないけど、どこかに違いってあるのか?」
食事も終わり一息ついたところで気になっていた事を聞いてみた。
「見た目なら人と変わりませんよ。魔族やエルフのように耳で判断できませんから」
そう言って髪をかきあげ見せてくれた耳は人と変わらなかった。
「容姿が人と変わらないので何かと便利ではあるのですけどね」
「もしかして人にまぎれて街中を見てたりとか?」
「そうのような事もありますね。幻神族は長命ですから人に興味を持つ者もいます。中には人に鍛冶などの技術を学んだなんて話もあるくらいです」
「人と一緒に生活していた幻神族がいるなら契約はしなくても人と結婚した幻神族はいるんじゃないか?」
「確かにいるのかもしれませんが、私は聞いたことがないですね。個々の興味の事なのでなんともいえませんが、興味があったのは技術であって人ではなかったということでしょう。それに寿命の差もありますからね」
数年くらいならなんとも無いかもしれないが何十年となると色々と差が出てくるか。
人と幻神族では時間の感覚もたぶん違うのだろうな。
フィアは食事と俺どちらに興味を持っているのだろうか、きっかけは食事だったが結婚してくれたのだから俺にも興味があると思いたい。
「ヒロの疑問には答えませんよ」
「考えている事が分かるのか」
「わりと表情にでますからね。ヒロは分かりやすいですよ。さて、容姿は人と同じですが私達、幻神族の持つ能力は強大です」
フィアは席を立ち上がり歩いて俺達から離れていく。
ある程度距離を取ったところで手を振ると魔法陣が現れる。
ひとつは俺達を中心とした小さいもの、もうひとつはフィアを中心と巨大なもの。
「幻神族の中でも能力の差はあれど最低でも国を殲滅できる力は有しています」
それなりに距離は離れているはずなのにフィアの声は近くで話しているかのようによく聞こえる。
「私の能力のを少しだけどお見せします。結界を張ったので気を失うことはあっても死ぬことはないので大丈夫です」
なにそれ、リュイル達と違って俺は冒険者じゃないから耐性なんて持ってないよ。
大丈夫なのか。
「ヒロは私の契約者ですから何も心配はありませんよ」
どうやら顔に出ていたらしい。
距離があるのに表情が分かるのか。
リュイル達をみればフィアの方を見ながら表情が強張っている。
無理も無いな、国をも全滅できる能力の欠片をみれるのだし、俺と違って感覚を感じ取ることが出来るからな。
フィアが数メートル浮き上がり少しするとフィアの背中に淡く光る大きな羽が形成される。
羽の形成が終わると頭に淡く光るティアラのような物が形成され、ティアラの左右に淡く光る大きな双頭の角が形成された。
美女に言う言葉じゃないが大きな光の羽に双頭の大きな角とはかっこいいな。
俺には多少空気が重く感じる程度なのは契約と結界のおかげか。
リュイル達をみると気絶はしていないみたいだけど色々とまずいんじゃないだろうか。
表情は真っ青で心なしか体が震えているような気もする。
腰は抜けて動けないみたいだし、このままでは顔も凄い事になりそうだし出しちゃまずいものまで出るような気がするんだが。
大丈夫だろうか。
フィアが一緒になったので6席現状では決まっている。
食事を作っている間は座ってないしな。
なので途中で適度な太さの木をラムリアに魔法でカットしてもらいイスにしている。
持ち運ぶには重いのだがアイテムボックスがあるので問題ない。
日によってなぜか開いているスペースがなぜか違う。
今日はラムリアとレスティナの間が空いているようだ。
そこにイスを出しテーブルの上に料理と頼まれたワインを6本だし食事を始める。
夕食は特に問題も無くいつも通りに好評だった。
特にラムリアはワインを喜んでいた。
「フィアって見た感じ人と変わらないけど、どこかに違いってあるのか?」
食事も終わり一息ついたところで気になっていた事を聞いてみた。
「見た目なら人と変わりませんよ。魔族やエルフのように耳で判断できませんから」
そう言って髪をかきあげ見せてくれた耳は人と変わらなかった。
「容姿が人と変わらないので何かと便利ではあるのですけどね」
「もしかして人にまぎれて街中を見てたりとか?」
「そうのような事もありますね。幻神族は長命ですから人に興味を持つ者もいます。中には人に鍛冶などの技術を学んだなんて話もあるくらいです」
「人と一緒に生活していた幻神族がいるなら契約はしなくても人と結婚した幻神族はいるんじゃないか?」
「確かにいるのかもしれませんが、私は聞いたことがないですね。個々の興味の事なのでなんともいえませんが、興味があったのは技術であって人ではなかったということでしょう。それに寿命の差もありますからね」
数年くらいならなんとも無いかもしれないが何十年となると色々と差が出てくるか。
人と幻神族では時間の感覚もたぶん違うのだろうな。
フィアは食事と俺どちらに興味を持っているのだろうか、きっかけは食事だったが結婚してくれたのだから俺にも興味があると思いたい。
「ヒロの疑問には答えませんよ」
「考えている事が分かるのか」
「わりと表情にでますからね。ヒロは分かりやすいですよ。さて、容姿は人と同じですが私達、幻神族の持つ能力は強大です」
フィアは席を立ち上がり歩いて俺達から離れていく。
ある程度距離を取ったところで手を振ると魔法陣が現れる。
ひとつは俺達を中心とした小さいもの、もうひとつはフィアを中心と巨大なもの。
「幻神族の中でも能力の差はあれど最低でも国を殲滅できる力は有しています」
それなりに距離は離れているはずなのにフィアの声は近くで話しているかのようによく聞こえる。
「私の能力のを少しだけどお見せします。結界を張ったので気を失うことはあっても死ぬことはないので大丈夫です」
なにそれ、リュイル達と違って俺は冒険者じゃないから耐性なんて持ってないよ。
大丈夫なのか。
「ヒロは私の契約者ですから何も心配はありませんよ」
どうやら顔に出ていたらしい。
距離があるのに表情が分かるのか。
リュイル達をみればフィアの方を見ながら表情が強張っている。
無理も無いな、国をも全滅できる能力の欠片をみれるのだし、俺と違って感覚を感じ取ることが出来るからな。
フィアが数メートル浮き上がり少しするとフィアの背中に淡く光る大きな羽が形成される。
羽の形成が終わると頭に淡く光るティアラのような物が形成され、ティアラの左右に淡く光る大きな双頭の角が形成された。
美女に言う言葉じゃないが大きな光の羽に双頭の大きな角とはかっこいいな。
俺には多少空気が重く感じる程度なのは契約と結界のおかげか。
リュイル達をみると気絶はしていないみたいだけど色々とまずいんじゃないだろうか。
表情は真っ青で心なしか体が震えているような気もする。
腰は抜けて動けないみたいだし、このままでは顔も凄い事になりそうだし出しちゃまずいものまで出るような気がするんだが。
大丈夫だろうか。
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