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幼皇后は秘密の特訓!
特訓失敗
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「亜琉様、いくら耐えられたとしても、抱えているものを悟られては淑女失格ですわ。落ち着きがありませんよ」
「うっ……わ、わかっております……!」
諦めてくれないだろうかと、星羅が厳しい指摘をすると、亜琉はどうにか立て直そうと動き出しては固まるを繰り返していた。
その時、突然、亜琉は両手で秘所を目一杯押さえつけ、背を丸めた。尿意の波が襲ってきたのだ。
暴れ狂う水流を、全身全霊でもって押さえつける。脳裏によぎる最悪の事態を振り払い、死力を尽くして下半身の筋肉を動員する。伝う脂汗を拭う余裕もない。
「ふっ………くっ………はァ…………」
呻き声をあげながら腰を振り尿意に耐える姿は、小さなレディにあるまじきものの、背徳的な色気を醸している。
締め付けの強いコルセットを着るシトーレンの衣服では耐えられなかったろうことを、亜琉は自覚していた。
あるいは、帯をキツく締め上げる澪峯の儀礼服でも。
音を上げそうになるのをどうにかこうにか抑え付けて、波をやり過ごすことに成功した。が、もはや満身創痍。次の波では9割方決壊するだろう。
念のため、不浄場に移動しておこう。
そう思って亜琉が恐る恐る立ち上がったそのとき、一瞬括約筋が緩み、何にも包まれない股間から内股へと恥ずかしい水滴がつぅーっと流れた。これは本格的にマズイかもしれない。亜琉の顔からザッと血の気が引く。
「ようやく観念なさいましたか。早く不浄場に行ってらっしゃいませ。それとも、馬桶になさいますか?」
「ぅう……不浄場まで、た、耐えられますの!」
亜琉の異変に気付かぬふりでできる側付き星羅は先を促した。
そんな気遣いも甲斐無く、意地を張った亜琉の足は生まれたての子鹿のごとく、がくがく震えて一歩動かすのにいつもの倍以上の時間がかかってしまう。
そんなんだから、当然限界は訪れた。
「あっ……!」
亜琉が短く悲鳴をあげた。
栓の役割を成さなくなった指の隙間から、秘水の奔流がびちゃびちゃはしたない音を立てて床に叩きつけられる。
「あ、うそ……いやぁっ! 止まって! 止まりなさいよぉ!」
必死に止めようと皇后の威厳も捨て去り涙目で股間を押さえる力を強めるが、そんなものは焼け石に水。遮られて方向の変わった水流が、被害を甚大にしただけだった。
できた水たまりは実に宴の時の1.5倍。撥水生地でない普段着の裳は秘水でぐっしょり濡れてしまった。
幼皇后亜琉の訓練はまだまだ終われないようである。
「うっ……わ、わかっております……!」
諦めてくれないだろうかと、星羅が厳しい指摘をすると、亜琉はどうにか立て直そうと動き出しては固まるを繰り返していた。
その時、突然、亜琉は両手で秘所を目一杯押さえつけ、背を丸めた。尿意の波が襲ってきたのだ。
暴れ狂う水流を、全身全霊でもって押さえつける。脳裏によぎる最悪の事態を振り払い、死力を尽くして下半身の筋肉を動員する。伝う脂汗を拭う余裕もない。
「ふっ………くっ………はァ…………」
呻き声をあげながら腰を振り尿意に耐える姿は、小さなレディにあるまじきものの、背徳的な色気を醸している。
締め付けの強いコルセットを着るシトーレンの衣服では耐えられなかったろうことを、亜琉は自覚していた。
あるいは、帯をキツく締め上げる澪峯の儀礼服でも。
音を上げそうになるのをどうにかこうにか抑え付けて、波をやり過ごすことに成功した。が、もはや満身創痍。次の波では9割方決壊するだろう。
念のため、不浄場に移動しておこう。
そう思って亜琉が恐る恐る立ち上がったそのとき、一瞬括約筋が緩み、何にも包まれない股間から内股へと恥ずかしい水滴がつぅーっと流れた。これは本格的にマズイかもしれない。亜琉の顔からザッと血の気が引く。
「ようやく観念なさいましたか。早く不浄場に行ってらっしゃいませ。それとも、馬桶になさいますか?」
「ぅう……不浄場まで、た、耐えられますの!」
亜琉の異変に気付かぬふりでできる側付き星羅は先を促した。
そんな気遣いも甲斐無く、意地を張った亜琉の足は生まれたての子鹿のごとく、がくがく震えて一歩動かすのにいつもの倍以上の時間がかかってしまう。
そんなんだから、当然限界は訪れた。
「あっ……!」
亜琉が短く悲鳴をあげた。
栓の役割を成さなくなった指の隙間から、秘水の奔流がびちゃびちゃはしたない音を立てて床に叩きつけられる。
「あ、うそ……いやぁっ! 止まって! 止まりなさいよぉ!」
必死に止めようと皇后の威厳も捨て去り涙目で股間を押さえる力を強めるが、そんなものは焼け石に水。遮られて方向の変わった水流が、被害を甚大にしただけだった。
できた水たまりは実に宴の時の1.5倍。撥水生地でない普段着の裳は秘水でぐっしょり濡れてしまった。
幼皇后亜琉の訓練はまだまだ終われないようである。
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