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第4章〜儀式の始まり…そして…

番外⑵‥❾〜超難関クエスト‥⑵

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 マリースとクロノアはデーモンズナイトに魔法で攻撃していた。

 マリースはデーモンズナイトから度々放たれる、超音波をかわしながら、

 《ボルテックス オブ ウォーター!!》

 呪文を唱えると激しい水の渦が現れデーモンズナイト目掛け放たれた。攻撃が当たり40000のダメージを与えた。

 その時、クレイ・ディオンに照準を合わせ攻撃しようとしていたデーモンズナイトは身体をマリースの方に向きを変えた。

「ちょ、ちょっと、どうしよう……何であの攻撃で私に照準を合わせてくるわけ?」

 するとデーモンズナイトの目が光り、それに気づいたリュウキは、剣を両手で持ち、左足を一歩前にだし、腰の重心を落とし右に捻り、やや右後ろよりに刃を向け、弾みをつけすかさずデーモンズナイトの懐に入り、

 《秘剣 猛牙疾風殺!!》

 疾風の如く薙ぎ払うと、それと同時に獣の如き刃がデーモンズナイトの腹部を斬りつけ70000のダメージを与えた。

「まだ、倒せないのかよ!どんだけLIFE削ればいいってんだ!?」

「あっ!ありがとうございます。」

 するとデーモンズナイトは目を光らせたまま狙いをマリースからリュウキに切り替えた。

「ああ、てか、今度は俺狙いか……。」

(さて、どう攻撃する?コイツのLIFEがどんだけあるのか不明で、更にどんだけ装甲が厚いんだよ!並みの技だと余りダメージを与えられねぇしな。やっぱ、ここは大技使うしかねぇよな。)

 するとデーモンズナイトは目から眩いばかりの光りを放ち、すかさずリュウキ目掛け無数の炎の刃を放った。

 リュウキは無数の刃を避けて攻撃体制に入ろうとしていると、

 《メテオ バースト!!》

 と、呪文が唱えられ、無数の隕石がデーモンズナイト周辺に降り注ぎ爆発していき110000のダメージを与えた。

 リュウキは誰が魔法を使ったか確認していると、

「リュウキ。次来るよ!何ボーッとしてんのよ!」

「……って、今のまさか、クロノアがやったのか?」

「そうだけど、それよりボーッとしてると、デーモンズナイトがリュウキの事を見てるみたいだけど。」

「クッ、何で俺を見てるんだ?今攻撃したのはクロノアなのに?」

「何でって、普段の行いが悪いからじゃないの?」

「……普段の行いが悪いって!……まぁいいか、こんな話をしている場合じゃねぇしな!」

「まぁそういう事、じゃ頑張ってねぇ。私は後ろでサポートしてるからぁ~。」

 そう話をしていると、デーモンズナイトはクロノアの攻撃により怒り狂い体から湯気を出し、体の色を濃い青から濃い赤に変化させた。

「……おい!デーモンズナイトの色が変わったって事は、今のでかなりLIFE削ったってことだよな?」

 シュウがリュウキの近くに来ると、

「ああ、そうなるな!でも、まだ倒したわけじゃない。」

 その後にクレイ・ディオンが来て、

「そやなぁ。まぁ、第一形態を倒したとしても、第二形態を時間内に倒せるかが問題やしな。」

 するとデーモンズナイトは、「ぐぉぉぉぉ~!」と叫んだ。

 そして、マリース達はデーモンズナイトを囲み攻撃体制に入ったのだった…。
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