【R18】濃ゆいの全部、紗希に飲ませて!〜俺の妹がサキュバスな件

上城ダンケ

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第22話 どんな味?

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「……あの、教えて欲しいことがあるんです。聞いても良いですか?」

 姫島さんが問題集を広げて俺に聞いてきた。

「もちろん」
「ここなんですが……」
「えーと……ああ、これな。これは先ず最初に因数分解して……数字逆だとやりにくいな」
「あ、私、そっちにいきます」

 姫島さんが俺の隣へ移動。

「その問題私もわからないんだ。私も聞いていい?」

 と紗希も移動。

「ああいいぞ」

 俺の右隣に紗希、左に姫島さんが座った。紗希は遠慮なしに俺にくっつく。決して小さくない胸が右腕に接触。俺の身体が反応した。
 姫島さんはさすがにそこまでくっつかない。だがテーブルが狭いので彼女の肘が俺の左肘に当たっている。ひんやり気持ちいい。さらに、姫島さんの右足太ももが俺の左太ももにあたった。チラと下を見る。姫島さんのスカートは結構めくれていた。

 両手に花状態で、俺は数Ⅰを二人に教えた。

「え? どういうこと? え? わかんない!」

 ずずずいっと紗希が身を乗り出す。そんな感じで紗希がぐいぐい押してくるので、結果的に俺は姫島さんとくっつく。
 俺の肘がするっと滑って、姫島さんの横乳にあたってしまった。ぷにゅ。柔らかい。そろっと姫島さんのようすをうかがう。幸い、姫島さんは勉強に夢中で気がついていないようだ。よかった。俺はこそっと肘をぐりぐり動かす。柔らかい脂肪の感触。

 姫島さんの乳と太ももの感触。こんなに女子の身体を味わったことはない。この太もものもっと奥の、もっと白い部分を見てみたい。さわりたい。

 問題集や教科書を見るふりをしては、姫島さんの太ももを見た。時々筋肉がピクと動く。姫島さんとのいろんな行為を妄想するのに十分な情報だ。
 ノートに解き方を書き込むときは意図的に左手も動かし、肘で乳を満喫。さっきなど乳首に接触した。さすがに姫島さんはビクッとなって、あわてて体勢をなおした。その表情がまた良かった。あの時・・・の表情は、この表情の延長線上にあるに違いない。

 続けて姫島さんの口を見た。ぷるんぷるんの唇。紗希よりちょっと小さめのお口。舌遣いとかはどんな感じなんだろうか。カフェラテ、どんな風に飲むかな? どんな風に反応するのかな?

 俺は紗希に感謝した。こんな清楚系美少女と友人であること。さらに、その美少女のパンツとおっぱいと太ももを堪能させてくれたこと。そんな感謝の気持ちを込めて紗希を見た。

 ん? なんだ? 紗希が無表情で俺を見つめているぞ? どうしたのだろう。

「紗希どうした? 俺の顔に何か付いているか?」
「いや、別に……」
「そっか」
「あのさあ……兄さん、ちょっといい?」
「ん? どうかしたか?」
「……いっしょに下に行こうよ」
「何しに?」
「……お茶淹れようよ」
「え? 今?」
「そう。今」
「いっしょに?」
「そう。いっしょに」

 妹よ、それは無理だ。今の俺、なぜか家の中でテント張ってんだ。わかる? ソロキャンプなんだ。ゆるキャンなんて甘いもんじゃない。ガチキャン状態だ。立てるわけがない。てか、テント立ってる。

「嫌なの?」
「い、嫌じゃないぞ。ただだな、さっき俺がカルピス持ってきただろ? 今度は紗希の番じゃないのか? だいたい、お茶を淹れるのって一人で出来るぞ。俺と紗希がいっしょでなくていいだろ?」
「……いっしょがいいんだけど」
「なんでだ?」

 紗希の表情が険しい。

「とにかく、いっしょに来て!」

 紗希が俺の手をつかんだ。そのままグイッと俺を立ち上がらせる。俺は股間の膨らみがばれないように前屈みになって立ち上がった。

「じゃ、雪、ちょっと待っててね」

 紗希に手を引かれ、前屈みのまま部屋を出る。扉を閉め、紗希が手を離す。
 キッと紗希が俺をにらむ。怒っているようだ。

「もう、兄さんのえっち! やっぱり、さっき雪のパンツ見たでしょ!」

 扉を閉めた途端、いきなり紗希が小声で俺に抗議した。

「はああ!? み、見てないって!」
「見たもん! 見て、興奮したでしょ!」
「興奮してない!」
「したっ! てか、してるっ!」
「何を根拠に……」
「そこ!」

 紗希が俺のテントを指差した。

「え?」
「なんなのよ、いったい! 信じられないっ! 兄さんの変態!」

 わりと大きな声で紗希が言った。

「紗希、声がでかい」
「あ……」

 あわてて紗希が声を小さくする。

「とにかく、兄さん、雪のパンツ見たから、興奮したんでしょ!? で、おっきくしたんでしょ? マジありえないっ! 雪、私の友達なんだけどっ!」
「違う! パンツで興奮したんじゃない!」
「ほんと?」
「ああ、本当だ、信じてくれ!」

 妹よ、本当に本当だ。パンツ見た程度でここまで巨大なテントを張ることはない。おれがここまで巨大化させているのは、姫島さんの太ももと横乳の感触、そしてそれをネタに妄想して興奮したからなのだ。

 つまり、俺って最低。

「じゃーなんで? 兄さん、ずーっとおっきくしてたでしょ? 私、知ってるんだからね?」

 くそ、ばれていたのか。

「仕方ないだろ? さっきから、ずーっと女の子の身体が俺にくっついているんだ。それも両方から。ぐいぐい。健康な男の子なら自然とそうなるさ」
「ふーん……自然とそうなるんだ」
「ああ。そうだ。自然とそうなるんだ」
か。ふーん……そうなんだ……」

 紗希が意味深な笑みを浮かべた。

「あのね、兄さん」
「なんだ?」
「私、お母さんに聞いたの。……なもの……すっごく美味しいんだって」
「なんの話だ?」
「もちろん、カフェラテ。サキュバス用語でオーガニックブレンド・カフェラテ、略してって言うんだって」

 おい、紗希に咲江さん。母子でどんな会話してんだよ!? あ、美味しいコーヒーの話か。
 いつの間にか紗希が俺のエスプレッソマシンを手にしていた。

「ちょ、おま……! いつの間に!」
「……飲みたいなあ、ブレンド。どんな味なのかなあ……ふふ」
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