12 / 15
第12話
しおりを挟む
ケンジさんからの連絡で応援に駆けつけたところなんですが…決闘でもしてるんですかここは。
「「おー!タイケンジさんじゃん。大剣早くね?」」
確かに身の丈よりも大きく真っ黒な剣を重さを感じてないように扱ってます。
ですが、傷はケンジさんの方が多いですね。回復魔法施しましょう。
…?狼さんが双子さんに気づきケンジさんと距離をおきました。
『チッ増援が来たか。誘拐も出来ねぇし。ヤギューンとモギューンも死んだし…他の奴らは大丈夫だろうな。』
何か言ってますね~
「悪いけど、大丈夫とは限らないぜ!俺のギルメンは強え!」
『フン…お前はもう直ぐ体力が尽きる、そこの雑魚を処理して直ぐにターゲットを捕獲すればいい。』
一応、今落ち着いてるようだし、あたりは静かだし…存在が伝わるように鈴鳴らしとこう。
リィーン
『?今のなんだ?』
「っ。フハハハハ!勝った!」
『何?』
「メイちゃん!回復よろしく!!」
書いたら敵に気づかれますね。
回復魔法使いましょう。
ヒール!
『何?!』
「うぇ?!待って、なんで回復魔法取得できてんの?!」
え、2人とも驚くのですか…いや、まあ。狼さんはわかりますが…
「「まじで?!どこで習得したの!!それマジ気になる!」」
え。あなた方も?いや…え?
[他に何か回復手段あります?]
「「普通ポーション投げつけるぐらいなんだけど…」」
え。そんな原始的な…いや、原始的ほどではないけど。それが普通なのですか?
『なんだ?紙が浮いてやがる………強いな。目の前のよりあっちの方が…仕方ない退くか。』
ん?退く?そういう選択肢もあるの?
「いや、ここで倒すに決まってんだろ!誰が逃すか!バースト!」
おお!ケンジさんが牛男みたいなオーラ纏った!色は黄色と白い光が体から吹き出すように現れる。
『チィ!!お前は死んどけ!』
狼さんは自分の獣手の爪を伸ばして、大剣を片手で食い止め、片手で攻撃をしている!
あ、また体力が…ヒール。
『くそッ!やっぱり場が悪い!瞬転!』
「んな?!消えた?」
…違う。すごいスピードで移動してるだけ…って見えないの?アレ。逃げるつもりか。やらせない。
「「え?!」」
思いっきり駆け出したため、近くにいた双子さんに土煙が上がる!すみません!
「メイちゃん?!」
私が移動したことに気づいたのか声を上げるケンジさん。
とりあえず、屋根伝いに逃げているやつの服の襟首をつかんで!
『ぐぎ?!』
投げ戻す!!!
もちろんケンジさんの前に。
「ファ?!」
『ゲホッゴホッ…俺の瞬転を見極めているだと…!』
[逃がしません。逃せばあとあと面倒。]
『チッ』
さあ、ケンジさん!やっちゃって!!
「……。」
固まってる?
いや、敵目の前にいるけど?
『……お前に助けられるとはな。クルー』
え?
『何をしているかと思いきや、負けそうになってるし…遊んでないで早く回収して来てください。私が彼らの動きを止めておきますので。』
なんか、空に気絶した男の人を担いだフクロウ頭の魔王種?がいた。
動きを止める?いや、止まってないけど…私。他の双子さんとケンジさんは止まってるけどね?ワタシトマッテナイヨ?全然動ける!
『気をつけろ!目に見えない異界人がいる!お前のクロックも効いてないはずだ!』
『は?何を……っ?!』
あ、投げた石、外した。てへ?
避けないでよー。プラントウィップ!!
『ぐ!この魔法は!』
よし!捕まえた!
『クルー!クソ!出てこい!!』
戦うなって言われてるし…捕獲だけしとくか。こっちも。プラントウィップ。
『ギィ…動けねぇ。』
『見えない敵ですか…面倒な。』
それと、人質の救出しておこう。えっと、プラントウィップを操って~♪
『ぐ。クソ。』
気絶した男の人ゲット。ちょっと大将さんに任せてこよう。あとチャット…チャット。
鍛冶屋さんに入りーの。鈴鳴らしーの。
運んできた人をゆっくり寝かせて離れます。
『!メイちゃんか!そいつは!大工のゴンじゃないか!どうしたんだ!』
[魔王種に捕まっているところを保護しました。介抱お願いします。]
『っ!わかった!…それで、魔王種は?』
[動きを封じて捕獲中です。まだ倒してないので、ここにいてください。出て来てはダメですよ?]
『…へ?捕獲っ?!』
[これから応援呼ぶので待っててくださいね。さすがに2体は私でもきついと思いますし。]
まあ、拘束してるから楽勝といえば楽勝なんだけど…戦いたくないし…
『……2体か。わかった。』
大将さんも納得したところで、
[では、私は戻りますね。その人のことお願いします。]
『任せとけ。』
ゴンさんは任せて、とりあえず戻る。
あ、抜け出そうとしてるね…きつく拘束をイメージしよう。
『っ!ぐぅ、帰って来たか。』
『クソっ!』
クソとかよく言うな。良い子は真似しちゃダメですよ?
さてチャットは~
んー。あ、にゃこたんさんが、大工のおじさん助けられなかったと泣いている。お知らせしてあげよう。
……あ、食いついた。場所を教えて、魔王種捕まえてること書いたらチャットの進行が止まった。あれ?まさか、抜けた?えー?タイミング悪かったかな?
そんなこと思いつつ、1人でチャット書き続ける。なんか、ケンジさんとかその場にいた人が固まっているのを解除する方法?を聞くとにゃこたんさんが復活?して、教えてくれた。そのあとすぐにここに来るそうで、待っているように言われた。
ケンジさんたちの復活の儀式…殴る。と言ってたけど、叩く程度にしておこう。
「へ?あれ?…ってなんか増えとる!」
おお!動いた!
「「うん?……え。なんか増えてない?!」」
この双子は息ぴったりだなぁ。
『ぐ、解除されたか…』
[動きを止める魔法?アーツ?でターゲットにされるのは見られたもののみのようです。]
「…メイちゃん無敵じゃん。効かないじゃん。」
[ですねぇ。]
「「呑気な…」」
みんな頭抱えてるし…敵まだそこに拘束中ですよ?
[にゃこたんさん達がこちらに向かっているそうなので待機しましょう。]
「あ、そうなの?なら、待つか。」
「「りょー!俺たちも呼ぼ。」」
起死回生のガークさん達もお呼びになられたそうですが…デスペナ中らしいので、戦闘はできそうにないがいく…と送られて来たそうです。
「「あのギルマスがデスペナ中?!」」
「うちのギルマスは大丈夫らしいから残り1匹のやつか?」
『『……。』』
んー?なんか静かですねぇ。うつむいてるし…寝てる?こっそり近寄ってみます。
『……クルー、リーダーが暴れているようだぞ。』
『…助けを呼びましょう。リーダーなら、あの異界人もどうにかしてくれる。そのうちに攫えばいい。』
コソコソとお話中でしたか…ふむ。
[リーダーさんはそんなに強いのですか?]
そう書いて俯いた視線の先に置く。
『『っ!!』』
ガバッと顔を上げる魔王種。冷や汗を流し出して焦りまくっている。
[別に声に出さなくてもいいですよ?他の皆さん気づいてないですし、小さな声でお話ししましょ?それで、どんな見た目なのですか?牛さんより硬いですか?狼さんより速いですか?私の満足できる強さですか?]
『ッ。』
最後は喧嘩売りました(笑)
『………貴様。俺らのリーダーを甘く見るなよ。どうせ、レベルが30ぐらいのお前らなんてな…』
…あ、レベルで思い出しました。私ステータスどうなってるのでしょう?魔王種2体倒してますし…上がっていそうですね?確認しましょう。
Lv:48
名前:トーメイ(女)
貢献度:?????P(ランキング??位)
※イベント中のため集計結果が出るまでお待ちください。
固有スキル
透明化 無詠唱
スキル
剣☆41 大地魔法☆0 森魔法☆9 太陽魔法☆0 影魔法☆0 無属性魔法☆3 精霊眼☆5 回復魔法☆5 軽業☆32
控え
鍛治☆28 調薬☆21 裁縫☆18 釣り☆0 植物知識☆5 鉱物知識☆6 料理☆14 鑑定☆10
ありゃ…
[あの、教えて欲しいんですが…リーダーさんのレベルは?]
『…おい、どうする。教えるか?』
『知ってもどうにもならない。教えてやれ。』
『…リーダーはな?レベル50だ!』
んー、確かに少し上ですがそんなに違うことはない気がします。剣もいい練習台になるかもしれません。あ、剣使うなと言われてるんでした…魔法を使わねばですね…
[そうなんですか。へー…私は戦闘に参加する気ないので、どーでもいいですが…もし、みんながやられたら片付けますかね。]
『は?何言っている?』
『勝てると思ってるのか?!』
魔王種2体が大声を出すのでみんながこっちに来たじゃないか。
「なんだ?どした?メイちゃん…いるよな?何話してた?」
ケンジさんが聞いて来ました。もちろん鈴を鳴らしてお知らせして、伝えます。リーダーのレベルについて…すると、
「…そんにゃの勝てにゃいにゃ!」
「強すぎ…」
「道理で…速いわけだ。」
「…シャユさんを助けられないのか!」
「くっ。」
え。なにこの負けムード…
あれ??みなさんトッププレイヤーだとお聞きしましたよ?第一陣ですよね?なぜそんな不安そうなのですか?レベルはそのくらいあるのではないのですか??
『おい!話はまだ終わってないぞ!透明人間!勝てる気でいるのはどういうことだ!!』
その言葉が異様に響く…
沈んだ空気を邪魔しないようにしてたのに!
大声で叫ばないでください?!
ギルメンだけでなく、ガークさん達も一斉に声の主を見る。少しして笑顔なのに寒気がする皆さんの顔が私を探す。
「メ~イちゃ~ん~?」
「どこにいる?」
「話をしようか?」
え、えぇー?なんでそんな怖い顔なのですか?!私戦う気ないです!大人しく静かにしてますから!!そもそも、影でひっそり生産を極めようと始めたのになんで戦ってばかりなんですか?!この状況をどう脱したらいいのでしょう?!?!
「「おー!タイケンジさんじゃん。大剣早くね?」」
確かに身の丈よりも大きく真っ黒な剣を重さを感じてないように扱ってます。
ですが、傷はケンジさんの方が多いですね。回復魔法施しましょう。
…?狼さんが双子さんに気づきケンジさんと距離をおきました。
『チッ増援が来たか。誘拐も出来ねぇし。ヤギューンとモギューンも死んだし…他の奴らは大丈夫だろうな。』
何か言ってますね~
「悪いけど、大丈夫とは限らないぜ!俺のギルメンは強え!」
『フン…お前はもう直ぐ体力が尽きる、そこの雑魚を処理して直ぐにターゲットを捕獲すればいい。』
一応、今落ち着いてるようだし、あたりは静かだし…存在が伝わるように鈴鳴らしとこう。
リィーン
『?今のなんだ?』
「っ。フハハハハ!勝った!」
『何?』
「メイちゃん!回復よろしく!!」
書いたら敵に気づかれますね。
回復魔法使いましょう。
ヒール!
『何?!』
「うぇ?!待って、なんで回復魔法取得できてんの?!」
え、2人とも驚くのですか…いや、まあ。狼さんはわかりますが…
「「まじで?!どこで習得したの!!それマジ気になる!」」
え。あなた方も?いや…え?
[他に何か回復手段あります?]
「「普通ポーション投げつけるぐらいなんだけど…」」
え。そんな原始的な…いや、原始的ほどではないけど。それが普通なのですか?
『なんだ?紙が浮いてやがる………強いな。目の前のよりあっちの方が…仕方ない退くか。』
ん?退く?そういう選択肢もあるの?
「いや、ここで倒すに決まってんだろ!誰が逃すか!バースト!」
おお!ケンジさんが牛男みたいなオーラ纏った!色は黄色と白い光が体から吹き出すように現れる。
『チィ!!お前は死んどけ!』
狼さんは自分の獣手の爪を伸ばして、大剣を片手で食い止め、片手で攻撃をしている!
あ、また体力が…ヒール。
『くそッ!やっぱり場が悪い!瞬転!』
「んな?!消えた?」
…違う。すごいスピードで移動してるだけ…って見えないの?アレ。逃げるつもりか。やらせない。
「「え?!」」
思いっきり駆け出したため、近くにいた双子さんに土煙が上がる!すみません!
「メイちゃん?!」
私が移動したことに気づいたのか声を上げるケンジさん。
とりあえず、屋根伝いに逃げているやつの服の襟首をつかんで!
『ぐぎ?!』
投げ戻す!!!
もちろんケンジさんの前に。
「ファ?!」
『ゲホッゴホッ…俺の瞬転を見極めているだと…!』
[逃がしません。逃せばあとあと面倒。]
『チッ』
さあ、ケンジさん!やっちゃって!!
「……。」
固まってる?
いや、敵目の前にいるけど?
『……お前に助けられるとはな。クルー』
え?
『何をしているかと思いきや、負けそうになってるし…遊んでないで早く回収して来てください。私が彼らの動きを止めておきますので。』
なんか、空に気絶した男の人を担いだフクロウ頭の魔王種?がいた。
動きを止める?いや、止まってないけど…私。他の双子さんとケンジさんは止まってるけどね?ワタシトマッテナイヨ?全然動ける!
『気をつけろ!目に見えない異界人がいる!お前のクロックも効いてないはずだ!』
『は?何を……っ?!』
あ、投げた石、外した。てへ?
避けないでよー。プラントウィップ!!
『ぐ!この魔法は!』
よし!捕まえた!
『クルー!クソ!出てこい!!』
戦うなって言われてるし…捕獲だけしとくか。こっちも。プラントウィップ。
『ギィ…動けねぇ。』
『見えない敵ですか…面倒な。』
それと、人質の救出しておこう。えっと、プラントウィップを操って~♪
『ぐ。クソ。』
気絶した男の人ゲット。ちょっと大将さんに任せてこよう。あとチャット…チャット。
鍛冶屋さんに入りーの。鈴鳴らしーの。
運んできた人をゆっくり寝かせて離れます。
『!メイちゃんか!そいつは!大工のゴンじゃないか!どうしたんだ!』
[魔王種に捕まっているところを保護しました。介抱お願いします。]
『っ!わかった!…それで、魔王種は?』
[動きを封じて捕獲中です。まだ倒してないので、ここにいてください。出て来てはダメですよ?]
『…へ?捕獲っ?!』
[これから応援呼ぶので待っててくださいね。さすがに2体は私でもきついと思いますし。]
まあ、拘束してるから楽勝といえば楽勝なんだけど…戦いたくないし…
『……2体か。わかった。』
大将さんも納得したところで、
[では、私は戻りますね。その人のことお願いします。]
『任せとけ。』
ゴンさんは任せて、とりあえず戻る。
あ、抜け出そうとしてるね…きつく拘束をイメージしよう。
『っ!ぐぅ、帰って来たか。』
『クソっ!』
クソとかよく言うな。良い子は真似しちゃダメですよ?
さてチャットは~
んー。あ、にゃこたんさんが、大工のおじさん助けられなかったと泣いている。お知らせしてあげよう。
……あ、食いついた。場所を教えて、魔王種捕まえてること書いたらチャットの進行が止まった。あれ?まさか、抜けた?えー?タイミング悪かったかな?
そんなこと思いつつ、1人でチャット書き続ける。なんか、ケンジさんとかその場にいた人が固まっているのを解除する方法?を聞くとにゃこたんさんが復活?して、教えてくれた。そのあとすぐにここに来るそうで、待っているように言われた。
ケンジさんたちの復活の儀式…殴る。と言ってたけど、叩く程度にしておこう。
「へ?あれ?…ってなんか増えとる!」
おお!動いた!
「「うん?……え。なんか増えてない?!」」
この双子は息ぴったりだなぁ。
『ぐ、解除されたか…』
[動きを止める魔法?アーツ?でターゲットにされるのは見られたもののみのようです。]
「…メイちゃん無敵じゃん。効かないじゃん。」
[ですねぇ。]
「「呑気な…」」
みんな頭抱えてるし…敵まだそこに拘束中ですよ?
[にゃこたんさん達がこちらに向かっているそうなので待機しましょう。]
「あ、そうなの?なら、待つか。」
「「りょー!俺たちも呼ぼ。」」
起死回生のガークさん達もお呼びになられたそうですが…デスペナ中らしいので、戦闘はできそうにないがいく…と送られて来たそうです。
「「あのギルマスがデスペナ中?!」」
「うちのギルマスは大丈夫らしいから残り1匹のやつか?」
『『……。』』
んー?なんか静かですねぇ。うつむいてるし…寝てる?こっそり近寄ってみます。
『……クルー、リーダーが暴れているようだぞ。』
『…助けを呼びましょう。リーダーなら、あの異界人もどうにかしてくれる。そのうちに攫えばいい。』
コソコソとお話中でしたか…ふむ。
[リーダーさんはそんなに強いのですか?]
そう書いて俯いた視線の先に置く。
『『っ!!』』
ガバッと顔を上げる魔王種。冷や汗を流し出して焦りまくっている。
[別に声に出さなくてもいいですよ?他の皆さん気づいてないですし、小さな声でお話ししましょ?それで、どんな見た目なのですか?牛さんより硬いですか?狼さんより速いですか?私の満足できる強さですか?]
『ッ。』
最後は喧嘩売りました(笑)
『………貴様。俺らのリーダーを甘く見るなよ。どうせ、レベルが30ぐらいのお前らなんてな…』
…あ、レベルで思い出しました。私ステータスどうなってるのでしょう?魔王種2体倒してますし…上がっていそうですね?確認しましょう。
Lv:48
名前:トーメイ(女)
貢献度:?????P(ランキング??位)
※イベント中のため集計結果が出るまでお待ちください。
固有スキル
透明化 無詠唱
スキル
剣☆41 大地魔法☆0 森魔法☆9 太陽魔法☆0 影魔法☆0 無属性魔法☆3 精霊眼☆5 回復魔法☆5 軽業☆32
控え
鍛治☆28 調薬☆21 裁縫☆18 釣り☆0 植物知識☆5 鉱物知識☆6 料理☆14 鑑定☆10
ありゃ…
[あの、教えて欲しいんですが…リーダーさんのレベルは?]
『…おい、どうする。教えるか?』
『知ってもどうにもならない。教えてやれ。』
『…リーダーはな?レベル50だ!』
んー、確かに少し上ですがそんなに違うことはない気がします。剣もいい練習台になるかもしれません。あ、剣使うなと言われてるんでした…魔法を使わねばですね…
[そうなんですか。へー…私は戦闘に参加する気ないので、どーでもいいですが…もし、みんながやられたら片付けますかね。]
『は?何言っている?』
『勝てると思ってるのか?!』
魔王種2体が大声を出すのでみんながこっちに来たじゃないか。
「なんだ?どした?メイちゃん…いるよな?何話してた?」
ケンジさんが聞いて来ました。もちろん鈴を鳴らしてお知らせして、伝えます。リーダーのレベルについて…すると、
「…そんにゃの勝てにゃいにゃ!」
「強すぎ…」
「道理で…速いわけだ。」
「…シャユさんを助けられないのか!」
「くっ。」
え。なにこの負けムード…
あれ??みなさんトッププレイヤーだとお聞きしましたよ?第一陣ですよね?なぜそんな不安そうなのですか?レベルはそのくらいあるのではないのですか??
『おい!話はまだ終わってないぞ!透明人間!勝てる気でいるのはどういうことだ!!』
その言葉が異様に響く…
沈んだ空気を邪魔しないようにしてたのに!
大声で叫ばないでください?!
ギルメンだけでなく、ガークさん達も一斉に声の主を見る。少しして笑顔なのに寒気がする皆さんの顔が私を探す。
「メ~イちゃ~ん~?」
「どこにいる?」
「話をしようか?」
え、えぇー?なんでそんな怖い顔なのですか?!私戦う気ないです!大人しく静かにしてますから!!そもそも、影でひっそり生産を極めようと始めたのになんで戦ってばかりなんですか?!この状況をどう脱したらいいのでしょう?!?!
0
お気に入りに追加
67
あなたにおすすめの小説


30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
婚約破棄からの断罪カウンター
F.conoe
ファンタジー
冤罪押しつけられたから、それなら、と実現してあげた悪役令嬢。
理論ではなく力押しのカウンター攻撃
効果は抜群か…?
(すでに違う婚約破棄ものも投稿していますが、はじめてなんとか書き上げた婚約破棄ものです)
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる