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第41話 濃ゆいの頂戴、先輩!
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「先輩、大丈夫ですか?」
「あ、ああ。大丈夫だ、ちょっとホコリを吸い込んだだけだ……」
俺は呼吸を整える。
「淫夢って、一度始めちゃうと、カフェラテ貰うまで夢から抜け出せないんです。大人のサキュバスは、あまり気にしないでえっちして、カフェラテ貰うそうなんですけど、萌夢、まだ処女だから……そういうの……怖くて」
「な、なるほど。うん」
そっか……処女なんだ。俺は無意識のうちに萌夢ちゃんの腰を見た。
「でね、ママに相談したんです。そしたら、淫夢って、毎日はだめなんですって。毎日だと相手の欲望がどんどんエスカレートするんですって。三日にいっぺんくらい、お休みいれた方がいいんですって」
「ほほう」
萌夢ちゃんが俺の手を握ってきた。
「だから、ね?」
萌夢ちゃんの顔が淫らな色を帯びだした。
「……先輩に協力して欲しいんだあ、萌夢」
「きょ、協力って、まさか……」
この流れ。どう考えても、結論は一つ。
「そうなんです、三日にいっぺん、カフェラテ、ハンドドリップで萌夢にください、せ・ん・ぱ・い!」
三日にいっぺんは萌夢ちゃんにハンドドリップでカフェラテ提供。部室で行われる濃ゆい抽出行為。
「無理だろ、おい! 部室でそんなこと! だいたい、姫島さんだって入部するんだぜ?」
「雪ちゃんは週に二回、図書委員の仕事があるんですよ。その日は今日みたいに1時間遅れますから。1時間あれば……ね?」
萌夢ちゃんがエロチックに唇を舐める。
「だ、だめだ! お、俺は妹にしかカフェラテしないって、約束したんだ」
「えー妹さんずるい! あんな美味しいの独り占めなの?」
萌夢ちゃんがすねた。
「と、とにかく……他を当たってくれ」
「そんなの……無理です。こんなの、誰に頼めばいいんですか? 萌夢、えっちな女の子って思われちゃう」
「お、俺はいいのか!?」
「だって、妹さんがサキュバスなんでしょ、先輩は。サキュバスに理解あると思うの」
「そりゃ、そーだけど……」
「萌夢が文芸部に入った理由、先輩知ってますか?」
萌夢ちゃんが顔を寄せてきた。
「マンガ描きたいからだろ?」
「それだけじゃないんです。先輩がいたから……なんですよ」
「え?」
思わぬ告白に俺はドキリとした。
「部活紹介の時、先輩、文芸部は今一人しかいませんって言ったじゃないですか」
「ああ」
「萌夢、ラッキーって思ったんです。男性と二人きりになれるって。おまけに文芸部でしょ? 本読んだりするでしょ? きっと居眠りすると思ったんです。そしたら……」
「……淫夢を仕掛ける、か?」
萌夢ちゃんがコクリとうなずいた。
「はい。うとうとしたら淫夢仕掛けて、夢の中に入って、カフェラテ出してもらって、あとでおもらしちゃん貰おうって思ったんです」
「だが、俺は居眠りしなかった」
「はい。先輩があんなに熱心にSF読むとは知らなくて」
「まあ、こう見えても俺は本格的なSFファンだからね」
本当は違う。俺はSFなんか読んでなかった。入部初日から丸見えだった萌夢ちゃんの胸の谷間とスカートの奥が、俺をギンギンにしていただけだ。
もし、俺が文芸部で居眠りしていたら。萌夢ちゃんが夢の中に現れ、あんなことやこんなことで最終的にはカフェラテびゅっびゅっ、萌夢ちゃんそれがついたのをナメナメだったのか。
正直に言おう。
居眠りすればよかった。惜しいことをした。
「でも、もう淫夢は必要ないですよね? 萌夢がサキュバスってバラしちゃったから。先輩はサキュバスに理解あるんだから、分かってくれますよね? ハンドリップしてくれますよね?」
「いや、俺のカフェラテはエスプレッソマシンで出すから」
「マシンで出してもどこかでお手々使ったらハンドドリップです」
なんだそれ。
「と、とにかく、その要望は無理だ」
「えー! 萌夢、サキュバスなんだよ? カフェラテ飲まないと死んじゃう。だから……ね?」
「弟いるだろ?」
「だーかーらー、弟から毎日は無理なんですって」
「べつに毎日飲まなくたって死なないだろ?」
俺は紗希のことを思い出していた。さすがに6日飲まないと危機的状況だったが、3日くらいまではそこまで変じゃなかった。全然大丈夫なはずだ。
「えーそんなの、お肌によくないです!」
「お肌のためかよ……」
「もちろん、それだけじゃないですけどね」
萌夢ちゃんが笑う。
「いいでしょ、先輩。萌夢にちょうだい。オーガニックでハンドドリップのカフェラテ、萌夢にください」
「だから、俺は妹にしかカフェラテを提供しないんだ! そう約束しているんだ!」
「もー、ずるーい! 先輩の妹、ぜいたく! 三日にいっぺんくらい、貰ってもいいじゃない! 搾り取るわけじゃないのに! 二番絞りが出るのに!」
「俺に言うなよ……」
「やだー! 萌夢も先輩のカフェラテ欲しーのー!」
萌夢ちゃんが俺に抱きついてきた。戸棚のエスプレッソマシンに手が伸びてきた。
「お、おい、萌夢ちゃん、やめろっ!」
「嫌でーす。おやあ? ボイラーが熱くなっているような……。もう、先輩だって、マシン準備しているじゃないですか! 萌夢にカフェラテ出したいんでしょ?」
「そ、それは……」
ぐいぐい豊満な胸を押しつける萌夢ちゃん。その柔らかな感触が神経電気信号となって俺の脳を刺激する。そして脳が言う。いいじゃんか。たかがカフェラテ。一杯だけだろ? 出してあげれば?
「くんくん、くんくん……いい匂い……とっても濃ゆそう……」
萌夢ちゃんがマシンの匂いを嗅ぎ出した。
「や、やめろよ、もう姫島さん来るだろ!?」
「関係ないです、そんなの……」
「関係あるって! ……ん? なんの匂いだ?」
バニラの香りが漂いだした。フェロモンだ!
「あ、ああ。大丈夫だ、ちょっとホコリを吸い込んだだけだ……」
俺は呼吸を整える。
「淫夢って、一度始めちゃうと、カフェラテ貰うまで夢から抜け出せないんです。大人のサキュバスは、あまり気にしないでえっちして、カフェラテ貰うそうなんですけど、萌夢、まだ処女だから……そういうの……怖くて」
「な、なるほど。うん」
そっか……処女なんだ。俺は無意識のうちに萌夢ちゃんの腰を見た。
「でね、ママに相談したんです。そしたら、淫夢って、毎日はだめなんですって。毎日だと相手の欲望がどんどんエスカレートするんですって。三日にいっぺんくらい、お休みいれた方がいいんですって」
「ほほう」
萌夢ちゃんが俺の手を握ってきた。
「だから、ね?」
萌夢ちゃんの顔が淫らな色を帯びだした。
「……先輩に協力して欲しいんだあ、萌夢」
「きょ、協力って、まさか……」
この流れ。どう考えても、結論は一つ。
「そうなんです、三日にいっぺん、カフェラテ、ハンドドリップで萌夢にください、せ・ん・ぱ・い!」
三日にいっぺんは萌夢ちゃんにハンドドリップでカフェラテ提供。部室で行われる濃ゆい抽出行為。
「無理だろ、おい! 部室でそんなこと! だいたい、姫島さんだって入部するんだぜ?」
「雪ちゃんは週に二回、図書委員の仕事があるんですよ。その日は今日みたいに1時間遅れますから。1時間あれば……ね?」
萌夢ちゃんがエロチックに唇を舐める。
「だ、だめだ! お、俺は妹にしかカフェラテしないって、約束したんだ」
「えー妹さんずるい! あんな美味しいの独り占めなの?」
萌夢ちゃんがすねた。
「と、とにかく……他を当たってくれ」
「そんなの……無理です。こんなの、誰に頼めばいいんですか? 萌夢、えっちな女の子って思われちゃう」
「お、俺はいいのか!?」
「だって、妹さんがサキュバスなんでしょ、先輩は。サキュバスに理解あると思うの」
「そりゃ、そーだけど……」
「萌夢が文芸部に入った理由、先輩知ってますか?」
萌夢ちゃんが顔を寄せてきた。
「マンガ描きたいからだろ?」
「それだけじゃないんです。先輩がいたから……なんですよ」
「え?」
思わぬ告白に俺はドキリとした。
「部活紹介の時、先輩、文芸部は今一人しかいませんって言ったじゃないですか」
「ああ」
「萌夢、ラッキーって思ったんです。男性と二人きりになれるって。おまけに文芸部でしょ? 本読んだりするでしょ? きっと居眠りすると思ったんです。そしたら……」
「……淫夢を仕掛ける、か?」
萌夢ちゃんがコクリとうなずいた。
「はい。うとうとしたら淫夢仕掛けて、夢の中に入って、カフェラテ出してもらって、あとでおもらしちゃん貰おうって思ったんです」
「だが、俺は居眠りしなかった」
「はい。先輩があんなに熱心にSF読むとは知らなくて」
「まあ、こう見えても俺は本格的なSFファンだからね」
本当は違う。俺はSFなんか読んでなかった。入部初日から丸見えだった萌夢ちゃんの胸の谷間とスカートの奥が、俺をギンギンにしていただけだ。
もし、俺が文芸部で居眠りしていたら。萌夢ちゃんが夢の中に現れ、あんなことやこんなことで最終的にはカフェラテびゅっびゅっ、萌夢ちゃんそれがついたのをナメナメだったのか。
正直に言おう。
居眠りすればよかった。惜しいことをした。
「でも、もう淫夢は必要ないですよね? 萌夢がサキュバスってバラしちゃったから。先輩はサキュバスに理解あるんだから、分かってくれますよね? ハンドリップしてくれますよね?」
「いや、俺のカフェラテはエスプレッソマシンで出すから」
「マシンで出してもどこかでお手々使ったらハンドドリップです」
なんだそれ。
「と、とにかく、その要望は無理だ」
「えー! 萌夢、サキュバスなんだよ? カフェラテ飲まないと死んじゃう。だから……ね?」
「弟いるだろ?」
「だーかーらー、弟から毎日は無理なんですって」
「べつに毎日飲まなくたって死なないだろ?」
俺は紗希のことを思い出していた。さすがに6日飲まないと危機的状況だったが、3日くらいまではそこまで変じゃなかった。全然大丈夫なはずだ。
「えーそんなの、お肌によくないです!」
「お肌のためかよ……」
「もちろん、それだけじゃないですけどね」
萌夢ちゃんが笑う。
「いいでしょ、先輩。萌夢にちょうだい。オーガニックでハンドドリップのカフェラテ、萌夢にください」
「だから、俺は妹にしかカフェラテを提供しないんだ! そう約束しているんだ!」
「もー、ずるーい! 先輩の妹、ぜいたく! 三日にいっぺんくらい、貰ってもいいじゃない! 搾り取るわけじゃないのに! 二番絞りが出るのに!」
「俺に言うなよ……」
「やだー! 萌夢も先輩のカフェラテ欲しーのー!」
萌夢ちゃんが俺に抱きついてきた。戸棚のエスプレッソマシンに手が伸びてきた。
「お、おい、萌夢ちゃん、やめろっ!」
「嫌でーす。おやあ? ボイラーが熱くなっているような……。もう、先輩だって、マシン準備しているじゃないですか! 萌夢にカフェラテ出したいんでしょ?」
「そ、それは……」
ぐいぐい豊満な胸を押しつける萌夢ちゃん。その柔らかな感触が神経電気信号となって俺の脳を刺激する。そして脳が言う。いいじゃんか。たかがカフェラテ。一杯だけだろ? 出してあげれば?
「くんくん、くんくん……いい匂い……とっても濃ゆそう……」
萌夢ちゃんがマシンの匂いを嗅ぎ出した。
「や、やめろよ、もう姫島さん来るだろ!?」
「関係ないです、そんなの……」
「関係あるって! ……ん? なんの匂いだ?」
バニラの香りが漂いだした。フェロモンだ!
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