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5・知らない世界と知らない人
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ビニール傘越しに見える景色は素敵です。絶妙な具合に世界を歪め、私の姿をぼんやりと隠します。ピンと張られた透明な膜の向こうに伝ういくつもの雫は、誰かの代わりに泣いているのかもしれません。
東さんは放課後、靴箱横で立ち尽くす私に傘を差し出してくれました。彼女はレインコートも学校に置いてあったので、それを着て自転車で帰るそうです。私は借りた傘を差しつつ、自転車を手で押して家に帰ります。水たまりを避けながら歩いているはずなのに、すぐに靴の中は洪水になってしまいました。
誰もいない真っ暗な家に着くと、濡れた靴下を玄関で脱いで、ぎゅっと雑巾のように絞ります。そのままフローリングに腰を下ろして、胸ポケットから小さな紙を取り出しました。これは傘と一緒に東さんから手渡された彼女の家の店の名刺です。
こんな遅い時間に一人で出かけたことなんて無いかもしれません。午後九時。シャワーを浴びて一人きりの夕飯を済ませた私は、名刺の裏にあった地図を頼りに雨の夜道をそぞろ歩いていきます。
店は、中央商店街から一本奥の路地にある雑居ビルの狭間にありました。前を通りかかるだけでは、それと分からないかもしれませんが、半地下の部分にある青紫のネオンと小さな扉が目印になっています。深呼吸の後、考えていたよりも重い扉を引っ張ると、そこには私の知らない世界が広がっていました。
むっとした熱気と知らない人達の陽気な笑い声やお喋りの喧騒。煙草の臭い。それらが強い風が吹き抜けるかのように私を飲み込んで、肌が一瞬粟立ちます。流れる音楽の重低音はテンポが早すぎも遅すぎもないのに、私に歩みを進めろと急かしましたから、歩き始めたばかりの幼子のような心許無い足取りで一歩、また一歩と板張りの床を踏みしめて入っていきます。
暗い室内は入口の扉からは想像もつかない程に広く、太い木の梁(はり)が張り巡らされた天井からは大きなシーリングファンといくつものペンダントライトがオレンジの灯りを放ち、中を照らし出していました。それらスポットライトの中にいるお客さん達は、室内なのに帽子とサングラスを手放さない人や、少々豊満すぎるお身体にはちきれんばかりのワンピースを合わせ、足を組んでいるお姉さん、マッチ棒のような身体に上等そうなスーツを身につけた良い飲みっぷりの老紳士など、これまで出会ったことのないタイプの方ばかり。
実家にいた頃には決して居ることが許されなかった場所に居るということ。この優越感と、十分に自覚できる場違い感。そのせめぎ合いの中で、私は静かに自分の傘を丁寧に畳みました。そしてビニール傘は濡れた手に持ったまま、辺りを見渡します。
いました。
大学生ぐらいかと思われる男性二人組相手に笑顔を振りまく東さん。正直なところ、セーラー服はあまり似合っていないと感じていたのですが、今のような黒を基調としたお洒落でセクシーな格好は同級生と思えない程に大人びていてカッコ良いものがあります。髪もサイドを編み込みして大きな金色のバレッタで留められていました。お化粧もこの店の雰囲気と完全にマッチするもので、その美女ぶりに私は目が離せなくなってしまいます。
「あ、ワラビー! どうしたの?!」
私の視線に気づいたのか、東さんが転がりそうな勢いでこちらへやって来ます。
「あの、これ返したくて」
「別に明日学校でで良かったのに。でも、ありがとうね! 来てくれてすっごく嬉しいよ! でも、ワラビー……」
東さんは、赤と白のマニキュアで彩られた長い指の先を口元に運ぶと、私の姿を足元から頭の天辺まで眺めます。
「どうしたの?」
今度は私が尋ねる番です。
「ちょっと来て」
東さんは、私の白いブラウスの端を引っ張りました。
「パパー! ちょっと二階上がってくる。ん? あたしのお客さーん!」
店のバックヤードを抜けて階段を上り、連れていかれたのは東さんの自宅でした。つんっと他所の家の匂いがします。出しっぱなしの洗剤やハンガーには生活感があり、なぜかほっとしてしまったのも束の間。ここから始まったのはある種、マジックでした。
東さんは、他のお客さんを待たせてるから手早くしようと言いながらも、それはそれは手をかけて私、蕨野千代子をバーにぴったりのお姉さんへとカスタマイズしていきます。純粋な空気は消さない方が良いと言って白い服を着せたのに、これでは若く見られすぎると言ってまた赤い服を取り出します。初めて人に化粧を施してもらった結果はまるで別人で、キリリと意思の強そうな女性が姿見の向こうに立っていました。柄ストッキングに黒いヒールを合わせ、小さな帽子をお飾り程度に軽く傾けて被ったところで、ようやくOKが出ました。
東さんは、毛先をもっとちゃんと巻きたかっただとか、ルージュの色は別のが良かったなどと後悔を並べていましたが、私はこんなに自分の身だしなみに気持ちや時間をかけたことはありませんでしたので驚くことばかりです。
「東さん、ありがとう」
「ここではミヤコって呼ばれてるんだ。パパのことは恭(きょう)さんって呼んでいいよ」
私は、また少し、東さんと仲良くなれた気がしました。
「お待ちどうさん!」
店に戻ると高らかに宣言する東さん。店の各所から拍手と指笛が飛んできます。東さんはこの店の看板娘なのですね。私はその後ろから、そっと店の中に戻りました。けれど、自分なのに自分ではないような姿になった私は、大変目立つ存在になってしまったようです。
「あれ? お姉ちゃん、さっきからいたっけ?」
猫背でおどおどする私の背を東さんがポンッと軽く叩きます。そして耳元で「今夜のワラビーはとびっきり綺麗だ。堂々としな!」と囁くのです。
私は居住まいを正して、話しかけてくれたオジサンに軽く会釈しました。
「あの、私は……」
「こっちはワラビーだよ。あたしの親友なんだ。仲良くしてもいいけど、悪戯したらこうだからね?」
東さんは、何かを鋏(はさみ)でちょん切る仕草をします。オジサンは笑顔で怖い怖いと言いながらも、私を手招きするのでした。
「ワラビー、何飲む?」
「えっと……」
「あ、もしかしてこの店初めてか?じゃ、オジサンがご馳走してあげるよ。ほら、メニュー。好きなの選んで」
どこからか「よっ、太っ腹!」との掛け声がします。と同時に場が沸きました。
「オジサン、若い子好きだもんねー。ワラビー、この人こんなんだけど、基本的に良い人だよ。うちの常連さんなんだ」
東さんがカクテルを載せたお盆を片手に、私に解説してくれます。私は渡されたメニューを眺めました。
「わぁ……」
「お姉ちゃん、よく分かってるねぇ。この店、けっこうメニューが多いんだよ。でもな? 一番良いのはお任せだよ。例えば、『失恋して夜の波止場に出向き、そのまま海にダイブして荒波の中で死ぬほど揉みくちゃにされて溺れたい気分にぴったりのをください!』とかな?」
結局それは、どんな気分なのでしょうか。私はすっかりできあがっているオジサンの真っ赤な顔から再びメニューへと視線を落とします。
私が驚いていたのはメニューの多さではありません。お値段です。一応家計を預かっている主婦としては、ビール一杯七百円はあまりにも高すぎました。お酒数杯に加えて簡単なお食事でも頼もうものなら、それだけで私は二、三ヶ月は贅沢して暮らせそうな気がします。
とは言え、東さんにここまで場にそぐうような格好にしてもらったのに、何も頼まずに帰るなんて不義理はできません。私は未成年ですから、メニューの端の方にあったソフトドリンクの欄から、カルピスを頼むことにしました。
「えっと、私……」
その時です。私の左肩が急に重くなりました。誰でしょう。ゆっくりと後ろを振り返ります。
東さんは放課後、靴箱横で立ち尽くす私に傘を差し出してくれました。彼女はレインコートも学校に置いてあったので、それを着て自転車で帰るそうです。私は借りた傘を差しつつ、自転車を手で押して家に帰ります。水たまりを避けながら歩いているはずなのに、すぐに靴の中は洪水になってしまいました。
誰もいない真っ暗な家に着くと、濡れた靴下を玄関で脱いで、ぎゅっと雑巾のように絞ります。そのままフローリングに腰を下ろして、胸ポケットから小さな紙を取り出しました。これは傘と一緒に東さんから手渡された彼女の家の店の名刺です。
こんな遅い時間に一人で出かけたことなんて無いかもしれません。午後九時。シャワーを浴びて一人きりの夕飯を済ませた私は、名刺の裏にあった地図を頼りに雨の夜道をそぞろ歩いていきます。
店は、中央商店街から一本奥の路地にある雑居ビルの狭間にありました。前を通りかかるだけでは、それと分からないかもしれませんが、半地下の部分にある青紫のネオンと小さな扉が目印になっています。深呼吸の後、考えていたよりも重い扉を引っ張ると、そこには私の知らない世界が広がっていました。
むっとした熱気と知らない人達の陽気な笑い声やお喋りの喧騒。煙草の臭い。それらが強い風が吹き抜けるかのように私を飲み込んで、肌が一瞬粟立ちます。流れる音楽の重低音はテンポが早すぎも遅すぎもないのに、私に歩みを進めろと急かしましたから、歩き始めたばかりの幼子のような心許無い足取りで一歩、また一歩と板張りの床を踏みしめて入っていきます。
暗い室内は入口の扉からは想像もつかない程に広く、太い木の梁(はり)が張り巡らされた天井からは大きなシーリングファンといくつものペンダントライトがオレンジの灯りを放ち、中を照らし出していました。それらスポットライトの中にいるお客さん達は、室内なのに帽子とサングラスを手放さない人や、少々豊満すぎるお身体にはちきれんばかりのワンピースを合わせ、足を組んでいるお姉さん、マッチ棒のような身体に上等そうなスーツを身につけた良い飲みっぷりの老紳士など、これまで出会ったことのないタイプの方ばかり。
実家にいた頃には決して居ることが許されなかった場所に居るということ。この優越感と、十分に自覚できる場違い感。そのせめぎ合いの中で、私は静かに自分の傘を丁寧に畳みました。そしてビニール傘は濡れた手に持ったまま、辺りを見渡します。
いました。
大学生ぐらいかと思われる男性二人組相手に笑顔を振りまく東さん。正直なところ、セーラー服はあまり似合っていないと感じていたのですが、今のような黒を基調としたお洒落でセクシーな格好は同級生と思えない程に大人びていてカッコ良いものがあります。髪もサイドを編み込みして大きな金色のバレッタで留められていました。お化粧もこの店の雰囲気と完全にマッチするもので、その美女ぶりに私は目が離せなくなってしまいます。
「あ、ワラビー! どうしたの?!」
私の視線に気づいたのか、東さんが転がりそうな勢いでこちらへやって来ます。
「あの、これ返したくて」
「別に明日学校でで良かったのに。でも、ありがとうね! 来てくれてすっごく嬉しいよ! でも、ワラビー……」
東さんは、赤と白のマニキュアで彩られた長い指の先を口元に運ぶと、私の姿を足元から頭の天辺まで眺めます。
「どうしたの?」
今度は私が尋ねる番です。
「ちょっと来て」
東さんは、私の白いブラウスの端を引っ張りました。
「パパー! ちょっと二階上がってくる。ん? あたしのお客さーん!」
店のバックヤードを抜けて階段を上り、連れていかれたのは東さんの自宅でした。つんっと他所の家の匂いがします。出しっぱなしの洗剤やハンガーには生活感があり、なぜかほっとしてしまったのも束の間。ここから始まったのはある種、マジックでした。
東さんは、他のお客さんを待たせてるから手早くしようと言いながらも、それはそれは手をかけて私、蕨野千代子をバーにぴったりのお姉さんへとカスタマイズしていきます。純粋な空気は消さない方が良いと言って白い服を着せたのに、これでは若く見られすぎると言ってまた赤い服を取り出します。初めて人に化粧を施してもらった結果はまるで別人で、キリリと意思の強そうな女性が姿見の向こうに立っていました。柄ストッキングに黒いヒールを合わせ、小さな帽子をお飾り程度に軽く傾けて被ったところで、ようやくOKが出ました。
東さんは、毛先をもっとちゃんと巻きたかっただとか、ルージュの色は別のが良かったなどと後悔を並べていましたが、私はこんなに自分の身だしなみに気持ちや時間をかけたことはありませんでしたので驚くことばかりです。
「東さん、ありがとう」
「ここではミヤコって呼ばれてるんだ。パパのことは恭(きょう)さんって呼んでいいよ」
私は、また少し、東さんと仲良くなれた気がしました。
「お待ちどうさん!」
店に戻ると高らかに宣言する東さん。店の各所から拍手と指笛が飛んできます。東さんはこの店の看板娘なのですね。私はその後ろから、そっと店の中に戻りました。けれど、自分なのに自分ではないような姿になった私は、大変目立つ存在になってしまったようです。
「あれ? お姉ちゃん、さっきからいたっけ?」
猫背でおどおどする私の背を東さんがポンッと軽く叩きます。そして耳元で「今夜のワラビーはとびっきり綺麗だ。堂々としな!」と囁くのです。
私は居住まいを正して、話しかけてくれたオジサンに軽く会釈しました。
「あの、私は……」
「こっちはワラビーだよ。あたしの親友なんだ。仲良くしてもいいけど、悪戯したらこうだからね?」
東さんは、何かを鋏(はさみ)でちょん切る仕草をします。オジサンは笑顔で怖い怖いと言いながらも、私を手招きするのでした。
「ワラビー、何飲む?」
「えっと……」
「あ、もしかしてこの店初めてか?じゃ、オジサンがご馳走してあげるよ。ほら、メニュー。好きなの選んで」
どこからか「よっ、太っ腹!」との掛け声がします。と同時に場が沸きました。
「オジサン、若い子好きだもんねー。ワラビー、この人こんなんだけど、基本的に良い人だよ。うちの常連さんなんだ」
東さんがカクテルを載せたお盆を片手に、私に解説してくれます。私は渡されたメニューを眺めました。
「わぁ……」
「お姉ちゃん、よく分かってるねぇ。この店、けっこうメニューが多いんだよ。でもな? 一番良いのはお任せだよ。例えば、『失恋して夜の波止場に出向き、そのまま海にダイブして荒波の中で死ぬほど揉みくちゃにされて溺れたい気分にぴったりのをください!』とかな?」
結局それは、どんな気分なのでしょうか。私はすっかりできあがっているオジサンの真っ赤な顔から再びメニューへと視線を落とします。
私が驚いていたのはメニューの多さではありません。お値段です。一応家計を預かっている主婦としては、ビール一杯七百円はあまりにも高すぎました。お酒数杯に加えて簡単なお食事でも頼もうものなら、それだけで私は二、三ヶ月は贅沢して暮らせそうな気がします。
とは言え、東さんにここまで場にそぐうような格好にしてもらったのに、何も頼まずに帰るなんて不義理はできません。私は未成年ですから、メニューの端の方にあったソフトドリンクの欄から、カルピスを頼むことにしました。
「えっと、私……」
その時です。私の左肩が急に重くなりました。誰でしょう。ゆっくりと後ろを振り返ります。
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